2007/07/31 10年目

脳腫瘍の摘出手術をしてからついに、というか、ようやくというか、10年が経ちました。10年ひと昔と云いますが、お医者先生から「10年経たないと昔の話って云えないよ」と云われていたので、すごく意識していた節目だったのですが、実際迎えてみると、まあ、何ていうんでしょうね。

結局手術もこの手術をしたからすべてがクリアになるかのように良くなるわけではなく。治療もこの薬を飲んだから次の日から何かが変わるわけではなく。
どんなに意識しても、「一線」というのは自分の「一歩」に他ならず、継ぎ目なく続けること、諦めないこと、挫けず続けること、慣れること、飲み込むこと、そういう地道なシームレスなことが「闘病」というものであり、「病気にかつ(勝つ/克つ)」ということなのかなあ、とか思います。
何かもっと劇的でドラマチックなものかと思っていたのに!(笑)
長くて短い、ある意味では一生終わらないもの。そう思うと闘病って普通に人生そのものってことなんですかね。
うーん何でしょう。何なんでしょうねえ。闘病。病気。人生って。何なんだ。
よく分からないけど、その意味は自分で作っていくものなんだろうなあというのは分かってきました。さらにそれは「これ!」と決めなくても、人生その時々に変わってきてもいいのかも、と最近は思ってみたり。
時に躓きにもなり、チャンスにもなり、重荷になるときもあるし、希望になるときもあるし、その時々。
ただ、出来る限り、前向きに捉えていきたいなあと思います。
私の病気ですからね。私の人生ですからね。

10年経っても私は弱いし、ぐだぐだだし、でも前向きで能天気で、無計画な無鉄砲者ですが、自分の人生を楽しくいきたい。楽しみたいです。幸せになりたいです。私は脳腫瘍ですし、脳腫瘍は私です。この体、この心をもって、私の人生で私は幸せになりたいです。そのために一所懸命頑張りたいです。

そんなことを改めて思う10年目。夏は生まれ変わりの季節です。

闘病記(「闘病カンファレンス」)のことは忘れていません、本当です。今年の夏には書き上げたかったんですが…。ああうう。そ、そのうちには必ず…。はい。

2007/07/30 鳴らない目覚ましを抱えて泳ぐ

今日は午前半休でした。月に1回1日休みがもらえるのですが、がんセンターに行くため、半休2回になっています。そして仕事の都合上午後半休は許されないので、病院がなくても午前半休。
午前休みだと、いつもより遅く起きて、テレビなどを見ている間にあっというまに出かける準備をする時間になってしまうので微妙な気がしないでもないでも…。
でもよく考えたら月曜から遅寝が出来るって社会人としてかなりの贅沢ですよね。

出かけるときにどんぴしゃですんごい土砂降り。おわー…。
こういうときって絶対ずぶ濡れになるからスカート+サンダルで行ったほうがいいような気がする(タオルで拭けば何とかなる)けど、濡れた状態で電車に乗ったりすると寒いので、ジーパンにスニーカーで行くとぐっしょりずぶ濡れ感が強くて参る、という。ぐっしょりも嫌だけど、個人的にダメージは冷えるほうがでかい気がするので(のちのちに響くもんなあ)ジーパンにスニーカーで行きました。最寄り駅に着いたときにはすでにずぶ濡れ…。うーむ…。
昨日の夜といい、最近雨がすごいですねえ。夏だなあ…ってまだ梅雨明けてないんでした(びっくり)。
とりあえず低気圧が来るとだるくなります。来るなとは云えないですけどねー。

毎日もろみ酢を飲んでいるのですが(健康オタク)、今日はスーパーでバナナ黒酢を見つけたので買ってみました。
バナナはセロトニンを作り出すからダイエット効果あり、ストレス緩和効果あり、不眠解消効果あり、と云われてますよね。
味としては…うーん、最初にバナナの甘い香りと味がするのに、後味が黒酢のくわっとしたサワー感なので、何か…違和感っていうか。個人的に見た目と味が違うものとか、最初にイメージした味と違う味とかって苦手なので何とも…。うーん…。

夜も土砂降りていうか嵐。雷。雷の音って、本当天がばりばりと裂けるような、何かがどんがらと転げまわって破れんばかりというか、壮絶な音ですね。
何とも表現も、模倣もしようにない、まさに天然の音。迫力がすごい。
怖いんだけど、聞いていると胸の芯が揺さぶられるというか、眠ってた何かが目覚めそうな(笑)そんな響き。
そして雷を聞いていると(見ていると)竜という生き物がいると思えてくる。何となく。

