2007/04/28 黄金週間! 

黄金週間の始まりの今日。目が覚めたのはお昼の12時でした…。わー…。いや、あれ、9時くらいに一度目を覚ましたはずだったんですけど…。
まあいいか、休みだし!

今日は普段なかなか出来ない部屋の大掃除をしました!といっても普段やってないので、半日かけてもまだ終わってませんが…。でも日頃目にしていても見てない振りをしてきた(笑)ところに雑巾や掃除機かけられてすっきりしていい気分です。
そうそう、沖縄への荷造りもしないと。まったりと実のつまった感じでいい休日です。

2007/04/27 歌が聴こえる 

地味に頭痛。疼く、って感じ。医学的、外科的に何も傷んでいるところはないはずなのに不思議なことだなあ、としみじみしながら鎮痛剤を飲む私です。

GWのダイビングは4月30日から5月4日までです!今日は仕事帰りにショップに預けていた器材を持って帰ってきました。レギュレーター(口にくわえるやつ)、BC(ベスト状のもの)、フィン、ブーツ、マスクなど細かいもので、そんなに重くなさそうなのに、リュックにまとまった器材を背負うとずっっしりと重い…。背中が思わずたわみそうになるほど。
これをもって沖縄まで飛ぶんだから大変だなあ。
でも、でもでも沖縄楽しみ!!です!

そして今日仕事が終わったのでこれからGW!黄金週間!はー嬉しいなあ!ぴょんぴょん跳ねたい気分(笑)。
去年のGWは海洋実習を控えて結構ドキドキだったけど(チキン。笑)、今年はただただ楽しみで嬉しい。去年もなかなかに面白かったけど、今年はまた一段と面白くいい年だなあ!と息巻いてみる。

2007/04/26 静かな心に耳を澄ます 

今日は仏像彫刻の日。仕事の後、とりあえず夕食をと思ってマックに入ったらセットにマックフルーリー(でしたっけ。砕いたキットカットとかオレオが入ってるアイス)が無料でついてきました。おお、お徳な!と嬉しかったのですが(これ食べるの初めてだし)でもちょっと量が多すぎて食後苦しかった…。さすがに全部は食べられませんでした…。
学生時代とか20代前半の頃は連日マックでも平気だったけど、さすがに最近はちょっとなー。でもマックとかケンタッキーなどはたまに、忘れた頃に食べると超美味しいので、今の「たまに食べる」ペースのほうがいいのかも。

マックで思いましたが、やはり歳とってくると「若い頃はこうだったのに…」みたいなことを周囲でよく聞くようになります。お酒飲めなくなったとか、疲れやすくなったとか、気力がなくなったとか、とかとか。
でも私としてはマックとか(笑)食べる量が昔より減ったというのは感じるのですが、それ以外は基本的にもともと体力ないし、疲れやすいし、オールとか出来ないし、体力気力が衰えたと感じることが、ない。
むしろ病後8年くらい経ってからようやく体力がついてきたという実感のほうが強い。丸1日出かけたら翌日は丸1日寝込むという1勤1休ペースは基本的には変わりませんが、1勤1休が2勤1休とだんだん動ける体力と時間が増えてきてます。頭痛も微熱もあるけど、動けなくなるというのも減ってきたし。本当時間はかかってるけど、健康になってきているとしみじみします。「回復」というのはもっと目に見えて分かりやすいものかと思っていたので、失望することも多かったけど、トータルで見ればずっと私は回復途上にあったんだなあ。
というわけで、私の中では「歳に従って衰える」勢いと、「病後回復」の勢いとがあって、後者のほうが強いのです。お陰様で衰え知らず!むしろ上がり調子!素晴らしい!
もともとマイナス出発なので、実際同年代と比べたらどうなんだ?ってことはあえて考えない(笑)。だってそのほうが何だか楽しいし、幸せな感じがするからです(笑)。
病気をすると健康のありがたさも分かるし、衰えよりも上向くパワーをより強く感じられるし、いいこともあるもんだなあ。

仏像彫刻は、今日は耳と目鼻のところをやりました。細かいところを彫るのは難しい…。たまに丸刀も使いますが、基本的には彫刻刀で耳のカーブも伏せた目も小鼻なども彫るのです。先生が彫ると、ささっとした刃運びで細かいところまで滑らかに、表情豊かになるのに、私がやると何かとざびざびになってしまったり、彫ったつもりでも全然変わってなかったり…。む、難しい…。
でも自分では「やりすぎかも」というくらい面で彫ると、逆に顔に丸みが出たり、表情が変わるのが、面白いなあと思います。細部の集中、遠めからのバランス感覚。難しいけど、そこが重要。
奥が深いなあ。

