2007/10/31 鏡の国で

仕事帰りに弓道の夜間練習へ。道衣をびしっときて凛としたたたずまい、所作の人たちがたくさんいてビビる私(ジャージ姿)。とにかくまずは巻藁。米俵のように藁を巻いて作った的に向かって射って形の練習をしました。指導する人は超上級者なので指導内容が厳しい、しかし的確。
でも大学部活動のほうがもっと厳しかったっていうかきつかったですからね…。殺伐としていたというかピリピリしてたというか…。一瞬でも気を抜いたらビシーッと叱られるので緊張すること今の比ではないっていうか、弓道以外と緩いんだ…とか思えるほど。体育会系どんだけ…。
でも部活動あっての今の楽しい弓道ですからね。
1時間半ほど練習。弓道ってとにかく慣れ、練習だと思う。また来週頑張ろう。

頭痛は相変わらず。明日はインフルエンザの予防接種を受ける予定。早!でも職場が病院なので早いに越したことはなし。

2007/10/29 似てない僕らは細い糸で繋がっている

同族、というものは分かるものだ。直感的に。そしてそれはお互い様というのもまた。なわばりを見回りにきた野性の獣が遭遇したときみたいだと思う。

台風が過ぎて秋らしい穏やかな気候と思ったけど、別段頭痛は変わらない。低気圧だから頭痛くなるけど、高気圧だから痛くならないわけではない。不公平だ!
歩いているときに脳髄がじわわわーと細かくブレるようなめまい?痺れ?を感じるのがびっくりするけど、一瞬のことだし、そういえば前にもそんなことが頻発したけど何でもなかったんだよなあと思って普通に歩いている私…。これでいいのか。

2007/10/27 それぞれの灯台なんだ

弓道初心者講習に行ってきました。初心者講習はこれでお終い。全6回、私は仕事で休んだりしたので4回で八節から的に向かって射るまでやっちゃう超短期集中型講習でした。
かろうじて10年前の記憶で何とかついていけましたが、講習というより体験に近いような…。
まあ本当の弓道はこれから長く長く続いていくのです!ということなんですけどね。
引き続き練習していきたいと思います。

記憶していることと、教わったこととが頭の中でぐるぐるして、自分では出来てるつもりで出来てなかったり、その逆もあったり、今は射るときいっぱいいっぱいです。
でも「あーここをこうすればいいのか!」というのがすごく分かりやすいので(ありすぎるので。笑)面白くもあります。

そして軽い弓を使っているのもあって、射っても的まで矢が届きません。矢道(28メートル)がこんなに遠いとは。

弓道ってまず礼法ありきなので細かいことがあれやこれや決められていますが、基本的に一切の無駄がないんですよね。
覚えるのめんどい!頭こんがらがる!とかつい思っちゃいますが、でもシンプルに機能的に削ぎ落とした形が今の弓道なんですよね。
奥が深い…。
そういえば弓道って坐禅に対して「立禅」と云われているとか…。
確かにへっぽこなりに、八節を意識して弓を引いていると無になるというか心身が律せられてしんとなるような感覚があるような、ないような…。すごく好きな一瞬なんですが、まだまだ本当一瞬の感覚。
これから楽しく頑張ってきわめていきたいと思います!
弓道好きだ!

今日は台風が近づいていて、雨がざんざか降っています。
弓道講習の後から頭がずきっと断続的に痛みだし、体を動かすと(ていうか歩いているだけでも)ぐうーっと体が重くなるような疲れが溢れてきたようなものすごい倦怠感。
ようよう帰宅して(びしょぬれになった)、15時くらいからずっと寝てました…。夕飯は食べたけど、それ以外睡眠。昏々と。
寝てると考えごともしないし、だるいの痛いのもないし、しなきゃいけないことが出来ないってこともないし、一番楽なのかも、体にもいいしさーとか思ってきてしまう私…。
(H先生に「週末頭痛があるならデパス飲んで寝てればいい」と云われて、えー私の週末とQOLを何だと思ってるんですか!と思ったけど、先生間違ってなかった)。

2007/10/26 さああなたならどう乗り越える?

今日はMSWの勉強会でした。
この勉強会、講義を聞くのではなく事例でロールプレイをするのです。人前でMSW役でクライエント役に質問をし、さらにそれがビデオ録画されていて、それを見て面談技術を話し合うという何とも恐ろしい勉強会…。
私も大概人前で話すのに慣れてきましたが、このロールプレイは本当に厳しい。正しい間違ってる、ということは云われないのが唯一の救い?でも逆に悩みどころも多い…。

MSW友達に会えるのはいいんだけど、2時間近くが羞恥と苦悩と緊張でいっぱいいっぱい。いや「面談ってこうすればいいんだ」とか勉強にはなるのですが、ですがですが…!

2007/10/25 翼を広げて

ずーっと握り締めていた手を開くと手の中には何にもない。しかし緊張と力みはなくなり、空虚さにも解放感にも似た心の穏やかさを手に入れる。
頭で分かっているよりも、考えているよりもずっと。

仏像彫刻。残業で行けなかったりもしますが、基本的に月2回のペースで地味に続けてます。
今日からまた新たな仏像に取り掛かります。
大黒天です。七福神の一人。大国主命でもあるんですよね(出雲大社に行ったことを思い出しました)。
先生が仰るには大黒天を彫ると金運に恵まれるそうです。
な、何ですって!?と瞬間的に目の色が変わってしまう私…。そういう心根が良くないと思うんだ…と思いつつも念を込めて彫りたいと思います!(笑)。