昨日(29日)は2、3度停電がありましたが(ごく短い時間でしたが)、今晩は停電にならず一安心。

遠ざかる雷の音を聞きつつも、余韻の閃光を感じつつも、暑さがなく、寝やすい夜…。
梅雨明けはいつになるんでしょうねえ。

2007/07/29 選挙、夏

選挙へ。毎回選挙というのはドキドキしますですね。この一票が未来を決める…みたいな。実際そうなのかどうなのかはさておき、こういうロマンと意識が大切、と思うことにしています。
あとどうでもいいけど選挙用紙の質感が何か好き。つるつるとしていて、破れなそうにしなやかさがあって、鉛筆で書くのに合ってないような気がするけどそうでもない、という不思議な質感。あれは何ていう紙なんだろう。ケント紙とか、何とかきっと名前があるはず。
でも気になりつつも選挙管理委員の人に聞くわけにもいかず、家に帰ると忘れちゃうんですよね(笑)。

昼ごはんは横浜ベイクォーターでタイカレー食べてきました。タイカレーって分かるような分からないような、でも知らないわけがない、と思いながら注文して、実際タイカレーが来てみて、ああこういうのがタイカレーか!と感心しました。
白くて鶏肉が入っててココナツの味がして、辛いカレー。
夏って感じがするなあ。

2007/07/28 素敵なティータイム

今日はペインクリニック。まあいつも通りの神経ブロックです。ブロック受けた後の眠気…日頃の疲れと麻酔があいまって体の感覚がなくなるほどの、微かな意識も働かないほどの眠り…催眠にかかったときの感覚ってこんななのかもと思ったり。
毎度看護師さんに起こされないと目が覚めない…(はずかしい)。

エコバック、というか小さく折りたためてかさばらないバックを持ち歩きたいと思いつつ、値段が高かったり、意外とかさばったりとでいいものが見つからなかったのですが、コムサでなかなかいいものを見つけました。
折りたたむと小さめなお財布くらいの大きさ、広げるとマチもあってちょっと大きめのバック。まあ私がエコバック使うときってドラッグストアとかスーパーやコンビニでちょっとした買い物したときなので大きすぎるような気もしたけど、でも大は小を兼ねるというし、気にせずぽいぽい物を入れられるというのはいい。
って持ち歩く荷物が増える(カバンの中身が増える)っていうのはどうなの、とも思わないでもないですが。合理性があるようなないような…(笑)。

その後、ちょうど時間があったので友達と落ち合ってお茶を飲んできました。いいなあこういう偶然。楽しい。

2007/07/26 どこへゆくの

火曜はNLP、水曜は仕事の勉強会で、帰宅が10時くらいになるのが続いたら、何だかすっかり疲れてしまいました。
暑いので夜寝た気がしないのもあるのかもしれませんが。
痛いとかだるいとかよりも無気力に近いくらい疲れていて何だかなあ。

関係あるのかないのか、最近右の足裏がかーっと熱くなります。足指じゃなくて足の裏。変なの。足の裏には体の臓器や器官に対応する抹消神経の束がある、ということを聞いたので、足裏反射ゾーンを調べてみました。
熱くなる反射ゾーンの対応臓器は胃、甲状腺、右肺、肩…かなあ。
ふううむ…。

2007/07/24 真実の顔

NLPを習ってきました。NLPというとプロスポーツリーグの略称みたいですが、「神経言語プログラミング」という心理学と言語学を組み合わせた学問のことです。

人間は何かを感知した時、感覚を通して言葉に変換して認識し、その認識に基づいて反応するが、その認識―言語化のシステムは今までの経験によって既にプログラム化されている。
なのでそのシステム、プログラムを分析し、変化させることで、例えば自分の苦手意識、コンプレックス、人間関係を改善出来る、という。
心理療法でもあるし、コミュニケーションスキルでもあり、ビジネス自己啓発にも使えるし、脳機能学でもあります。

概要は理解していたつもりだったし、面接技術演習も受けてるし、と深く考えずに臨みましたが、実際自分に向けてNLPスキルを使うとかなり結構キツい。

日頃自分が意識しない(ようにしている)自分が、他ならぬ自分の語る言葉で浮き上がり剥き出しになるのです。
自分の言葉なので無防備に自分が表れているし、受ける自分も反発とか抵抗が持てない。
まさに言葉は感情的で、残酷…。

