2005/06/28 未来にある2、3年が終わる頃には人生が終わってるかと思っていた。

職場(病院)内は汗をかかない程度に空調効いてますがそれがいかに涼しいか、昼休みに外に出て、一瞬で、全身で、息が止まるほど実感しました。お湯に飛び込んだように圧倒的に全身をみっちり包む熱気と湿気。6月と8月がいっぺんに来てる感じ。皮膚呼吸が出来なくなりそうな息苦しさ…。一体何なんだこの気候。昔は暑くても真夏でも気温30度超えるか越えないかだったと思う…30度超えたらニュースになってたと思う…。おそろしい。
しかしこの息苦しい暑さに触れることで冷房に馴らされてた体がほぐれるような気もするので、わざわざ昼日中に散歩する私(暇人でもありますね。笑)。汗かくのはわずらわしくもあるけど、気持ちよくもありますですね。
本当冷房はなくてはならないものだけど使いすぎは確実に体に悪いんだなあ…。クーラーに馴れるほどに暑さが、その堪え難さが増してる気がするし…(しかし使わずにいられるはずがない)。

今ここで私が出来ることをやっていくしかない、と思ってても、やっぱりその「私に出来ること」にも実は随分大きく見積もっていたりしてる。実は。それは私の願望というか希望でもあるけど、ある意味では無茶で自分勝手な計算でもある。どうしても「今」より先のことを考えられない、というか、それはものすごく途轍もなく遠い先のことに思えてしまう。「今」とつながってると思いがたくて、そこにあると思ってしまうブランクに焦りを募らせている。
思えば社会福祉士の養成学校に入ったときも「(卒業できる)2年後って…」と途轍もなく感じて焦るような気持ちになったんだった。過去の2、3年は間近にもものすごく遠くにも気持ちや記憶でどうとでも感じ方が変わる(変えられる)のに、どうして未来の、たった2、3年はこんなにも途轍もなく感じるんだろう。それもいい意味での「広く長い」って感じでない。わ、若いってこういうこと?(自分で云うと何だかいやらしいな!笑)。
ともかく逸って焦ってもいいことはないので、じっくりと自分のためになる有意義な時間の過ごし方、未来への準備をしたいと思います。具体的な方策以前に感情の折り合いのつけ方さえ見当ついてないですけどね!焦る!(笑)

2005/06/26 ほんの少しのいいことを待ってる

「リハビリテーション」に書きましたが、今日はマリノスの練習(Jリーグ)の見学に行って来ました。太陽の下で、芝生に座ってサッカー練習見学してきました。日焼けは嫌だし、暑いとぐったり疲れるけど、でも久し振りにたくさん日の光を浴びて健康的な気持ちになってみたり。夏って感じ(梅雨だけど)。

その後はお昼ご飯を食べたり、ペットショップをひやかしたり本屋をのぞいたりお茶したりソニプラ行ったり…(笑)。お決まりコースだけど、まったりしつつも妙な充実感があって楽しいので好きなコース。
お茶したところで飲んだカフェラテフロートが美味しかった。ほとんどソフトクリームなアイスが乗ってるフロート。飲み物の氷にくっついてソフトクリームがシャビシャビのシャーベット状態になっているのが美味しいんですよね。
で、ソフトクリームが甘いのでカフェラテが苦く感じるのもまたよろしいのです。

で、帰ってからは月末恒例レポート締め切り(恒例にすんなや…)。ああ、一つレポートが終わってもまたすぐに次のレポートという追われっぷり、懐かしくもある…。前(社会福祉士のとき。もう2年くらい前か…)も毎月レポートは計画的に、とか思ってました。ええ。
とりあえず末日の消印有効だ、頑張れ私!(何だかなあ。笑)