2007/04/24 てさぐり、この先に 

4月下旬とは思えない気候の日もありますが、最近温水浴を始めました。本当の温冷浴は、水浴と温浴を交互に繰り返すのですが、自宅のお風呂では水風呂を用意できないので、お湯を被り、水シャワーを被りを交互に繰り返してます。温水浴をすると自律神経が鍛えられるそうですね。自律神経が鍛えられると、血液循環を促進し新陳代謝が活発になる、血流がよくなることから冷え、浮腫み、肩こりがとれる、というのは知っていましたが、さらにこんな効果もあるそうです。疲労回復、皮膚が強くなる、糖尿病、肥満、高血圧、喘息等の改善、免疫力アップ、腸の調子がよくなる(快便になる)、頭がすっきりして熟睡できる、さらには潜在意識が活性化。
す、すごいなあ…!

私の冷え性はこの季節になっても相変わらず冷たく辛いのです。肩こりもあるし、頭痛はいつもだけど、血流がよくなることは大事だと思うのです。
本当はもっと早く温水浴やれば良かったんでしょうが、寒い冬に水被るのいやだったんです(笑)。
とりあえず冷え性が改善すればいいなあと思っているのですが、こんなにいい効果があるなら頑張っちゃう!(温水浴は長く続けることが重要だそうです)。

で、やってみたところ。最初は水被るのが「ひえっ」とか変な声出すほど辛かったのですが(笑)、何回かやっているうちにそんなに辛くなく、最後に水で締める割に風呂上りも寒くなく、お風呂上りのぽっかぽかはないですが、適度な温かさが長く続くような感じ。いいかも…。

2007/04/23 ぼやけた優しい光り 

初心を忘れないって大事だなあとか思ってみたり。変化すること、進化することも大切だし、必要なんだけど、あの頃にしか見えなかったものは今でもやはりまた違った大切さがある。

変化がないと思うような「今」でもいつかは懐かしい、意外な距離をもって眺めるものになるんだと思うと、何とも不思議な感じ。
「比べる」ための過去と今ではなく、振り返ったときに双方に愛しさを覚えるような過去と今になるよう、毎日頑張ってしっかりと生きていきたい。

今日も微妙に曇り空で、寒い天気でしたが、公園でご飯を食べてみました。久し振りの吉牛、何だかすんごいしみいってくる美味さでした(笑)。
緑が濃いくて、ああもう春も過ぎ行くのだなあ。

2007/04/22 にくいマイナーチェンジ繰り返す 

昨日はペインクリニックに行ったのですが、神経ブロックした後からどうにもこうにも頭がくらくらするというか、睡眠剤が効き始めてるときに立ち上がっちゃったみたいな感じ、頭が重くてふらふらする、視界がやたら揺れる、暗い、すーっと意識が落ちそうになる感じ。
歩いていてかなり厳しかった…家に無事に着いたときには心底ほっとしました。
治療のために行っているのになぜこんな目に…とか思わないでもないでも…。

ブロックのあと、通常の注射みたいに針跡を押さえておくのですが、押さえ方が甘かったみたいで、今日見たらあざっぽくなってました。針が刺さったところ(赤く鬱血した点)の周りが青黒くなっていて、注射跡というより(範囲は小さいけど)打ち身のあざみたい…。しかし首の喉仏の斜め下あたりに打ち身が出来るはずもなく、我ながら違和感満点の眺め…。
人体の不思議…(違う気が)。

とりあえず今日はまだちょっとくらくらしないでもないけど、美容院の予約が入ってたので行ってきました。
美容院に行くと体調が悪化することも多いですが(どんだけ虚弱体質)、今回は無事に終了してよかったです。ていうかなんだかんだと私も体力ついてきているということなんでしょうか?(難問を投げかけられても)

2007/04/21 スイッチ 

今日はペインクリニックへ。体にいいことしにいったのに、帰りにはひどい貧血というか、本気で意識が落ちそうになるほど頭がくらくらして参った…。かなり危機感を感じました。無事に家に着けてよかった。
夜はそのままぐったり。「海猿」は録画。