続けるのがつらくてこわい…。 でも自分を見つめてみたいとも思うし、自分を変えたいとも思うのです。

この歳にしてこの痛々しさ。 ドMか。 永遠の思春期か。 心理学オタクか。
何にせよ頑張って本当の自分を見つけたいです。

2007/07/22 清らかな言葉を

今日はまあまあ。昨日は一体何だったんだろう…いや日頃意識しないようにしてるだけでああいうこと考えてる(考えを持ってる)んだな私…。
しかし体調の悪いときは考えも悪いほう悪いほうへといっちゃうっていうのもあるしなあ。
ふううむ…。

昨日あまりにうだうだしてしまったので、反省もこめて家中のエアコン掃除をしました。自動で掃除してくれるタイプではないのでパネルとか分解して磨きました。細かい小さな部分だからこそ磨いたり拭いたりに黙々と集中するのが面白いかも。
ついでにあちこち拭いたりしだしたら一時期引越しでもするのかっていう様相になりました。そしてすっごい汗だくになりました。

疲れたけど、さっぱりすっきり。
体にも心にも汚れをためてはいけないですよね。

2007/07/21 認めること、諦めること

せっかくの週末だけど、どうにもこうにもだるくて辛い。熱があるときみたいに頭がぼーっとして、体がだるすぎて辛い。普段の頭痛からしたらズキズキ度は低いんだけど、痛いことは痛いという。
あと起きていると頭痛いなーというのが強くて、横になってるとぼーっとなる。身の置き所がない感じ…。

いい歳して週末に何処にも遊び行くでもなく、何か有益なことをするでもなく、ただただ怠惰な人間のようにひきこもってうだうだしている自分、というのが端から見たらどんなだろうと思うと恥ずかしいような悔しいような気がして、ついつい家族にうだうだと「好きでこんなことしてるんじゃないんですよ」「これだけ辛くてこんな状態になってるんですよ」と自分の辛い状態を一所懸命「言い訳」してしまう自分にますます気が滅入って情けなくなる。何やってるんだろ自分…。こんな体なのは分かってるのに、もう何年もそうなのに、何でこう変わり映えがしないというか非生産的なんだろう…。
私は自分は頑張ってると思いたいし思われたい見栄っぱりのくせに可哀想がられたくて、言動が中途半端で根性なしだ。弱くなるととことん弱くて怠惰になる。でもそれが認められないんだ。だから進歩も変化もないんだ。一生こうやってぐだぐだうだうだと弱い自分に言い訳して同情買おうとしながら、でも見栄はって中途半端に生きていくつもりなんだろうか。いやになる。

このままでは行けないと出かけてみたけど、水泳は出来ないし、歩き疲れてふらふらしてミスドに入ってドーナツとカフェオレ食べたら、冷房に当てられて帰り道に猛烈にお腹が痛くなってほうほうのていで家に転げ込むことに。
何だかなあー…。

2007/07/19 その歌をもう一度聴きたい

頭痛い…。忙しいのせいもあるんでしょうけど、頭痛すぎる。先月も中旬くらいに右目あたりから頭痛になったけど、今月はちょっと長引きすぎな気がする。鎮痛剤飲んでもビタミンBやドリンク剤摂っても夜早く寝ても何にも変わらない。ズキズキズキズキ、痛いという感覚で頭と視界が塞がれていくような感覚さえする。

H先生からは右目系痛のときは、芍薬甘草湯を飲むように云われてたので、それも飲みました。
>胃腸や胆のう、尿路や子宮などの平滑筋、あるいは手足の骨格筋の緊張をゆるめて痛みをやわらげます。とくに、差し込むような急激な痛み、いわゆる「疝痛」に有効とされます。
>具体的には、胃痛や腹痛、胆石や尿路結石による疼痛、筋肉痛や神経痛、さらに生理痛など、いろいろな痛みに広く用いられています。
あーH先生は基本的に私の頭痛を筋肉と骨格の歪み、仕事(パソコン作業)から来る筋緊張と捉えているんですよね。間違ってないかもしれないけど、これも効かないからなあ…。効能書きを見るとほんと私向けの(笑)内容なんですけどねえ。でも胃痙攣には即効性があるけど、私の場合それは望めないとは云われてるんだった…気長に飲み続けていればいつか、いつか白馬の王子様が迎えに来てくれるはず!って何の話だ。
白馬でも白衣でも何でもいいので誰か私の頭痛を治してくださいっていうかみたいな。

