2009/01/25 答えはここにある、深呼吸のあとで

頭痛界(いやな世界だなあ。笑)に黒船襲来!!っていうくらいのニュースが!
五番目のトリプタンが承認されました!!ナラトリプタン(アマージ)です。

その前に私も順番を忘れかけていたのでおさらい。
一番目、コハク酸スマトリプタン(イミグラン)
二番目、ゾルミトリプタン(ゾーミッグ)
三番目、臭化水素酸エレトリプタン(レルパックス)
四番目、安息香酸リザトリプタン(マクサルト)
神か悪魔か、トリプタン。発売当時の私の興奮っぷり(やや宗教的熱狂でしたね…。笑)が懐かしい。4つ全部を試して全部合わなかったという哀しい薬でした。そしてここしばらくすっかり忘れていました。

この五番目のトリプタン、ナラトリプタン塩酸塩(アマージ)の最大の特徴は、ほかのトリプタン系薬剤よりも半減期が長い(約5時間)ことだそうです。5時間?短いじゃん…と思ってしまいましたが(どんだけ短気)、
>国内の臨床試験では、投与4時間後の頭痛改善効果は77%で、24時間にわたる頭痛改善効果が認められたことが報告されている。
に、にじゅうよじかん!?24時間戦えますか!?(古い)一瞬これ毎日飲めば頭痛のない人生の完成では!?とか思ってしまいました(本気で)。
トリプタンには四度失望しているのにまだこんなにも期待してしまう。ていうか片頭痛治療薬に対して目がないっていうか頭痛薬詐欺とかあったらころりとひっかかりそう。「もしもし俺だけど、すごく効く頭痛薬があるから口座に300万振り込んで」…いやすいません、不謹慎でした。大体詐欺られるお金持ってませんでした。
話が脱線した(ここらへんに私の信じたいでも信じていいのか分からないという興奮が見られますですね)。
気になる副作用は
>副作用発現頻度は14.6%で、主なものは悪心(3.8%)、嘔吐(2.3%)、痛み(1.9%)であった。
痛み(1.9%)がすっっげえ気になるんですが…それ、鼻とか肩の関節がすっごく痛くなるんでしょ…?
片頭痛発作の合併症状の悪心には、メトクロプラミド(プリンペラン)の併用が有効だそうですが、ナラトリプタン飲んで出る悪心にもメトクロプラミドが効くんでしょうか。頭痛を抑えるためにナラトリプタン飲んで悪心になってメトクロプラミド飲むんじゃ意味ないとは云わないけどそんな薬でもって薬を制するってちょっと嫌だなあとか思ったけど、そもそもまずどんな副作用が出るか分からないし、まず副作用のことを心配するクセを直そうっていうか。
あああ気になるけどこわい!

アマージについて気になる発言ピックアップ。
>再発を繰り返す患者さんや、一般的に発作持続時間が長いとされている月経に関連した片頭痛発作への有用性が高いことが期待されます。
>「アマージ」は、海外においてジェントル・トリプタン(優しいトリプタン)と呼ばれている

再発を繰り返すっていうかオールウェイズ間断なく再発っていうか単に四六時中頭が痛い私にはぴったりのような気がするんですけど、どうなんでしょうかね…?(期待と不安がものすごく入り混じっている)。
ジェントル・トリプタンって言葉には思わず胸キュン。今までのトリプタン、ちっとも優しくなかったんよ…あたいひどい目に合わされてばっかりだったんよ…。

アマージの発売元はもちろん片頭痛業界に君臨する世界のグラクソスミスクライン様。
>GSKの社長マーク・デュノワイエは『GSKは2000年4月に「イミグラン(R)」を発売して以後、日本における片頭痛及び群発頭痛の治療薬の発展に寄与してきました。錠剤、点鼻液、注射液、自己注射製剤の4種類の剤形を有する「イミグラン(R)」に加え、「アマージ(R)」を発売することで、更に片頭痛患者さんのニーズや症状などに応じた治療を提供することが可能となりました。GSKでは、より多くの患者さんに片頭痛やその治療法について知っていただき、それぞれの患者さんが最適な治療を受けられるよう一層努めていきます。』と述べています。
社長…何てお優しい言葉…。社長の精力的かつ献身的な素晴らしい仕事に敬意を表します…。と跪いて社長の手の甲にキスしたくなりました。
私には合わなかっただけでイミグランの発売がどれほど嬉しかったか。これを機に片頭痛治療が活気づいて発展して欲しいと希望が持てたことがどれほど嬉しかったか。
今回のアマージとはどうなるか分かりませんが(笑…)本当にGSKには頑張って欲しいです。もっとどんどんじゃんじゃん開発して欲しいです。願わくば私に合うやつを出して欲しいです…(ずうずうしい!)。

とりあえずアマージはペインクリニックのアベ先生に相談だ!でも次の予約は2月中旬…ま、待てない!がんセンターで聞いてみたら出してくれるかしら!?
あードッキドキ!