2007/04/20 私と貴方をつなぐもの 

右目系頭痛、今日は引いていました。な、何なんだ…(でもあまり引っ張ってぶり返してもいやなので「触らぬ神に」的な対応をする私)。
まあ最近天気も悪いし、いまいちぱっとしない感じはしますですね。
仕事も忙しいんだけど、きちんとこなしてはいるつもりですが、キレがない感じがする…。うーん…。

それにしても何気に来週はもうGWなんですよね!びっくり!昨年のGWはダイビングのライセンス取りに行ったのでした。もう遠い昔のことのよう…。
今年のGWは沖縄にダイビングツアー行ってきます!1年でこの進歩(?)です。
去年は海洋実習分含めてトータル14本潜ったのですが、今回このツアーだけで11本潜る予定です。すごいなあ。
やっぱり沖縄は海の透明度も違うし、魚も多いし(水族館で潜っているよう)、地形も変化に富んでて面白いです。毎月伊豆に行くよりは、1年に1回でいいから沖縄に行きたいとか思ったりもするくらい(まあ私が体力と根性ないせいもありますけどね…!)。
たまには普段経験しない感覚を与えるのもいいリハビリだと思います(スパルタ)。

2007/04/18 引き寄せる力を信じる 

蓮華草の花言葉(花言葉って色々種類がありますが)、「幸福、私の苦痛を和らげる」っていうんですね。へー。
あ、いやそれだけです、すいません。好きな言葉っていうか何となく心に響いたので…(敏感。笑)。
緩和とか無痛とかにも反応しがちです。

朝起き抜けから頭痛。右目系頭痛。朝食後に鎮痛剤飲んだけど、通勤中ずっと痛くて、何かもう山本勘助チックに右目に眼帯巻いてみたくなりました。ぐるぐるきつく眼帯巻いたら何か耐えられそうな気がする…いや錯覚かもしれないですけど。奥からズキズキ、それこそ何かが刺さった後に血が染み出すみたいに疼きあがってくるので、眼球をぐーっと押したら耐えられそうな気持ちになるんですよね…。
これが進化(っていうのか)すると、壁に頭をがんがんぶつければ耐えられるような気がしてくるそんな痛み方になってくるのです。
おそろしい…。

昼休みにドラッグストアで「ピップ内服液」買ってきました。ビタミンB群が入ってて、眼精疲労、肩こりに効くドリンク剤。これは右目系頭痛のときかなり結構効きます。プラシボかもしれないけど…(信心を捨てたらだめだ!!)。とりあえず眼精疲労というか筋肉の凝りが取れるからだと思う。私にとっては稀少なありがたい薬(サプリ)…。
午後からは痛みが少し引いてきました。ズキズキ疼く感じがなくなって、外傷治りかけの疼き、痛みって感じ。
今日は早く寝よう…。

2007/04/17 不思議なけもの 

今日もまた冬のような寒さ…花冷えというレベルではないような…(しかし異常気象というのは怖い気がして云えない…云ってるけど…)。
雷まで鳴っていたし、案の定私の頭も痛くなりました。こんなにも分かりやすいのに避けられない…何という悲劇(おおげさ)。いや鎮痛剤は飲みますけどね…毎度のことながら効かぬ…。

タクシーに1メーター(5分くらい)乗っただけで、しばらくえづくのが止まらなくもなりました。気持ち悪い。目がまわって気持ち悪くなったのではなく、臭いがダメだったんだと思う(何となく)。えづき癖がついて胃の筋肉(?)が攣りそうになりました。寒いので雨を避けたのによりひどい目に…。

流れに任せてみること。受け入れ、受け流すこと。こうあるべきにとらわれないことを身に着けること。何でも白黒つけたがらない、言葉で語りたがらない、自分以外のやり方を知ること。
そしてそれらすべてを深く考えないこと(これはたぶんイコール受け入れることだと思う)。
知るでも理解するでもない方法で分かるっていうことは難しいことだ。私のようなタイプ(ばかの考え休むに似たりタイプ)には特に。
それでも何か妙なしっくり感というかそれこそ肌で分かる的な感覚があるようにも思う。たぶん。
「自分以外のやり方を知る」っていうのは出来てるようで意外と出来てないものだ、けどまあ気づけただけでも大きな変化(私にとっては)。

なまもの。知りたくても解剖したら生きたものではなくなってしまうものがある。不思議なけものに触れた気持ち。
新しいやり方、知らなかったもの、不思議なけもの。すべてなまもの。
生きてると色々あるなあ…。
そんな今日一日。