2007/07/18 チャンスの前髪

お腹を下しやすい私、毎朝(仕事始まる前)職場でヨーグルトを食べてます。ガゼイ・シロタ菌の摂れるソフール、ここ数ヶ月はメグミルクの生きたままビフィズス菌が腸に届くやつ(ビフィズス菌がカプセルに入ってる)。
そしてそれでもあんまり良くなった感がないとの、「まずは14日間お試し下さい」のコピーに惹かれて、ダノンビオにしています。先週の月曜日から。連休中もちゃんと買っておいたやつ食べたので、来週の月曜日には何かが起こっている!はず。かも。
今の時点では特に変わりはない、かも。
職場近くのコンビニにはキウイのダノンビオしかないけど、いちじくのが何かもの珍しくて、結構美味しくて好きです。

ヨーグルトにこだわる私ですが、恥ずかしながらカスピ海のヨーグルトはいつまにかダメにしてしまいました…。朝は忙しいとかそんなに食べる調子じゃないとかで、夜は遅く帰ってきて疲れたからとかで食べ損ねてそのまま忘れちゃって気づいたら…という。だめじゃん!

2007/07/17 荒れた海を越える翼

医療相談室で集めた病院情報をもとにデータベースを作りたい、と息巻いていましたが、データベース構築している時間もなく、結局病院一覧という本に色々書き込んでいってます。
病院一覧の本は、本屋によく並んでいる「名医がいる病院一覧」とかではなく、本当に病院版電話帳みたいな本で、市区町村にある病院の名前、住所、標榜診療科目、専門外来、主な手術件数、施設基準(回復期リハビリテーション病棟とか緩和ケア病棟とかの有無が分かる)、病床数がひたすら載っています。
私が書き込むのは、そこの病院の入院受け入れ条件とか交通手段(徒歩何分とか)とか。顧客名簿みたいな感じになっていて、これがないと仕事に困る。
そんな病院一覧の07年版(最新号)が出たので、今までの情報を書き写しているのですが(ローテク)、たった一年でずいぶんの病院がなくなってるなあ、と思います。改築、再編成のために休院している病院もありますが、クリニックになってしまった病院、廃院になってしまった病院も結構多い…。
まあ病院の数が多ければいいというわけではないですが、でも急激なこの見直しが果たして後にいい影響をもたらすのかといったら分からないですからねえ…。

あと病院が専門的に特化してきていますが(リハビリはリハビリ専門病院へ、終末期はホスピスが行うとか)、専門的な病院できちんと専門的な治療を受けられるということはいいことですが、でも専門的じゃなくてもいいから慣れ親しんだこの病院で最初から最後まで診て欲しい、何ヶ月たったら退院、この治療になったらこっちの病院というよりひとつの病院で入院していたい、と思う患者さんもいるんですよね。
専門特化も患者さんのためになるし、ニーズもあると思うけど、でも患者さんの幸せって単純に技術や治療レベルの高低だけではない、とも思うので、何とも難しいところ…。

2007/07/16 嵐の連休

連休…えーと何してましたっけ…(聞かれましても)。

1日目。
迫り来る低気圧の影響ですっかりぐだぐだ。重いだるい痛いという。
雨が普通の大雨とは違う迫力で、ざあざあざあざあ雨音に取り囲まれて、道路の排水溝を溢れて流れる水ががぶがぶ鳴って、部屋が何だか宙に浮いて孤立した、でも安全な小さな場所みたいな感じがして、それはそれで何だか安らか…。

柴田よしきの「聖なる黒夜」を読んでました。あと佐藤賢一「女信長」。その他数冊、基本長編狙い。
読書好きだけど、集中力に欠ける私(威張ることではない)、本を読んでは、コーヒーを淹れに立ち、しばし読みふけって、ネットを立ち上げてみたり、また読み出して、携帯をいじって、読んでテレビ観て…みたいなことの繰り返し。落ち着きがない。でもこういうのがすごくいい。たっぷりと時間のある休日というのはいいものだ。

2日目。
昨日が昨日だったのでどんな恐ろしい事態になるのかとそわそわしてたけど、午後からは落ち着いてきて拍子抜け…。いや甚大な被害をもたらされても困ってしまうのですが。

雨が降るのを見越して、雨がまだ弱い午前中に一所懸命窓ガラスと網戸を洗ったのに…。
天気が回復しても私の体調は回復しないという。ぐだぐだ。
家にいる贅沢で、ハードカバーを2、3冊並行で読んでみたりする。甘いお菓子としょっぱいお菓子を交互に食べるような幸せ。

