2006/09/30 浮かんでは消える君のイメージが

行ってきました、日本スポーツ吹き矢協会。吹き矢体験スクールへ。
吹き矢が出来ると聞いて前から行ってみたかったんですよね。アーチェリー、弓道そして吹き矢ってどんだけ矢好きなんだって感じですが(笑)。

日本スポーツ吹き矢協会は、銀座にあるビルの3階にありました。その部屋には、矢が刺さった跡がある紙製の的が並び、立ち位置は5メートルから最大10メートルの距離まで。雰囲気的にはアーチェリーっぽい(懐かしい)。
でも的に向かって一礼するとか体の角度を決めたり、腕の動作は弓道っぽい。

しかし「弓」と違って「弦を引く」のではなく、「矢を吹く」ので、姿勢や筋力よりもいかに正しい腹式呼吸が出来るかが重要。
120センチの矢筒(かなり長い。時代劇の刺客が使う吹き矢とは全然違う)を両手で腰幅に持ち、息を吸いながら腕を高く持ち上げ、お腹から息を吐き出しながら降ろす。
息をお腹から完全に出しきり、今度は鼻からお腹が膨らむまで吸う。
これが苦しい!難しい!
日頃はほんと意識せずに呼吸してるんだな…としみじみ実感してみたり。
そして息をお腹にためたまま的に正対、腕を口許の高さに、吹き口をくわえて1・2・3…で吹く!

矢は釘(ピン)にカーボン紙を円錐形に巻き付けたもの。重さ1グラム、バトミントンの羽根に似てます。それが5メートル先の的にビシッ!と突き刺さる。

5本吹いて的確認して点数計算(点数は的の真ん中から外へ7、5、3点)。
最初は5本てんでばらばらの位置に1、2センチくらい刺さっていました。「矢を構える」とどうしても「引く」動作をしたくなってしまって、肘が上がってしまうので、なかなか的に集まらなかったけど、2、3回やってるうちに姿勢も直ってきて、腹式呼吸が出来てきたので、矢が的の中心に集まるようになりました。刺さる深さも2、3センチと深くなってくる。
一度だけ的の中心に当たって、とっても嬉しい。矢が的に当たるのはいいなあ。

正しい姿勢で腹式呼吸をするだけで、汗が出てきて、何だかヨガでもやったような疲れと心地よさがあるのが面白かったです。なかなかにカロリーを消費しているはず。インストラクターによると、腹式呼吸で腸が刺激されるので快便にもなるそうな。何だか地味なんだけど、面白い。そして美容健康にもよさげ。吹き矢、面白いなあ。機会があったらまたやってみたい。

そして今日は吹き矢前の夕食はマクロビオティックのレストラン、後のお茶も自然食系のスイーツを食べたので、何かすっごいデトックスした!って感じ。健康になった気がするよ…!(笑)

それとは別に頭痛はありましたが。今日は何か視界がくらくらくるくるするような感じもして、体がしんどいって感じも強かった。疲れやすい、みたいな。何だかなあ!

2006/09/29 新種の虫たちが鳴いてる 真似できないリズム

涼しくて過ごしやすい気候ですね。秋だなあ、いいなあ。今日はお昼を職員食堂ではなく、美味しいパン屋さんでパンを買い、カフェでカフェラテをテイクアウトにして、公園のベンチで食べました。その一角が庭というか背の高い木々が多い小さな森のようになっていて、いつの季節でもひんやりと光りもやわらいでいる静かなところ。いる人もみんなひっそりと静かな空気に身を浸してるような感じ。思索的な静けさ。

夜は久々にMSW研修会。旅行もあったので本当すごく久し振りって感じで、見知った顔を見るのが懐かしく嬉しい。6月から続いてる研修ですが、今日で半分終わったところ。始まったのはずいぶん昔に思えるし、研修が修了するのもずいぶんと遠い先のことのように思えます。
今日の研修は「家に帰りたい患者さんと、介護が出来ない家族」がテーマで、ちょうど似たようなケースを抱えているので別の視点や色々な意見がきけて勉強になりました。
単純に解決の出来ない難しい問題ですが。

今日はいよいよ頭が痛くなり、鎮痛剤を飲みました。頭の芯からズキズキと痛みがわきあがってくる感じ。ふー。

2006/09/27 いじめばかりの世界でも どこかに光りはあるもんだ

電子辞書が欲しい。というのが最近の気持ちです。電子英和・和英辞書は持っているのですが、旧式で語彙数も少ないので、買い換えようかなあ、でもせっかくならテレビ通販でやってみたいな「それ使う場面あるのかよ」ということわざ・名言辞典とかツボ百科とか冠婚葬祭事典とか世界の料理百科とかとっさのひとこととか家庭の医学とかあれこれ入っているもののほうがいいかなあと欲が出るけど、でもそういうコンテンツがないほうが語学機能に優れているんですよね。英英辞書が入ってたり、発話機能もあったり。でも旅行会話ならニンテンドーDSのソフトで対応できそうな気もするし、どちらかというと広辞苑のほうが使いでがありそうな気もするし、でもそれならネットがあれば問題オールクリアじゃない?ケータイでiモード使えばいいんじゃない?ということになり、欲しい気持ちは強いもののいまいち踏ん切りがつかず…。ていうか必要があるものなのか?と自問すると、必要があるようなないような…(ごにょごにょ)。