とやたら興奮しているのもここ数日それこそ24時間持続型頭痛だからです…。漢方クリニック行ってからずっと頭痛いんですけど…(恨みがましい)。あー私の人生って頭痛の人生だった…とか思ってしまうほど(大丈夫か)。鎮痛剤をずっと飲んでいるような状態なのでアマージがあれば…とか変な期待と不安が交錯しまくりです。
頭痛いと本当に「薬、薬、何でもいいから薬ちょうだい!!早く止めて、何とかしたい、何でもいいから薬!」みたいなだんだん切羽詰った焦燥感のある状態になるのが何とも…。こういう精神状態を癒す効果が24時間効くというアマージにはあるような気もしちゃうっていうか期待してますです。不安だけど。
アマージに優しくして欲しいです(笑)。

2009/01/22 ただ春を待つのは哀しくも楽しく

昨日の漢方クリニックのごたごたは結局、まあ、うまくまとまりません。
とりあえず未だに「俺に黙ってついてこい」的な俺様医者がいるんだなあ。未だに私は病院(クリニック)では全身全霊でナーバスだなあ…。分かりきったことなんですけどね…。何だかなあ!
でも病気を抱えてそれを治療する(しなくてはいけない)ってことは色んな意味で、根源的直接的な意味で弱いところを他人に晒して生きているということで、それは何てしんどく、困難な辛いことなんだろう、と思う。って、いや、自分を褒めているわけでも庇っているわけでもなく、あーそうなんだよなーと思い出した感じ。

しんどいからって甘えていいわけではなく、しんどくて困難なことを分かりきった上で、さらに悟ったり割り切ったりしなくてはいけない。辛くて泣いたり挫けたりすることも含めてのしんどさ、困難さ。
何ていうか自分の気持ちの持っていきようにコツがいる。普段だったら絶対触られないようなところに無遠慮に手を突っ込まれる(場合によっては土足。リアルに云うとメス。笑)。知られなくていいことを思いっきり紙に書かれる。
そういうことを嫌だしんどいと思いつつ、しかし自分に必要なこと、生きていくために絶対にしなくてはならないことをやっていく。受け身のようで能動的で、でもなすがままっぽく力まない。不当な義務っぽいけど他ならない自分のために必要なことだと気づく。
そういう風に思える、振舞えるには何かコツがいる。慣れと経験とで体得するコツが。
このコツや感覚を私はしばらく忘れていたと思いました。別に思い出さなくてもいいことなのかもしれませんが(笑)、ああそうかーと思いました。
まったく初診じゃないや(一発変換)初心忘るるべからず。病気の自分とうまく生きよう。