2005/06/25 花が降ってくると思う

このサイトからもリンクさせてもらっている「MY DEAR CANCER」のChediさんをモデルにした舞台を観に行ってきました。

手を伸ばせば触れられるほどの距離で展開する世界、不思議な世界。夢のような、象徴と生々しい傷と優しいふれあいとがある世界。自分が王様になって最後まで責任をもって戦い抜かなくてはいけない「自分の体と生きていく世界」である国を愛していると、どれだけ傷ついても守り抜くと叫ぶ彼女の悲痛な強い声、美しい涙、心の悪魔に苛まされて苦しみを訴える歪んだ顔、それでも「強くなりたい」と真っ直ぐに先を、光を、見据えて立ち上がる姿。そのすべてが、Chediさんそのものだった。
亡くなったと聞いて、頭では分かっても心がついていかない状態、1年経っても自分の中でどう受け止めていいのか分からなかった喪失感、というにはあいまいな、うつろな感じ。ネットでの付き合いで、お互いのことは分かってる、でも何かしてあげられたわけでもなくて、一体出会ったのは何だったんだろう、どうして出会ったんだろう、と鈍い痛みを伴う疑問がつきまとっていた。でもそれがこの舞台を見て、分かった。彼女はいたんだ、確かに、そして今こうしてここに伝わってくるものすべてがある、それが証明だ。本当に花のような、光のような、温かい存在感だった。この日出会えたすべてが、握った手の一生忘れないと思った温かさが彼女だと思う。
うまく言葉に出来ない。でもあの光を、温かさをいつまでも忘れないと思う。
改めて心の底から悼みたい。祈りたい。そして何より感謝したい。

2005/06/24 高い山を登っているような、深い海を潜っているような

お疲れ絶好調…頭がぼわーっと膨張するような感じで重くて痛くて、でもぼーっとする。体もだるいし、ふらふらする。もう本当にこれはお疲れだな…最近ちゃんと休んでる時間がなさすぎた。気をつけないと…。
昼にはセデスを栄養ドリンク剤で飲むというとんでもないドーピングをしました。普通なら鼻血が出そうなところだけど、出ずにむしろちょっとクリアに元気になるところが虚弱体質の神秘(笑、いごとじゃない)。
週末は休む時間を増やそうと思います。まずは睡眠…。

「人生思い通りに進んでるね」と、医療ソーシャルワーカーになった動機を聞かれたので説明したら、云われました。…思い通り…思い通りねえ…、反発もないけど、納得もない。ふーん、人からはそういう風に見えることもあるんだな、とちょっと感心というか面白く思いました。
自分としては一応医療ソーシャルワーカーになったけど、それはポジションというか肩書きがそうなっただけで、まだまだ実力ないし、活躍しきれてないし、全然満足してない。仕事以外のこともまだまだやりたいこと、やらなくちゃいけないこと、希望してるけど実現してないことがたくさんあって焦ってぐるぐるしてるし。
でも確かに履歴書的には順調というか一応計画通り進んでる、かな。そこは自分でも自分を褒めてもいい、のかな。うーん、よく分からない…。本当に成功してたらもっと何か余裕があるんじゃないかな…とまたちょっと色々焦る気持ちも出てきたり…。分からない…。

でもとりあえず20代30代で結論は出ないだろう(本当は最後まで出ないだろう)、と思ってます(あっさりと思索終了。笑)。人生何があるか分からない(笑。なまなましい…)。その中で欠落感やコンプレックスは癒して、自己評価は(きちんと正当に)上げていきたい。野心を持って前を向いて進んでいきたいと思う。そこに幸せがあるはず。
本当、本当は、よく分からないけど。でも今はそう思ってます。

とりあえず毎回、毎回の打席を大事にする打者の気持ち。

2005/06/23 好きなままで長く

豚の角煮は何だか固くなってしまいました…。味はいいんだけど、肉がぱさぱさしてて何かマグロの煮付けみたい…(笑。うう笑うところじゃないけど!)。アクとりついでに脂もとりすぎたのが敗因だと思う…。リベンジしたい。

今日は友達と飲み会。気の置けない友達というのはやっぱりいいなあ!と思いましたです。バカな話も真面目な話も話題を選ばないところも、突っ込み突っ込まれのところも、居心地がいいというか、すごく楽しかった。友達って本当にいい。好きだ。
もともと人見知りで無愛想で人付き合いがへたくそなので、対人サービス業務(ソーシャルワーカー)になって自分の性格を変えよう!とすごく思うようになって、努力を課して頑張ってるつもりだったので、久々に気の置けない通じ合ってる人とだらだら食べたり飲んだり話したり出来てほっとした。元気が出た。

