2002/12/31 2002年を楽しく楽しもう

2002年で良かったこと!今年を振り返るとまず一番に切ない気持ちが胸を占めますが、それでもやっぱり楽しいことを!(けなげ)。
何と云っても今年はW杯!何となく興味はあったものの入りきれなかったサッカーにハマれて盛り上がれてとっても楽しかったし、嬉しかったです!中田英寿という人は本当にすごかった…冷静明晰な司令塔と乙女チックな可愛い言動の魅力に改めてメロメロメロリンでした。ひでさんはやはり最高。あんな人が身近にいたら髪の毛も真っ赤に燃え上がるよね(何で戸田)。

Jリーグもまだまだ初心者ですが、試合も観に行けたし、オールスターも観られたし(これは何度思い出してもすごいなあ嬉しいなあと胸が熱くなります)。セレッソ大阪のJ1昇格を喜ぶことが出来たのもよかった。何かもう挙げることが出来ないくらい好きな選手や思いいれのあるチームが出来て、それがとても嬉しいです。ありがとうサッカー!ありがとうブルーフィーバー!来年ももっと楽しみたいなあ!とわくわくしながら思います。

プロ野球で良かったこと!と云ったら…(一瞬間があいてしまうかわいそうな私…)巨人・村田バッテリーコーチの活躍ですねえ。選手としてみることは出来ませんが、村田さんの大きさ、頼もしさをちょっとした時にさりげなく実感して胸がじんと熱くなったり。オーナーや名誉監督はどうかと思わないでもないですが(ストレート)巨人というチームで成長していく若い子たちを見ると素直に温かい気持ちになります。特に上原、復活して嬉しかった。色々なことがあってもこの子には真っ直ぐ野球を楽しんでいて欲しいなあ…とものすごく思います。キャッキャはしゃいでる姿を見るととても嬉しくなります。

巨人から始まってしまいましたが、広島東洋カープ。ユニホームは見慣れたけど、やっぱりすごいなあ…と時々まじまじと見つめてしまいますです(笑)。幹英ちゃんの復活は本当に良かった…嬉しかった。最近不本意な成績が多くてくすんだ表情が多かったけど、真っ直ぐな強気の表情、何より可愛い笑顔を見せてくれたのでものすごくときめきました。幹英ちゃんラブ。クロサンもガラスでエースで心を鷲掴みでした。クロサンから目が離せないよ…!前田トモノリの涙のホームランもすごかった…。胸がきゅんとしてしまって言葉がなかった…。長谷川が活躍しているのを見ると妙に感慨深かったです。カープについてはとりあえずそれだけ!それ以上云うと泣いちゃうことがあるから…(かわいそう…)。

あと今年良かったのは横浜ベイスターズの魅力というのを知ったことですね!吉見たん、古木、秦っこと若い、これからの活躍が楽しみなかわいこたんを知ることが出来たのが大きな嬉しさです。今まで何となくハマるきっかけがなかったチームだったので(天邪鬼なので何かとそういう機会を逸してしまう…)新鮮な気持ちでどきどきしてます。来年どれだけハマれるか楽しみ。

以上とりとめなく今年の嬉しかったこと。楽しく楽しめたのでそれが一番良かったことかしら。スポーツ観戦はやはり楽しいです。好きだなあと思います。

本当に2002年という年もさまざまなことがあり、そのどれにも心を動かされ、それは時に切なかったり、悲しかったり、そんな風に思いいれを持ってしまう自分が恨めしくなったりもしますが、それでも見ているだけの私を、私の心を高い広い、ものすごい世界に連れて行ってくれる人たちのことを心からすごいと思うし、やっぱりどうしてもすごく好きだと思います。スポーツそのもの、そこから見える人のものすごい力、逆に脆さ、体を使って動くことのシンプルで残酷で厳しい現実、その中での気持ちというもの。プライドと呼ばれるもの。そこにある貴さ。美しく切ない光のようなそれらを見ていることが出来て本当によかった。楽しいし、嬉しい。
来年もまた楽しませて欲しいです。本当に今年はたくさんありがとう!