3日目。
朝布団の中で体がぐらぐらするので、眩暈吐き気かと思っていたら、地震でした。テレビをつけて絶句…。
眩暈吐き気は勘違いだったけど、体調が悪いことに変わりはなく、熱も微妙に出て頭が重い痛い、そして体はだるい。まるで疲れが出たかのような体調の悪さ。この連休一歩も外に出てないのに!(何だかなー)

でもずっと横になっててもよくないような気がしたので、エアコンの掃除をしました。古いやつなので自動で掃除したりしないのです。
一度分解してしまえば、後は座ったままちまちまこつこつと掃除していくので比較的体も楽でした。綺麗になっていくのを見るのも気分がいいですしね。

でもテレビで流れている地震のニュースには胸が潰れるような気持ち…。死傷者が少ないのが唯一の救い…。
こういうとき医者や看護師、ヘルパーだったら現地に飛んで役に立てるけど、MSWじゃなあ…と思ってみたり。このていたらく(虚弱体質)で現地に行くだけ迷惑という前提はさておき。

2007/07/13 右手も見失うほどの深い夜

何か今週は忙しく立て込んでいます。相手ありきの仕事なので繁忙の予測が立たないし、季節も関係あるようであんまりない。でも呼べば応える、何でも動く、というところに医療相談室の真髄があるような気がします。
私はそういうものでありたいと思う。一時期は病院という組織の中にいかに入り込むか、存在(地位)を確立するかということを目指していましたが、もっと本質的に実質的に必要とされること、存在を認められたい。それに勝るものは結局のところないような気もする(色んな意味で)。
でも便利な職員になってるんじゃ…とか考えたりもしますけどね。本質、実質、信念、専門性…そういうことを考えていくとほんと難しい。でもかけらでも少しでも自分の中にそういうものが見当たらない仕事はしてはいけないと思う。

仕事帰りに眼科行ってきました。H先生に云われたこともあるし、普通に昨日今日と目の奥から頭全体にズキズキ痛いので、せめて眼精疲労(ドライアイ?)を癒す何かでももらえたら、と思って。
でも何かここの眼科の先生、診察室に入るなり、すんごい喋る。私今使い捨てコンタクト使っているんですが、そのコンタクトに関する注意事項をきちんと患者に説明してない眼科医なんてダメだよ、眼科医としての職業意識に欠けるよ、患者のことを考えてないし知識がちゃんとないんだよね売ればナンボみたいなさ、その点僕はね…みたいな他医者批判と自分評価がばーっと続いて、私が「仕事でPC使うので」みたいなことを一言云ったら、今度はコンピュータの使いすぎは良くないよ、厚生労働省でもコンピューター1時間使ったら10分休めって云ってるんだけどそれを守らない人が多すぎで云々かんぬん…。
そんなこと私に云われても…みたいなことをまくしたてられても本当に困ってしまう。そして医療不信、医者嫌いの私でも他医批判、他治療否定は聞いていて気分が良くない。他の医者が悪いと証明したからってその先生を信頼することに繋がらないんだなあと変な感心。
あとこちらに話すチャンス、質問の余地を与えずにばーっと喋る人って医者でも営業でも本当苦手…。体力精神力をすり減らされるようでげんなりします。そしていい気分にならないもの…。

帰り道に行きやすい(場所、診察時間)というだけで選んだのですが、何ていうか大失敗。でもこういうのって本当かかってみないと分からない。一度で済むであろう眼科だったのが不幸中の幸いだな…。とか思う私(その間先生大演説中)。
とりあえず何とかこちらの云いたいこと(眼圧検査、緑内障等の異常チェック)を伝えて、診察になりましたが、疲れた…。あまりに疲れたので、先生からは深刻に緑内障などに怯えてきた患者に見えてたみたいだけど、もう何でもいいや…。

検査の結果、眼圧正常、緑内障などの異常はありませんでした。視神経が小さいというどうでもいいことを教えられました。別に異常ではないらしい…だったら何故そんなことをわざわざ…。チキンなのでちょっと気に病んでしまうじゃないですか!(笑)
しいて云うなら使い捨てコンタクトの装用時間が長いと云われました。で、特に眼精疲労、ドライアイに対する処方、治療なし。え、せっかく眼科にかかったのに、これではただの検査…いやまあただの検査でもいいんですけど、何か損したような…(笑)。
いやいや正常という検査結果が得られるということは素晴らしく、ありがたいことです。頭痛に関しては解決にはなってませんが(笑)健康は大切。