体調、継続的に下降気味。ぼんやりとだるい頭の芯にずきっと痛みの予感のようなものが瞬間的に生じるのを感じる。でもこの時点で鎮痛剤を飲むのもなあ、と思って堪えているところです。
微熱気味なせいか、単に食欲の秋か(笑)、最近やたらアイス好き。昼ごはんのあとに必ず売店に寄ってアイス買ってしまいます。あずきアイス、ラムレーズン。今日はハーゲンダッツのバナナタルト(期間限定)を食べました。甘くてこくがあって、バナナの香りが甘くて新鮮で、ああやっぱりハーゲンダッツは美味しいなあ!同じく期間限定のへーゼルナッツも食べてみたいけど、でも毎日アイスでは太ってしまうし、また腹が下っても困るので(笑…)明日は食べるまいぞ。

2006/09/26 食べられそうなものはすべて食べた

ついに、というか、ようやく、というか、体調下降気味。ひどい寝不足のときのように頭がふらふらくらくらする感じ。痛くはないのでまだマシだけど(比較対象が…)だるくてしんどい。職場の人にも「顔色悪い」と云われてしまいました。ううむ、純粋に(?)体調不良ならともかくバカンス明けの疲れが端から見えるほどというのはいただけないなあ。
仕事帰りに寄ろうと思ってたところがありましたが、今日はさすがに止めました。残念無念。

「つらくない?」と私に云う人がいる。「そういうのってつらくない?」と。同情してくれているのかもしれないし、労わってくれてるのかもしれないし、心配してくれてるのかもしれないけど、「つらい」と私が答えることに何の意味があるんだろう、と問われるほどにいらついてきてしまう。つらいから何だと云うのかが分からないので、「はい、つらいです」とも「いいえ、つらくないです」とも答えがたい。つらくても生きていかなくてはいけないし、それでも生きてこれるから今の私がここにいるわけだし。過去がつらかったからと云って別に今はつらくないし、「つらい」と認めることで何かが変わるわけでもないのに、何を確認したいんだろうと思ってしまう。ていうかそもそも私の何をもって「つらい」と思うと思ってるんだろう。何かたぶん価値観とか感覚に埋めがたいものがあるんだろうと思うけど、いまいちよく分からない。
その人から見ると私って強情っぱりの痛々しい人に見えてるのかしらん…と思っていたら、後日、その人が私のことを「純粋な人」と云ってたというのを人づてに聞き、何とも云えない気持ちになりました…。何だか、なあ…。

2006/09/25 そして今日からまた

連休があったとは云え、一週間強ほど不在にしていた職場に戻ってきました。仕事は予想以上にあれこれ山積みになってました。午前中は山積みになってるケースの経過や事実関係を確認して、記録を書いてました。記録はカルテと同じ感じで手書きなので、書くのに時間かかる…(あと自分の字の汚さにがっくり)。電子化するべきかと思いつつも、手書きしてると頭の中が整理される感じがして良かったりも。
午後からは電話。ケアマネージャーの依頼でカンファレンスの日時を調整したり、転院のための外来受診予約したり、生保の申請したり。
やらなくてはいけないことがありすぎて、くらくらしそうですが、お蔭様で休み中は楽しかったし、必要とされることはとても嬉しくも燃えるので、頑張ります!

体調はよいと云ってもいいような。だって頭が痛くない!(基準はそれ)疲れてる感じは強いですけどね。

2006/09/24 君が立つ地面は360度すべて道なんだ

疲れていますが、頭痛もなくそんなに悪い感じではないです。
昼頃起きてきて、ぼーっとしてたらすべてが眩しく見えるほど明るいのに透明でさらっとした日の光り、涼しい風に香る金木犀に秋を感じてみたり。いい季節だなあ。NZでは桜が満開なのを見てきたけど、日本は秋。

NZ旅行で色んな人に会って、好きなものに一途でいるって色んな意味で強いなあと思いました。気持ちとか進む道筋とか運とか幸せや楽しそうな感じの度合いとか、色んなものが強い。そしてそういう人は本当に素敵で好ましい。素敵な人だなあと心から惹かれる。こういう人生っていいな。
私は「病気」という「偶然」で「医療」が好きになったので(いや嫌いでもあるけど。笑)、何かあんまり医療にこだわるのって自分の不幸にしがみついてるみたいで不健康なような、良くないことのような気がして、ある程度まで追求したらそこから離れるのが私の「闘病の完成」なのかな、と思うようにしているところがあったり、何というか、変な後ろめたさやブレーキが無意識のうちにあったような気がするけど、人が何に興味を持つか、何を好きになるか、一生のものとして追い求めるかは人それぞれなんですよね。海を越えて追いかけていく人もいるし、いわゆる「普通の安定した生活」を捨てて飛び込んでいく人もいるし。
貴賎はないというか、別に後ろめたく思うことなんてない。むしろ自分が好きなものを、大好きで気になってどこまでも追求したいものが見つけられたということは本当に幸せなことだ!ありがたいし、嬉しいことだと思えるようになりました。
好きなものをもっと好きになりたい。スペシャリストになりたい。
月曜からの仕事、休んでいるあいだにどんなことがあったのか怖いような気もするけど、楽しみです!頑張るぞう!超燃えてます。

燃えている気持ちに駆られて午後からは図書館に行ってきました。来月の患者教室の資料を探しに。資料を見ているとあれも調べよう、このことももっと勉強しないと、ということが次から次へと出てきて、非常に楽しいです。燃えるわー、オタクの血が(笑)