2002/12/29 そこでそうしてありつづけること 

「ZONE」で大畑大介特集やってましたね!前回の「ZONE」でやった映像も結構ありましたが(オーストラリア留学のときの様子とか)、フランスでの姿が見られて嬉しかったです。いやあ大畑様はカッコイイですねえ。どきどきしながら見てるのに、それでも改めて「うわっ!何この人の笑顔すごいカッコイイ!どきっ!」とか激しくときめいてしまって顔が赤くなっちゃったりしちゃったり…いやもう大畑様はすごいよ(私は大丈夫かよ)。
あれだけの実力と人気を持っていても、やる気とか負けん気、ハングリー精神はすごい強いし、でも冷静に自分の状況を見て冷静だし、変に気負わないし。精神力の強さというか、ああいう頼もしさって本当にすごいなあと思います。ちょっとタイプは違うけど中田ひでさんに似てるところはあるのかも。ああ本当にカッコイイなあ。
元旦のスポーツマンナンバーワン決定戦がものすごく楽しみ!日本代表の人たちも出てきますしねえ。某番長は正直もういいです…怖いと強いは違いますよね…と思わないでもないんですが(ヒド!)。ていうか野球選手は全身運動というより使うところを特別に強くデリケートに鍛えているというイメージがあるので、ああいうパワー勝負とかやられると何かはらはらしてしまいますです。肩に紐食い込みそうだけど大丈夫なの…そんなに踏ん張って腰はいいの?とか。オフの番組の体動かす系は楽しいけど、やっぱり怪我とか来年への影響をすごく考えてしまいます…余計な大きなお世話なんでしょうけど。

2002/12/28 ダイヤモンドとしての生き方を

ニッカンの引退選手を取り上げた記事に遠藤も取り上げられていたそうで、その記事をいただきました。遠藤の新しい就職先、宝石卸商の営業とかけた、「宝石の営業でダイヤの輝き」をというタイトルで、何というかダイヤの原石のまま終わった遠藤の野球人生への惜別と、新しい人生で生きる遠藤を応援する文章というかまなざしがすごく心にしみました。この記事を書いた人は今までにも色んな形で野球を離れた人たちをたくさん見送ってきたんだなあ…。それは切なく悲しいことだけど、どうにもしようのないことなんだ、慣れることは出来なくても本当にそれはどうにもしようがない、と改めて噛み締めるように思いました。
私はただの野球ファンでしかないので、野球を離れた遠藤をこれ以上見ることは出来なくて、多分これが現在進行形の遠藤を知ることの、見ることの最後になると思うけど、その最後となるのにとてもいい記事でした。とにもかくにも遠藤が新しい世界で一所懸命頑張ってるのでよかったなあ…それが一番だなあ。私はまだしばらく切なくてさみしくてつらいけど(遠藤関係の記事とかビデオを整理しようと思ったけど見られない…泣いちゃう…)。幸せであることがいつでも希望です。

2002/12/27 笑って、笑ってて

かなスポ(神奈川新聞のスポーツ欄)の「惜別球人2002」の盛田くん。「病気になってラッキーだった。人と違う経験ができたし、やれることはすべてやった」という言葉に思わずぼろぼろ涙が出てしまいました。人一倍の資質に恵まれてそれで勝負して生活する世界でプライドとモチベーションを高く持っていた盛田くんだったので、闘病中は荒んだことも云っていたし、しんどそうだったし、今年の引退が本当に本人にとってよかったのか不安というか怖いような気持ちがしていたので、こういう言葉を聞いて安心というか嬉しかったです。「脳腫瘍の盛田」と云われるのがいやだということも云ってた人が「病気になってラッキーだった」と云えちゃう開き直りの強さ、明るさがとても頼もしく、こちらまで明るく力づけられた気持ちになりました。後遺症は色々な形で残っているだろうけど(それは体にだけでなく、心にもあるだろうし、社会生活の中での現実としても)回復するキセキというのも同時に実際に存在するものなんだと改めて思いました。

同じ病名、そして近い時期に闘病していたということもあって、盛田くんにはすごい思いいれがあって感情移入してみてきて、時にははらはら気をもんだり、同じ病人としてビシッと云ってみたいこともあったりしましたが(何様…でも「脳腫瘍の盛田」と云われたくないと云ってたときは、病気のことを逆に強みにしてある程度楽しめるようになって欲しいなあとか思いました。つらいけど、不幸ではないと私はいつでも思いたい)、何かもう胸いっぱいです。ありがとう。リアルタイムに出会えて本当によかったなあと思います。ありがとう。いつか本当にもう一度ユニホーム姿を見せて欲しいです。

