2008/09/27 風の激しさもこの背中後押すように

最近すっかり涼しくなりましたが、今日はまた一段と冷え込んでましたね!朝なんて木枯らしが吹いてるのかと思いました。涼しいというか、寒い。秋というか、冬…。
転職活動にはいい気候ですね(スーツ着用のため)。

昨日、せっかく時間があるからと1時間くらいウォーキングしたら(いやジョギングのつもりだったけど、全然走れなかった…)今日足が超筋肉痛で痛い…。本当に階段の上り下りがキツい。本当にヒーヒー云うくらい。
で、今日はスイミングにも行かないという…。何やってるんだろう自分…(笑)。
本当にものの加減というものを知りませんよね…。
しかし体が動くというのは不思議なことだなあと思う。自分は自分の体を思い通りに動かせてないと思ってきたけど、それは確かにそうで、でもそうではない部分もあって、私はこうして生きている。動いている。不思議なことだなあ…。

いのちの電話のボランティア。9月に面接を受けたのですが、今日その結果が合格だったと知らせが来ました。正直私の現状からすると人さまの相談より自分のことを何とかしろって感じなのですが、でも選ばれたからには、今の自分に出来ることがあるならば、それをやっていきたいと思います。

9月に受けた面接は夜、都内某所のキリスト教系施設で受けたせいか、顔を隠して、暗い淵のほとりでそれぞれ手に持った箱を開いて中に入ってるものを見せ合う儀式めいていて、死の影が漂っていました。
こういうボランティアに惹かれること自体、心に闇や傷や死の影を持っていることに他ならないわけで、自分のことも人のことも怖いとも思うし、面白いとも思いました。

ボランティアに参加しようと思った理由は、面接スキルを学びたいとか人の役に立つことが出来たらというようなことで、それは今も変わりはないけど、自分自身の心がどう見えてくるのか、変わっていくのか、すごく興味がある。
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。」
何てしにちかいところにいるんだろう。いきているのに。こころがやみのなかにある。いきているから。
何かが見える。見ている。今ここにいるからこそ見えるものがある。死の影のなかに、闇のなかに、痛みのなかに。
私の中に。

生きている限りは自分のベストを尽くします。尽くしたい。

2008/09/25 愛は分けられない

試写会で「ブーリン家の姉妹」を観てきました。
以下ネタバレありの感想です。

あらすじから一人の男(王)の寵愛を争う二人の女(正反対の姉妹)の大奥チックな愛憎ドロドロ話かと思っていましたが、そうでもなかった。
妹から姉へ寵愛はあっさり移り、お互い「なぜ実の姉/妹なのにこんな酷い仕打ちを」と憎んだときもあったのに、求め合い、いたわりながら寄り添う姉妹。
妹が善良で心優しいという設定だからといっても不思議な関係だと思っていたら、最後に妹が王に云う。
「姉は私の分身です」

野望や野心のため利用しあい、見下し、愛し、家族のために変えられた運命を呪いながら、最後まで運命をともにしなくてはならない家族の繋がりの強さ、薄気味悪さ、哀れさ。
男女の間より家族の間のつまるところの情愛が濃密で痛ましい。

人妻のメアリー(妹)を所望しておいて待望の息子が誕生した瞬間に息子ともどもメアリーを捨て、アン(姉)に夢中になって云うがままに聡明な王妃を捨て、国民とローマ教会に背を向け、でもその罪悪感からアンを疎み憎むヘンリー王。
彼は大いなる恩恵を与えるが無慈悲で不確かで、身を任せるにはあまりに危険なもの、愛とかチャンスとかの象徴なんだろうけど、どんどんただの阿呆に見えました。
そりゃ国政も不安定になるだろうよ。腹を立てたら負けと思いつつ誰かヘンリー王を裁判にかけてやれと思いました。
男としても君主としても情けないなあ。一貫性がないよ!そういうものとして敢えて描いているのでしょうが。