しかし今まではレリーフというんですか、裏面は彫らない(平なまんま)ものでしたが、大黒天は立像なので完全な立体。三次元の世界。
さらに大黒天は、大きな福袋を肩に担ぎ、打出の小槌を持ち、米俵に載った姿…長者風の帽子を冠り、微笑んでもいらっしゃる…。
これは…難しいのでは…(いや見るからに…)。

とりあえず今日は長方形の角材の鋸で角を落とすことからでした。
角材はホットのお茶ペットボトルくらいの大きさ。簡単なようで木材の角を落とすのは難儀しました。鋸使うのなんて何年振りだろ。
鋸ですら先生の手つきは正確無比というかものっすごい効率がよくあっというまに仕事を終えてしまう。プロだから当たり前といえばそうですが、すごすぎる…。

2007/10/21 たった一度笑えるなら何度泣いたっていいや

昨日の日記…読み返してみて支離滅裂なところはあるけど、実際心の中ってこんな感じかも。ネガとポジと、現実と信じるものと言い訳と思うものとで。
しかし精神的な未熟さというか甘さは感じないでもない。恥ずかしい。でもあえて残します…。00年10月の悲しくなってる日記とかも読み返すと恥ずかしいけど、当時の悲しい気持ちは今でも覚えてる。でも一応乗り越えてる。
なので今回の日記もいつの日かしんみりと、しかし恥ずかしく笑いながら読み返す日が来るでしょう。

そう云えば20日はペインクリニックに行ったのでした。
仕事が入ったり、夏休みだったり、アベ先生がいなかったりで、のびにのびで約3ヶ月ぶり…。
今回はアベ先生から新情報を聞きました!
それは「ガバペン」。
今年の7月に承認されたばかりの薬。本来てんかん治療薬の補助として使われるものですが、ギャバを誘導、増やすことで神経から来る痛みを取るためにも(鎮痛補助薬としても)使われるそうです。
私の場合、複雑に原因が絡み合って一概に神経から来る痛みとは云えないので効くとは云えない、でも一応情報提供とのことでした。
あと重要なこととしてこの薬には副作用があるんだ…とアベ先生。
ふ、副作用…?ベネフィットがあればリスクもある、それが医薬品ですよと思いつつ(製薬会社の回し者か)副作用にはさんざん痛めつけられてきた私。
特にてんかん治療薬でもあるテグレトールを飲んだときには散々な目にあったものでした…。
それを知ってるであろう先生がもったいぶるほどの副作用って一体!?
何なの!?何なの先生!!
アベ先生はおっしゃった、重々しく。「この薬飲んでると太るんだよ」。
…!!!!
な、何て恐ろしい…!ムーンフェイスになるわけではなく、「体重増加」。食欲増加は聞いたことあるけど(アモキサン、パキシルの副作用)、太るんだ…。
頓服かと思ったら継続投薬だそうで、太る副作用を回避する術はないように感じました…。
ギャフン。
アベ先生もあくまで情報提供なので特に勧めるでも勧めないでもない様子。私もあまりそんなに試したいような気はしない…太るのもいやだけど、テグレトールがダメだったし、今のQOLを考えるとあえて新薬に手を出すリスクを負わなくてもいいかなあ(保守的というかリアル保身)とか思ったり…。
とりあえずがんセンターで相談することにしました(しかしH先生、漢方以外に興味あるのかしら…)。

自分で調べてみました。
GABA=ギャバ=γ-アミノ酪酸。
交感神経抑制系の神経伝達物質、ストレス社会では必須のアミノ酸として有名ですよね(笑)。発芽玄米とか豆乳飲料とか。
ギャバは脳や脊髄に存在し、脳内の血流を活発にしたり、酸素供給量を増やしたり、脳細胞の代謝機能を高める働きをする。
そのことから、睡眠障害、自律神経失調症、うつ、アルツハイマーの改善に効果が期待されている。
その他、血圧降下作用、内臓機能を活発にして消費エネルギー量を高める、血液中のコレステロールや中性脂肪のコントロール、脂質代謝促進(肥満予防校歌)、肝臓・腎臓の機能強化(腎臓の利尿機能活発によりダイエット効果も)など。

以前興味があってGABAについて調べたことがあったのですが(健康オタク。笑)そのときのメモを見たら、「抗ストレス作用、ドーパミンなど興奮系の神経伝達物質の過剰分泌を抑えて、リラックス状態をもたらす」「目安として一日30mg以上のGABAが必要」
GABAが多く含まれている食物として、発芽玄米(100mg中10mg)、トマト、なす、アスパラガス、かぼちゃ、きゅうり、メロン、みかんなどが書いてありました。

ガバペン、一般名「ガバペンチン」。
>こちらはGABA誘導体の新しいタイプの抗てんかん薬です。
>詳しい作用機序はよく分かっていませんが、既存の抗てんかん薬とは効き方が違います。
だそうです。
製造販売承認はファイザー(7月26日)。

ファイザーのサイトを見たところ、基本的には抗てんかん薬との併用だそうです。私の場合テグレトールと…?(大変トラウマ)鎮痛補助の場合単独で服用かしら…。
>通常、成人には初日1回1錠(主成分として200mg)、2日目1回2錠(主成分として400mg)をそれぞれ1日3回服用します。
>3日目以降は維持量として、1回2〜3錠(主成分として400〜600mg)を1日3回服用しますが、症状により適宜増減されます。ただし、1日12錠(主成分として2400mg)を超えてはいけません。