しかし私も脳腫瘍のことを「個性」と云ってる割にはやっぱり何処かで「偶発的なもの」(アクシデント的なもの、というか、突然やってきたもの、というか)として捉えてたんだなあ。人生にどう取り込んでいこうかと考えている途中という感じでもある。9年目でこれだから病気って、生きてるって奥が深い。
またもう少し時間が経って、私のポジションが変わったらまた捉え方も変わるのかも。一生もののテーマだ。
出来る限り前向きに、受け止めるを越えて力として活かしていきたい。

2006/09/23 ニュージーランド旅行

今朝、ニュージーランドから帰ってきました。長いようで短い、でも濃い、楽しい旅でした。出会いあり、冒険あり、素晴らしい景色ありで一生の宝物です。私は普段から(特に旅行では)何かを見ているとき、それがどういうものか、自分が今どう感じているか、考えているか、ということを言葉で表現しようとしているんですが、今回の旅で、ニュージーランドの景色を見ているときは言葉や考えが一切吹き飛んでいました。口から出てくる言葉も「すげー」「綺麗」とかそんなことばかりで、でもそんな風に言葉をなくすのはある意味では心が生き返るような、今までにない自由さを感じました。何なんだろう。いやでもとにかく素晴らしかったのでそれで十分です。行けてよかったニュージーランド。

久し振りというのは大袈裟ですが、日本はニュージーランドより気温が高くて「暑い」と感じましたが、人の服装、街の雰囲気、空気の感じが秋めいてるなあ、とも思いました。金木犀の香りがしてるのもしみじみと秋だなあ。

昨日はChristchurchを13:55に出て、Singaporeに20時過ぎに到着、23:40出発で、本日(23日)7:30に成田到着。
いずれも現地時間で、時差による時間のだぶつき、繰り上がりなどはありますが、基本的には22日の昼から夜、そして23日、という流れなので、特に時差ボケというのはない感じ。時差ボケ防止薬を飲んでいるのが大きいと思いますが。
数時間戻ったり早くなったり、時差というものは何だかいまいちよく分かりません。
いや地学的な意味でもですが、何か感覚的に。私のいる時間(と空間)って一体…?とか考え出すと止まらなくなりそう。でも所詮文系頭なので…(笑)。

旅行中つけていた英語日記。レベル低いなりに頑張ってみました。誤字誤用はご愛嬌ということで…。プラス覚書というか雑記。写真とともにきちんとまとめた旅行記をアップしたいと思います。
でも何だか自慢の(?)ボキャブラリーがうまく働かない。「美しい」とか「素晴らしい」とかそうい風にしか云えないんだけど、それも何か上滑りしているような不思議な気持ち。

■2006年09月15日 Singapore Airport
I'm in Singapore Airport.
I'm waiting for airplane for Christchrch.

I can speak English just a little.
I feel very DOKI DOKI.
I think that I must study English more hard.
This is just "Kohkai atosaki tatazu". (※後悔は「先に立たず」ですね…。英語以前に日本語間違えてて恥ずかしい…)
But,I'll enjoy my trip!

本日出発。成田からシンガポール空港を経由してニュージーランドのクライストチャーチ空港へ。
シンガポール空港までのフライトで見た映画は「ダヴィンチ・コード」、「X MEN V」、「M:I:V」(途中まで)。
シンガポール航空のCAさんはみんな優しくて親切で美人でした。制服がアジアンなワンピース(体にぴったり)。見ていてドキドキする…。
シンガポール空港で無事インドからニュージーランドへ帰る友達と合流!外国しかも空港で落ち合うって何だかスパイみたいですよね(笑)。

■2006年09月16日 From Newzealand
I arrived in Christchurch at noon on16 September.
I've stayed at YHA in Christchurch.

Christchuruch is very beautiful city.
There are beautiful building like England,many flower blossom.Cherry blossom,camellia,tulip,magnolia etc.
Spring has come in NZ.
But,it is cold at night.I feel it likes November in Japan.
I need my coat.

Today(my first day in NZ),I visited tha Cathedral,Bridge of Remembrance,The Art center of Christchurch.

NZ時間で10:40にクライストチャーチ空港に到着。市内へ向かい、YHAにチェックイン。
天気が良いけど、涼しい。というか肌寒い。桜がまさに満開で、街中いたるところに色とりどりの花が咲き乱れる春ですが、ダウンコートを着てちょうどいい感じ。
街の真ん中にある大聖堂を見学し、遅い昼食を美味しくて安い中華料理屋さんで。
クライストチャーチは街中にエイボン川という綺麗な川(水が澄んでてたっぷりと流れている)が流れていて、まさに「ガーデンシティ」、美しい庭のような街でした。
追憶の橋、キャプテンスコット像、アートセンターなどを見て、スーパーへ。YHAではキッチンで自分で食事を作ることが出来るので朝食の食材を購入。

■2006年09月19日
アートセンターで行われているノミの市へ。大道芸などもあって賑やか。
すごい偶然、素敵なご縁に恵まれて、素晴らしく楽しく美味しい夕食を賑やかに食べることに。ビルマ料理のお店だったけど、とにかく素材(野菜)が美味しい!
サイン・オブ・タカヘへいき、街の夜景を一望できる展望台へ。

■2006年09年18日 Oamaru
I went to Oamaru by car(Car driver is my friend.I don't have international driver licence).
I watched wild pengins and the Southern Cross!!