夜になったら右目の奥からズキズキしてきたような…。いけないと思いつつも、右目系頭痛の痛さを予想してちょっとどんより…。
せめてもの対策として眼精疲労にいいビタミンB群サプリを取り、ブルーベリーを食べました。素朴な対策…(笑)

2007/04/14 やさしくなりたい 

読書しているときの姿勢って結構難しいとか思ってみたりする今日この頃。
腹ばいになって読むと首の後ろが痛くなるし(もともと腹ばい姿勢が好きではない)、あおむけは本が重い…。文庫本ならいいんだけど、ハードカバー(しかも厚いやつ)は持て余しますです。
首の筋肉が弱いんだろうか…。
頻繁に姿勢を変えて落ち着かない。座って読めばいいんでしょうが、休みの日はどうしてもねえ(笑)。

お茶好きな私は色々新発売が出てくるこの時期がとても楽しみです。
まずは「百年茶」。平泉に伝わる伝統、というところ、ブレンドされている薬草、そしてあのひょうたんのような形でにこにこのペットボトルがすごく好み!!と思ったけど、味は…うーん…漢方慣れした私にも美味しさがいまいち見出せない、むしろ違和感な味というのが…。うーんうーん…飲んでいるうちに慣れるかしら…。
ブレンドされてる五味を見ても、そんなに嫌いなものが入ってるわけではないんだけど…ブレンドの妙味か…。うーん…。

胃腸が可哀相な私は毎朝ヨーグルトを食べてます。最近になってメグミルクの「生きて届けるビフィズス菌」というのを食べてみたら何だかすごくお腹の調子がいい!今までにないこの効き目!
ビフィズス菌がカプセルに閉じ込められているとのことで、本当にヨーグルトにぷつぷつ透明な粒が入っていて、うーむ目に見えないビフィズス菌がこのように分かりやすくみえるというのが逆にどうなのって感じ…とか半信半疑だった自分を反省です。

最近(また)ご無沙汰だったので、土日でジム通い。
黙々と泳ぎながら、水の中にいる心地よさに流れそうになりながら、前に進まなきゃ、変わっていかなくちゃ。そういうことを考えてみたり。
身のうちに抱えているものはたくさんあるけれど、愛着も執着もあるけれど、後生大事にしておくものではないとも思う。
そしてそういう先にこそ光りはある、と思う。信じてる。

2007/04/13 神様はいる 

一時期は行き詰ってどうにもこうにもな事態だったケースの患者さん、今日無事に自宅に退院することになりました。転院を希望していたのに、受け入れてくれる病院がないから在宅医療に切り替えたのですが、患者さんや家族にとっては不安が感じられる方向転換だったかなあと思いつつも、それでも地元に帰ることが決まったら患者さんも家族も喜んでくれたので本当によかった。喜ぶというか、もう表情の明るさが違う。生命力もきっとあがったと思う。見ていたら嬉しくて涙が出そうになりました。
在宅医療を行うには体力も精神力もそしてえげつないですがお金もいるけど、住み慣れた我が家に帰る喜び、安心感は何にも勝るんだろうなあ。我が家、我が地元、家族、そういうのって本当ひとにとって大切なものなんだなあ。

「退院させ係」などと揶揄されることもあるMSWですが、簡単にそんな風に呼ばれるほど心身ともに安易な業務ではないですが、それでもこういうことがあるので私は「退院させ係」でもある自分の仕事にすごく誇りを感じます。

でも今回のケースの成功は(も)本当に色んな職種の人の協力があったからこそ。一見病院とは関係なさそうなJRとかにも協力してもらって(JRのお姉さんの打てば響くような力強く的確なアナウンスは忘れがたい)ます。
どの職種の人もプロとしての仕事力を発揮して、それらがまるで伏線が一気に収束していくように話がまとまっていく様は、爽快感さえ感じるほど。
何ていうか、すごいなあ。くさいかもしれないですが、人の力って、希望に向かう力って素晴らしさ。
こういうことに立ち会えるのが私の仕事の幸せなところ、ありがたいところだなあ。ほんと色々なものに感謝です。そしてこういう気持ち忘れないようにしよう。

2007/04/12 仏像彫刻 

今日は仕事帰りに仏像彫刻の日。
前回に引き続いて仏頭。立体感が出るように彫りつつ、目鼻唇も彫りました。が、細部はやはり難しい。
刃をどう入れて彫ったらいいかにも悩むし、ちょっとしたことで左右のバランスがおかしくなっちゃうし、そうなると何だか表情もおかしくなっちゃう。