副作用
>体重増加を来すことがあるので、肥満の徴候があらわれた場合は医師または薬剤師に相談してください。 
食欲増加ではなく、本当に体重増加か…。
副作用を挙げていったら完全に安全な薬はないとは思いますが、これがちょっと気になりました。
>ものが見えにくい、目がかすむ、物が重なって見えるなどの眼障害が生じる可能性があるので、異常が認められた場合は医師または薬剤師に相談してください。
うーむ…。
何でもいいから薬を!とパニくることもありますが、ジャンキーみたいになってますが、普通は冷静にやはり副作用は怖いなあ…と思います。
起こる可能性だけを挙げられているとは云え怖いなあ…。
それにイミグランで発生頻度5%未満の関節痛、頚部痛(鼻痛含む?)の副作用があった実績が…(実績かそれ)。医療不信っていうか自分不信っていうかむしろ副作用発生の自信っていうか、とりあえずリスクへの不安が強いです。

しかしSSRIといい、抗てんかん薬といい、足りなくなるとストレス状態になってしまう物質を多く作り出す薬だから、大雑把に云ってしまえば発芽玄米とかサプリを超効率よく、あるいは純粋に摂取していて体によいような気がするのにそうではない(副作用がある)んだから、何か理不尽なような、「自然でない」ことってそういうことなのか、とか思ったり。
なかなかうまくいかないものですね。

まあガバペン、絶対飲まなくてはいけないわけではないんですけどね!(笑)

抗てんかん薬、精神薬の成分、作用機序などはPSW(精神保健福祉士)の試験のときにすごい勉強したはずなのに、「あー聞いたことあるなー」レベルになっていて自分でもびっくりです。忘れるの早すぎ!(使ってない知識とは云え…)。

2007/10/20 10年目!

誕生日です。めでたく30歳になりました。それより何より私としては脳腫瘍から10年!というのが感慨深いです。
相変わらずがんセンターにも通ってるし、頭痛だしめまいだし体力ないしと10年前と何が変わったって云われるとちょっと首を傾げたくなったりもしますが、でも自分では結構色々頑張ってきたつもりです。
出来ない、やれないと思ってたことも結構出来たと思います。でもそうした経験って達成感以上にただただ純粋にすごく楽しいんですよね!
生きてて良かった、生きていられることに感謝するのは本当にこういうとき。嫌なことも、辛いことも、何で10年生き延びたんだろうと思うこともありますが、泣いたりもしますが、それでも生きていると知ることがある。分かることがある。きっとこの先には幸せがあると思う。
この先に。私の進む、前に。

この10年で一番嬉しかったのは医療ソーシャルワーカー(MSW)になれたことです。
10年前、学生時代はこれでも(?)司法試験を目指していました(がんセンターに入院したときも六法持っていったものです。懐かしい)。
「もしも」とか進路変更なんていくらでもあるのが人生ですが、でもやっぱりこれはポジティブな意味で「病気をしたから」。
迷うことも道を変えたことに忸怩たるものもあったりもしましたが、結局は病気をしたのも私なんです。しょうがない。全部ひっくるめて私の人生です。

MSWとしてまだまだ半人前ですが、患者として、今病院にいる人達、患者さんの助けに(少しでも)なれるということは何というかありがたく幸せなことだと思います。何より私が心を救われているような気がします(いい仕事が出来たときだけですが)。
医療は、病院は、未だに愛憎まみれですが(笑)、やっぱり好きです。よいものであって欲しい。希望であって欲しい。
医療に恩返しというか、医療のために働きたいと思うし、患者さんの役に立ちたい。
頑張ってMSWの仕事してたらいつか10年前の自分に会えるような気がします。病室にいる自分に。いつか会いたい。
 
まあそんな誕生日ですが、親と喧嘩をしました。
喧嘩っていうか…。
まあ原因は母が結婚しろ結婚しろ云うからです(子供かよ)。
というとよくありがちな感じですが、実際年齢からもそう云われても仕方がないですし、普段も思い出したようにそんなことを云われて、へらへらとかわしていて(私のへらへら回避能力は我ながらすごい)大したことではなくすることも出来たのですが、何ていうか本当のところ、母が私に「結婚しろ」というのは普通の意味とはちょっと違うのです。

母は私が発病してからずっとずっと私の将来、人生を心配しています。私が学生のときには大学が卒業できるかどうか、卒業したら今度は普通に就職できるかどうか、就職したら社会人としてやっていけるのか、という風に。
親としての普通の心配もあるでしょうが、でも母は私がいつかまた壊れて動けなくなると思っているんだと思う。そんなには外に出さないけど、いつもいつも案じている、胸を痛めてる、それは痛いほど感じます。

試験とか資格とかに挑戦するというのも、母としては二の次だったと思う。出来ればお役所のような将来確実に安定していて(いや今の時代はそうではないですがイメージとして)、あまり苛酷な業務ではなく、保障もしっかりしていて…というところに就職して欲しいとよく云われました。
就職して何だかんだと前職では3年、今の仕事も3年勤めて、その間一応は病欠もせず遅刻もせず(それは当たり前)やってきたけど、それでも母の中では私はそんなに持たないと思ってるから(確かに平日働いてても週末ぐだぐだと熱出してればそういうのも仕方ないとは思いますが…)結婚して欲しいって云う。

結婚したらきっと家事や育児と仕事を両立できないだろうから(体力的に)私一人を十分養えるくらいの稼ぎがある人に、そしてその稼ぎは将来安定しているものがいい、という。
そんな、稼ぎがよくていい歳の妻を余裕で養えちゃう公務員なんて何処の親でも娘でも希望することだよ、そんな人が私を選んでくれたらラッキーだけどありえなくない?とか私はふざけてたけど、母は本気で云ってた。
今の時代、結婚ってそうやってどちらかが養ってもらって将来安泰っていうものではないのではないかとも云ったけど、それでも母はやっぱり私にはそういう人と結婚して欲しいと云う。
そうでないと母は私のことがやっぱり心配で心配でたまらないんだと思う。

