2007/03/28 君が今最後の女神に見える

最近腹式呼吸のやり方に興味があって色々本を読んだりしてます。呼吸の仕方って大事(体の健康に影響が大きい)と云われるけど、いまいちピンと来ない…けど興味はある。
由美かおるの健康・美容法も呼吸法が基本だというし、スポーツ吹き矢でも腹式呼吸することで全身状態が良くなると云われたし。
ダイビングでもエアを無駄に消費せず、楽に泳ぐには、「吸う」ことではなく「吐く」ことを意識して大事に行うように、って指導されたんですよね。水の中でレギュレーターを使って呼吸しているとつい「吸う」ことばかりに集中してしまうけれど、思いっきり息を吐いて、吐ききらないと、結局のところ吸うことも十分には行えない、と。

腹式呼吸もまずお腹がぺちゃんこになるまで息を吐ききること、とあって、なるほど呼吸の大事な基本というのは共通してるんだなあと思いました。
でもいまいちコツがつかめず、深呼吸チックに呼吸しているはずなのに後で軽い息切れを感じてハアハアしたりしてるんですけどね…!どうなのこれ…。

カルチャーセンターとかでも呼吸法レッスンありますが、内部的な(?)ことを果たしてきちんとコツがつかめるほど指導してもらえるんだろうかっていうか私がそこまで理解できるんだろうか(飲み込み悪い人)とか色々躊躇ってしまいます。
ふむー…。

2007/03/27 病気になっても、病気になったけれども、病気になったからこそ。

医療相談室の仕事って年度末とか月末月始、五十日とか、世間一般の繁忙期(というか季節的な流れ)に全然影響されない常にスクランブルな仕事ですが、最近特に忙しいのでやっぱり年度末って関係あるのか?と思ってみたり(いやでも去年はそうでもなかった記憶…)。
バタバタしてめまぐるしい忙しさというのではなく(普段の忙しさはこういう感じ)、何かこう切れ目なくひたすら仕事が来るみたいな。業務時間中はひたすら目の前の仕事をこなしている感じ。忙しいけど、落ち着いているというか、キリキリ舞いって感じはないので、まあ楽かな…?いや楽ってことはないか。
でも何かものすごく集中して仕事をしている感じがあるので、いい感じです。

がんという病気を告げられたとき家族は何が出来るのか。さらに病院はそれを何処までどう力になることが出来るのか。
病院の中にあって、治療機能としての病院とは違う役割がある(はずの)医療相談室は何が出来るのか。何をするべきなのか。
そういうことを考えます。
病気って何だろう。こんなにも非日常で、生々しくて、どうにもしようがないほど圧倒的な現実でもある病気。
単なる「病気」というだけではない、力や機能、意味があるような気もする。人生において、家族において。
それは一体何なんだろう。それが分かったら人は病気になったことを悲しんだり辛くなったりしないんだろうか。フィジカルな痛みも意味を与えられたら耐えうるものになるんだろうか。
そういうことを考えたりします。

2007/03/25 私の春の嵐は何処にいるの?

またまたひさびさになりましたが、ジムのプールに行ってきました。
プールはいいなあ。水に入って全身があたたかい水に包まれたときに感じる解放感、幸福感といったらないです。癒される…。
ダイビングとは全然違うけど、プールで泳いでいると(水の中にいると)あーダイビングしたいなあ、潜りたいなあと全身で思いますです。
プールで使う体力の比ではないですけど、やっぱりダイビングはいいよなあ、と泳ぎながらうっとりしてみたり。

そうそう、次のダイビングはゴールデンウィークに沖縄!です!!
ちょうど1年前のGWにライセンス取ったんだったなあ。何かそんなこともすでに遠い昔のような気がしちゃう。
いや決して上達したってわけじゃないんですけどね(笑)。去年の9月の沖縄以来なのでブランク空き過ぎてへたっぴになっているに決まっているんですけどね。
でも楽しみ。わくわくします。

ダイビングを始める前、親は水圧とか呼吸とかが病気(私の体)に悪影響を与えるんじゃないか、潜ったはいいけど何処か壊れるんじゃないかと本気で心配して胸を痛めてたらしい。
何事もなく、むしろ楽しんで快調にやっていると、普段の生活とは違う水圧、環境が体にいいのかも、と喜んでいたり。
何だか…ダイビングひとつにしても親にとってはこんなに悲喜こもごも心配をかけてはらはらさせているんだなあ…きっとずっと私が何をしても、何をしなくても、病気のことを忘れずに心配をしているんだろうなあ…と思うと切なくてたまらなくなりますです。
こんな私に親孝行は出来るんだろうか…。生きているうちに親を安心させることって出来るんだろうか…。とか、考えるとさらに…。
辛いとかいうんではなく(それを感じるのは私ではない気がする)ただただ切ない。人生って…。

2007/03/24 この雨のにおいは私に何をもたらすの?