現時点で見ても表情が怖い(不自然)ですが、眉間に険があったり、唇がひん曲がってたのを修正して大分良くなりました(と思う)。

ちまちま角を削って丸みを出そうと必死になっていましたが、実はすぱっと面で落とした方が表情が出る立体彫刻の不思議。
左右のバランス、角度の妙。奥が深い…。

気づいたら2時間くらいじーっと彫ってたんですが、これって同じ姿勢をずっと続けてるってことでH先生から怒られそうだなとちょっと思いました(笑)。
でも別にその後頭痛とかなかったですよ!因果も善悪も関係なく働くのが私の頭痛の妙味(何だかまるでいいもののように!笑)

2007/04/10 春の夕焼け傘を持て、秋の夕焼け鎌を研げ 

最近午後になって天気が崩れるというのが多いですね。今日も午後から急に暗くなり、雨が降ってきました。
ペンシル型というのか、極細で極軽(ケータイより軽い)の折り畳み傘を持ち歩いているので、こういう天気でも平気!なのが素晴らしい。
超小型傘なので開いても平らで小さいので使い勝手悪そうとか云われますが、カバンに入れても邪魔にならない苦にならない、そして小型でも射せば濡れないというのは素晴らしいものですよ!
折り畳み傘を発明した人ってすごいですよねえ。

2007/04/09 日々の戦い、日々の愛 

薬局に行ってがんセンターの漢方を受け取ってきました。附子+柴胡桂枝乾姜湯。後者はサイコケイシカンキョウトウと読みます。サイケコケイ…とか読んでしまいそうになります(笑)。
効能は、「体の熱や炎症をひき、また神経の疲れをいやして、心と体の状態をよくします。体力のあまりない繊細な人で、ミゾオチから肋骨下部に張りのあるとき」に向いてるそうです。
繊細な人…。すいません、思わずどっきんとしてしまいました。悪くないとかニヤニヤしてしまいました。すいません。
要は虚証(虚弱体質)っていうだけだというのに。
こんな風にも効能書きされてます。
>体力が弱く、冷え症、貧血気味で、動悸、息切れがあり、神経過敏のものの次の諸症。
>更年期障害、血の道症、神経症、不眠症。

おおぴったりっぽいじゃないですか、自分で云うのもなんだけど(笑)。いや更年期障害は違いますが…。
でも思えば私の漢方人生(どんな人生)は更年期障害向けのものばっかりだったような記憶…。今から飲んでおけば実際の(?)更年期障害のときにいいかもしれない、と根拠なく前向きに考えておきます。

2007/04/08 流れる光り 

今日はよく晴れていい天気!春ですねえ!
もうさすがに履かないであろうブーツを干しつつ、散歩がてら買い物に行ってきました。
桜並木沿いの川にかかる橋を通ったとき、川を覗いてみたら、桜の花びらが帯になって川面を覆っていてすごく綺麗でした。ぴっちりと桜色に覆われているところと、絶妙に花びらが散って、緑がかった水の色、日の光りがちらちら見えるところがあって、ゆったり広がった反物のようでした。
飛び降りてみたい誘惑にちょっとかられました(姉さん事件です)。

図書館へ。図書館っていまいち収穫がないときもあれば、やたらと読みたい本、興味がある本、面白そうな本、話題の新刊が揃っているときもあり、後者のときは嬉しいけれど、どれを借りてどれを諦めればいいのか激しく悩ましい(借り出し冊数に限度があるため)。
今日は嬉しくも悩ましい日で、取捨選択に激しく悩みました。さらに云うと、今福井晴敏の「opローズダスト」と「終戦のローレライ」を読んでいるので、他の本読む裕ないような、でも借りたい読みたいみたいな…。
ローズダストは554ページ、569ページの上下巻なので自宅で、ローレライは文庫なので通勤途中に読んでます。どっちも重くて厚いよ福井先生!でも面白いよ!!(映画の原作をと云われているのにこのボリュームこの内容で小説を書く福井先生は非道だと思います。面白いけど!)
そんなこんなで今日の図書館収穫は久坂部羊の「無痛」。久坂部羊は「廃用身」が面白かったので、医療モノなので、期待。個人的にはこのタイトルには惹かれずにはいられない…(笑)。ちなみにこの本508ページ。厚いよ!