しかし「おいしそうにたばこを吸う姿に悲壮感はない」って…それはちょっと…。野球人としても病人としてもたばこはよくないのではないかと思うがどうか…。

同じくかなスポに載っていた若き大砲・古木のコメント
>「次のシーズンで結果が出なければ、監督もコーチも誰も声をかけてくれなくなると思った。芽が出ずに自由契約になった先輩をたくさん見てきたから」
>「自信はありません」
>「あまり期待はしないでください。背中に重くのしかかるから」
…22歳という若さなのに、どうしてこう胸が痛くなるような悲壮感を…。ファームで4年もがいてきた子の苦労というか怖さと背中合わせの必死な日々のすごさが感じられて本当に胸が痛い…。お立ち台に上がって思わず涙ぐんだ古木(10月に観戦に行った広島戦)のことを思い出し、余計切ないようないとしいような気持ちになりましたです。いつか自分の力で揺るがないものを掴み取って、心の底からの自信を持って思い切り活躍して、そしてお立ち台で笑顔を見せて欲しい…と思いました。来季は同じ年のライバル・村田との戦いがあるそうですが(自分が4年間かかって到達した年俸を1年目から貰っている同い年って…プライドとライバル心がすごく刺激されますよねえ…怖いくらい…)すごい気になります。どうなるんだろう…怖いくらいだけど、でもどうか頑張って、そして笑って欲しい…。

2002/12/22 涙…

広島に住んでいる方から遠藤のサインボールを頂きました。広島東洋カープ、背番号21遠藤竜志のサインボール。私はあまり選手のサイン関係グッズというのに執着はないんですが(写真とか出演番組とかの画像はすごく欲しがりますが←怖い執着…。笑)これは、このサインボールはこの先見ることはない、遠藤のサイン、広島で野球選手としてやっていた証なんですよね…。そう思うと本当に感無量でした。なんというかもうねえ…。手のひらに載せて、言葉もない私…そして涙…。ああ遠藤…忘れない、忘れないよう。これから先もっと夢中になる選手も出てくると思いますが(ていうか見つける!)、遠藤という選手(存在)はねえ…(まだ言葉のない私…)。
サインボールは悲しくも嬉しく、今年の私の一番の宝物です。遠藤と私の恋の形見…(←遠藤に対して失礼)。

監督さんの指導や人柄、生き様にサラリーマンの処世術や戦略を見出し解説する本って色々ありますが、まあトルシエでもあり、チョーサンでもあり、その時勢いがあり、成功している人について書かれた、何となく「勝てば官軍」的な感じの本という気がしないでもないんですが、原監督でも本が出てましたね。まあ就任一年目の若い監督が日本一になったというのは立派な、すごい成功だと思いますが、でも「組織力はまずジャイアンツ愛」とか「すべてはジャイアンツ愛から始まった」とかいうのは…何か笑っちゃう…(失礼)。愛を叫び、何かというと涙ぐんじゃう、決め台詞が「忘れません」な上司って…そんな組織力って…。まあ殺伐とした能力主義の上司よりも時代は不景気、癒しブームだからそれはそれでいいのかしら…とも思いますが、契約更改で保留者がぞくぞくと出ている、そんな愛って…どうでしょうかオルガ夫人…(愛はお金とかいうコメントがありましたよね)。ペタジーニの契約に大金を使ったからそのしわ寄せが生え抜き選手に押し寄せ、厳しい契約更改となっていると思うと、ますます愛ってなあに?と思いますですね。
でも生意気ながら私も社会人になったので、お金が評価である意味の誠意、ある意味での自分の価値と思うのは何となく分かるような気がします。レベル違いすぎる話ですけどね(サラリーマンっぽいことを云ってみたかったんです…。笑)。

2002/12/16 Jリーグアウォーズ2002

行って来ました、Jリーグ年間表彰式、Jリーグアウォーズ。Jリーグ発足10周年記念式典の色合いも濃く、ジュビロ磐田祭りの色も大変濃かったですが、でもなかなかに面白かったです。ていうか私のようなニワカサポーターまでありがとうJリーグという感じです。本当に。

会場は横浜アリーナ。5時45分開場で、5時過ぎくらいに着いたんですが、もうすごいサポーターのすごい行列が…。さすがJリーグというか、若い女の子が多かったような(通りすがりのサラリーマンが「ジャニーズのコンサート?」と大変いぶかしげなご様子でした)。でも家族連れも結構いるし、子供もいるし、みんな仕事はどうしているんでしょう(素朴な疑問。ちなみに私はお休みを頂いていました)。寒くなかったので(むしろ暖かいくらいの気温)並ぶのはそう苦痛じゃなかったのでよかったです。