さらに母は私が結婚生活と仕事を両立できないだろうと思っているのに子供を産めという。それは子供がいれば将来介護をしてもらえるから、という。
今の時代子供がいるからって…(以下略)と思うけど、でもきっと母の思う私の将来、人生の安定、保証がそれなんだろうと思う。
普通の親としての気持ちとともに、それ以上に、私の人生への心配、不安というのは本当に何処までも何処までも尽きないんだと思う。

学生だったら無事の卒業を、卒業したら就職を、就職したら出来るだけ長く無事に働けるよう、そして結婚して安定するよう、早く子供を産むよう…。
母はきっと私が死ぬまで、私の体のことを、人生を心配し続けるんだろう。私は自分ではまともに、それなりに自立して色んなことをクリアしてきたつもりだけど、母にはそう見えてない。それは母が悪いんじゃなくて、私が脳腫瘍だからそうやって母を心配させている。

云わないけど、きっと母は私が脳腫瘍なことを申し訳なく思ってる、だから余計何とかして普通の人生を、幸せを、って思ってる。すごくすごく。

母の心配はすごく分かる。そこまで心配させて本当に申し訳ないと思う。母の気持ちがありがたい、私のことをこんなにも思ってくれる人は子の世に他にいない。そんな母の心配を晴らしてあげられない自分が情けない。親不孝だ。
おかしな話だけど、生きていて良かったって思ったのは一体なんだったんだろうって思えるほど。無力感?罪悪感?

でも正直なところ、特に今日、自分としては「10年頑張ってきたなー」と浮かれているところにそういったことを云われて、ああまだ頑張らないといけないのか…とがっくりきてしまったのも確かです。
もう頑張りたくないって云ったら、頑張らなくていいって云う。幸せになって欲しいだけって云う。でもどうやって幸せになったらいいのか私には分からない。
試験とかとは違って私一人が頑張ってどうこうなることでもないことだから何を云われても、頑張りたくても、どうにもしようがない(ああでもこれは私の甘えなんだろうか、とも思う)。

でも世間一般の普通の人はそれが出来てるんだから、どうしようもできない自分がいけないような気もするし、情けないし、申し訳ない。そして普通に妙齢の女性として惨めだし悲しいとも思う。云われたくない。

さらにどうしようもないことに、へこむだけじゃなくて反発も覚えるので、結婚して養ってもらわないと生きていけないくらいやばい状態の女を嫁にと望む男がいたら私が会ってみたいよ!とか思う。

云いたくはないけど、あんまり考えたくないけど、脳腫瘍の既往を持って未だに病院通ってることがどれだけ重荷になるか。何年経とうと関係ない、消えない。しょうがないことだけど、若いときに脳腫瘍になった、これをどう受け止めるかを私は強制することは出来ない。どんなに私の見た目が元気そうでも、ポジティブでもどうにもならないことだと思う。
相手の親もまた自分の子には幸せを、普通の安らかな幸せをと望むでしょうから。私の母がそうであるように。

ということを一部云い、全部考えていたら、悲しいやら悔しいやら惨めやら自分が嫌になるからでわけがわからなくなって辛くなりました。
すぐにわあわあ泣く私ですが、今日も大泣きしてそして親を悲しくさせる。
親不孝だ。思い出しただけで涙が出る。

お母さん、私は幸せになりたいし、お母さんに幸せになって欲しい。
脳腫瘍でもそれが出来ると、今まで、10年間頑張ってこれたからきっと出来ると私は思いたい。
お母さん、神様、どうか私を許してください。
頑張りますから、いや頑張らないほうがいいのかな。わかんないけど何とか頑張る(って表現しか思いつかない…)心を尽くして生きていきます。幸せになりたいです。

2007/10/19 見えるものがすべてではなく

仕事帰りに試写会行ってきました。「ディスタービア」。
以下ネタバレあるかも。感想。
主人公は警察沙汰を起こして「自宅軟禁処分」を受け、厳しく制限され監視されている「ひきこもり」状態(そして抑うつ状態でもある)。
そんな主人公がケータイとデジカメ、無線を駆使して、思い込みなのか捜査なのかわからないまま隣人を「監視」する。
現代の病巣から生まれるサイコスリラー?ふむふむ…とか思ってたら、途中から一気に怒涛の展開。
伏線とかミスリードとか関係ない。犯人とかどうでもいい。ましてや現代の病巣なんて。
ノンストップ殺人鬼!!!アンリミテッド恐怖の館!!!助けて!!!
本気で死ぬほど怖くて息出来なくなって心臓も痛くなりました。
たすかるから!たすかるから!と思いながらも、もうやだ終わりにして!勘弁して!と泣きそうにもなりました。
「アンリミテッド・ショック・スリラー」の煽りに誇張はありませんでした!
わかりましたからもういいです!!(半泣きで白旗)

観終わった後お化け屋敷終盤で恐怖に精神擦り減らして消耗しきったときと同じ気持ちと手足のガクガク感、動悸を覚えました。
大団円なのに…。うっうっ。
いや面白いし、日常を忘れる映画の醍醐味満点ですが、心臓弱い人は気をつけたほうがいいと思います。 ほんとほんと、私がチキンだからっていうんじゃなく…(それもありますが)。怖いっていうかオバケ屋敷プラスジェットコースターって感じです。