選挙にももちろんちゃんと行ってきました。投票用紙の厚くてつるつるした質感が好き(とかどうでもいい感想)。

2007/04/07 ただ君は気まぐれ、君の心を読むのは僕には難しすぎる 

今日は出勤日。土曜日だけど、割とかなり忙しく、電話も結構ありました。でも土曜日って相手(病院)も休みだったり、午前中だけであがっちゃったり、役所はやってなかったり、具体的に事態が動かせられないのでもどかしい。

急性期の治療はどんどん受け入れるけど、手術が終わって、治療がなくなった患者を受け入れない、地域の病院なのに迎え入れられない病院が腹立たしくて情けない。何が地域医療だ。手術が終わっても、治療がなくなっても、患者であり続ける、あり続けなくてはいけない人間を救えない、そこに医療の意味や価値が本当にあるのか。
医療の側の人間だから、診療報酬とか医療法とか病院の役割分担とか分かるけど、納得はしたくない。諦めない。
というわけで早く来週になるといい。打てる手は全部打つ、いくらでも電話する、手も回す、必要なことは何でもする。患者さんの願いをかなえるのがMSWの仕事だと思ってる。あと絶対に究極的に医療のなかに希望はあると思う。矛盾してるかもしれないけど、病院だけが医療ではなく、「医療」という本質は願いの、希望の力だと私は信じてる。それがなかったら生きてないし、生きてけない。

午後になって頭痛。鎮痛剤を飲みました。厳密な記録ではないですが、手帳のイヤーカレンダーに鎮痛剤飲んだ日には印つけてます。周期性でも見つけられないかと思って。でも単に印がつかない日ってやっぱりあんまりないなあと分かるだけです。まあいいけど。
飲んだ日を塗りつぶしていったら何かの暗号が!これはメッセージ!?とかなったら面白いですけどね。ダヴィンチコードならぬ脳腫瘍コード(何て解きたくない謎なんだ!笑)。

2007/04/06 君のために何だってしてあげたい、今の僕は全知全能だ 

今日はがんセンターへ行ってきました。月1ペースですが、何だか今回はやたら間隔短いような気がしちゃう。
がんセンターの周りは桜が多くて、今の時期とても綺麗です。診察室に座ってるとちょうど正面に窓ガラスがあるのですが、(私、先生、窓の並び)その窓いっぱいに桜が見えるのです。本当に綺麗です。
診察中もH先生が大長考に入ってるときにはずっと桜を眺めてました。何やってんだ私。

いやいや診察は相変わらずH先生の大長考がありましてねえ…。それというのも漢方の効き目がまっったく出てないから…。前回附子を増やしたからなんらかの反応があるはずなのにない(普通なら火照るとかあったかくなるとかあるらしい)、良くもならないが悪くもならない。
おかげさまで胃腸は実は丈夫という診断をいただきました。今までずっと胃腸弱い子路線だったのに、増量した漢方にも無反応のため。
漢方の効果を阻害する要因があると思うけど、それが何なのか先生にも分からないみたいです。ストレス、姿勢、パソコン使うことなどが影響してるだろうけど…とまた大長考。
昔はここで性格の暗さや勉強のストレスなどをあげつらって責め立てられたものだとしみじみしながら、「ストレスを減らすにはどうしたらいいですか?」と無垢を装って質問をしてみる私。いやでもちょっとはもしかしたらストレスを軽減する漢方とか薬があるのかなあと思ったんです。
「ストレスにも原因がいろいろあるから…」とH先生に苦笑されました。そりゃそうだ。

それにしても自分でまったく思いあたる節がないけど、大きな阻害要因って何だろう。ストレス?でもそんなの社会人なら誰でも持つだろうし、コーヒーも冷えには関係ないとH先生は云ったので(大量に飲めばよくないけど、火を通しているものは体を冷やさないらしい)、本当に分からない。体質といわれてしまえばそれまでですが。

座った姿勢をつくづくと眺められ、体が右のほうに曲がってる、右肩が下がり気味、でも手術のときに筋肉を切ってるから仕方ない、とぶつぶつ。手を取られて、脈を測られ、体格の割に脈が弱い、体力がない、と云われ、イスを回されて、背中や首のつぼ?をぐいぐい押されて、筋肉が…とか云われる。
何だかよく分からないけど、いじられまくり。それでも何にも分からないH先生、大いに困り果てた様子で何だか気の毒な気にさえ…(でもどうにもしようが…)。