開場。渡されたのがパンフレット(表彰選手の写真とか過去の受賞者一覧とか)と10周年記念ピンバッチ、スポンサーのナビスコとカルビーのお菓子でした。カルビーのお菓子は新発売のJリーグチップス第二弾で、しかもカードがガンバ大阪の吉原だったので大変嬉しい私(←小さなことにいちいち幸せを見出す私)。

会場。アリーナの舞台にJリーグのロゴマークをあしらった舞台、演台。J1チームの旗がずらりと並び、舞台の両脇と天井にあるオーロラビジョンで表彰選手の紹介プロモが音楽とともにかっこよく流されているという。何だか格闘技の会場のような雰囲気(いや行ったことないですが。何となく)。何というか、Jリーグはこういうところがすごいなあと思います。見せるべきビジョンというかイメージがしっかりしてて、それをきちんとアピールしてて、観客に対してそれを求められるところが。それがいいか悪いか(受けるか受けないか)、成功しているかしていないかは別として(こういう雰囲気だからこそJリーグが好きになれないという人がいるのも何か分かる気がするので)「見せる、楽しませるもの」としてはある意味いいことなのではないかなあと。低迷や危機が叫ばれるプロ野球も別にまねをしろとは云わないけど、こういう風に見せるべきビジョン、見せたいイメージをしっかり持っていないといくら危機を訴えても長い目で見て持ち直しは難しくなるばかりなのではないかと思ったり…(何を真剣に…)。
いや本当に発足当時色々苦労も批判も困難もあったJリーグが10年という時間をかけて少しずつ根付いて成長していったというのはすごいことだなあ…とちょっとじんとしました。10年前はもっとドライな野球ファンだったんですけれども!(ニワカ者め…。笑)

表彰選手入場した後はえらい人の長い話が多くてちょっと飽きちゃったりしちゃったり…。壇上に並んだ選手も結構暇そうでした。私がチェックしてた選手では、マリノス松田は無造作な髪型で無造作なタキシードの着こなしで隣の上野と喋ってたりあらぬ方向を見てたり、いかにも力が抜けた様子で立ってたりやる気のない拍手(手の動きが明らかにスローモー。笑)で何か不真面目な学生が立たされているようだった…(笑)。マリノス上野は松田と喋ったり、髪の毛いじったり。同じく榎本達(今一番気になるJリーガー)はうつむいてばっかり(話を聞くのが苦痛になった人のようでした。でも背が高い人のタキシードっていいな!と激しくときめく私)。アントラーズの小笠原はすごい眠そうな顔をしていて、それをオーロラビジョンに映されて会場から笑われてました…可愛かった。

色々表彰があり、そのプレゼンターがどんどん派手に、しかし割と脈絡ない感じになっていくので何か「次のプレゼンターは一体誰が…」というほうが楽しみになってくる時もありました(笑)。ちなみに出てきたプレゼンターは原田知世、清水圭、ボクシングの薬師寺(何故…)、ゴルフの青木(どうして…。ゴルフのW杯の話をしていましたが。どうでもいいけど「熱い戦い」を「あちい戦い」と云って会場を沸かせていた…)。深田恭子が出てきたときは盛り上がりましたけどね!おおフカキョンだよ!みたいな。実物はテレビより可愛かった…。フカキョンから表彰を受けたのは得点王の高原だったんですが、フカキョンに照れて照れてうつむいたりこわばったり、眉毛をぴくぴくさせているのをいちいちオーロラビジョンに映され、会場にくすくすひやかし笑われて、かわいそうで面白かった…得点王なのに高原ったら純情な学生みたいだった…(笑)。ベストイレブンのプレゼンターはゴスペラーズで歌まで聴かせてくれて、「アウォーズに来てよかった…!」と別のところで感動してしまいましたですよ!あとMVPのプレゼンターは相撲の朝翔龍でした。各界から著名人が集まって、Jリーグ華やかだなあ…としみじみ感動しました。でもせっかくなら野球からも誰か出てきたらもっとよかったのに!(贅沢な)。

選手あれこれ。新人王とフェアプレイ個人賞をダブル受賞した浦和レッズの坪井は目がキラキラしてて、表彰のときの照明でますます輝いてて可愛かった…。新人王取るほどの活躍しながらイエローなしって本当にすごいことですよねえ。ナビスコカップ観に行ったのに(そしてそのとき坪井はニューヒーロー賞とったというのに)チェックしてなかった…こんなにキラキラした目をしたいい子なのに。来年も是非またキラキラと綺麗なプレイを見せて欲しいなあとか思わず思ってしまいましたです。