あんまり構えずに緊張せずに人と楽しく接することが出来たら、というか、もっと人と接することが楽しいと思えるようになれたらいいと思う。自分に、自分の世界の秩序や価値観に固執しないで。でもそのためには自分というものがもっとしっかりして、揺るがないで、自尊心が無駄に高くなく低くもならず在ることが必要で、それには勉強とか経験をたくさんして自分にちゃんとした実力を持たせることが不可欠、と思う。自分の世界というか芯を強くして、その上で柔軟になる。そういう感じ。
多分今まで意識しなかったし、努力しなかった部分を、今クリアしようとしているんだと思う。なので大変だし、簡単には解決できないと自分に言い聞かせつつ頑張っていきたいと思う。
そういう力が、テンションがナチュラルに回復した。明日からも頑張ろう。

2005/06/21 完璧なバランス そしてすぐにこわされるもの

週末出かけっぱなしだと疲れるなあ…(虚弱)。頭がぼわーんと痺れたように感じるほどすごい眠気が襲ってくることがありますです。ここで目を閉じて横になれたら、夜眠るよりも深い眠りを貪れそう…と思うこと、しばしば。

突然料理ブーム再来。しかも何故か豚の角煮が作りたくて作りたくてたまらなく…!(何なんだ!笑)。味が濃くてしみていて肉のうまみがたっぷり、でもほどけるようにとろとろにやわらかい角煮…(ああ…うっとり…)。ネットで角煮のレシピをあれこれ見て、やっぱり作ってみたくてむらむらするので(笑)仕事帰りにスーパーでブロック肉を買ってきました。仕込み、下茹で…と3日くらいかけて作るつもり。上手に出来るといいなあ!ドキワク!

しかし私が料理していると健康食品を試したり作ったりしてると思われる…(笑)。まあ確かに豆を煮たり茶を煎じたりしてますけどね!でも普通の料理だって(たまにだけど)するじゃん…パンだって焼くじゃん…。
この前ふと食べたくなったので甘栗買ってうきうき食べてたら「甘栗って何に効くの?」とか真面目に聞かれました私(笑)。…いや普通に嗜好品です…。
それにしても甘栗が頭痛にいいとか血液サラサラにするとかだったらいいですね、毎日喜んで食べちゃう(笑)

2005/06/19 君を不幸に出来るのは宇宙でただ一人だけ

今日もみなとみらい線利用。みなとみらいで昼ごはんも食べずに話したり歩いたり。いったい何をしていたんだか…振り返ってみるととりたてて印象がなく、けれどしっかりくったり疲れている…。
結局家に帰ってきてからそうめんを食べました。夏(まだだけど)はそうめんに限るなあ。そうめん大好き。
晴れてるんだか曇ってるんだか、涼しくも湿度の高い、梅雨らしい一日。

頭痛は時々がつん!とこめかみに何かがぶつかったような感じで痛くなったりします。ごく一瞬のことなので、本当に何か物でもぶつかったのかと思うほど…。拍動性頭痛の一種なのかしらん…?
鎮痛剤ばかり欲してしまう状態もよくないけど、こういう薬飲むタイミングの図れない変な頭痛も何だかなあ。でも一瞬、またはしばらくのあいだ我慢すれば何とかなるのはいいかなあ。

2005/06/18 眩しさにも目を閉ざさない

今日は出勤。外来もやってるけど、お見舞いの人が多くてにぎやか。でも相談室は逆にしずか。ドアの外に普段は聞かない子供の声や賑やかな大勢の話し声を聞きながら一人黙々と仕事。データの整理とか資料作りとか。

電車でぼーっと外を眺めていると、線路沿いに結構色々な植物が見えて心和む。今目立つのは紫陽花。遠くから見ているのでピンクや紫、赤っぽいものとカラフルなコデマリのように見える。枇杷の実がなっているのも可愛い。季節を感じる。薄とか葛が青々としているのもいいなあ。生命力を感じて、さわやか、かつ、和む。

仕事帰りは元町へ行って来ました。久し振りで懐かしい感じ(みなとみらい線も元町も中華街もあまり利用しない横浜市民)。夕方で潮のにおいがしてて、夏の花火大会見に来たなあとか思い出したり。