衣装は男女ともに豪奢で美しかった。
見慣れない意匠、特に冠?頭巾?がエキゾチックにも見えました。
髪型も色々変わって見てて飽きなかった。
アンが処刑されるまで、ブーリン家を示すであろう「B」のネックレスを付けていたのが切ない。

ナタリー・ポートマンもスカーレット・ヨハンソンもそれぞれに美しくてうっとり。ナタリー・ポートマンの微笑にはぞくっとくる。
勝ち気で凛々しい乗馬姿も見られたのも良かった。美しいなあ!
ヨハンソンたんは見ているとどうしても萌え!って気持ちになる。たまらんなあ…。

アンの娘がエリザベス女王というのに鳥肌。
エリザベス女王がイングランドの黄金時代を築くんですよね。
凄まじい宿業と運命だなあ。
正直イングランド史にもローマカトリックにも疎いのですが、勉強したいと思いました。
あと「クイーン・エリザベス」を観たくなりました。


あ、ギンレイホールもまた出来るだけいくようにしています。映画って2時間が濃密で深い旅ですよね。
でも映画観ると首が猛烈に痛くなる…。手術したから首の筋肉が弱いんだっけ…(H先生ご診察)。長時間同じ姿勢でいるってH先生に怒られそうだなあ。観るけど。

今日は午後からずっと頭が痛かった。ズキズキと湧きいずる痛み。尽きない痛み。最近はあんまりブルフェンも効かない気がする。気のせいだと思うけど(思いたい)。でも飲んじゃう。プラシボでもいいと思いながら。

2008/09/22 小人閑居して

久々にジムのプールへ。暇だから何か体にいいことするでえ!ダイエットしてイメチェンやでえ!とか思ったのですが、これって何だかんだと云って元気になってきたってことなのかもしれない。
あ、でもプール行くと次の日から猛烈にお腹を下すのでそれがいやだったんですよねえ。なので今日は冷えくだりばら防止!と思って泳いだ後15分くらいジャグジーに入り、ギブ!っていうくらいまでミストサウナに入りました。
まあそうしたら更衣室で激しく動悸めまいがして気持ち悪くなりましたけどね!本当私って適度というものを知らないですよね(あほなんですよね…)。
冷え性ですが、熱が上がることにもすごく弱い私。私の体は一体何でできているのか…。アルミニウム?(笑)

2008/09/21 銀のスプーン

今日は友達の結婚式。毎度違う美容室でおまかせで髪の毛を巻いてもらっているので毎度髪型が違って面白い(何せっせと結婚式出てるんだよ…というかわいそうなところには目をつぶってあげてください…)。
1月のときはきっちりアップ、7月はちょっと盛りすぎっていうくらい巻いてあって、今回は前髪まで巻かれたので前髪がオンザ眉毛気味で何か小娘風(笑)。毎度別人。仮装か。

花嫁さんは芸能人かというくらい美しく、別世界だわとか思ってたのに、笑い方とか喋る内容がまるでいつも通りの友達なので可笑しいやら可愛いやら何かすごくリラックスして楽しく、かつ感動もしてすごくいい式でした。

人それぞれたぶん色んな苦難を乗り越えての今日の幸せ、笑顔だと思った。仮にそう見えたとしても全き幸福なんてないんだと思う。そういうなかでいかに幸せになるか、笑えるかが生き様っていうかその人の真価なんだろう。
強い人になりたいな。

2008/09/20 また覗いたいつもの鍵穴 闇にうっすら自分の影だけ

今日はペインクリニック。仕事があったり旅行に行ってたりで何気に3ヶ月ぶりくらい!アベ先生にはそれだけ来れなくても動けてたんだから良かったね!とすごく嬉しそうにされました。あと日に焼けたから元気に、かつ、明るく見えるらしく、先生すごく嬉しそう。
そ、そうかなあ…(照れて顔をこする)。カンボジアではかなり日に焼けましたけど、そんなに明るく元気に見えるほどなのか…実は私美白派よりも日焼け派?健康美派?(誰もそんなことは云ってない)。
仕事クビになっちゃったことも報告したけど、「それって明るくないじゃん!」と云いつつやっぱりアベ先生から見ると私はずいぶん明るく見えるようでした。ずっと嬉しそうでしたよ。