三連休は台風が来るそうなので、ひきこもる予定。図書館で厚い本ばっかり借りてきました!読書三昧の予定!
でも台風=低気圧が来るとものすごく体調悪くなるからなあ…ひきこもってるから関係ないと云えば関係ないですが(笑)。

2007/07/12 人間の未来への切ない望みがこめられています

今日の医療相談のひとつが医療保険に関する相談。
悪性腫瘍疑いで入院して、死因が悪性腫瘍(がん)でも、確定診断が死亡後だとがん保険はおりないんですね。がん保険だから、がんで入院してがんを治療しなければ保険の対象にならない、それががん保険だ、って理屈は通るような気はするけど、何か納得いかない…。間違ってないのかもしれないけど、腑に落ちない…。
契約、約款で決められたことで契約者にも知らされていることで、了承した上で契約したことだから、正直なところ、医療相談室で出来ることってないんですが、ちょっと考えさせられたというかもやっとした気持ちになりました。

そういう「商品」だから仕方ないと云えば仕方ないけど、じゃあ病気への不安で売買されたものって何なんだろう、とか、殊更不安や心配の対象にされ、大量のお金を動かし、その名をつけられながら契約上認められない「がん」って病名は一体何なんだろう、その手続きが患者さんとその家族の何を救って何を保障したんだろう、とか。
何だかやりきれない…。

テレビCMのノリ、病気(特にがん)へのイメージ戦略(って云っていいのかな、うまく表現できない)に何となくひっかかりを覚えてたので、余計何だかなあと考えこんでしまう。何だかなあ、何だかすっきりしない、納得いかないような気がする。もやもや…。医療保険を否定するつもりはないですが。

今日は仏像彫刻。
頬の厚み、ほんの僅かな角度、ミリ単位で顔の印象ががらっと崩れたりするので、CT画像の断面図のように細かく見ながら、根気強く神経を使って彫っていかないといけない。
そんな作業が延々と黙々と続くのが仏師なので、先生いわく、
「惚れないと彫れないよ」。
か、かっこいい…。職人だ…。

「大黒を彫れ」という天の声(?)を聞いて大黒様を彫ったら仕事が次から次へと舞い込んだ、とか、瀬戸内寂聴を彫ってくれと依頼があったとか、先生の話は面白い。
とか思いつつ、大黒様彫りたいとか考える俗と欲まみれな私。

2007/07/11 我らが住む塔

職場の病院の院長が4月から新しい人になりましたが、何か色々と考えが今までの院長とは違う感じ。がんセンターとか大きな病院を経験している人だからか、「今までの医療」を変えたいという信念がありそうな感じ。自分と患者とで新しい医療の形を作る、みたいな。
でもだからこそ今の医療、今職場にいる医療スタッフを信用してないというかあんまり重用しない感じもある…。チーム医療とかいう概念嫌いそう…。

確かに今での、それも医療側から提示されてきた概念が、本当に患者の気持ちやニーズに沿うかといったら疑問だと患者として私も思うのですが、でも医療従事者、病院職員としては院長から邪魔扱いというか遠ざけられるのは非常に切ない…。
ほんと医療って医者と患者との関係が基本ですけどねー、看護師や医療ソーシャルワーカーなどの職種も患者を支えますというのは医療の側から提示した考えですけどねー。
でもそんなあからさまに拒否感出されると切ない…。でもこの拒否の仕方、医療不信患者の感覚を強めにして医者に搭載してみました、みたいな感じもする…その点には共感を覚えてしまうのがパラドクス(笑)。私、見た目は医療ソーシャルワーカー、中身は医療不信の患者ですから。院長、院長には同じ匂いを感じますよ!!

院長と話をしたいなーと思うんだけど、それが出来ないのが残念。これからまた色々変わってくるかしらん。

右目痛っていうか今日は左目の奥が差し込まれたように痛くなりました。差し込まれたというか抉られたというか、目の奥がずきっとなって、頭全体に広がる痛み。でも今日は右目は痛くない…。何なのこの左右の差…。
痛み日記に書いておかなくちゃ!(正式な日記帳が定まってないのでとりあえずメモで記録)と思ったけど、ペインスケールどうしよう。ていうかスケールの基準が考えれば考えるほど分からない。だって今すんげえ痛い。でも倒れるとか意識を失うとか仕事が出来ないほどではないという…。
うーむ…。とりあえずこれを基準として8としておきました。あいまーい。ちょっと少なく、低めに見積もっているという気が自分でもしています。自己評価って(こういう場面でも)謙虚さというか控えめさが出ますね。きっと日本人のさが。