2007/10/17 貴方の放り投げた祈りで

友達の職場に立ち寄ったら、いかにも「事務所」な雰囲気ですごく懐かしかったです。グループで固められた事務デスク、給湯場、ファイル棚とか、いかにも事務所な事務的なものが。
職種は違うんだけど、根本的に事務所は事務所っていうか。
前職はいやな思い出満載ですけどねえ(笑、えるようになりました)。
とりあえずお茶くみは面倒でいやなこといっぱいだったけど(どんだけ。笑)、でもポットとマイコップがあって好きなときにお茶やコーヒーが飲めるのは羨ましい。区役所でバイトしてるときもマイコップとお茶の時間があったのに、病院だとむしろ飲食禁止みたいな雰囲気なので…。
甘い缶コーヒーはもういやや!甘すぎんねん!微糖でも甘っ!と思う(ので出来るだけ無糖を飲んでます)。

仕事帰りは勉強会っていうか飲み会。退職する人の慰労会でした。40年以上仕事をするってすごいことだなー。いい加減いい歳の私でさえまだその年数は生きてないんだから何だか気の遠くなるような…。
忍耐、努力、情熱、責任感、諦観、達観、大人のスキル、周囲への感謝、協力、色んなものがあってこそなんだろうな。単に年数を重ねただけでなるものではないような気がする。
すごいなあ。私も立派に社会人を全うしたい。

医療・福祉関係の人から予防医療ビジョン?の話をちらっと聞きましたが、結局薬剤に変わって予防の名のもとにサプリメントが多発されるだけなんじゃないの?製薬会社の影がちらつくような気がするんだけど…とか思ってしまいました…。
結局国民が医療離れ、というか病院から自立して自分で自分の健康というものを確信しないと医療費の抑制なんて出来ないのでは?しかしそれされたら病院と製薬会社は困るから結局望んでいるのは医療費ざぶざぶ使ってる状態なのでは…?では本当の健康って?医療の使命って?とか色々考えてしまいました。うーむ…。
(こういうところに医療不信が出ますね)。

2007/10/16 まだ箱の中は知らない

昨日は体力使ったけど(帰宅したのも遅かった)、今日は仕事が立て込んで体力もだけど精神力も使ったけど、でも割と元気…?みたいな?(疑問形ですか)。
何かこういう些細なところにですが、そして一般人的には大したことねえ!ってレベルかもしれませんが、こういうところに10年病人生活をしてきたキャリア(笑)みたいなものを感じます。病人なりに成長してる。体力ついてる。出来ないと思うことも忘れてたようなことも出来てるようになってる。
病気が治るということは「元に戻る」ことではない、ということを分かるまで長かった私ですが、気づけばそもそも「元」の「健康状態」を知らない人生の私ですが、それでもやっぱり何か何処かしらいいところに向かってる感じはするのです。
歳を取ることは衰えること、劣化すること、と思い勝ちだけど、生きてるってまず「動いてる」ってことなんだな。生き物の、生きてることの、強さや逞しさ、何処かへ向かおうとする力は病人だろうがいくつになろうがあるんだな。きっと。
何だろう、うまく云えないけど、結構病気のある人生って面白いかも(笑)。
ていうか面白いって思える人生にしたいと思う。

2007/10/15 幸せって何かしら

今日は仕事帰りに試写会で「自虐の詩」を観てきました。「日本一泣ける四コマ」が原作だそうですが、結構…ハードじゃないですか…?面白うて悲しい貧乏生活の話かと思ってました…。か、過去が…。
でもでも中谷美紀が相変わらず綺麗で、何だか生き生きして楽しそう。

予想したような大きな盛り上がりはなかったけど、突っ込みどころも疑問点もあるけど、人生谷あり山ありというより、いつでも何処でもどんなときでも笑いと悲惨さと愛と失望と期待と優しさとがこつこつ小さく、時にちょっと大きくあるという。
そこに気づけるか気づけないかで人生は変わるんだなあきっと。
前半は笑い、後半はたびたびうるうるしていました。観た後何だかそうか私もすごく幸せなんだなー!と思いました。

しかし月曜から夜遅くまで出かけるのはきついですね…。週末のような疲れっぷり…。楽しいことをしたのに、こんなに疲れて体調まで悪くするであろうことにちょっと自己嫌悪を感じないでもないでも…いやいやでもしない後悔よりする後悔、出かけないで体調不良より出かけて体調不良だ。

2007/10/14 飛び続けている光ならば

気づいたらこのサイトも7周年になりました!おおー!7年も続けられて立派だけど、拙さと情報量に変化がないっていうのはどうなの…というこんなサイトに足を運んでいただき、見守っていただき、本当にありがとうございます。
このサイトで語ることで私は支えられたし、救われてきたので、これからは恩返しが出来るよう私の持ってる情報や経験などを伝えていけたらと思います。
来ていただいている皆様、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
これからもきっと同じようなマイペース細々サイトですが、楽しく前向きに脳腫瘍人生を歩んでいく所存です。

2007/10/13 きっと貴方は世界の果てへでも行くと云うのでしょう

今日は日直。休院日の事務所の電話番ということで出勤です。救急のない病院なのですが、急を要する患者さんとかが来たりして救命病棟24時みたいになったらどうしよう!とかドキドキしてたのですが、何事もない平和な静かな一日でした(いいことですが)。普通日直ってもっとばたばたするらしいですが…。
休院日なので仕事はしなくていいと云われ、実際問題、事務所の普段は医事課の人が使ってるデスクに座っているので仕事しようにも出来ない。
手持ち無沙汰というか落ち着かない…。
結局相談室からパソコン持ってきて資料作ったりしてました。以前は病院データベースを作りたい!と思ってたけど、患者教室の講師やったときの資料が好評だったのもあって、医療費助成制度とか療養に役立つ制度の情報をまとめた資料を作るほうがより患者さんのために役立つMSWならではの仕事なのでは、と思うようになりました。
今ある資料を改定しつつ、それを基に自分の職場の診療科目ごとの資料を作りたい。
「こういう話聞けたからよかった」って小さな安心、救いとなるようなものを。