体力がなく、疲れが出まくっている感じの今日。だるい…。痛くないのが救いだけど、だるい…。そして重い…。体だけではなく何だか気持ちも。
色々あったのもあって、心身ともに疲れが出てきて、何だか妙に気分が塞いで仕方がない。体が辛いのもいやだけど、精神的に重ったるく息苦しい塞いだ感じはまた辛い…ということで、せめて精神面はどうにかしてみようとセントジョーンズワートを飲むことにしました。何かというと薬、サプリって私はドーピング根性強すぎですかね。
でも何とも気が塞いでたまらないときは(自力でどうこうできなそうなとき)、じたばたするより的確に対応・処置したほうがいいかなあ、とも思ったり。そして薬(サプリ)は自分のQOLを高めるために使うツールだ!とまっとうそうに開き直ってみたり。
まあ理由は何でもいいっていうのが正直なところですけどね。

アーユルヴェーダをもとにブレンドしたセントジョーンズワートのお茶があるのでそれを飲んでみました。セントジョーンズワート、フェンネル、コロハシード、ラベンダー、シナモン、スペアミント、カルダモン、生姜、ブラックペッパー、クローブなどなどがブレンドされています。
セントジョーンズワートが入ってなかったら冷え性用のお茶みたい。
セントジョーンズワートは割と相性がよく、イメージとプラシボ効果もあるのかもしれないですが(笑)、飲むと気分が楽になる気がします。胸のうちにぎざぎざぐるぐるしているものがすっと取れる気がします。
そして慣れ親しんだ生姜やクローブ、カルダモンあたりが体をあったかくする感じがしてさらにいい感じ。

そう云えば以前はコンビニのDHCサプリコーナーで普通にセントジョーンズワートが売られてましたが(よく考えると恐ろしい世の中なのかも…)、最近はすっかり見かけないですね。

その後は読書用カフェに行ってひっそりとがっつりと本を読んできました。
あと、苺とラズベリー、生クリームとアイスがたんまりかかったワッフルを食べてきました。甘くてフレッシュで美味しかった。
それにしても、季節の食べ物っていうのはいいものですね。目に美しく、食べて気力充実みたいな感じがします。

2007/03/23 自然のめぐみ

今日は上野の自然食ビュッフェに行ってきました。
自然食=マクロビというわけではないので、揚げ物も肉もあるんですよね。薬膳料理教室行ってた割にどうも誤解しがち…。

女性客を中心に大変盛況で、タイミングによってはお皿がからっぽということもありましたが、結構色々食べてきました。
なかでも蒸し豚が美味しかった!お肉なんだけどものっすごいヘルシーなものを食べたという気になるくらいさっぱりしているけど、うまみ十分。超美味。
サラダ類が充実していたのも何だか健康になれた気がして(笑)嬉しい感じ。豆好きなので豆をもりもり食べつつ、新鮮かつオーガニックな野菜の茹でたのとかってぺろりと食べられる。美味しい。
さらに梅酒100種類飲み放題つき!まあ100種類は飲めませんけど、色んなラベルの梅酒の瓶がずらっと並んでいるのを眺めるのもわくわくします。
梅酒とひとくちに云ってもとろりとしていたり、甘かったり、さらっとしていたり、あっさりだったり、香りも味わいもそれぞれですねえ。
個人的にはアロマ梅酒というのが甘くていい香りで好きでした。

その後さらにわらびもちやぜんざいまで食べてコーヒー(有機栽培)まで飲んできて、帰り道はお腹はちきれそうでした。
明らかに食べすぎ…でもむしろ健康に尽くしたような気がしてしまうのが恐ろしい自然食(笑)。
でも薬膳のときもそうでしたが、食べた割に翌日はすっきりするから決して錯覚ではないと思います。

2007/03/22 仏像彫刻

今日から3ヵ月のコースで仏像彫刻を習うことにしました。
まずは仏頭を彫ってます。
てのひらに握りこめるくらいのサイズで、すべすべとした丸さが優しい仏像です。

私のはまだまだ全然カクカクのガタガタですが、彫刻刀で木を仏様の頭を丸めていく作業をしてると、無心の心地良さを感じます。
日頃雑念と邪念としょうもない妄想ばかりですが(…)、大変静かで穏やかな心持ちになりました。彫っているとふわーっと檜のいい香りがするのも癒される…。檜の香りっていいなあ…。本物の新鮮な香りはすごくいい。檜風呂がもてはやされるのが分かるなあ(ちょっと脱線気味)。

まあそんな風に集中していても勢い余って口を半分削り落とす不器用っぷりですけどね!!(先生のお力で奇跡の修復がなされて一応ことなきを得ました…)。
次回以降全体のバランスを整えつつ、細かい部分を彫っていく予定。
月に2回のペースです。どのくらい上達するかしら。どんな仏像彫れるかしら。楽しみです!

2007/03/21 世界は目を閉じる

今日はひさびさにあったかい春っぽい感じですね。
電車に乗って外を見ていると、線路沿いに菜の花が咲いていて、その黄色と緑の鮮やかさ、明るさに心がぱーっとなってみたり。春。春だなあ。

今日は仕事ではなく、レディースデーだったので映画を見てきたのです。
「パフューム ある殺人者の物語」という映画です。原作がすっごい面白かったし、目に見えない「香り」をどう映像化するのか興味があったので。
陰鬱で猥雑なパリの光景も、迷宮のような街、グラースの美しい自然、グロテスクで耽美なインパクトのある絵も綺麗でよかった。あと本当に香っているように感じられる演技、演出もよかった。原作と比べて違和感というか遜色がない。すごいなあ。
処刑場のシーンは映像で見るとグロテスクというかシュールでしたが。あとラストがちょっとあっけなかった感じがなきにしもあらず。これはグルヌイユの動機が凡庸というか綺麗に分かりやすくまとめちゃったからですかね。
グルヌイユは世界から疎まれる以上に絶望的な無関心を感じていて、でも孤独というには乾いていて、冷静に見えるほど達観していて、でもイノセンスで、みたいな感じを受けていました。グルヌイユが主人公の物語なんだけど、残酷でシュールな童話(既に完結していて、定まった結末に収まるべく流れている様式美がある)みたいな。
映画だとテーマは「グルヌイユの愛を求める物語」みたいだ。まあそれはそれで切ない純愛物語ということでいいのかもしれませんが。