2007/07/10 胸に流れる雨を止める術を

腕の皮が剥けました!ごくごく薄ーくですけど。ひどく日焼けするのも久し振りだけど、皮が剥けるなんてもっと久し振りすぎる!何年いや何十年ぶりだっていう…。
でも何となく体が新鮮になりそうな錯覚を起こします。脱皮みたいな(笑)。
これとは関係なく梅雨の時期恒例の腕の謎の発疹はあります。左手首が痒くなったと思ったら、右の腕の内側にぷつぷつが出来て痒かったり、前触れも関連もなくいきなりぷつぷつ出来て痒くなる…。何なんだ。
去年貰ったマイザークリームを塗るとてきめんに効いて痒みが止まる!けどすぐにまた別のところが痒くなる!
エンドレス!痒みのもぐらたたき!面白くねえ(笑)。

冷静なつもりでも、正しくありたいと思っていても、思いがぶれるし、言動が地を這うこともある。
こんなつもりじゃなかった、と云ってしまえばそれだけのことを、どうやって処理するのか(切り抜けるのか、乗り越えるのか、忘れ去るのか、止めをさすのか、壊されるのか)と思う。
でも出来るならばネガティブな流れにならないい。事態の流れもだけど、感情の流れも。

2007/07/07 星に願いを

今年の今日は777なんですね。七夕かつラッキーセブン。友達は今日入籍したそうで、忘れがたくロマンチックでいいわあとうっとり。末永くお幸せに。

私はロマンチックとは程遠く(切ねえ。笑)健康を追い求めてマテ茶を購入してみました。最初「マカ」と勘違いして、元気が出るお茶だ!と勇んでしまいました(笑)。
でも調べてみたらマテだってすごい。

>血管拡張作用があり、中枢神経のシステムに 刺激を与えて活性化させる。それによって注意力や考えをまとめる力なども活発になる(でもカフェインのように眠気を妨げるような作用がなく内蔵に負担をかけない)
>抗酸化作用のあるフラボノイドと呼ばれる成分を有している。
>中枢神経に働きかけて食欲を抑制したり、利尿作用を高めるなど、ダイエット効果もある。
>クロル酢酸を有しており肝機能を守る効果がある。
>カリウム・ナトリウム・マグネシウムなど ミネラルが豊富なので、筋肉のなかに乳酸が増えるのを遅くし、強壮剤としての効果もある。


おおーすげー!!(興奮)これこそまさに私が求めてたものなのではっていうくらい(笑)。
インスタントなので煮出したりする手間もないというのもいいです。微粒子パウダーになっているので見た目は本当コーヒーのよう。水またはお湯にすぐ溶けます。
味としては薄甘さがあり、お茶のような薄めたコーヒーのような香ばしさ。いつかこんな健康茶を飲んだことがある、という味(お馴染み。笑)。
南米などではお茶やコーヒーのように広く飲まれているそうですね。私もこれからしばらく続けてみようと思います!

がんセンターでH先生に云われたので痛み日記をつける予定。まずは日記帳を買いにいかねば…(形から入る人)。
今までの痛み日記は日記というよりメモ。手帳のイヤーカレンダーに鎮痛剤を飲んだ日はA(午前中に飲んだとき)かP(午後に飲んだとき)を書いて、あとは生理と特別痛かった日(右目痛)、体調がすごく悪かった日は印をつけていました。
これからはもうちょっとデータを増やそう。痛かった日は天気も書くとか…体温とか…。でも増やしすぎると面倒になるんですよねえ(笑)。

2007/07/06 君知るや

がんセンターへ。群発性チックなひどい頭痛(右目系頭痛)が大体月に1度はあることを熱く訴えたものの、H先生はクール。「本当に群発性だったら救急車呼ぶくらい痛いよ」「それに群発性は中年男性に多いから」。…っ!いやもう本当痛いんすよ!たまらないんすよ!ということを一所懸命伝えたいんだけど、ほんと痛みを伝えるのって難しいですね。
確かに私、頭痛で寝込んだり仕事行けなかったりすることがないので(食欲もあるし!笑)大したことないように思われるかもしれないですけど、本当ひどいんですって!あの精神にもくる痛みを、もうっ、どうしたら分かってもらえるのよー!ポエム調で訴えるわよう!(地団駄踏みながら)