しかし分かりやすく見やすくというのは簡単そうで難しいですね。「パンフレット」なので、フォントとか色使いとかセンスが問われる気がして、色々うんうん云ってます。

休日の病院は静かで、でも診察がある日には来ない人たちがたくさんいて、活気というか生活感があって、そこが何だか懐かしくて切ない。自分が病院職員の制服を着て「見てる」側にいるのが不思議な感じ。リアルな夢か回想シーンかと思うような。
世間一般で夜とかしーんとした病院って怖いってイメージだと思いますが、病院って「人気がない」ってことがないんですよね。何処にいても多くの人の気配、息遣いがある。生々しい。そしてそれはいじらしくて、健気で、力強くて、必死で切ない。ある意味雑踏よりも繁華街よりもエネルギーのある生活の場だと思う。

2007/10/12 怖がらないで 闇の向こうへ

がんセンターへ。
今回は「痛み日記」をきちんと作りました。100円ショップで買ったフリーのスケジュール帳(自分で日付を記入するタイプ)、1ヶ月見開きのものに8月から今日までの体調を記録しました。痛みの度合いをペインスケールで、痛み方(ズキズキとか)、痛む時間帯(午前午後)痛む場所を書いてます。あと鎮痛剤を飲んだ回数と時間(午前午後)。その他は生理と体調に影響するので台風などの特記事項。
1ヶ月見開きだと月内の痛み分布が分かりやすい。…まあ分かったからといって何がどうということもないのですが(笑)。

あとペインスケールは難しいですね。一番痛いのを10とする、といっても、「普通」の痛みって何だ?「5」の痛みって何だ?みたいな。まあ正しいも正しくもないので、とりあえず「この日の痛みを7とする」として、自分の感覚で書いてます。
私の中で「動けなくなる」または「動きたくなくなる」が10ということにしても7〜8と思える頭痛が一番多い。5、6だと普通の頭痛って感じ。痛いことは痛いけど、よくあることというかまあしょうがないと思える。
なので1から5の頭痛というのがないことになってしまう。そのくらいは生きてるならしょうがないかなみたいな…。
何かいい加減っていうかおかしいような気がしないでもないでも…。でも頭痛がない状態(0のレベル)って振り返ってみてあんまりないんですよねえ…。いい状態なので意識してない、記憶してないのかもしれないですけど。
次回からは頭痛がまったくない、少なくとも自分の中でそう思える日を意識して捜して記入するのもいいのかも。

そんな労作を見たH先生の感想。出来については特に何もなく…(何か物足りない。笑)。8月頃は週末になると頭痛がひどくなるという傾向が見られたので「体を休めるように」「週末はデパスを飲んで寝てたら」というアドバイスになったのですが、最近は週の半ばに集中しているのでアドバイスに困っている様子…。
わ、わざとやってるわけじゃないんですよ…H先生を翻弄させて困らせようとか考えてないんですよ…。後遺症って慢性的な、固定的な難治の症状のことだと思ってたけど、規則性もなく予測も出来ない何処か天邪鬼チックなミステリなんですね。って他人ごとのようにポエム表現してすいません。

あと最近は午前中、特に朝起き抜けから痛いことが多いのですが、先生はそこを問題視してました。夕方頭が痛くなるのは同じ姿勢とってたから肩と首が緊張して、とか、疲れが出て、とか説明がつくんですが、朝からというのはそうではないらしい。
ていうか脳外的に「朝から頭痛」って良くないんですよね。医学的な説明は忘れましたが、横になってる(寝てる)姿勢から体を起こすことで頭痛が起きるというのは脳圧とか脳髄液に変動がある可能性があるから、とか何とか。前の主治医も「午前中の頭痛じゃなければ心配しなくていいよ!」と云われたものでした(心配はしてないが困っているんですけどね…!)。

でもまあ例によってH先生を悩ませただけで次回に続く。今回は3種類の漢方のうち一つが減りました。処方箋を薬局に出したけど、現物が手元に来てない(漢方なので配合とか準備に時間がかかるので金曜日に処方箋を出して月曜に受け取ることにしてます)ので、忘れましたが(それでいいのか。笑)。
普通薬が減るのはいいことなのですが、H先生に敗北の色があるのが切ないです。3ヶ月近く飲んでるのにまっっっったく変化も反応もなくてすいません。もう私もどうしていいやら(と困ったのでとりあえずヘラヘラする私)。

最近なんだかんだと忙しかったりアベ先生が学会だったりしてペインクリニックの受診がのびのびになっているため、デパスとデプロメールを切らしてしまっていたので、H先生からデパスを出してもらいました。えへへ…。デプロメールはがんセンターではお取扱してないそうです。あれ精神科なかったでしたっけ?まあいいですけど。
「眠るためにはデパスで十分だよ」とH先生、いや別に睡眠導入剤としてデパスを使っているわけでは…。
某ペインクリニック医(トフラニールは万能薬だと思っている先生)からは「ジジババに出す薬」と云われ、H先生からは睡眠導入剤扱いのデパスの立場って…。うーん…。

2007/10/10 心はイチゴ、甘い言葉で溶けて崩れてジャムになる

頭痛。でもどうということのない頭痛。痛くないという意味ではなく、特別ズキズキするとか特にここがこうなるということがない、シンプルな、というか。
なので私も何を思うわけでもなく鎮痛剤を飲むのでした。

心の持ちようというのは難しいもの。高くもなり、低くなり。重荷になり、黄金になり。
自分の心の持ちようそしてありようがすべてを決める。それはすごくいいことにも思えるし、ひどく厄介なことのようにも思える。
色んなことを考える…秋ですなあ…(おセンチ!)

