頭痛についての本


「頭痛を制圧する!―こんなに進んでいるアメリカの頭痛薬―」
(ローレンス・ロビンス/スーザン・S・ラング/三田出版)

片頭痛の種類、原因、症状から治療法、その受け方、薬の種類、予防法まで、片頭痛の知識と対処方法が満載。薬はアメリカのものなので商品名が日本と違っていたり、認可されてないものだったりするのであまり実用的ではないけど、片頭痛の原因と予防、自分で治療する方法というのはなるほどと思うし、役にたちそう。カフェインの取り方とか。でも、片頭痛を起こす食物要因のひとつとしてあげられていた「焼きたてのまだ熱いピザ(冷めたのを温めなおせば頭痛を誘発する可能性は低い)」は…ちょっと笑っちゃう。いかにもアメリカのマニュアルって感じ。

「脳の痛み 心の痛み 慢性痛からの解放をめざして」
(北見公一/三輪書房)
医者が医者に向けて慢性痛というもの、その捉え方を説いているという感じの内容。
脳医学的から身体と心のシステムを説いているところが面白かった。身体と心の関係、互いに作用しあう仕組みというのにはすごい不思議に思うし、興味を覚えるところ。

「実地医家が知っておきたい抗うつ剤の知識と使い方」
(上島国利/ライフ・サイエンス)
医者がみるところのうつ病、抗うつ剤の意味(患者が誤解しがちな)はいい勉強になったかも。あと「第一世代、第二世代」という言葉の意味も分った。あとは化学的、薬学的な話は難しすぎて理解出来ないので流し読み、自分が知っている薬について読む。なるほどと思う。でもトフラニールに関しては、第一世代の抗うつ剤で一番ポピュラーに使われているもの、抗うつ作用も強いが副作用も強い、緩和な鎮痛作用もある、効果発現に時間がかかる、症状の改善が不十分で副作用が出現していない場合には少量を漫然と継続することなしに必要十分な量を投与しないと難治性うつ病に陥る可能性がある、ということが分ったけど、そうするとますますカガワ先生のあのトフラニール様絶対主義がわからなくなってくるという。カガワ先生はトフラニール様は少しでも素早く効いて、痛みを抑えるのではなく治す、と仰ってたけど…。


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