シネコンに行ったんですが、隣のスクリーンが「蒼き狼」上映中でした。私、昔から何でかモンゴル好きだったなあ、何処までの続く乾いた草原、青い空、素朴で何処か懐かしいような独特の民族文様と色合い。何よりも時に悪魔と呼ばれるほどの侵略と征服をもたらし、けれど風のように吹き去り消え去り、城も何も残さない、という歴史、遊牧民族の魂、みたいなものにすごく惹かれます。
何だろう、B型は遊牧民族が先祖だから…?(ダダモ博士)。
でも「蒼き狼」は観ずに帰るんですけどね!(何でとは聞かないで…)戦争とか人間関係とかなしで、ひたすらモンゴルの自然とか民族衣装とか騎馬民族の様子とかを大スクリーンで観られるなら観たいとか思っていたり…(それ映画か?)。

そうそう3月21日、今日は催眠術の日だそうです。
理由は、催眠術をかける時のかけ声「3、2、1」から(何かもっと歴史と蘊蓄があるのかと思いきや意外とシンプル)。

私は催眠術を勉強して、実際に仕事で使っています。主に使うのは「誘導催眠術」。相手の潜在意識に働きかけて、相手を自分の意図する方向に誘導するという催眠術です。
というと、私がまるで電波な人みたいですが(電波じゃんとか云う突っ込みはなしで!!)
催眠術って胡散臭かったり魔術的なものをつい連想してしまいますが、人間の潜在意識(心理)に関するものが「催眠」なので、フロイトの心理学(心理療法)も「催眠」になるわけなのです。
「誘導催眠術」も、「催眠」とかついてますが、頭で考えず「はい」と答えられる質問を繰り返して面接のスムーズな開始につなげるとか、相手の動作や表情を観察するとか、要は心理話法というかコミュニケーションテクニックのようなものです。
まあ私は心理テクニックを勉強しても、実際はすぐにキョドるし、テンパりますけどね!
空気読めないとか気配りや配慮が足らないとか繊細さに欠けるとか、どうしようもない欠点多すぎですけどね!
何年経っても自分のバカさ加減に後悔して、人間関係に悩んでますけどね!
そりゃ恋愛レベルが中学生って云われたりもしますよね!
早く立派な一人前の大人になりたい!!
……(しばし自己嫌悪と猛省に悶え狂う)。

人の心を都合よく変えることは出来ないけれど、自分の心や気持ちは、人に迷惑かけないよう、みんなが気持ちよく幸せに暮らせるよう変えたり、律したりしていけるようにしないといけないなあ、と改めて思う催眠術の日です。

2007/03/20 右手は何も語らない

正しいからといって間違ってないわけではない。ということを知るわけです。

前回がんセンター受診で冷え性がまったく改善されずH先生を困らせてしまったので(他人事か)、自分でも(改めて)冷え性改善について考えてみました。
ストレス、生まれついての体質ということ以外に(どうにもしようがないですからねえ…)自分自身で考えられる原因とか対策は、運動不足を解消する、水分摂り過ぎを控える(中でも冷たいもの、冷やす効果のあるコーヒーを減らす)、物理的、外的に温めてみる、ということ。

血管を動かすというか血流を良くするには筋肉が必要なので、筋肉をつけたら(鍛えたら)血の巡りがよくなって冷えも良くなるかも。
最近ジムも行っては間が空き…ということが多いので、もうちょっと熱心に頑張らないとなあ。あと日頃もデスクワークなのでなるべくエレベーター使わないとか歩くようにするとか気をつけたい(メタボ予防の人みたいですが)。

水分摂り過ぎについては、お茶とかコーヒーとか好きなので、飲みすぎの自覚がないままに飲んでそう…。
でも一応(?)朝ご飯のときにお茶1杯、日中紅茶かお茶を350ml程度(基本的にサーモスであったかい紅茶飲んでます)、お昼ご飯のときにお茶1杯、食後にたまにコーヒー。午後に豆乳200ml、夕ご飯のときにお茶1杯、食後に生姜紅茶またはハーブティーまたは牛乳を1、2杯飲んでる…って結構飲んでるか…飲みすぎか…。運動量に比して飲みすぎか…。
水分摂らないと髄液、血液の流れが滞って頭痛がする、という考えがあってついいろいろ飲まずにはいられないんですよねえ…。あと頭痛いとコーヒー飲みたくなる…ていうかカフェインの鎮痛効果を信じて摂取したくなる…。
でも飲みすぎは良くないですよね!!
とりあえず昼のコーヒーをやめるのと、夕食後のお茶を減らす方向で頑張りたいと思います…。