考えに考えに考えた末、一度は薬を出さないのもいいという結論になったのに、やっぱり考えて、「何にもしないのも癪」と漢方が出されることになりました。
H先生意外と負けず嫌い…(そういう話か)。
今回の処方は、ストレスが強い神経性胃炎に出すものですが、生姜が入ってるので体を温めるそうです。おお何だか楽しみ。

漢方については、ツムラとかの粉ではなく、煎じ薬のほうが効果は出やすいはずだけど、煎じるのに1時間くらいかかったり、普通の薬局では用意できなかったり、なかなか踏み出せない様子。面倒くさいのはやだな…(そういう問題か)。
高島屋で自動煎じ機が売ってるそうですが(初耳)、高いので買ってもらって効かなかったら困るなあ、とH先生。
うーん、何だか色々難しく前途多難…。
でもまあ淡々とやっていくしかないですね。

職業柄、院内の患者様向けパンフレットコーナーをチェックしてしまうのですが、手術を受ける予定の患者様に対するパンフレットとして、腹式呼吸のやり方のパンフレットがありました。なぜここで腹式呼吸?と思ったら、全麻手術の後は、痛みにより深呼吸がしにくく、痰が出しにくくなるそうで、痰が気管支にたまると肺炎になりやすいらしい。なので、手術前から腹式呼吸を練習しておく必要があるそうです。
ちょうど最近腹式呼吸のやり方を勉強していたので、興味深くパンフレットを眺めてきました。
あと、いいなと思ったのが国立がんセンターが出している相談支援センターパンフレット。がんセンターにある相談支援センターでは、こういう情報があります、こういう相談も出来ますよ、ということが具体的にわかりやすく書いてあって、こういうのを目にしたら患者さんも家族も安心するんではないかと。あと患者さんの家族に対してのパンフレットも、本屋で売られている「患者家族の心のケア」のダイジェストみたいな内容でよかったです。こういうの、がんセンターに限らず厚労省で全国の病院に配ればいいのに、と思いました。
医療の世界、病院をサバイバルするには情報が最大の武器とは云っても、情報は諸刃の刃だと思うので、相談支援センターに来てくれれば一緒に情報を探したり吟味したり出来ますと云うのとか、主治医とその情報について話し合いましょうと云うのはすごくいいことだと思う。
患者さんと家族が病気以外の心労や困難を抱え込まないでいいようなシステムに医療や病院がなっていくといいと思う。私はそういう病院になるよう自分の職場で頑張らなくては。

2007/04/04 根暗なマイハートにひとつ花が咲いた 

午後になって急に頭が締め付けられるような痛みを感じ、鎮痛剤を飲んだのですが、外を見たらまだ明るいはずなのに夜かと思うほど真っ暗になっていました。そして雷、雨。吹き付ける風は凍えるように強くて寒い。
黄砂のせいか微妙に黄色っぽい空の色あいが不気味…。
春の嵐とは云うけど、先日異例の夏日だったのに、何だか変でいやだなあ…。
とりあえず今日のこの頭痛は嵐(気圧の変化)なんだろうなあ。
この敏感さ(?)、すごいようで全然すごくない。むしろ私にはダメージ。なんだけど、どうにかこうにかうまくすれば世のため人のため活かせそうな気がどうしてもしてしまう…。
まあ速攻で鎮痛剤飲んでいる弱さで何を云うって感じですが(笑)。

2007/04/02 予期せぬ愛に自由奪われたいね 

今日から新年度!と云っても今の職場ではあんまり年度切り替えって重要事じゃなかったり。前の職場では3月31日までに収めないとすべてが崩壊するみたいな勢いでしたが…(笑)。未だに何だか不思議な気分です。
あと今年は診療報酬、介護保険の改定がないので平穏ですね(いや別に平穏なわけじゃないですが…)。
医療相談室的には、高額療養費制度の一部変更があったのが特筆事項ですかね。患者さん向けのパンフレットを作りました。

でも今年度から職場(病院)のトップが変わりました。がんセンターにいたことがあった方だそうです。医者業界(?)ではやはりがんセンターにいて勤務したり役職ついたりするってステイタスなんだなあ。エリート、その輝かしい履歴書みたいな感じで(いや実際エリート)がんセンターでの役職、お仕事内容が紹介されてました。
私は危うく、「先生奇遇ですね、私もがんセンターにいたことあるんですよー」とか親密に話しかけてしまうところでした。
「がんセンターにいたことがある」って全然全く意味が違いますから!(笑)。なまなましすぎるから!(笑)
まあある意味輝かしい履歴書ですけどね!