2009/01/21 それ以上は進めない場所

今日は漢方クリニックへ行ってきました。3回目。でも前回が院長先生とほとんど、というかまったく会話もせずに処方を変えられたので、何だかなあ今日こそはきちんと話をしたい、そして先生の考えや見通しをお聞きしたいもの。
一朝一夕で劇的に治るものではないというのは重々分かっているのですが(闘病人生長いんで…。笑)、云われるがままにわけもわからず薬を飲んでるのもどうよと思うし、正直なところこのまま診察を続けていく意義があるのかというのを見極めていきたいなあとも思うし。
で、診察のときに色々聞いてみたのですが、院長先生の返事はそっけない。けんもほろろ!
「今まで色々漢方を飲んできたけれど、なかなか冷え性が良くなる気配がない。すぐに治るものではないと思うけれど、これからどういう風になっていくか先生のお考えはいかがでしょう?」というようなことを聞いたら
「やってみないとわからない」「冷えは体の症状だから西洋医学でも難しいよ」とのお答え…。
さらに云うには、
「体の中が悪いのかもね」
………。
ぐっさりきて咄嗟に言葉を失ってしまいましたよ。医者の嫌味(ドクハラ)的なものとしてさらりと云ったんだろうとは思いますが、でもこの云い方はないでしょうよ…。実際悪いからここにわざわざ来てるのにこの云い方…。
あとH先生からさんざん云われていた鍼治療についても聞いたんだけど、「鍼?やりたいならやってもいいけど」。いやだからH先生からは頭の傷があるから普通の鍼治療では効果が出ないと云われているからここに話を聞きに来てるんですけど…。
院長先生すっぱりと「貴方の頭の傷のことなんて知らないよ。診てないもの」
手元にある紹介状は何だああああ!!!
その他にも超不毛な会話があって結局何の収穫もなく診察終了…。何この侮辱された怒りとめいっぱいの虚しさ、徒労感………。H先生との初期を思い出しました。漢方医ってみんなこんなか。西洋医学で対応できない不定愁訴を取り扱うクリニックでこれか。
そういう考えで診ていただいてるならもう結構、時間とお金使ってまで通うことないや、と思ったのですが、看護師さんがわざわざ追ってきて「鍼治療について話が出来る別の医師と話す機会を作りましょうか?」と云ってくれる。
これって看護師さんの判断?院長の指示?親切なのかそうでないのかまったくわからないこのクリニック…。
げんなりしてたけど、せっかくなのでその別の先生の話を聞きました。が、結局鍼治療は要領を得ず。
おとなげないかと思ったけど、さっきの院長先生の「体の中が悪いのかもね」発言について、どういう意味かを聞きました。医者の診断として「悪い」と云ったなら患者の私としては悪いところを治したいので、医者にそれなりの対応をしてもらいたい、と。
どうせ云った云わないの話になるんだろうけど、こんなこと云われて黙って帰るなんて出来ませんからね!患者ばかにすんな!!と結構本気で腹を立てていました。云っていいことと悪いことがあると思う。
で、その後1時間くらい待たされて院長と再面談。案の定云った云わないの不毛なやり取りがありました。今はまだすっごいむかむかしているのでうまく書けませんが…。とりあえず「それを聞きたかったんだよ!!」ってことをようやく聞けました。
医者の診察スタイル、患者に対する姿勢は色々だから、ある意味「郷に入れば郷に従え」なのかもしれませんが、郷に入るかどうか決めるのは患者の権利だと思います。
来たからには自分の診察をすべて疑問なく受けるのが当然という考えもあるかもしれませんが、でもそれにしたって患者が何を求めて診察を受けているのかくらい理解するべきだと思うし、そこにギャップがあるなら埋める努力を医者患者双方がするか、あるいはどちらかが見切りをつけて(でもまあ医者は診療拒否は出来ないから患者か)いかないとお互いにとって時間の無駄だし、気力の消耗だし、不幸だと思うんだけど、先生はそんな風に思わないんだろうか。思わないんだろうな。
何かもう久し振りに医者に対して怒りと不毛と徒労感をいっぱいに感じました!医者ってむかつく!この感覚、すっげー懐かしいです!(笑)

2009/01/18 とける

仕事の集まりで湘南へ。冬で寒くても釣りしてる人や家族連れや何だかんだと賑やかな湘南の海。一日かけてじっくりと散策してみたいなあとか思いました。

体調はまあまあ。頭痛はなし。

2009/01/17 分かり合えてるかどうかの答えはたぶん何処にもない

久々にダウンしました…。朝起きたらそのままぐにゃぐにゃになりそうなめまい、気持ち悪さ…とにかく体を起こしてるのがしんどくてたまらず、仕事を休んでしまいました。
土曜だからまあそんなに忙しいわけではないとは思うんですが、でも病欠っていやだなー、避けたかったなー。云ってもしょうがないんですが、具合悪いんだから仕方ない、しっかり休んで明日は元気に!って切り替えがなかなか出来なくて、ああー具合悪くなっちゃったよー、休んじゃったなあー!とうじうじしちゃうんですよねええ…(ためいき)。
体調が悪くなりやすそうなネガティブマインドだと自分でも分かってますが、ぐるぐるしちゃうんですよ。うじうじ。

でもやっぱりこのところの疲れが出たらしく、一日寝たら夜にはすっきりしてきました。明日は仕事行くぞう!

2009/01/15 どこまでも闇を手探りし問いつづけ、かすかな光へと歩む道の疲れを喜びに返る

2009年になりました!新年あけましておめでとうございます!ってもう松の内も終わって仕事も始まって1月も中旬ですってば…!
すっかり不精な更新になってすいません。病気になったとかクビになったとかではなく(とうとうこれもネタにできるようになりました。喉元過ぎれば何とやら。人間ってタフですね)何だかんだとばたばた忙しくパソコンに向かう時間も気力もなかったからです。疲れてはいますが元気です(?)。

覚書日記。
01/01〜01/04
完全なるひきこもり。何だか体がやわらかくなったような気がするほど。

01/05〜01/09
仕事始め。なのに初日から風邪で声が出なくなりました。本当に喉が開かないというか声が全然でない。喋れない。かろうじて囁くような声は出せるけどそれも辛いという…。びっくりしました。そして仕事でまっっったく使い物にならず(まず電話に出られない)申し訳ない気持ちでいっぱい。新年早々何やってんだ。
でもこの風邪、熱はまったく出ず、ただひたすら声がやばいという不思議な熱でした。そのうち声が出るようになったら咳がひどくなりましたが。熱は出ないのである意味元気なんですよね。
初めて自分の職場(病院)に受診しました。内科。
ケンタン錠(解熱炎症剤)、メジコン錠(鎮咳剤)、セルベックス(胃粘膜保護)を出されました。あとトローチ剤。トローチ剤は自分でも市販薬を買ったんですが効き目が全然違う!やっぱり病院の薬ってすごい!そりゃみんな何かっていうと病院で薬出して欲しいと思うよなーとも。
このトローチ、ちょっと涼味があって美味しい…と思ったら明治でした。さすが!とか思ってしまいました(笑)。
2日目も咳が全然治まらなかったのでまた内科受診して今度はリンコデ追加されました。新年早々薬漬け(笑)。