10:30頃車で出発。オマル(オアマル)という街へ。
友達との楽しいドライブ。私は運転しない人員だったので楽しく楽な道のりでした。運転してくれた友達に感謝。
モエラキ・ボルダーという海岸の奇岩群を見に行く。想像以上に不思議な光景で、自然の神秘を感じる。
その後ブルーペンギン(すごく小さい)の群れが海から陸の巣へ帰る姿を見て、帰る道で南十字星を見ました。あと天の川。南十字星って南半球でしか見られないんだよね…(感動)。
友達の縁でローカルの方の家で夕食をご馳走になり、宿泊。英語でコミュニケートできなくてお恥ずかしい限り…。

■2006年09年19日 To Queenstown
I watched wild fur seal near!
My lunch was very delicious mussul(a kind of shell)soup.
I enjoyed Oamaru'days.

Afternoon I went Queenstown.
While I rode car(from Oamaru to Queenstown,it's about 4hours drive),I watched big moutain,sheep,sheep,sheep!

I think that I watched this like mountain,tree,rever in "Lord of the Ring"!
It'very fantastic!

I've stayed at YHA in Queenstown.
This YHA is in front of Lake Wakatipu.

野性のアザラシが見られるポイントへ。山、荒涼とした広い草原、切り立つ海岸線の崖、海。そしてアザラシ。そんな世界。道なき道を行き、崖をよじ登り、アザラシに超接近。
昼ごはんはマッソルというカキっぽい貝のワイン蒸しとクラムチャウダー。美味しすぎ。
オマルの展望台へ行き、オマルのポイントはすべて制覇。
再び車。クイーンズタウンへ。4時間ちょっとのドライブ。見える光景すべてが別世界。映画の光景。何て云っていいのか分からない。生まれて初めてみる景色ばかり。美しい自然。

クイーンズタウンは観光地らしい、やはり美しい街。ワカティプ湖と雪を冠した山が見渡せるYHAにチェックイン。
スーパーマーケットや街並みを眺める。

■2006年09月20日 
I visited Deer Park.
This place is location place of "Lord of the Ring"

I rode horse.It's very fun.

ディアパークという公園(ていうか山と草原)へ。ヤギや鹿、バッファローが柵なしに普通にいたり。ロード・オブ・ザ・リングのロケ地。なるほど確かに異世界めいた荒涼さと、雄大な美しさ。
午後から乗馬。途中雨がパラついたけど、むしろそれも不思議な荒涼さと静寂を深める。
市内に戻ってワインのテイスティングをしたり、お土産を買ってみたり、ホーキーポーキー(アイス)を食べたり。

■2006年09月21日 Last night in NZ
This is last night in NZ.
My holiday is too short.
I'm sad...

Today,I rode gondla,luge.
And I wachted Kiwi!
He(or She?)is very lovely!

Now I'm in Christchurch again.
I stayed Rydges Hotel.
This hotel is comfortable.

I'll enjoy to stay Christchurh.

クイーンズタウンのスカイコンプレックスへゴンドラに乗って行き、リュージュを体験。速度調整が出来るレバーがついたソリのようなもの。ボブスレーみたいなスピードで滑走して気持ちがいい。一瞬でも気を抜くと遥か下に、けれども大きく広がる湖(空を映して真っ青)にダイブしそう。
バンジージャンプ発祥の地、洞窟ワイナリーを見学。ピノ・ノワールとそれにぴったりの料理を楽しむ贅沢。
その後飛行機でクイーンズタウンからクライストチャーチへ。友達とはここでお別れ。寂しくて切なくて本気で涙が出そうに。

リッジズホテルにチェックインしたらホテルの都合で一人でツインルームに泊まることに…。シングル料金で一人でツイン…うーん贅沢というよりもったいない。
友達に教えてもらったディスカウントショップでシープスキンを購入。中華で夕食。その後は徒歩と無料バスを使ってチャーチの街をぐるぐる散策。

■2006年09月22日 Singapore,again
I arrived at Singapore airport,again.
I could watch many movies on the plane,I fun&enjoy.

Last day in NZ,I enjoyed to walk around Christchurch.
This city is very very beautiful.
I want to visit again.

Now,20:50(9/22)
I'll ride to 22:40 plane.I'll ariived at Narita tomorrow morning.

I have about 1hour for boarding time.(Boarding time is 22:40).
I've visited Singapore airport(just last week).
I've watched to shops,have eaten meel.
I feel sleepy,and "TEMOTI BUSATA".
But,this time to do nothing is trip'gift,I think so.

At this trip,I feel a lot of wonder,joy,and freedom.
I thank&felt that I'm stay in Wonderland(like fantsy moive'world).
This is very important,and happy.
I thank for many things.
I'm happy while my trip,and now.

早起きしてチャーチ散策。素敵な雰囲気のカフェで優雅に朝食。花と川のある美しいいくつもの公園、カンタベリー市庁舎、トラムを眺め、博物館見学。短い時間だったけど、色々なものが見られてよかった。
タクシーで空港へ。ここでもたまらなく寂しく切なく、運転手さんにたどたどしい英語で話し掛けまくってみたり。NZは美しい国ですね、とか、友達を訪ねに来ました、とか、もっとNZにいたい、とか。そんなことでも英語で話してみたかったのです。何でだかすごく。

再びクライストチャーチ空港からシンガポール空港経由で成田まで13:55(NZ時間)から22日7:30(成田時間)までのフライト。映画は「M:I:V」(続き)、「フライ、ダディ、フライ」、「県庁の星」。

眠くて疲れてるのを除けば体調はまあまあ。長時間のフライトでしたが、特に酔いや頭痛がなくてよかったです。気圧の変化というのは頭に影響ないみたい?うーむよくわからない。

