読書日記３

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盛田幸妃・倫子「彼女がくれたマウンド」
前半の盛田くんの生い立ちに唖然呆然。盛田くんって遊んでそうと思ってたけどまさかここまで…マルハの恩返しのために横浜に入団したって云うのが作り話っていうのもショック。村田さんが娘さんに野球選手とは結婚して欲しくないと云った本当の意味はこれか…（てっきり収入が安定しないとか気苦労が多いからかと思ってた）。ていうかさ盛田くんそんな生活してりゃ病気にもなるでしょうよ…という感じ（遠い目）。半分読んだところで先を読む気力がなくなったんだけど、闘病生活のあたりを読んでいるうちに涙が出てきて止まらなくなってしまった。盛田くんにではなく主に奥さんの記述…手術当日とか当時は想像することも思いやることも出来なかった私自身の家族（特に母親）の気持ちや辛さを目の当たりにしたような気分になってたまらなくなって本を置いてしばらく泣いていた。そのあと落ち着いてから読み通した（でもまた泣いた）。結果として読んでよかったと思った。

→レントゲン投影