まあ「症状を訴える」というのは本当に難しい。昔からこのことで苦労したし損をしてきたような気がする。でもうまく出来ない。切ねえ。

H先生は例のごとく、手術で首の筋肉が切れてしまっていて癒着はしているけどバランスがおかしい、マッサージや鍼が有効だけど私の場合手術をしているので複雑になっていて、施術できる人がいないだろう、と。
いやもうそれは分かってるんですよ!そして手段がない話はいやなんですよ!とじだじだ。
右目系頭痛は(私は群発っぽいと思ってるけど)片頭痛に近いから、トリプタン剤を飲んでみれば…と云われたけど、トリプタン剤は日本にあるすべてを試しましたよ、むしろ具合が悪くなりましたよ!
ちなみにトリプタン剤で鼻が痛くなったり、関節が痛くなるのは、血管収縮作用があるからではないか、とのことでした。普通は全身症状でないけどね、とも…。すみませんね普通じゃなくて。プー。

とりあえず色々話したけど、前向きな提案としては、眼科受診と甘草を追加で出されたことと痛み日記をつけること。眼科は眼圧などなどの検査を、甘草は胃痙攣に主に使われる筋肉の痙攣・こわばりを治す作用があるので、右目から痛くなったとき飲んでみるようにとのことでした。まあ即効性があるかどうかは分かりませんけど…。
痛み日記は今までも簡単なものはつけていたんですが、痛みスケール、生理、仕事の繁忙、その他事情体調等をデータにして記すように云われました。
あ、あとパスビタン系のドリンク剤はただのカフェインとビタミンだから気休めだよと軽く失笑されてしまいました。分かったよ、もうこれからはドリンク剤飲まないでコーヒーでビタミン剤飲みますよ!(笑)

ちょっとでも変化というか建設的なことがあると前向きな気持ちになって元気が出ます。嬉しいです。

2007/07/04 物思ふ

毎日微妙に忙しいような、気ぜわしいような。そのくせぼうっとなるような。仕事に集中してるんだかしてないんだか分からない…というような。夜寝た気がしないんですよね。うーむ。

重だるいけど、頭痛はなし。

2007/07/03 ナツノオモイデ

浜スタで日焼けしたのが、思ったよりも結構かなり重症で、一晩冷やしたけど、二日ほど真っ赤で触ると痛い状態でした。夜はオロナイン塗ってました。まさに火傷…。土方焼けなのがまたダメージでかい…。
二の腕が痛いのでやめようかと思いましたが、アーチェリーには行ってきました。左腕にガードつけるのが痛く、汗かくとしみる…。
でもアーチェリーは楽しい…。
大体いつも1時間ほどやってます。6本1セットで6、7セットくらい…?最後のほうは疲れてひどい出来に…。
いつも筋肉痛にはならないけど微妙に腕がはるような感じ。

2007/07/01 生まれ変わりの夏

7月です。夏です。夏!夏というと何かと節目というか「生まれ変わり」の時期にあたっている私。手術とか転職とか。
ずっと何をかは分からないけど「取り戻したい」と思っていたような気がします。取り戻したい。今年はその分からない何かを取り戻したいと願いつつ、さらに「取り戻したい」という心を解き放ちたい、とも思うのです。
めぐり巡ってまた訪れる夏、何度目かの生まれ変わりをしたい。
よいものになりたい。幸せになりたい。新しい自分になりたい。
そう思うのです。強く。

今日は浜スタに野球観戦行ってきました。雨降るかもと云われてたのに、試合が始まったら雲が動いてものすごい晴天に…。油断していたので日射し浴びまくり。家に帰ったら腕が真っ赤になってひりひり痛い…。
ダイビングでもこんなに焼けないのに。
一所懸命冷やしましたがいつまでも赤くヒリヒリ…。日焼けって本当に火傷の一種なんだなあとしみじみ。

先日今年は梅雨どきでも皮膚が丈夫!と喜んでいましたが、やっぱり二の腕のいたるところがぽつぽつ痒いです…。かきむしるほどではないけど無視できない痒みが発生するのが何とも…。でも掻き崩れない、じゅくじゅくしない(水虫みたいな云い方すんな)のは去年とは違う!微妙に強くなった!
…早く痒くならない丈夫な皮膚になりたいです。

頭痛は通常営業。たまに右目の奥が疼くけど、そろそろ終息の予感。そう思いたい。

まあそんな相変わらずの私ですが、夏には思うところがありますので、気合を入れて心根をまっすぐに前向きに頑張りたいと思います!



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