得点王とMVPの高原。スーツが一人だけ紺色でデザインが違ってて非常に目立っていました(まずそれですか。笑)。舞台登場のときに見せたものすごいガッツポーズ(のけぞって吼える!みたいな)よりも、得点王のときのコメントで「中山さん」と3回も名前出してたほうが何だかインパクト大きかったです。同じ時代、同じチームにそこまで強烈に刺激と影響を受けられる人がいるってすごいことだなあ…刺激を与えてきた中山の存在もすごいし、それを真正面から全身で受けている高原も真摯というか真っ直ぐというかすごいなあ…。スポーツ競技のなかでこそ培われる絆なのかなあ。得点王のコメントはまあ割りとほのぼのでしたが、最後のMVP受賞のコメントで病気でW杯に出られず両親に心配かけたことに触れ、06年W杯では両親に試合出てるところを見せたいと云っていたのに何かすごいじんとしてしまいました。そう、今の迫力溢れるものすごい活躍ぶりを見ていると忘れそうになっちゃうけど、高原は本当に苦い苦しい経験を乗り越えて、それを力にしてここまで上り詰めてきたんですよね…。高原自身の言葉に「どんな苦しい経験も力になる」というのがあるのですが、「力に変える」ことのものすごい気迫、息もつかせぬ、止むことのない強さ。想像するだけですが、感情移入するだけですが、胸が痛くなるほどでした。「病気」後のことについて、まず両親が出てくるというのも、何か闘病期間中の高原や両親の切ない、必死な気持ちが想像出来る感じがして何か思わず泣きそうでした…。

ベストナインはやはり完全優勝のジュビロ磐田の選手が多かったですねえ。個人的には名波が好きなので、眩しい照明にちょっときょとんとしているような名波が見られて嬉しかった。壇上で福西とキャッキャ話しているのも見られてよかった…。嬉しそうにしてくれて、私も嬉しい…(しみじみ)。
磐田の人たちは何かみんな仲よさそうで楽しそうで、全体的に見ていて微笑ましくも楽しかったです。こういうのっていいなあ。楽しいと思えてこそスポーツの応援と思いますです。

中田浩二はやはりどう見ても王子様のようなかっこよさだな!と改めて思いました。かっこいいよう。

全体的に音楽も派手で大音量で(心臓に響く…)、演出も派手でしたが、やっぱりすごかったのが最後の花火。室内でまさか花火が炸裂するとは…!たまげた…。おかげで選手がきらきら笑いながら手を振って去っていくのを結構見逃しましたですよ!悔しい…(笑)。しかしもともとこの会場薄暗いので双眼鏡も威力を発揮しきれないし(数々のかわいこちゃん、名場面をゲットしてきた私の双眼鏡ですが…。笑)、デジカメも光学3倍ズームじゃちっともいい写真が撮れない…。そういう意味では残念でしたが(光学10倍のデジカメが欲しい…とか本気で思ってしまいましたですよ)Jリーグならではの雰囲気を味わえて楽しかったです。ありがとう、Jリーグ!ニワカなしょうもないファンだけど、来年も是非また楽しませて欲しいです。

2002/12/12 そこへたどりつくまで

先日話題になっていた、サッカーセリエAの中田ひでさんと中村スンシュケのいわゆる「日本人対決」ですが、私は何ともあのニュースが居心地悪くていたたまれなくて、正直終わってくれてほっとしてます…。別にひでさんだって「セリエでの先輩として中村に洗礼を浴びせてやるぜ!」と思ってるわけではなく、中村だって「ひでさんを負かせてみせる!」とか思ってるわけではないじゃないですか…。負けたらひでさんのほうがからくコメントされちゃうんだろうなあ…というのも何かいたたまれない気持ちになった理由なのですが(ひでさんラブっ子)。

スポーツを見る楽しみのひとつがそこにあるドラマを見出すことだと思いますが、何かあそこまでその「ドラマ」、あるいは「ドラマの構造」をお膳立てされちゃうと想像したり思いをはせる余地もないくらい感じがして、何だかなあ…と思ったり…。私の場合ほうっておいても勝手に感情移入して思いいれたっぷりになっちゃうので(笑。自覚はあるの、自覚は)余計あんまり先に色々作られたり説明されちゃうと気持ちが入り込めないのかも…(エラソウ)。