そしてこれまた久し振りにきちんとしたレストランで食事してきました。コース料理で前菜とかメインとかある。緊張した…(笑)。考えて選んだつもりだったけど、全体的にこってり系でかなりお腹いっぱいで苦しくなりました。
付けあわせのにんじんやケーキのお皿に乗っかっているキウイが星の形にカットされているんだけど、決してお子様風にならないところに妙に感心。料理ってかなり絵画的なセンスが要求されますよね。

帰り道、テーブルマナー教室でも行こうかな、とかちょっと真剣に考えてしまいました…。セレブになるのが最終目標だし(実はそう)。場慣れして自然に振舞えるようになるのが一番なんでしょうけど、いざというときに振舞い方が分からずおたおたするのは恥ずかしいですからね…。
実際体がその通りに動くかどうかは別として理論というか知識を持っておくのは役に立つと思う。イメージトレーニングの一種という感じで助けになると思うし。
行くか、セレブ教室に…(あるのか?)。

2005/06/17 クローズしない。

ペットボトルのお茶。「おーいお茶 濃い味」が一番好き。生茶とか一とか若武者は私には薄すぎるように感じる…でもヘルシア緑茶は渋すぎる(わがまま!)
最近新発売になった冴え緑茶、「シャキッとおめざめ」、「天然ハーブ(日本初使用)」というのに惹かれて早速買ってみました。味は薄い焙じ茶、後味が渋い目。渋いと云ってもヘルシア緑茶よりは渋くない。まあまあ結構好きかも。うん。シャキッと感はいまいち実感ないですが。
「極烏」と「七色亜茶」もちょっと気になる…。一度は飲んでみたい。
でも基本的に職場には自分ちの麦茶黒酢ブレンド(笑)を持っていってます。

自分という環をクローズしない。外に向かって開く、広げる。
ということを心がけています。な、なかなかうまくいかないですが…。人見知りの無愛想の口下手の緊張屋の照れ性の私…決していばれたことではない…。ていうか仕事、対人業務だろ!という…。
すぐに変えられることではないと思うけど、意識して自分を変えるよう頑張れば少しずつでも変えられていけると思う。思いたい。人が嫌いとか怖いということではないので、単に対人スキルが低いのと自分に自信がないから引きがちになってしまうんだと思うので、今まで出来ていなかったことを課題として自分に課していきたい。

頭痛はあるけど、いつもの頭痛(いつも頭痛いので)。なので今は割りと体調いいと云えるかもしれません。どんな体調なんだ!(笑)
てのひらの皮がやたら剥けてきたり、腕時計してるところ(手首)が急にかぶれて(?)ひどいことになってきてるとか、そっちのほうが今は大変。毎年このくらいの時期はいつも皮膚トラブルがでてきます。脱皮の季節か…(笑)。
ピアスホールはまあまあ調子がいいけど、たまに18金のピアスでもちょっと痒くなったりするので油断できない。でも一時期は膿みたいなのが出てきたりしてたので(えー)そのときよりはいいでしょう。

夜は医療ソーシャルワーカーの研修会行ってきました。勉強内容もだけど、何より知り合いになった他の病院のワーカーさんと会えたのがよかった!その人は医療相談室でワーカーはじめて1年経ったばっかりという人なので、お互い大変さが分かるので話をしていて本当安心というか地道に頑張っていくしかないなあ!よし頑張ろう!という気持ちになりますです。
看護師さんも患者さんも医療相談室とかソーシャルワーカーの存在とか仕事内容とか分からないから、とにかく顔と名前を覚えてもらって仕事やって「使える」ってことを知ってもらうしかない。しんどいし、病院にとって患者さんにとって医療相談って役に立ってるのかなあ…とか自信なくなったりもするけど。頑張ろう!