2006/09/14 白く長い雲のたなびく地

明日から23日までニュージーランドに行って来ます。沖縄に続いての旅で、正直体力的にきつい部分もありますが、楽しみな気持ちがあるので私は行くのです。ここで怯まないのが脳腫瘍9年目。
あー本当楽しみで仕方ないです。ニュージー旅行のメインは友達に会うことですが、でも自然とか景観とかグルメとか歴史とかアクティビティとか色々楽しみたいです。

私にとってニュージーランドの成分は
70%…友達が住んでるところ
40%…オールブラックス
30%…羊とキウイ(鳥と果物両方)
35%…ロード・オブ・ザ・リングのロケ地
100%にならない成分分析って意味ないですが、でもこんな感じ。

ちなみに日記のタイトルは、マオリ語で云うところのニュージーランド「アオテアロア」の日本語訳です。
悠久の大地、美しく、大らかな自然。そういうイメージですごく素敵だなあと思いますです。
マオリの文化と歴史も勉強したいです。

2006/09/12 旅から旅へ

昨日遅くに帰宅しました。長かったような短かったような、でも濃い3日間でした。意外と日に焼けてなかったのでよかったです。何となくこの時期に休みを取って日に焼けてるのは何となく恥ずかしい。
体調は疲れとお腹が微妙にぐるぐるするのと、あとダイビング恒例となりつつある謎の湿疹が出ました。今回はグローブつけてたんですけどねえ…でも今回は左手首(前回は右手)、両肘の内側あと両膝裏にばーっと湿疹(あせもっぽくもある)が出て痒くて参ってます。何なんだよう。皮膚がどうこうというより体内環境、体力が原因なのかもしれないです。とりあえず早く治って欲しい…と以前皮膚科で貰った抗生剤塗ってます。かゆー。

あと2日目には波のうねりがひどくて激しく船酔いしました。薬飲んでたんですが、全然効かず…。トラベルミン、常用しすぎたかしら…(嫌な反省…)。海に潜っている間は平気だったので、お昼ごろから40〜50分程度のダイビングの間を置いて、船に乗ってる間断続的にぐったりしてました。日本語変ですが、本当潜っている間は気持ち悪さを忘れられるんですよね。気持ち悪さもありましたが、えづくよりも、激しく熱が出ているときみたいな感じで頭が痛くて重くてだるいほうが辛かったです。
夕方、陸上に戻った後もどんよりと辛く、せめて少しでも酔いが緩和するようトラベルミン、そして頭痛がひどいのでブルフェン飲んで、軽く吐いたので(汚い話で失礼)ペットボトルのお茶飲んで、さらにすっきりするかと思ってコーラ飲んで、ようやく夕方持ち直したという感じ。ドーピングに敗れ、ドーピングに救われる私…(笑)。
ダイビング自体は好きなので、船酔いというか全体的に体力気力を保てるように強くなりたいと思いました。

ざっとですが、沖縄旅行感想。

9/09 一日目
始発で出発して、10時くらいには沖縄到着。天気は晴れ曇り。時々視界不良になるほど強い雨が降ったり止んだり。

お昼ごはんは海沿いのお店で南国魚(名前忘れた)汁。白身魚だったけど、本土ではないような味わいで美味しかった。
ダイビングは午後から2本。恩納村の山田、真栄田で潜りました。
薄曇りであまり光りが射してなかったんですが、海は本当に綺麗でした。エメラルドグリーンそして青。熱帯魚みたいな魚が普通に泳いでますからね!海底には珊瑚とかイソギンチャクとかいますからね!イソギンチャクにはクマノミがいますからね!
クマノミは、「ファインディングニモ」のニモです。ニモは別に特に可愛いとか思わなかったんですが、実物は可愛かった…!オレンジ色で白い模様のあの子は本当愛らしい。
赤ちゃんクマノミは小指の先ほどの大きさなのにきちんとクマノミの模様をしているんですよ。あまりの可愛さにきゅーん。
でもメスのクマノミは縄張り意識が強いのか近づくと、がっと噛んできます。牙があるわけではないけど、ぱくっとやられるとグローブ越しでも痛かった。え、映画とちゃうやん…。

魚の正面顔と見詰め合ったのも今回初体験でした。「何だろう」と云わんばかりにじーっとこちらを窺ってくるので、魚と目線が合うのが面白かった。
ある程度の距離になると、さっと逃げられちゃいますが、でもしばらくすると何ごともなかったように悠々と泳いでいる。
コミュニケーションというと大袈裟だけど、接触というか関わりがあるのが水族館とは全然違う(当たり前だけど)。

あとこのダイビングは地形が楽しかった!海底の岩や珊瑚が山のようになっているところ、深く切れ込んだ谷底のようなところを浮いたり沈んだりするのが、地上では出来ない「飛ぶ感覚」だと思う。これが本当面白いし、気持ちがいい。

まあまだ中性浮力をマスターしてないので気を抜くと海底にべたーっと腹ばいになったり、足のほうから浮き上がって海中で逆立ち!とかになるんですけどね。
でもそんな初心者でもものすごく楽しかったです!さすが沖縄!