どうでもいいけど、日本に再上陸かもしれない赤鬼・トルシエのひでさんに関するコメントのひとつに「あれはサッカー選手じゃなくて俳優だ!」とかいうのがあるそうですが、それを聞いたとき、「ああひでさんはいつもクールに自分がどういう風に見えるか、効果まで分かって行動しているし、しかもその演出はばっちり決まってるし。変幻自在な魅力と本物の実力で魅せてくれるし、なるほどまさにサッカー選手というより俳優に近いかもしれないな…!」といたく感心してしまった私なのですが、トルシエはバッシングのつもりで云ったんですね、わからなかったですよ…(恋は盲目)。

プロ野球…(といって思わず一瞬沈黙してしまう私のかわいそうさをお察しください、そして優しく見守ってやってください…さみしいんだよう、せつないんだよう…)契約更改のニュースは吉見たんのにこにこ契約更改会見が可愛かった…初々しくていいですねえ。

2002/12/09 それからの日々

何ていうですかね、戦力外の時は遠藤のことを思うと、「ああ遠藤はこれからどうなっちゃうんだろう…何処に行っちゃうんだろう…」と暗く悲しい気持ちでどうしようもなくやるせなかったんですが、今は「ああ遠藤…」と思っても、「今ごろ広島で営業マンとして励んでるんだな…」と思うと、何か悲しみが止まるような止まらないような…(自分でもよくわからない…)。何ていうか、ここに至るまで遠藤の心にどういう悩みや変遷があったのかは想像もつきませんが、とりあえず今はフツーにあっけらかんと(幸せに、充実して)励んでいるだろうから(あの可愛いはにかみ笑顔さえ脳裏をよぎります)、悲しみが止まるような止まらないような、不思議な気持ちです…。

とりあえず今はまだ中途半端まんまんで何ともまとまらない私ですが、年内に遠藤ヒストリーとメモリーをまとめて、それで気持ちに整理をつけようと思います。励みます…。

…というわけで…(←この間に私の痛々しい心情をお察しください…)、ポスト遠藤いや遠藤を超えるスター(私にとって遠藤はスターでした…←涙が出るような純情ぶり…)絶賛募集中!年齢、競技不問。長く活躍できるやる気と魅力をお持ちの方、「Painless Life」でキャッキャ云われてみませんか!(私ってかわいそう…)

上記の理由で久し振りにプロ野球aiを真剣に読む私なのですが(かわいそう…)、とりあえず仲良し同士の対談を「ラブラブ対談」(正式にはLOVE×LOVE)と銘打っちゃうaiにストレート直球で見逃し1アウトを取られた気分ですよ(どんな気分ですか…)しかしこのラブラブ対談、ダイエーの篠原と杉内くんが可愛かったのでaiの思う壺で空振り三振って感じ(だからどんな…)。何かこういちいちの受け答えにほにゃほにゃした、掴みどころのない篠原らしい可愛らしさがあったと思いますが、一番よかったのは「スライム嫌や」。関西弁でこういうわけのわからない、可愛いこと云われると何かもうたまらない…。後輩相手に真面目ないいこと云っても決まりきらないところもいとしい…。ラブラブ(←思う壺じゃないですか)。
しかし杉内くんが「引退したらもう野球をは関わりたくない」ということを云ってて、ああそうなんだ、そういうものなんだ…とさみしさがこみ上げて仕方なくなる私…。いえ、引退したあとも何らかの形で野球に関わる仕事につけるのはごく一握りで、それは幸せでもあるだろうけど現役のとき以上の苦労があるというのもわかるのですが、いまどきの子はそうなんですねえ…。さみしい…今たまらなくさみしい…。

涙のお立ち台を見て以来気になっていた横浜の秦たんも可愛かった。「女装が似合いそう」と云う周囲も周囲だけど(どういう学校なんでしょうか)、云われてその気になる秦たんも秦たん。変わった子だなあ…でも何かそういうところがキュートだなあ(にこにこ)。出たがりの目立ちたがり屋さんの様子が個人的には意外な気がしましたが、秦たんは関西人なのでそれはそれで納得してみたり。是非とも変なところ、可愛いところを見せ付けて欲しいもの…。泣くがいい!笑うがいい!秦たん!その魅力でどんどん出てくるなら私も両腕を広げて受け止めますですよ!(何様…)。