久しぶりに(でもないか)新宿に行ったけど、やっぱり人が多いし(青になった横断歩道で向こうから人がだーっと押し寄せるように歩いてくるところとかすごい大都会って感じ。笑)、ネオンの眩しさもすごい。「ネオンの海を泳ぐ」という表現がすごくぴったりな気がする。さすが新宿。
今は明日の仕事があるから足早に時間を気にして帰るけど、学生時代は終電さえあれば全然平気だったなあ。むしろ帰るのが惜しい気がしてたりしたなあ。その割に今日と明日はものすごい自然に密に乗り継いでいくような感じがあって、ずいぶんと無自覚に時間を過ごしていたような気もする。学生ではない自分がいる世界は連続する今日の遠い先にあるもの、というより全然次元の違うところにあるような、いやある、ということもはっきりと理解してなかったと思う。
とりあえず学生時代の私の色んな空想の中に今現在の私というのはいなかっただろうからと思うと可笑しい気持ち。悪くはない。人生、何が起こるか分からない。予想通りにも希望通りにもいかない、でもそれだからといって必ず不幸に、不服な結果になるわけではない。それなりに生き抜いていける、それがいい。それでいい。

しかしこんなことを思ってる今もいずれ「自覚のなかった若い昔」になるんだから面白いような、ますます変なような。

2005/06/14 多分まだ知らない国

仕事帰りにイタリアン食べてきました。なるべくいろんなものを食べよう、と思うのに、メニューの「チキン」にどうしても目が吸い寄せられてしまう、私はチキンが大の大好物。いつだってチキンに目が行く。いつだって高確率でチキンを使ったメニューを選んでしまう。
チキンとマヨとチーズと京野菜(水菜と長ネギ)のピザが美味しかった。こってり濃ゆいマヨとチキンにちょっとピリリと辛い長ネギという組み合わせがいい。いい歳になったけど相変わらず濃ゆいこってり系が好きです。唐揚げとか(チキンだし)、明太マヨポテトとか。居酒屋定番メニューが好きなだけか…(笑。だから太…)

イタリアンアイスティーというカクテル、見た目はアイスティーなのに、杏仁の甘い香りがする。まさに(薄めの)アイスティーといった感じの爽やかな味。と思ってたら、このカクテル、アマレットと烏龍茶(とグレナデンシロップ)がレシピだそうで…。イタリアン…?でも美味しいのでよし!

2005/06/13 二人のあいだのイトを保つ

蒸し暑いですねえ。朝、駅に行くまで歩くだけでもう風呂場に置かれたガラス製品のように体中に汗をかく…。

ペインクリニックで処方された薬、いつもはクリニック近くの薬局でもらっているんですが、夕方だったので閉店時間に間に合わず、今日昼休みに職場近くの薬局へ行ってきました。職場は病院なので近くに薬局が迷うほどたくさんあって便利でいいなあ(笑)。
でも限られた時間の昼休みなのでこじんまりとしていて待ち患者のいない薬局へ。
無料でジュースくれたり(紙コップの自販機で好きなジュース選べる。献血センターみたい。笑)薬剤師さんが座ってるところまでやってきてひざをついて薬を渡してくれたり、お金を受け取ったり。何かすごく丁重な扱いで超恐縮…。
次もここで処方してもらおうかなあとか思ってたら、おくすり手帳作られてしまいました…。おくすり手帳…まるで患者さんのためになりますよ、親切なサービスですよ(無料)みたいな感じで作ってくるのが嫌だし、貰ったところで絶対に使わない(前も貰ったことあるけど結局使わずに捨てた)。なのでいらないですと断ったのに、別の病院にかかったときに役に立ちますからみたいな云われ方で押し切られました…。こういう無理やり、ちょっと騙されたような感じで(だって情報料とか取るなんて一言も説明ない)「作ってくれる」ところがつくづくと嫌だ…。
普通の買い物のカードとかだってこちらの同意を得てから作るのに。お金かかる場合はそう云うのに。お金がかかることに関してはまあいいんですが(情報を出せばお金もかかるのは当然と思う)、でもそれを伏せているというのが嫌なんですよ。
おくすり手帳持ってないと云ったのが悪かったのかなあ。でも私がおくすり手帳を持ってないのは今まで作ってもらったことがないからではなく、貰ったものは捨てたからなんですよ!今日貰ったのもそのうちきっと捨てる…。見てると悔しくなるし…。
でもジュース代、サービス料だと思ってあきらめる私…。親切にされただけに強く出られない感じで悔しいような自分が情けないような。タダより安いものはない。勉強になりました。ちぇっ。