夜は恩納のオシャレ沖縄料理屋さんで沖縄料理を食べてきました。

ゴーヤーちゃんぷるー、豆腐ようを使ったシーザーサラダ、ひらやーち(沖縄風お好み焼き)、ラフテーなどなど。マンゴージュースがびっくりするほど濃厚で甘くて美味しかった。

9/10 二日目
天気予報では雨曇りだったけど、いい天気!夏のような雲に眩しい太陽、青い空!南国!
今日は3本ダイビング。
ケラマに行く予定だったけど、海のコンディションが悪かったため、伊江島・水納島。
船のサンデッキで横になっていたら、太陽は眩しすぎるくらい強かったけど、目の前の空も青、下方の海もインクのように真っ青で、ものすごいスピードで風が吹いてきて、横になっている自分は飛んでいるのか何なのかちょっと不思議な気持ちになりました。
船が止まったら波がひどくて船酔いしましたけどね!酔い止め飲んだけど、あまりのうねりに負けました…。
3本目に行くときは船が走っているときも上下にバウンドしているような状態で、人間でなくなりそうなくらい辛かった…。
海の中にいると酔いとか関係ないんですけどね。

あと2本目のときに潜行に戸惑ったり、浮力調整がうまくいかなくてじたばたしたりしたせいで、エア切れの目に遭いました。
インストラクターがついていて、海面近くだったので特に問題はなかったんですが、やっぱり海は危ないことも多いので、気をつけないと…。中性浮力と呼吸は次回以降の課題。

でもそんなこんなでもダイビングは楽しい!今日は天気が良かったので、遥か上方の海面の「空」から光りがゆらゆらと射して、そこから青色が静かに深まって、でも透明度は何処までも続いている、それを見るだけでも本当言葉がなくなるほど。
最大深度22メートルまで行きましたが、それでも遥か彼方にまだ珊瑚の山があり、岩の峰があり、谷があり。頭上を魚の群れが飛ぶように横切っていく。
さらに左右というか180度すべてが青い海のなか。
浮力調整とか呼吸とか動きが地上とは違って鈍くて重いとか全体的に不自由で不自然な状態なはずなのに、不思議な広がりと自由さがある。
体を意識するのに、意識は何処までも拡散して透明になる。
うまく云えないけど、その感覚が個人的にはとても好き。

さすがに今日は酔いと疲れとでぐったりでした。朝一で潜って、3本目終わるころには夕方ですからね。
でも夜には復活して、北谷へ行ってきました。そして再び沖縄料理の夜。
果敢にもミミガー、豆腐よう、コーレーグスにチャレンジしてみました。うん、なるほど…珍味でした…。

9/11 三日目
この日はダイビングはしないで、まるまる観光デー。

まずは万座毛。
海に面した崖っぷちなわけですが、長い間かけて波風に削られた岩の形は何とも云いがたい不思議な味わいのある形。
海は澄んでいるのに深い紺碧。崖を覗き込んだ下にはうねる波が岩に砕けて真っ白。
綺麗なんだけど、見下ろしていると背筋がすーっとなる。

サイパンのバンザイクリフに似ていて、絶景なんだけど、何処か心がしんとする景色でした。

その後、美ら海水族館へ。
ダイビングした後に水族館ってどうよ?とか思ってたけど、沖縄の強い太陽光が差し込む大きな水槽は綺麗で見ごたえがありました。
海で見た魚がいるとものすごく嬉しくてドキドキしました。

メインの大水槽にはマンタ3匹(もっといたかも)、ジンベイザメ3匹。
ゆったり回遊するジンベイザメとマンタの大きさに圧倒されました。
のけぞるほど大きいんだけど、体のラインが流線型でうっとりするほど綺麗で、動きが優雅。
マンタなんて鳥でも魚でもない不思議な形をしてるけど、その形がたまらなく魅力的。
飛ぶような、滑るような、ああ何て不思議で綺麗な生き物なんだろう。

写真で見るのと動いているものを目の前に見るのとでは全然違う。
自分でもびっくりしました。
いつかマンタとジンベイザメを海中で自分の目で見たい!

その後は海を見渡せる高台の隠れ家カフェで美味しいピザと生アセロラジュースでお昼。
赤、黄色、ピンク色とりどりのハイビスカス、緑の葉と真っ赤な花のデイゴが南国の日射しに映えて目に鮮やか。
海からの風が涼しくて日陰にいるととてもいい気持ち。
時間を忘れる…。

那覇市内に戻り、首里城見学。
牧志市場にも行きました。国際通りは相変わらず賑やかで楽しかった。
夕食に沖縄ソバを食べて、今回の沖縄旅行は終了!
朝から晩まで沖縄の魅力を堪能できて本当楽しかったです。
ていうかダイビング楽しいなあ!
また沖縄ダイビングしたい。

写真は後ほどアップしたいと思います。
この旅行、ダイビングも楽しかったけど、行った仲間も本当面白い人たちばっかりで朝から晩まですんごい笑ってた気がします。楽しかったなー。今日も唐突に思い出し笑いしそうになりました。「ギャバ?ギャバン?」「それ宇宙刑事やないけ」とか「てっぱう(鉄砲)」とか。何だそれって感じですが、これだけでお腹痛くなるほど笑える感じです(どんなや)。

2006/09/08 沖縄!!