2007/10/08 街を渡る羽のような思い通りの生き物に変わる

今日は弓道講習。本当は土曜日に第二回目があったのですが、仕事があったため行けず…。怒られたりして…ついていけなくなったりして…とびくびくしながら行ったのですが、怒られることもなく、内容も八節のおさらいだったので助かりました。
ブランクが大きいけど、でもやっぱり師匠からは「弓道やってた?」と云われるので、気恥ずかしいような嬉しいような。
体はちゃんと覚えてるんだな。でも頭と体で覚えていることが実際の正しいやり方と違っていたりするので、結構いい加減…。でも変な癖のほうが抜けなかったりするんですよね。
今日は巻藁をやりました!巻藁とは文字通り藁を巻いて束ねた俵のような的に向かって矢を射る練習。当てるとか飛ばすのではなく、形を確かめたり練習するためのもの。ですが、矢を射るのは嬉しいなあ!
手順にもたついて矢がなかなかつがえられなかったり(外れちゃう)、引いても全然引けてなかったりするんですが。でもやっぱり嬉しい。
わずらわしいし面倒と思っちゃうこともあるけど、弓の動作って何一つ無駄なことはない。むしろ弓を引くための必要最小限が一番シンプルにまとめられている。でも難しい。そこが何だか面白いのです。

次回も仕事でいけないのですが、その次で取り返す勢いで頑張りたいと思います!

2007/10/07 滅びの定め破って駆けていく

昼まで寝てたけど、起き抜けから頭と目と肩のあたりが痛いってどういう因果なんでしょう…。寝れば体調が回復するというのは都市伝説か!むしろ私の体(体質)が都市伝説…(ありそう…)。

窓を開けると何処からともなく金木犀の香りが漂って、ていうか金木犀の香りって空気そのものみたいに広がっててて幸せな気持ちになりますですね。秋!天気もいいし、素敵な休日。
なのに体調悪いのでちょっとうつうつイライラ胃気味…。痛さとだるさって本当精神を荒廃させる…。でもこれ!という対処方法がないのが因業。

しかし夕方から野球観戦に横浜スタジアムに行く私。逆に予定あったほうが体調に向き合わずに済むので精神的には楽かもしれません。あ、精神的に楽になっても体調楽になりませんから!(H先生へ)。そんな単純な話じゃないからイライラして辛いんですから!(がんセンターで訴えよう)。
10月なのでナイターはちょっと寒かった…。凍えるほどではなかったけど、やはり寒かった。でもカクテル光線がキラキラと眩しくて、夜空が近くて、野球を間近で見られるのは楽しくていい気持ち。
今日はライト側外野自由、バックスタンドに近いところの席だったので、いつもと違った風にスタジアムが見えてそれも面白かったです。
視点が変わるって意外と結構大きい。色んな意味で。

2007/10/06 ささやく光浴びて立つ君を見た秋の日

希望と期待と失望と未練とで心は渦を巻く螺旋階段だ。何処に行きたいのか私にも分からない。徒労という言葉も頭を過ぎる。でもきっと何処か思わぬところに温かい部屋があるだろう、たぶん突然に必然に。

今日は出勤日!静かな一日でした。電話もなく、面談もなく、誰とも喋らない一日。たまってたケースファイルの整理をしました。
風邪?は相変わらず。帰り道、どうにもふらふらして歩くのが億劫になるほどだったので、スタバに入って休んだら余計ひどくなり、イスから立てなくなりそうでした。このままではいけないと思うのに動かない体。体が動かないときほど色々考えるんだけど、思考もぶつぶつ切れてしまう感じ。ああ…。
結局30分くらい目を開けたまま失神してるような状態で(怖!)休んで、何とか帰りました。

2007/10/05 天使のパワーで悪魔のパワーで 取り戻せありふれたストーリー

朝、電車待ちのときに空を見てたら、朝の瑞々しさいっぱいの空を背景にうろこ雲が光るようでした。しみじみと秋だなあ。いいなあ。秋って「秋だなあ」というものを見つけるたびに幸せになります。いい季節。

しかし頭痛えー!とこの爽やかな秋にふさわしくないうめき声をあげてみる。
急に涼しくなったのと、何か夜寝た気がしないので疲れがたまっているのとで昨日から風邪を引いたっぽい。普段の頭痛プラス熱があるとき特有の頭がずくずく煮崩れるような頭痛もあったり。あと喉がちょっと腫れたような違和感、鼻づまりと鼻たれ。
詰まってるのにたれるって矛盾してるんですが、でも両立してる…。何でこういうところだけ無意味に器用な私。
鼻がつーつーたれると未だに思わずつい脳髄液漏れを疑ってしまいます。疑いを晴らすにはしばらく顔を下向きに伏せてじっとする(家だったら逆立ちをする)。それで鼻がつーつーたれなければ脳髄液ではない、という。鼻がたれると毎回こうやってチェックします。健康を確信すること、安心感って大切。
奇行みたいですが(いや奇行だよ)、脳髄液は本当に下を向くと蛇口の緩んだ水道のごとくたれるのです。
とりあえずどんなに鼻がたれでも脳髄液じゃないならまあいいか、と思えます(笑)。健康を確信す(略)