どうでもいいけど、デプロメールのことを「元気が出る薬です」と云われました。まあ間違ってはいないかもしれないかもしれないけど。滋養強壮剤みたい(笑)。

2005/06/12 決められた型なんてない、自らで広げていくしかない

私はもともと計画性を持って深く考えて行動するタイプではないのですが(自慢することじゃない)、病気をしたり、病院で働いてたりしているので、余計に人生何があるか分からない、という考えが強くなってると思う。ある種虚無的なんだけど完全にそういうつもりはなくて、人生何が起こるか分からないから今出来ることは何でも楽しく、そして頑張っておかなくてはと思うし、色々あるが何とかなるとも思う。何か起きたときに対応できる知恵と勇気と行動力がありさえすればとりあえず何とかなるはず。ていうか何とかしていくことに人生の醍醐味があるというか。

まあ人それぞれなので何とも云えないけど、私は先のことを暗く予測して今このときに愚痴るのはあまり好きではないです。愚痴るのはいいけど(ある程度は必要だし大事だろうと思う)、愚痴り続けるだけというのは…。苦手というかどうしていいのか分からなくて困る…。思い込みでも発想の転換でもしてそういうのもまあ何だか楽しいと思うか、嫌だと思うことに対して何か具体的な対策を考えたり行動したり改善したり、というほうがいいなあと思いますです。

最近のサプリメント。結局黒酢を買ってしまいました!まだりんご酢が残ってるのに(半分くらい)。でもりんご酢飲んでたら手足(特に足)が冷えるような気がするので…。顔とか体は汗だらだらかいてるのに足先が冷え切ってるという…。黒酢は冷えない、ていうか冷え改善効果もあるらしいので。味もりんご酢よりもクワーッとくる感じ(笑)が少ないような?ものすごく飲みにくいものを想像してたので安心しました。
でもだったんそば茶に混ぜるとびっくりするほどまずい!(笑)何だこの味!さすがの私も二口で飲めなくなりました…。まろやかというかやわらかいこくのあるものに酢というのが悪かったのかしらん。とりあえずもう二度とやるまい。
あとゆほびか(好きだなあ。笑)に載ってた毒だしジュース(ミントとしょうがとレモン汁ミックス)はしょうが効果で飲むと体がぽかぽかしてくるのでお風呂に入る前に飲んでます。すごい発汗っぷりで気持ちよろしいです。
あとは豆乳とキウイとゼラチン混ぜたやつも飲んでます。あんまり美味しくないけど、ただ豆乳飲んでるときよりもいいような気がするので続けてみます。
…しかしこのサプリメント(?)だと美容効果はありそうだけど、健康効果は少なそうな…?まあ美容に効いたらそれはそれですごく嬉しいですが。継続は力なりなので続けていこう。そしてまたいいものがあったら試してみよう(笑)。

2005/06/11 虹を掴みたい

最近頭痛はかなり結構落ち着いてきてます。一時期のあのひどさは何だったんだ。定期的に悪くなるんだ。って納得早っ。でももうそうとしか…。で、こうなってくると思いつめてた頭痛外来もどうしようかなあ…とかなってくる…(えー)。痛くないときに痛くなるときの備えをしておけばいい、と思うんだけど、でも冷静になると頭痛外来って何か新しい画期的な治療してくれるのかな…とか思ってきたり…。だって今服薬治療やってるし、神経ブロックやってるし、脳外のMRI検査も受けてるし(異常なし)。初診のしんどさ(金銭的、時間的、体力的)を引き換えに何か得られるものはあるのかなあ…とか。ネガチブ?冷静?んん…?
でも鍼治療はやってみたい。

とりあえず今日はペインクリニック行ってきました。先生にひどかったペインフルライフのことを話したけど、やっぱり今の季節、神経痛の患者さんとか辛くなるからねえ、と云われました。あと周期的に具合が悪くなっちゃうものなんだろうねとも。うーん確かに(納得早っ)。
ズキズキする痛みならマクサルトがいいんじゃない?と云われたけど、もうトリプタン剤はいい…。そしたら「(色々薬を出してるけど)またフラれちゃったって感じだなあ」。ああん先生、フラれた気分なのは私なんですが(切ない)。早く運命の人(薬)が現われるといいなあ…(心から)。