明日から11日まで沖縄に行ってきます。初の沖縄ダイビングです!わーい!超どきどき。器材一式、ウエット、旅行道具と持ったら荷物がすさまじくかさばって重くてどうしようかという感じですが、でも楽しみ。
2日間はダイビング三昧、3日目は沖縄観光してくる予定です。沖縄も実に3年ぶりですしねえ。

しかし月曜(11日)の仕事のことが気になってしまう私はワーカーホリックかしらん。とりあえず急を要するケースはないのですが、でも自分がいないとまずいんじゃあ…と思ってしまうあたりやばいかも。沖縄でリフレッシュして、健全なバランス感覚を取り戻してきたいと思いますです。
更新できたら沖縄でフォト日記「日々の花」を更新したいと思います。

2006/09/04 浮かんだり沈んだり

院長が急に何かに目覚めたらしく(?)医療相談室の機能拡大?業務整理?増加?何だか動きが出てきました。正直今まで(2年)放置されてきた部署であるし、頭の固い上層部だということはいやというほど分かっているので、どうなることやら…と冷静な部分もあるんですが、でも動くならばいい方向へ動きたい、ていうか、動かしていきたいと思いますです。
より良いものに、役に立つものに。強く、しっかりと。成長していきたい。

ダイビング器材。2日にショップに行ったんですが、グローブが入荷されてないというひどい話だったので、自分でヴィクトリアに買いに行きました。先週の時点では在庫ありますとか云ってたのに。プンスカ。
でもヴィクトリアでちょうどいいサイズの、そしてちょうどいい色のものがゲットできたので結果として良かったかも。私は青が好きで、器材も基本的に青(パウダーブルー。水色に近いかも)でそろえているのです。ヴィクトリアにはパウダーブルーのグローブがあったので、これでブルー統一。うーんいいなあ(自己満足)。早くダイビングしたい。

2006/09/03 夏と秋のはざま

今日は高尾山に行ってきました。2回目。日射しは暑いけれど、木陰は気持ちよく涼しいという行楽日和でした。

まず高尾のトリックアート美術館へ。目の錯覚で平面の絵が浮き上がって見えたり、動いて見えたり、マジックハウスのような仕組みの部屋があったり、色々なトリックアートを大人げなく全力で楽しんできました。
遊びすぎてちょっと目がくらくらして気持ち悪くなりました(笑)。

その後リフトで山頂へ。天気が良かったので振り向くとかなり遥か遠くの地上に八王子の町並みが見えて爽快な気持ち。山も蝉の声が降るようで、まるで夏のよう。

山頂ではサル山見学。気性が荒く毛並みも汚れた感じのサルがいるのを想像してたんですが、高尾のサルはみんな毛並みも綺麗で、毛づくろいや仲間同士の戯れっぷりやヒマワリの種を一心に食べてる様子とかとても可愛らしかったです。割と小さいサルが多かったような。赤ちゃんサルはきっとてのひらに乗るくらいの大きさだと思います。ちょこまかちょこまか動いていて愛くるしい。飼育員のおじさんの腕や肩にぴょーんと飛び乗ったりする子もいました。
あと掃除用の箒をめぐって飼育員さんと激しいバトルを繰り広げていました。箒の何かがボスサルの心をも惹きつけて離さなかったみたいで、ボスがシャーシャー怒って飼育員さんから箒を取り替えそうとしてました。なぜ…箒…。

ひんやり涼しい山の散策路といった感じの野草園を眺めて、山頂のお茶屋さんで、窓の外に開ける景色を眺めながらカキ氷を食べてきました。シャリシャリのやわらかな氷が山と盛られた正統派のカキ氷。風は涼しく、山はみどり。景色は広く、遠く。

108の煩悩が消えるという参道の階段を登り(煩悩は消えなかった。消えたかもしれないけど一瞬で新たに発生してた)、天狗様が腰掛けた樹齢700年超の杉もある杉並木を通り、薬王院へ。
修験道のお社ですが、厳しさよりも昔ながらの素朴な信仰の場所という感じでした。静かな、和やかな山のお社。

その後、まだ明るいうちからビアマウントで飲み放題と食べ放題(2時間)。相変わらず料理の種類が豊富で美味しく、歩き回った後のビールがうまい!すっかり酔っ払って帰りは非常に眠かったです。ていうか友達と喋りながらもうとっと眠ってしまう始末。
家に帰ってからは頭が猛烈に痛み出して少し参りました。二日酔いには早いだろ…!でも二日酔いという感じじゃなくて純粋に(?)にズッキズキ痛んでたので興奮しすぎたのかなあ(笑)。アルコールは緊張が取れるし、血流も良くなるから頭痛にはいいはず。たぶん(血流が良くなりすぎても良くないでしょうが)。まあ私も特異体質だしなあ。
とりあえずブルフェン飲んで寝ました。

高尾山はなかなかどうして面白いところ。秋には紅葉が素晴らしいだろうなあ。機会があったらまた来てみたいです。
風情のあるお蕎麦屋さんでとろろそば食べたい。

2006/09/02 水の中の光り

今日は朝、涼しくて目が覚めました。秋だ…。

仕事でホスピスの紹介をすることもありますが、ホスピスの入院までのおおまかな流れはこういう感じ。
(1)外来診察予約→(2)外来受診→(3)入院判定→(4)入院
外来診察の予約が取れるのは1ヶ月後、2ヵ月後ということも多いし、判定で入院可になっても、ベッドが空くまで長い間待つことこともあります。
ホスピスのベッドが空く、ということは、今入院している患者さんが「出て行く」ということだから、急に立て続けに空きが出来ることもあれば、いつまでも空かないこともあるわけです。
それにホスピスというのは数が限られているので、自分の自宅近く(家族が通える範囲)にない場合ということもあるわけで。

またホスピスの医療費は医療保険範囲内ですが、差額ベッド代(個室代)がかかる場合もあります。差額ベッド代はホスピスによってそれぞれ異なりますが、1日1万円、2万円…。
最初は4万5000円のお部屋に入ってもらいます(空き次第差額のかからない部屋に移れるけど)というホスピスもあったりしたり…。
1日1万円だとしても1ヶ月入っていたら30万円かかることになります。この金額については高額療養費の対象にも医療費控除の対象にもなりません。