物理的に温めるのは、日頃何をしていてもしていなくても足が死体のごとく冷たいので、厚い靴下を履くとかではなく、ホッカイロであっためてみることにしました。もともとある冷えが悪循環というか呼び水になって体全体を冷やしているのかもしれない、と思ったので。
仕事中靴の中にホッカイロ(小さいやつ)入れてみたんですが、靴の中だといまいちホッカイロがあったかくならず、忘れて歩いたりしたら靴の中で超熱くなってしまい、でも職場の廊下でおもむろに靴脱いでホッカイロを取り出すのは出来ない、でも熱い!というろくでもない事態になりました。拷問か罰ゲームかっていう…。
なので机に座っているあいだは靴の中にホッカイロを入れて、歩くときはホッカイロを取り出すということにしましたが、面倒くさいし、突然呼び出しくらって駆けつけなくてはいけなかったりするのでそれが出来なかったりして、結局廃れてしまいました…。

ふーむ…冷え性克服の道は困難と忍耐が必要ですなあ…。しかしこれは必ず克服せねばなるまい!と妙にやる気の今日この頃。

2007/03/18 背中合わせで向かい合う

そして今日はハンドボール観戦に行ってきました。
日本ハンドボールリーグ(JHL)プレーオフ決勝。社会人ハンドボール男子、女子の優勝決定戦です。

私、ハンドボールを観るのはこれが初めて。
ルールは一応勉強していきましたが、あまりのスピードについていけないことがしばしば。
でもそれでも走る、投げる、跳ぶのスピード感溢れる試合は面白かったです。
ハンドボールってサッカーとバスケを足したようなスポーツと云われますが、なるほど確かにそんな感じ。
同じスポーツでも男子と女子とで試合の雰囲気が全然違うのも興味深い。
(男子のほうがスピードがあって、シュートに迫力があってバスケっぽい)

攻守の切り替えが早く、中盤でボールこねこねなんて決してしない、攻撃は基本的にシュートを撃って終わるというのが、昨日の今日なので(…)大変清々しかったです。
ハンドボールならではの跳躍しながらシュートを撃つのが躍動感と迫力があって素晴らしくかっこいい。
瞬発力、しなやかさ、力強さ、シャープネス。判断力あふれる感じ。
何て云うんだろう、でも本当アスリートの躍動って見ていていいものですね。言葉以上に訴える、惹きつけるものがあると思う。いいなあ。ほんと病気以前に運動神経まったくないので、ああいう健やかで高機能な体に生まれたらどんな風に世界が見えるんだろうと考えるだけでうっとりしてしまいます。
アスリートだって慢性的に色んなところに故障や痛みを抱えているとは思いますが、それにしたってあの動きの速さ、鋭さ、美しさ。
いいなあ!惚れ惚れします。

心の距離。向き合い方。そういうのって共通認識がないからお互いに話し合っていくしかないけど、議題にするにはあんまりにもナーバスでデリケートで、必死な部分だから難しい。
思いやり。想像力。我慢。自尊心。冷静さ。誠実であること。バランス感覚。価値観。人生観。
頭では分かっているつもりでも、出来ないことばかりで、ああこの先の人生、私はまともに生きていけるのかとちょっと情けなくもなる。
それでも、それだからこそ、人生。まあなるようにしかならないけど、概ねうまくいって良いようになるものでしょう。

2007/03/17 ただ春を待つ

今日はサッカー観戦行って来ました。
冬のような冷え冷えとした気温だったので、膝かけ、カイロ(大2個)を持ってババシャツ着ていきましたが、寒かった…(つくづくと)。
試合内容のひどさもあいまって本当に心の底から寒かった…。ああ…。
でもまあこれからは上がってゆくばかりでしょう。気温も試合内容も。そう信じておきます。

我慢しなくても、何を思わなくても、季節は春になり、あたたかい日射しになるでしょう。

2007/03/16 マイルストン

今日はMSW研修会の最終日。6月から隔週(ときに毎週)金曜日、仕事後に2時間半の研修を受けるのはキッツイこともありましたが、23回中20回出席できて、精勤賞いただきました。
わー表彰されるなんて何年振りだろう…。

この研修では、心理学的側面、実践理論から自分の日頃の面接のありようを根本的、に見直すことが出来て本当によかったと思います。
まあ勉強したことをスムーズに実際の仕事(面接)に活かすことは難しいんですけど。でもMSWの仕事って日々研鑽、日々努力なんだなあ、資格を取るように「ここで修了」ということはないんだなあと改めてしみじみ思いました。
研修は終わりですが、習ったことを忘れないように、日々思い出して活かしていこうと思います。

最終日の今日も9時まで講習でした…!普通最終日って早く終わったりしないのーとか思いましたが、さすが(?)MSW研修…。
9時に終わってその後打ち上げ(飲み会)。嬉しいけど、キツイ(笑)でも修了した解放感からか、みんな普段の講習とは違った表情、言動で生き生きと楽しそうで、私もすごい楽しかったです。
研修とか仕事とか全然関係ない話ばっかり(笑)。

そんなこんなで帰宅は0時半くらい…。
つ、疲れました…楽しかったけど。

また新しい研修会に参加するまで金曜日が自分の自由になるんだなあ。
嬉しい。でも何か有意義に使わないとな、よくよく考えないと、と気持ちを引き締めてもいます。
まったり過ごすのも好きですが、でもやっぱり仕事と職場の往復だけっていうのはやだし、だからといって仕事だけっていうのも何だかなーって思うし、遊びばかりなのもどうかと思うし。
バランス感覚と自分のキャパをよくよく考えないと。精神的、能力的なキャパもだけど、私の場合、特に体力的なキャパを考えるのが重要。
体力的に底を尽くと、結局精神的にもがくっとなっちゃうし、そうなったら能力どころの話ではなくなるし。
心技体みたいな話ですが(笑)。