頭痛のほうはこの3ヶ月間もいつも通りありましたけどね。でも前みたいにだらだらと常に何か痛い…というのがなくなったような…。一日中何か痛いというのとか。痛みが出る蛇口の閉まりが良くなった感じ?まあ出るときは出るんですけど(笑)だらだらすっきりしないというのは減ったかなあみたいな…。
うーん。
まあとりあえず今日は首のトリガーポイントと星状節神経ブロックでした。久し振りに受けるとすごく痛く感じる。特にトリガーポイント。針刺さってるんだもんなあ、注射だもんなあ。こういうのに慣れてた私って一体何やつと思いました。

2008/09/19 かなしみとわたしとあしをからませてたどたどとゆく

久し振りの更新になってしまいました。こんなに更新しなかったのって今までになかったような。
更新しなかった、出来なかったのは、8月雷雨続きでパソコンの調子が悪いなーと思ってたら本当にモデムが壊れてしまったからでした。2週間くらいネットにつなげませんでした。オウ…。

あと個人的なこと。なかなか日記に書けなかった、書く・書ける心境にならなかったのですが、実は9月末で今の職場を退職することになりました。
実は4月の時点で上司から「9月に医療相談室を廃止するよ、貴方の仕事はもう必要ない」と云われたのでした。3月に卵巣腫瘍と云われて、その一ヵ月後にクビ宣告で、何かもう自分が粉々に砕けるような気持ちになりました。でも信じられない、信じたくないという気持ちもあって、何事もなく振舞っていたらこの現実もなかったことになっちゃうかもみたいな気持ちもあったりして。
でもときどき耐えようもなく辛くて、病気になって、仕事もなくなって、一体自分は何を支えに生きていけばいいんだろう、とか思ってしまって、ひどいときは「私はもう神様からこの世に存在しなくていい」って云われているのかなあ…とか思ったりして。
自分が思っていた以上に自分がショックを受けたことがショックでした。建設的に考えられない、切り替えが出来ないことがショックでした。自分はついに壊れてしまった、と思った。でも何かもう頭と心がいっぱいいっぱいで、自分が弱いからこんな風になってしまうのか、さすがにだめになってしまっても仕方ないと思っていいのか、分からなかった。
でもやっぱり自分が砕けたような絶望感を味わったし、自分のネガティブさにショックを受けたし傷つけられた気持ちになったから、自分の思った以上の打たれ弱さ、ネガティブさ、立ち直れなさがいやだったんだと思います。
でも何処か「いやでもこれはいくらなんでもかわいそうだろう、辛いよ」とか思ってる自分もいるんですけど。

今回のことでも「試練はそれを乗り越えられる人に与えられる」と云われたけど、本当にこの言葉嫌だと思った。前よりもっと精神的に余裕がなかったから「ああ私は乗り越えられる程度の試練に潰れてしまうようなダメな人間なんだ」とか思ったり、色んなものを恨めしく思って、でもやっぱりそういう自分が一番嫌で、本当にどうしようもなかった。
私は甘ったれかもしれないけど、でももう試練は勘弁して欲しい…と思わずにはいられない…。

過去形で語ったりしてるけど、今も立ち直れたのかなあ?とは思います。でも今までの自分を変えるべきときが来たのかなあと考えられるようになったから少しはいいのかもしれません。…いいかな?(笑)

全然まとまっていませんが、少し時間的余裕も出来ると思うので、自分を見つめなおしたいと思います。いつも云ってる気がするけど(笑)。
たぶん今までのやり方では通用しないんだと思う。だからしばらくは苦しいのかも。でもそろそろたぶんもう大丈夫だと思うんだけど、どうなんだろう。

そんな感じのここ最近です。しんどい時期ですが、でもまあ何とか生きています。



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