エリートなボスですが、機会があったら色々とお話を聞いてみたい。がんセンターの医者、それもトップクラスの人ってがんセンターのこと、がん患者のことどう思ってるのか聞いてみたい。

2007/04/01 4月です! 

4月です。新年度の始まりです!新学期が無関係になって何年目か…という深刻な感傷はさておき(笑)。
もう春ですねえ。新しい季節の始まりですね。ああでも春で、初夏で、夏が来て…という季節のめぐりの美しさを思うとうっとりします(もちろん冬もいい季節ですけど)。季節がめぐる、四季がある国に生まれてよかったなあとしみじみします。

30日(金)は仕事帰りにお花見してきました。風が強くて寒かったけど、桜はいいですね。
桜と死生観って結び付けられることが多いですが、それを昔は一種の様式美的、耽美的思想と思ってきましたが、春を待つことの難しさ、「今年の桜を観られるかどうか」というそこだけひどく情緒的な、それでいてひどく分かりやすい時限を示す医師の言葉に立ち会うなかで、何だかもう桜の花が咲いているのを見ると涙がこみ上げてきそうになります。生きて今年もまた桜を観られることの何て深い奇蹟、ありがたさ。忘れてはいけないたくさんのこと。深い暗い闇。記憶。花。人の一生。まわる季節。永遠。失われるもの。
何か言葉にならない、色々なものが溢れて切なくてたまらない。普段は生きててよかったなあとへらへらしてるけど、桜を観ていると、何だか生きていること、そのありがたさへの深い悲しみみたいなものを覚えます。
何なんだろう。これもまた桜の魔力なのかしらん…。

春は草木が萌えるフレッシュな季節ではあるけど、人間的には気圧の変化や気候的なものの影響で逆に鬱屈となりがち、という話をふと思い出してみたりもする私…(半分自戒)。
しかし確かに去年も微妙に3月4月と鬱々と暗かったからなあ…。
今年の春は平穏無事に明るく楽しく過ごしたいと思います。
まあ気候的なものならテンション上がったり下がったりも仕方ないかなあとも思うのですが(でた開き直り)。何にせよ、いい季節にしたいです。

31日(土)はペインクリニックへ。電車の窓から遠くの桜が光っているのをぼーっと眺めているのがいい。喜ぶでも切なくなるでもないぼーっとした感じで。
ペインクリニックではアベ先生に相変わらず痛いのを気の毒がられ(痛くなさそうに見えるのが可哀想と云われ、複雑…。笑)、でも淡々とやっていくしかないよね、と云われ、いつものように星状節神経ブロックをしてきました。
ブロック後30分ほど横になって休むんですが、そのときに腹式呼吸(の練習)をしたら、そのせいか、深々と爆睡してしまいました…。最近は気をつけているかいもあって30分オーバーして寝てるということがなかったんですよ…。
看護師さんに優しく「目が覚めた?」とか云われて超恐縮でした。おはずかしい。

その後は美容院に行ってカラーリング。髪の毛も大分伸びました。胸のあたりまで。春になったので(?)バッサーと軽くしたいような気もするけど、こんなに髪の毛伸びたことってないのでもったいないような気もしちゃう。

夜はてんぷらをあげてみました。三つ葉としらすとカニカマのかきあげ。名だたる不器用者の私ですが(そして油がはねるのにビビりまくるチキン)、今日のかきあげは何だか妙にうまくいって大変満足。適度に広がり、さくっとかりかりしてそうで、そばの上に置いたら様になるだろうという形。うーん素晴らしい(超自画自賛)。
餃子はいまいちだけどシウマイは崎陽軒ばりの(云いすぎ)粒揃いで綺麗な成型だったり、美術工作系はめためただったくせに仏像彫刻では先生に「もしかして器用?」と云われたり、妙なところで無駄な器用さ(を思わせるようなもの)を発揮する私…。
何かもっとこう全体的に器用になりたいっていうか要領よくいきたいってこういうこと云うとまるで不器用にしかいきられないピュアな人アピールみたいであざといよな!とまで考えてしまうのが私のいやらしさ(笑)。

まあそんなこんなですが今年も春です。人生の春!とも云えるように頑張りたいです。前を向いていくのが、解決策を見出す術でもあり、原動力でしょう(少なくとも私にとっては)。



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