何はともあれ人生楽しく楽しむのが私の目標なので、頑張っていきたいと思います。私は私のやるべきことと、やりたいことをやっていかなくては。

2007/03/15 春遠い河原に見える白いほのお

お昼ごはんを食べているときに、急にがんがんと側頭部(左)が痛みだし、あまりの突然さ、ガンガンと音が響くようないやに明確な痛みように、一瞬本気で脳梗塞とかそういうことを考えてしまいました。
食事の手を止めて、変な震え方してないか、おかしな感覚がないか、味覚はあるか、箸を持つ右手をじっと見つめて止まってしまいました。端から見たら挙動不審事務員ですが、結構本気で怖かったです…。
頭の痛いの以外は異変がなかったので、そのままご飯を食べて鎮痛剤飲みました。

脳腫瘍というか後遺症というか、とにかく10年になんなんとする長いお付き合いですが、未だに頭痛の新たな表情を発見できる新鮮さってどうなのかしら…。飽きが来なくていいっちゃいいですかね(そういう問題?)

2007/03/12 蒔かれたばかりの種の気持ち

今日も今日とて頭が重くて痛い…。熱があるような感じだけど、熱はない。これはまさに病名発覚前の辛かったあのときの状態に似ている…とますます気が塞ぐようなことを考えてしまったり。
おもだるい…。

朝いちで婦人科検診受けてきました。前回は自分の職場(病院)で受けたけど、やっぱりそれは恥ずかしいので、近くの別の病院に行きました。わざわざ…。
でもやっぱり自分の職場というのは恥ずかしい…。診る先生は自分のところの職員かどうかなんて認識してないと思いますが、私のほうが一人意識しちゃう…。制服で診察室入るのも患者さんから見たら何やつ?って感じだろうし…ってこれも自意識過剰なんですけれども…。

それにしても婦人科検診。マンモグラフィーは辛いですね…。あの脂汗をかきながら沈黙せざるを得ない、拷問のような苦痛に耐える時間…。短い時間とは云え、本当に堪えます。健康体(一応…)でも辛いのに、実際病気やその疑いを持ってこの検査に臨む人の感じる辛さはいかばかりか…。せつないなあ。
そして脳腫瘍って常にやらなくてはいけない検査(頭部CT、MRI)が苦痛を伴わないから、まだ恵まれているというかラッキーというか…。
病気の辛さは比べるものではないですが、殊更自分の病気ばかりが辛いという風には思わないようにしたいというか、人生なべて悲観したり不幸に思うことはないというか。

去年の婦人科検診ではひっかかった私ですが、さて今年はどうでしょ、う…!
正直、目の前のだるさを何とかしたい…とも思っていますが…。

2007/03/11 眠りの一日

明け方?早朝?ものすごい雨の音でうっすら目が覚めました。ざらざら、ごろごろって感じ。すごい大粒の雨のような感じ。冬にしても春にしても珍しい雨…とか思いながら再び寝て、次に起きたのが12時になんなんとする時間で(!)すでに晴れていたので、変な夢でも見たのかと思いました。
それにしてもこれだけ寝ても全然すっきりしない…。いや寝すぎかもしれませんが、ぼーっとするというより、頭の重心が落ち着かないみたいな、ぐらぐらしためまいというか気持ち悪さがつきまとう。あと熱っぽくて、体が重くて、頭も痛い。
何なんだ…。風邪?疲れ?脳腫瘍?(それは治ったから)。

起きていられないというほどではないけど、体を起こしていると頭が重くて痛いので、うだうだと寝たり起きたりを繰り返していました。
結局一日ひきこもり…。

2007/03/10 神様に会いに

今日今日とて重だるい…。すっきりしないなあ…。何なんだ…。
でも今日は天気がよく暖かかったので、このままぐだぐだするのは惜しく、奮起して出かけてきました。
行き先は、上野広小路にある徳大寺。日本の三摩利支天のひとつです。
摩利支天は、大河ドラマ風林火山で重要な鍵として何度も登場しているので気になっていたのです。

徳大寺は、アメ横「お菓子の二木」の真向かいにあるお寺でした。周囲が賑やかなのに、境内は日蓮宗らしい威風堂々、何処か峻厳な感じもするお寺。

ご本尊の摩利支天は、仏教の守護神である天部の一つ。
陽炎が神格化されたものなので、「傷つかない」「見ることが出来ない」「捕まえられない」ということで、武士の間で信仰されていたそうです。
また、その特性から人に捉えられたり、害されたりすることがなく、怨む人に自分のことを知られることがないそうです。
なので、護身、蓄財の神様でもあるそうです。
姿としては、三面六臂(3つの顔と6つのひじ)で、弓、箭、針、線、鉤、羅索、金剛杵などの武器を持ち(針と線は害する者の口と眼を縫い合わせるのに使うそうです)、猪に乗った(またがっているわけではない)猛々しい感じです。
武士が信仰するのにふさわしいなあとしみじみしながらも、脳内では、「これうらにくれにゃあだか?」(ミツやん)とか「そなたを災いより守ってくれよう」(若殿)とか大河ドラマごっこしている私。