休み明けなのと、何か色々原稿書いたりする仕事があって何かやたら忙しく心落ち着きませんでした。
あと週末三連休に初のスノボに行くのでその準備で落ち着きませんでした(笑)。初って人生初ってことですよ!スキーやったことあるけどあれはもう少なくとも7年は前の話…(遠い目)。
しかもスノボってカジュアルなスポーツだと思って気軽な気持ちでいたけど、実は結構色々装備が大変と知らされてその買い物に行ったりしてました。スポーツオーソリティ(スポーツ用品店)に久々に行きました(笑)。

01/10〜01/12
三連休。越後湯沢にスノボしに行ってきました。
丸一日初心者教室行ったのでへっぴり腰ながらも一応滑るということが出来た(という気分を味わえた)ので良かった!私なりにスノボなるものをエンジョイしました。
しかしスノボってカジュアルに楽しむ若者スポーツだと思ってたけど、実は結構かなりハードですよね。
ダイビングよりハード装備、ハードスキルではないかと思うほど…。だってダイビングはとりあえず潜ればスキルがなくても楽しめますもの。
でもバランスを大事に、姿勢を正しく、体のなかにある重心とエネルギーをうまく流すことで成立する、というのはスノボも弓道も一緒。ていうか人間の美しく機能的な正しい動作というのはこれにつきるんでしょうね。
あと指導のなかで印象的だったのが「見ている方に進む」という言葉。
行きたくない、怖いと思っていて視線を向けていれば体は自然に自動的にその方向へ突き進む。あちらへ行きたいと思って視線を向ければその方向へ動いていく。これって何かちょっと人生哲学的とか思ったり。

しかしまあゲレンデから見下ろす街並み、雪が真っ白に積もった山並みは絶景でした。
鳥になった気分。
あと夜(満月だった)散歩に出たときの遠い山まで果てしなく続く真っ白な雪景色も綺麗でした。
厳粛にして幻想的、荒涼としていて深い美しさ。
こういうところに住んでたらなるほど上杉謙信みたいに自他に厳格でストイックそして個性的な性格になるかもと思いました。
この雪に圧倒された厳しく静かな世界にいたら自分にストイックに向き合わずにはいられないという。
あと昔の越後の人はどうやって生活してたんだというのも気になりました。
よく「冬になれば上杉は軍を動かせまい」とか云ってるけどほんとこの積雪、戦とか云ってる場合じゃない。上杉謙信ってすごい。

新潟は魚沼なので米が美味しかったです。朝っぱらからもりもり食べてしまいました。あとゲレンデで食べるものは高くても(笑)何だかとってもすごく美味しく感じます。温かい食べ物がそのまま血となり肉となる充足感がすごい(笑)。
越後湯沢駅には日本酒の利き酒コーナーがあるのですが、日本酒もやはりすごく美味しかった!500円でおちょこ1杯弱の日本酒を5回楽しめるのです。酒どころだけあって全種類チェックするのがまず大変。私はついお勧めベスト10から選んでしまいましたが、美味しかったー。関東では飲めないような原酒とか蔵だし一番とか濃いのに素朴でかつさらりとした飲み口が素晴らしい…何かこうアルコールじゃないみたい。さらりとした滋味のある飲み物っていうか。梅酒も何ていうか味が綺麗。さらり、きらり、みたいな。あーうまく表現できないですけど!確かに上杉謙信じゃなくても塩で日本酒ぐいぐい飲んじゃうよみたいな(でも脳卒中リスク高すぎとも思う医療従事者)。
おちょこ5杯っていうのもほろほろと体があったかくなっていい気持ちになる量でいいと思います。また行きたい、越後湯沢駅。駅構内の酒風呂にも入ってみたいです。

おとといは全身筋肉痛でした。
咳すると腹筋痛い。椅子に座るとおしり痛い。何故か首の後ろも痛い。デスクワークしていても色んなところが痛くて、人間って意識してないけど全身を使って動いてるなあとか思ったり。
しかし翌日の筋肉痛は若さの証なのでいいと思います。

そんな感じの今日この頃です。楽しくゆるりと過ごしていきたいと思います。
でも金曜夜は仕事の集まり(飲み会)、土曜も仕事、何と日曜も仕事です…!休みがなーい!



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