そんな感じで心にぽっかりあいた穴を埋めるものを求めてさすらう私なのでした…。つづく…。

2002/12/04 無題

今回は何の予想も虫の知らせもなく中国新聞を見た私なのですが、

>5年前のドラフト1位遠藤は9月下旬に田村恵、長崎とともに来季の戦力外を告げられた。10月中旬にロッテのテストを受けたが不合格。「不思議と悔しさが込み上げてこなかった。中途半端は嫌だし、野球をあきらめた」。10月末、知人の勧めで広島市内の会社に就職し、営業の勉強に励んでいる。

あ、そうなんだ…。そう…。…そうですか…。私はもう遠藤がどこかに再入団することしか考えてなかったので(「戦力外の屈辱から見事にエースにのし上がった男」とか「古巣相手に最高のピッチング」とか…)何かもう咄嗟に何と云っていいやら…。ああそう…そうなんだ…。へえ…。

しばらく頭真っ白。中国新聞を何度も読み返す私。…ていうか、私は何となく戦力外受けたときに野球から離れちゃいそうな気がしたので、それでも現役続行希望を表明したとき、ああ遠藤はいつも飄々と掴みどころなくやる気があるのかないのかわからない淡々とした人だったけど、今悔しさとプライドと意地を賭けてもう一度立ち上がろうとしてるんだなあ…と遠藤の本気を心に感じ涙を浮かべてしまったくらいなのですが、ああそう…そういえばそれはすべて私の勝手な想像ていうか感情移入でしたね…。
ていうか(←何かもう言葉がうまくつながらない状態…)遠藤ってロッテのテストしか受けてなかったということですかね…合同トライアルもハムのテストも私は切なく想いと願いを載せてずっと思い続けていたのに、その頃遠藤は面接試験とか受けて着々とリーマンの道を歩んでいたということですかね…。ああそう…そうなのね…。いや私が勝手に思いつめていたことなのでそれについてはまったくどうでもいいことなのですが、現役続行希望で一球団のテストしか受けないで不合格で「不思議と悔しさがこみ上げてこなかった」って…そう…、そうなんだ…。よくわからない人だなあ…(そんなところを愛していたので思わずそんな感想)。いや…私のほうがそんな遠藤に悔しさがこみ上げてくるんですが。なきそう…。でもまあそれもどうでもいいことなんですけどね。そうですよね…。ええ…。ていうか、ねえ遠藤、私って無駄に負けん気が強すぎますか、想像力強すぎますか。私が遠藤だったら社会人野球に戻ってでももう一度プロに戻ってやる!とか思うと思うんですけど、まあそれだってどうでもいいんですけどね…。
別にリーマンになるのが悪いとかそういうことが云いたいのではなく、ただ何となく私としてはファンとしては…咄嗟に気持ちの整理がつかないというか、納得(別に私が納得しようとしまいとどうでもいいですが)いかないような、まさに中途半端な気持ちなんですよね…。

人生、幸せに生きた人が勝ちなので、まあ野球を気持ちよくあきらめて(別にいやみで云ってるわけではなく)しっかり第二の人生を歩んで、普通にリーマンになり、働いて、いつか結婚などして子供が生まれて、「パパは昔プロ野球選手だったんだぞ」「えーうそだあ!」とか云われるのもまあいいんではないかと思うんですけど。悔しさがなく苦しさがないのならそのまま野球から離れるのもひとつの選択、ひとつの成功だと本当にそれは思います。プロ本人こそ楽しく野球をやってて欲しいと思うので、変に苦しい執着に囚われてプロで過ごした自分が重荷になったりするようなことは望まないですし。遠藤本人が広島時代を嫌なものとして思っていたらそれのほうがもっと悲しいですし。それなりの充足感を持って本人が納得していい思い出に出来るのなら、その後もまた別の楽しさ、幸せがあるのではないかと思います。本来なら「第二の人生」なんて云われるような若さじゃないんですし。幸せになって欲しい…。
ただ…ただ、私のファンとしての気持ちが…なんていうか…。ゆきばがないというか…。ファンだからこそ云いたいことと、云っていいことと、ファンだとしても云っていけないことが混乱してて遠藤に対して嫌なことを云ってるかもしれませんが(あるいは何様かというような)、何かなんとも…。ちょっと今はまだ何かもう…。

一瞬今までの日記の遠藤部分を削除したい、よくわからないながらも激しい衝動にかられるものの、やはり何というかなんとも云えない気持ちの私なのでした(とりあえずリハビリトップは変えてみました…)…つづく…(どこへ…)