今日の医療相談、介護に関して家族面談だったのですが、特定の一人に他の家族が責任丸投げ、でも口は出すという状況になって、まあ介護問題って複雑で難しいから…とか、家庭の事情は家庭それぞれ…とか、思ってはみても、やっぱり家族なのに無責任だったり誰かを責め詰って声高に云い合ったりするのって見ていて辛い…正直嫌だなと思ってしまいます…。特に声が嫌。ヒステリックに人を責める声って内容以前に音が心にグサグサ重く突き刺さる感じがしてしんどい…。
でもケアマネージャーとかってもっとこういう家庭の内情を頻繁に間近に接しているんだろうなあ…とか思ったり…。

気分転換も兼ねて、帰りに買い物へ。秋物がなくてやばいっていうのもあるんですけどね!(笑)。
何だかんだ買い物って気が晴れていいですね。こういうときってオシャレしよう!とか自分磨きしよう!ダイエットしよう!とすごいキラキラ生き生きした気持ちになって楽しい(その気持ち継続しようよ。笑)。
百貨店のインフォメーションにいる案内嬢(っていうのかしら?)がお人形さんのように綺麗で、かつ色んな人から色んなことを質問されるんだけど(銀行のATMどこ?とかその百貨店の範疇外のことまで)事務的にならない程度にてきぱきと分かりやすく答えていて、プロのすごさを見た気がしました。
愚痴ってもやもやしてる場合じゃないなあ、と思ってみたり。

寝だめしたい!けど明日は出勤…。とほほん。

2007/10/03 心から愛してる 今でも奇跡を信じてる

昨日の肋間神経痛(?)は朝起きたら僅かな疼き程度に治まっていました。そして仕事しているうちに完全に消えました。うーん、何だったんだろう。気温の変化によるもの?(私は鋼鉄製か)。
でもとりあえず痛くなければいいや。ていうか今となっては頭の痛いほうが気になる問題となっているし。いつだって今目の前にある痛みに全力投球です。ヒアアンドナウの精神(違う)。

2007/10/02 喜びよりも悲しみよりもただ君のことを考えているよ

仕事しているときに急に肋骨の真ん中の下のほう、みぞおちの奥あたりがごりっと筋を違えたかのような違和感と痛みが出てきてまいりました。
特に体を変に動かしたとかないのに、何かずっとごりごり痛い…。上半身ひねってみたり、腕まわしてみたり、前屈してみたけど、変わらないし、むしろ痛くて動かしたくない。
微妙に猫背にしていると楽なような、そうでないような…。
肋間神経痛になったことがあるので(小学生のとき…。どんだけ虚弱…)それかとも思ったのですが、肋間神経痛だとあばらのあたりがしくしく痛いんですよね(一時期結構本気で狭心症を疑っていました…)。
今日のは肋骨とか背骨がごりっとずれてしまったのかと思うような感じ…。何なんだ…。
仕事中もだけど夜寝るまで痛かった…。

ついでに(?)頭痛も。
これはH先生主張の「姿勢が悪いから来る」ってやつなんでしょうか。うう。

何か最近寝ても寝た気がしなくて、日中だるい(でも頭痛は痛い。ズキズキと。何なのこの両立する矛盾…)のでコーヒーばっかり飲んでます。一時期は控えようと思ったこともあったけど、H先生がコーヒーと冷え性は関係ないと云ってくれたので(まあ水分取りすぎは良くないんですけど)安心して美味しく飲めます。ありがとうH先生…(何か生活における影響力大きいな。悔しい。笑)。
しかしコーヒーが美味しい季節です。いいなあ秋、いい季節。旅に出たい。

2007/10/01 毎日退屈せずにいたい 色んな場面が日替わりだから

10月です!誕生日がある月というのもあり、MSWになった月でもあり、10月ってわくわくします。秋だし、いい月だ。出雲大社に向かってお祈りしちゃう(笑)。
MSWになってちょうど3年が経ちました。個人的に3年が一区切りだと思っているので、今日という日が無事に迎えられたのはとても感慨深いです。何となくもっと長くやってるような気がしますが、3年かー。前の仕事よりもまだ数ヶ月ほど短いんだなー。
でもまだまだ勉強とか経験が足りないと思ってしまうので頑張ります!逆に3年目からが勝負なような気もしますし!

さて、一時期梅干に燃えていましたが、何か急に熱が冷めました…。燃えてるときはしょっちゅう梅干食べたい!と思って実際ぱくぱく食べてたんですが、今は梅干を見ても「食べたい!」と特に駆り立てられない…。
体内phのバランスが取れたのでしょうか…。謎だ。買いおいてある梅干をちょっと持て余しています(笑)。

和漢人参茶は見かけると買ってます。特に美味しくもないけど、まずくもない。体めぐり茶の緑茶バージョンみたいな?
でもこの前たまたま伊藤園のそば茶を買ってみたら、そば茶美味しい!ブームがきそう(またか。笑)。ノンカフェイン飲料なんて…!と思っている私ですが(笑)、この香ばしさ、たまらないものがありますですよ!涼しくなったのも要因のひとつだと思います。
伊藤園のそば茶は韃靼そばと普通そばが混じっているんですね。普通の韃靼そば茶より味が濃いような。
ちなみに私、ペットボトルのお茶はおーいお茶の濃い味が好きですが、別に伊藤園のまわしものじゃないですよ!

そう最近急に寒くなったので着る服に困っています(笑)。秋物欲しい…けど、どういう服を買ったものかというビジョンはない。秋を待ち望んでいた割にこの準備不十分さは一体…(笑)。

とりあえずそんな10月。秋の始まりです。何か色々楽しみです。転機が来る予感(毎月)。



HOME

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送