最近本屋さんとかでホスピスを紹介する本がたくさん出ていますが、こういう現実があると、実際問題本当に「末期がん患者さんとご家族が、心安らかに、静かに、自分らしく過ごせるため」に役立つのかよく分からなくなってきます。
ホスピスの存在を否定するつもりは全くありませんが、ホスピスでの安らぎを希望していても叶えられない患者さんが多いのを見ていると、ホスピスという最後の希望が遠い、手の届かない星のようで、逆にものすごく切なく、やるせない気持ちになります。
急性期病院にはいられない、療養型病院では受け入れられない。けれどもホスピスは、遠い。
では、ターミナルのがん患者さんの行き場所は一体何処にあるんだろう。

でも、以前退院支援をしたターミナルの患者さん、地元に帰りたいということで自宅近くの病院に転院したら、認知症があった状態なのに病院を抜け出して菩提寺へ行き、住職さんに「今度来るときは骨になっているけれど、よろしくお願いします」と挨拶をしたそう。
その後亡くなったけど、「ずっと気にかかっていたことを果たすことが出来て安心していたと思う」と家族の方が話してくれたことがありました。

人それぞれ、人生それぞれ。願いの形もそれぞれだから、ホスピスだけが患者さんの願いを叶える場所ではない、とも思うのです。というか思いたい。
制度とか色んなことを考えると矛盾も無力感もあるけれど、100%すべての希望を叶えることは医者にもMSWにも出来ないとは思うけれども、MSWとして患者さんの願いを叶える仕事をしたいと、心の底から思います。
そして患者として病気になったとしても、そして病気だからこそ、幸せになって欲しいと思います。希望の光りがあり続ける闘病であるよう祈らずにはいられない。

私は感傷的にすぎるかもしれないけど、患者としての気持ちをも仕事として動かせる、活かせるということは本当に幸せなことだと思います。こういう幸せ、誇りというのは、病気がくれた素晴らしいものだと思う。

沖縄ダイビングは来週末です。
伊豆でしか潜ったことないのでドキドキです。 沖縄で潜ったらもう伊豆で潜れないよ!などと云われてますからね。伊豆でも十分素晴らしいと思うので、沖縄の海はいかほどか。呼吸するのを忘れないよう気をつけないといけないかも。

ショップに預けてある器材を取りに行ってきましたが、器材は本当想像以上に重かったです…。ずっしり。フィン、ブーツ、スノーケルマスク、BC(浮力調整器。ベストのように着ます)、レギュレーター類(タンクと接続して酸素を吸う機械。口にくわえてるやつ)なのに、ずっしりと肩に食い込む重さ…。
潜る前も口を利くのも億劫なほど重さずっしりですが、タンクの重さかと思ってました。器材でも十分重いです。
人間は何だってこんなしんどい不自由な想いをしてまで潜ろうとするのか。不思議だなあ。

せっかく家に持ち帰ったので、家でフル装備をしてみました(タンクないけど)。
ウエットスーツ着て、BC着けて、マスク装着、レギュレーターもくわえて、タンクがあれば海に潜れます!みたいな。
鏡で見たら、人相がまるで分からないし、妙にかさばってるし、大変間抜けでした(当たり前)。
そしてウエットはピッチリ密着して保温性抜群なので、何にもしてないのに汗かきました(息もちょっと切れてました)。
人間は何だって(以下略)。

でも海に入ったら人魚ですからね!沖縄ダイビング楽しみです。

2006/09/01 9月になりました

9月です。何かあっという間に涼しくなりましたね。空気の涼しさ、光りの感じ、空の色、何かもう秋めいている感じがしますです。9月かー…本当月日の経つのは早いなあ…。

しかしそんな秋の今月が私にとっての夏休み。沖縄へダイビングとニュージーランドに行ってきます!英語力は相変わらずでドキドキというか心配というか何というか…(ぐう)。まあでもチャレンジ精神こそが海外旅行に大事!と思って挑んできます。友達もいるし(笑)。楽しんできたいと思います。

体調は、とりあえずお腹のほうが治りました。前みたいに食べられないくらいきりきりしくしくと痛んだり下ったりすることがなくなりました。よかった…!来月のがんセンターではまた再び本来の治療に戻れるはず!(頭痛治療というか体質改善治療というか…)。
頭痛のほうは相変わらずです。涼しくなっても変わらない。何なんでしょうこの揺ぎなさ。毎日鎮痛剤飲んでます。

今日は久し振りのMSW研修。2週間なかっただけですが、ずいぶんと久し振りという感じ。今日も他院のMSWのやってる仕事の内容を結構詳しく聞くことが出来て本当ためになりました。病院の種類(急性期か療養か、リハビリ病院か、など)でMSWの仕事って結構変わってくるので、一口に「退院支援」といっても本当色々でした。人の仕事の話は興味深くてためになっていいなあ。これからもっと色んな人とたくさん話が出来たらいいなあと思いますです。

何というか、今の私は両生類に近づいている感じ。今までは魚類っぽかった。行動の範囲(限界)が明確に区切られている水の中、独自の世界でまったりと生きていたけど、少しずつ陸にも出られる、陸でも生きられるように体が進化してきている。そんな感じ。
時間の経つことで得られる強さってすごいなあ。私はこれからもどんどん世界を広げて、いつかは哺乳類に、人間になりたい。分かりにくいですが、でもそんな気持ちです。



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