2002/12/03 スターという輝きと威力

ジダンについて書こうと思ったけど4日付の衝撃(ていうか…)で今真っ白です…。後日…。

ジダン目当てで(試合は残業で観られなかったので…。涙)観たニュースステーションで思いがけず新人王の石川まーくんの生出演を見て、まーくんの可愛さにメロメロキュンになったのですが、それも同上の理由で後日…。

2002/12/02 見せて、見せつけて その輝きで世界を

3日はトヨタカップでレアルが試合をしますねえ。レアルといえば世界の司令塔であるジダン将軍!ジダン将軍が日本で再びプレイを見せてくれる!(というかW杯は力を発揮するチャンスがなかった不本意なものだったから、実質これが今年度初の降臨って感じ?)。何かどきどきしちゃう。何となくそわそわともう一度今年度の心の書「悪魔のパス 天使のゴール」を読み返しちゃう(笑)。

レアルといえば、世界王者ブラジルのロベルト・カルロス(どうでもいいけど、ロベカルって略し方はちょっとどうかと…。笑)が「サッカーは観て楽しむスポーツ」と云って、自分の子供が自分のプレイを見ることでサッカーの楽しさを知って、サッカーをするようになってくれたらというようなことを云ってたのが何だか印象的。自分の魅力というかすごさに、すごい自信とプライドがあって、その力をよくわかってるというのがすごいなあ…と思いつつ、プロの、そして何よりスターの選手が誰よりもサッカーを楽しんでいて、楽しむことで楽しませてくれるというのがいいなあ、と思いましたです。興奮とか高みに引き上げる魅力のすごさ。スポーツが尊ばれ愛される理由としてのその精神。

今日発売の「週刊現代」の見出しで星野監督が「清原とペタを必ず潰す!」と吼えているを見ましたが(ゴシップ誌からプロ野球を読むのはやめようよ…。笑)、今年のストーブリーグの奮闘ぶりを見ているとなんだかなあ星野監督もなあ…とか思っちゃうんですよねえ…。遺恨は遺恨でもお金絡みなのかなあ…とか嫌な勘繰りしちゃう…(私も夢のない大人…)。まあそれがなくても巨人を悪役にすることでするアピールとういのが何だかなあ…という感じ。星野監督には星野監督の魅力があるのだからそれをアピールして欲しいなあ、それで勝負して勝って欲しいなあ…。「巨人に勝つ」からではなく、「星野が勝つ」からこそのあの熱狂と興奮と、楽しさが見たいなあ…と思います。プロ野球が好きなので。

2002/12/01 それでももう一度笑顔を

12月になりました。早速ですが、遠藤竜志選手の新天地が決まりますように…決まって楽しく明るく希望を持って新年を迎えられますように…。何かもうとにかくそれに尽きます。心の底から。

昨日はJ1降格チームが決まりましたね…。サンフレッチェ広島…。Vゴール負けだなんて、悔しくて口惜しくて残念でかわいそうで切なくて、崩れ落ちそうな気持ちになりました。ていうか号泣…。でも選手本人が云うように、この試合に負けたから降格が決まったのではなく一年の戦いの結果なので受け止めて噛み締めて次の戦略を変えていかなくてはいけないんですよね。泣いていてもしょうがない。それに何よりJ2に落ちたからこれが終わりではないわけで、セレッソみたいに苦しくても厳しくても戦い抜いて一年で上がってこれることもあるんですし。頑張れ頑張れ。歯を食いしばって今は頑張れ。その結果としてあの笑顔がもう一度見られますように。どうか。

ベイスターズの納会で吉見たんが「ウヒョヒョ」といわんばかりの笑顔を見せていましたね。どうしちゃったの吉見たん酔っ払ってたの、と日頃笑って欲しいといいつつ、ちょっと戸惑いもする私(ファンとしてどうか。笑)。でも楽しそうで何より。来年もそういう笑顔が見られるといういいなあ、「2年目」の厳しさをジンクスではなく現実として見てきたので、簡単には云えないことですが、でも笑ってて欲しい。元気で楽しく楽しい野球を!
それにしても山下監督の「(私の頭みたいに)けがなく(毛がなく=怪我なく)明るく」というコメントはどう反応をしていいんでしょうね、笑いを誘うものでありながら、実は笑った人は裏でチェックされてて来季からスタベンとかそういう罠があったりするんじゃないかしら…と嫌な疑心暗鬼の私…(深読みしすぎです、嫌な感じすぎます。笑)。



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