その後は湯島まで歩き、湯島天神に参拝してきました。
昨年の国家試験の合格祈願をしたのに、そのお礼をしてなかったので…。
受験シーズンは過ぎましたが、境内はお礼参りの人か、かなりの人がいました。そして未だにものすごいボリュームの絵馬…。さすが受験の神様…。私も大変お世話になりました。ありがとうございました。
それにしても静謐な神聖な感じがするから神社って好きだなあ。
千木とか梅の意匠とかをしみじみ眺めてきました。

かなりの距離を歩いたので最後のほうは体力ががくっとなくなり、視界も暗くなるような心持ち…。ああもうやだ歩きたくない、ていうか歩けない、このまま寝っ転がって意識なくしたい…とぶつぶつ煮詰めるように思いながら歩いてました…。
自業自得っていうか…。自分で予想しているよりも早く、急に、がくっとエネルギーが切れることがあるんですよね…。いやになる…。
這うようにスタバに入り、コーヒー飲んでしばらく休憩。早々に駅を見つけて電車で帰りました。

夜はすっかりぐったり…。
でも今年の大河は面白いですよ!(と主張)。

2007/03/09 でもさ君は運命のひとだから

今日もまた起きた瞬間から激しくだるくて重くて、本当に動きたくない…とか思ってしまいました…。本気で私、デパスとデプロメールがまさに今効いてるときに動こうとしてる?とか思ってしまいました…。頭がうわうわ、ぐらぐらとする…。
長く煮込みすぎておかしくなってしまったおかゆみたいな気持ち…。
顔色も変に白っぽい…病人みたい(病人だよ)。

しかし今日の午前中はがんセンターへ行かなくてはいけないのでした。
ふらふらしながら受診。今までの漢方を飲んで冷え性が変わったかどうかと聞かれて、いや相変わらず全然変わりないです、と答えたら(エブリデイ死体のように冷たい手足の私…)、それっきりH先生は「うーん…」と考え込んでしまって沈黙してしまいました…。大学病院時代のカルテを見、電子カルテの処方一覧を見、私に横顔を見せたままうーんと唸って沈黙…。
あ、あの先生…。これって診察…?と思ったけど、先生が何も云わないので私も何も云えないので、沈黙は続く…。何なんだろうこの時間…。

ようやく(10分は考え込んでたと思う)H先生が重い口を開くには、私は漢方が効かなすぎるとのこと。前回の処方だったら普通の人でも何かしらの反応(変化)があるはずなのに、とぶつぶつ。
先生、だって私は特異体質の虚弱体質じゃないですか。それは先生が仰ったことじゃないですか…。大学病院で出される薬すべてに反応がなかったのは、私がやさぐれてたとか鈍かったからではなく、そういう病人だからなんですよ。いやちっとも自慢することではないですが。

H先生に云わせると、本当に私はあまりにも効かなすぎる、何か効き目を阻害する要因があるのか…でも思い当たる要因がない、という。
先生は仕事のストレスをあげてましたが、まあそれはいつものことっていうかそれを云ったらおしまいよみたいな…。先生もそのことはあまり突っ込みませんでした(昔はストレスがどうの精神的にどうの性格がどうのと攻撃されて大変でしたけどね)。
他に飲んでいる薬(デパスなど)の飲み合わせも検討しても特にひっかかることはなく、ますます考えこんでしまう先生…。
うーん…何なんでしょうねえ、ととりあえず私も考えるふりをしてみたけど、そんなに冷えがひどいなら養命酒でも飲んでみようかな、昔から検討はするけど実際試したことがないんですよね、まずいって聞くし…とか考えていました(何やってんだよ)。

不意にH先生に手を取られて握られたので、ドキドキしましたが(嘘です)、脈を診られただけです(当たり前です)。
脈からH先生は、見た目(どういう意味なのかはよく分かりませんでしたが)よりも冷えが強い、内蔵、特に下半身が冷えている、と仰ってました。
脈からそんなことが分かるなんて、私の冷えはそんなにひどいのか、東洋医学がすごいのか…、一体どっちなんでしょうねえ…(でもH先生の深刻さにとてもじゃないけどそんなこと聞けませんでした)。
とりあえず前回処方よりさらにブシ末を増やして増強した漢方を処方されました。前回に比べて7割強いらしいです。具合が悪くなったらやめてもいいし、電話してもいいよ、と心配してくれましたが、果たしてそこまで効き目があるのか…。いやいやきっと今度こそ何がしかの反応があるはず、と信じて、次回の診察に続く。

夜は久し振りの友達と沖縄料理を食べてきました。ゴーヤチャンプル、ラフテー、刺身、島らっきょうの漬物、ヒラヤチなどなど。
今までだったら絶対しないような可愛い話題をして友達を大いに戸惑わせ、ジェラシらせる私。だって私本当は心の底から乙女で純情派ですものー。イヒヒ。

2007/03/08 愛はやがて蝶に変わる

ここ数日ずっと遅くても10時半に寝ているけど、起きると(ちなみに起床は5時45分。職場遠いので)激しく寝不足な感じというか、眠剤効き途中に起き上がったかのように頭がうわーんと重くて、体を動かすとだるくて気持ち悪くなりそうな感じ…。
日中も頭がぼーっとおもったく、熱っぽく、すっきりしない…。
コーヒー飲んでも、鎮痛剤飲んでも、全然変わらない。ひどい疲労感みたいな。
ああこれではまるで脳腫瘍発覚前の状態…。もう腫瘍ではないと思うので(思いたい)、自律神経がおかしくなってるとか、数日早く寝るくらいじゃ抜けないくらいの疲れがあるとかなんだと思いますが…。
あとはストレス?仕事は確かに今精神的にくるケースを抱えていますがねえ…。でもそういうのってMSWやってる以上ある意味では慣れてきていると思うんですけどねえ…。

精神的にくるケース。
ちょっと具体的に云うと、今の高齢者医療・介護制度の矛盾、不備を痛感させられるような内容の話です。
高齢で、がんだとしても、医療的な処置(手術、化学療法、点滴など)をしていなければ、急性期病院には入院していられない。でも慢性期病院に入るにもそれなりの医療的な処置をしていないといけないし、要介護度も高くなくてはいけない(入れたとしても数ヶ月の待機期間が発生しますが)。
介護施設も何処もいっぱいで半年待ちが普通だったりする。
理論の上では、介護保険のサービスを使って自宅に戻ればいいんですが、昔とは違う家制度(単独世帯、少子化、共働き)では介護保険サービスがあっても介護するのは難しい。
何処にも行き場がない。
こういう医療制度って、介護制度って何なんだろう。誰が、幸せになるためにこの制度は作られたんだろう、と思うし、でもそういう複雑で難解な制度だからこそ私のようなMSWという仕事が成り立つわけだし…とか考え出すと、何か妙にやるせなさ、無力感を感じてしまいます。
私は「退院支援」はするけど、「退院させ屋」ではない、という専門職としてのプライドがあるのですが、他の病院に転院させることも出来ない、紹介した施設も半年待ちで今すぐ役に立たない、医者に退院をせっつかれるから家族が負担で不安な自宅介護しか提案できないというのが何だかすごく無力感…。
すべての相談に完璧に応えられるとは思ってないけど、ここまで何にも応えられないというのは辛い。
が、これは私の実力不足、あと精神力も何か足りない気がする。
何かもっと頑張り方を変えたら打開策があるような気がするんですよ。

…やっぱり体調の悪さは仕事のストレスですかね…。一言でそう片付けるのは何かいまいち納得いきませんが…。

イギリスの国際研究チームがネイチャーに発表した論文によると、細胞のがん化やがん進行には約120個の遺伝子の変異が関わっているそうです。
「がんのメカニズムは予想以上に複雑であることが分かった」とのことですが、このことが基礎データとなって系統的な解析、新薬開発研究に役立てられるらしいですが、患者としては、「え、それはそうなんだけど」みたいなちょっと拍子抜けの気分にもちょっとなってしまう…。
いや医学の研究は大変だろうし、がんは本当に複雑だとは思いますが、でも、何ていうか、もっと早く研究進めて欲しい…みたいな…。わがままですけどね!わがままですけど、切実にそう思ってしまいますです…。
でもこれだけ研究に時間と手間暇がかかるほどがんって複雑なシステム、メカニズムで、人類の敵というか謎というか、すごい大きな壁なんだなあ…。そんなことが(人間全員に起こるわけではないのに)自分の体の中で起こってしまう不思議を思うと、何か怒りも悲しみもないような、途轍もない心境にもなります。
がんって、病気って何なんだろう。
病気になることって何なんだろう。

2007/03/06 待ってたのかもしれない このときを いつからか

昨日と一転して冷え込んでますね。冬逆戻り。でも今年は妙に暖冬なのであんまり早くあったかくなっても喜びきれないので、まあこれもいいかという感じ…。
体調は変わらず、ぐずぐずとだるくて重くて辛いです。

紀文の豆乳を毎日飲むようにしていますが(無調整のやつ)、最近は紀文の新製品(?)「豆乳飲料 五穀」を飲んでます。
GABA20mg配合というより、大豆、小豆、大麦、玄米、ごまという五穀が入っているのに大変惹かれました。
「癒しあふれる小豆味」ということですが、うすあまくてクリーミーな小豆の味が大変美味しくて好きです。たまにさらし小豆を牛乳で溶いて飲むくらいなのでこういう味が好みなんでしょう。
パッケージに「すべてのストレスを一人で背負っているあなたに!」とか「こんな五酷(日曜日の眠れない夜に、満員電車に乗る前に、上司への報告前に、お得意様へのお詫びの前に、接待ゴルフの前に)に五穀」なんて書いてあって、ストレスフルなサラリーマン向けの商品みたいですね、って裏面に「現代のストレス社会に生きるサラリーマン諸兄には、この五穀をお勧めいたします」とありました。
味とか五穀の内容は美容と健康を気にする女性向けっぽいですけどね。
まあ私はストレスなくてもサラリーマンじゃなくても飲みますけどね!

2007/03/05 街路樹をざわめかせて 何か来る 春の夜

空気が湿っていてあったかくて、花の匂いを含んでやわらかくて、風がひどく強くて、春の到来を感じさせる。春の嵐か。3月だもんなあ。

季節の変わり目のしんどさをひきずっているのか、何だか毎日体が重くてだるいです。最近は夜10時半くらいには寝ているんですが、朝起きても全然すっきりしない。
何だかなあ。
頭痛は午前中に来ることが多かったですが、最近は午後になって頭が痛くなります。ブルフェン服用してます。

2007/03/03 私達が生きる荒野

昨日は夜、研修会でした。6月から通ってるMSW新人研修ですが、いよいよ残すところあと1回!最後の回はテストだそうです。しかも事例検討とかじゃなくて「教科書をよく読んで暗記してくるように」って…。えー。
ピンカスとミナハンとかジャーメインの7つの原則とか、国家試験で勉強したので、あー何か聞いたことあるなーとは思うけど、覚えてない…(それってどうなの)。
べ、勉強しないと…。

そして今日は出勤。午前中は病院名鑑とインターネットを使って専門外来とかを調べてリストにしてまとめたりしてました。オタク気質で、医療や病院に対して愛憎こもごも関心いっぱいの私は、こういう調べものが大好き。ねちねちと調べて、表にしてみたり、レポート書いたりすることにもうすっかり夢中。
忙しくて普段なかなか手をつけられませんが、病院データーベース作りたいなあ、と改めて燃えてみたり。
午後はずっと面接。
個人的に医療、病気との闘いは情報戦、と思っている私ですが、でもインターネットで一般の人も診承認の抗がん剤から民間療法、保険外適用の治療の情報が広く深く、何処までも際限なく手に入る今の時代、果たして情報が患者さんと患者さんの家族を幸せにするのかな、とも思うのです。
医者の言いなりになって言われるがままの治療をすることがいいとは思わないけど、情報を追い求めていくことは、四方八方から響く声を頼りに、色んな重みやリスクを背負って、果てしない荒野を旅するようにも思えたりもする。
だからといって患者さんと家族にしか「決める」ことは出来ないし、「決める」ことの重みや生まれるかもしれない後悔を救うのは情報とも思うし、せめて今までのこと、これからのことを整理する場を提供しようと思っても結局その考えも「別の立場の人からの一意見」になってしまう。
病人として、あるいは家族として、出来る限りのことを、最善のものを、最後の最後の幸せを、と痛いほど願う気持ちは分かるけど、現在の医療システムの中でそれが「不毛」になってしまうリスクも分かるので、何だか辛い。
って辛いのは患者さんや家族ですけれども。

医療は人を幸せにするために生まれて在る大きな偉大な力だと思うけど、結局究極のところで重要なのは、人を救うのは、人としての感情とか想いとか関係(信頼とか)なんだなあ…。
シンプルなんだけど、当たり前なんだけど、それが複雑に作用してしまうのが病院という世界なんだろうなあ。
やるせないなあ。切ないなあ。

あまりに色々とふさいだ気持ちになったので、仕事帰りに電車で2駅分の道を遠回り寄り道しながら30分くらい歩いてしまいました。
歩いている間も色々考えちゃうけど、すっきりするところがあるし、変に悲観的にならなくていい。
帰った後はすんごい疲れましたけどね…。だるかった…。

2007/03/02 3月です! 

3月です!春です!ええっもう!とやっぱりいちいち驚いてしまいますですね。
今年の冬はそんなに寒くなかったけれど、やっぱり夕方日が長くなっているのとか、昼間の日差しがあったかいのとか、朝出かけるときの空気感とか、もう春なんだなあと思わされ、それが何だか幸せだなーと思います。
春はいいですねえ。何だか無意味にわくわくしてくる(ほんと動物的。笑)

しかし今週は何だかかなり体調が優れませんでした。頭痛というわけではなく、激しい全身倦怠感。仕事してても家にいても何だか身の置き所がないようなだるさ。体の底でもてあます、理由の分からない泥のようなイライラ感。落ち着かない。けれど疲れて動きたくない。そんな妙な感じに苛まされていました。
頭もぼうーっとしてすっきりしなくて、でもそんな自分は分かるからイライラと自己嫌悪も募るし焦りもあるし。
でも医学的(?)にはきっと問題ないだろうし、実際熱が普段よりも高いけど、頭痛がするわけでもなし、何処が悪いわけでもない。精神的だか肉体的だかの疲れと云われればそれまでの状態。
何だか縁起でもないけど病名発覚前の状態みたい…(と思うことがまたどんよりした気持ちを催すという悪循環)。

何なんだろう、季節の変わり目だから?ホルモンバランス?虚弱体質なんてそんなもの?もー。
仕事が忙しいというのは確かにあるんですけどね。忙しいっていうか、抱えている件数よりも内容が複雑というか割と八方塞チックな面倒くさいケースだということもあるんですかね。
医療ソーシャルワーカーの仕事ってそんなのばっかりですが、対立しあう、しかしどちらの言い分も分かる意見の間に立たされたり、自分の勧めている仕事がどちらかにとってはいいけど、もう一方にとっては本当にいいことなのか分からなくなりそうだったりすると、何か色々気持ちの上でも、MSWとしての精神としても、ふさがってくるというか…。
何か色々考えちゃうんだけど、考えれば考えるほどこんがらがってくるというか…。
人の感情は大切で、ややこしくて、難しくて怖いですね。

とりあえずこんな3月の始まりですが、週末に何とか心身ともに立て直して頑張っていきたいと思いますです。
春だし、最近何にもしてないし、新しい習い事でも(笑)始めたいなあ!



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