相変わらずブロック注射のときには先生に細心の注意とものすごい緊張で顔をちらちらチェックされるので私も緊張する…。前にふと先生の頭の後ろが気になってちらっとそちらのほうを見たら「急に目が動いたからびっくりしたよ!」と先生にものすごくビビられたことがあったし、あと眠くてまばたきをゆっくりしたら「は、永さん!?」とか声かけされたこともあったので(笑)施術中は真っ直ぐ天井を見てまばたきも心の中で数を数えながらしてます(笑)。何でこんな大変なことになってるんだか(先生も私も。笑)。

2005/06/10 心の下に雨は降る

関東甲信越地方、梅雨入りだそうで。早いなあ…もう梅雨か…。6月ですもんね。そういえば6月って今年の半分が終わったってことなんですよね。うわー(何か焦る)。
ところで
>「梅雨入り」とは、いわゆる梅雨前線の位置や活動によって定義される気象用語で、もちろん地域によってその日にちは異なる。
>「入梅」とは暦の上の梅雨入りのことで全国共通。春分の後、太陽の視黄経がぴったり80度になった日の事をさす。だからその日付は毎年微妙に違う(2005年は6月11日)。
ふと気になったので調べてみました。なるほど。
知ってるようで知らない言葉って結構あるので、んん?と思ったときにはなるべく辞書なりネットなりで調べるようにしています。意外とかなり面白い。勉強になります。

湿気と雨は鬱陶しく感じることもあるし気が滅入ることもあるけど、でもやっぱり季節ごとに温度、空気の感じ、色合いが違ってそれが巡って月日が流れるというのはいいものだなあとしみじみ思ってみたり。
季節ごとにその季節ならではの気分とか風物詩(個人的な感慨含む)があって楽しいなあと思いますです。
梅雨の時期の、雨で出かけるのが億劫で、かといって気が晴れることがなく、アンニュイな感じでだらーっと考えごとしたりするのが結構好きです(笑)。
紫陽花を見るのもいいし、水たまりもたまにすごく綺麗に見えたりすることもある。

「どうせ」と考え出すと投げやりになるし、暗く卑屈で恨みがましく被害妄想的で、そんな自分に甘えてどうしようもなくダメな感じがするので「どうせ」という考え方はしないようしないよう心がけています。
が、たまにどうしてもぐるぐると被害妄想っぽくそういう考えにとらわれることはあります。特に、仕事で色々嫌なことはあるけど、開設して間がなく認知度が低い、上に医師の理解がない、ということでやさぐれたすさんだ気持ちになることがありますですよ。ここが腕の振るいどころ!とも思うけど、社会福祉士って何の資格だっけ…とか思ったり、医療相談ってどうせ診療報酬取れないもんねえ…とか卑屈になってしまったり。
しかしそこを頑張るしかないわけなので、今日は元気が出るように雨降ってるのにわざわざちょっと足をのばして五右衛門でパスタランチしてきました。たらこのカルボナーラ食べてきました。こってり濃ゆいカルボナーラにたらこの食感がいい。卵の黄身が乗ってるのも濃厚でいい。サラダも期待してなかったけど、レタスがやたらシャキシャキしていて食べてて気持ちよかった(食べ物に対する感想っぽくない)。
そう、へこんでいるときには美味しいものでお腹いっぱいになるのが一番だな!単純だけど効く。お腹いっぱいになるとネガティブな非生産的な思考をしようと思っても持続しない気がする。
食べ物って燃料というかダイレクトに体に働きかけてきますですね。「食が大事」ということが、その重要さが分かるような。

これの応用で(?)頭痛のときに美味しいものを食べたら元気が出て何か頭痛の辛さが軽くなった!という風にはならないか…と思ったけど、頭痛いときは物を食べる気力がないというか意欲がないというか(でも食欲はある。笑)味が分からないとまでは云わないけど、楽しむ余裕がないかもしれないなあ…。ううーん。

2005/06/07 なんくるないさ

今日は休日。天気もいいので、出かけるのに日傘を持って(仕事行くときは朝しか日の光を浴びないので日傘を使う意味が殆どない)素足にサンダルで。サンダルは慣れるまでが大変だけど(足が痛くなるし、マメが出来たり潰れたり…)やっぱり気持ちがいいですねえ。
商店街の軒先にツバメの巣が出来ているのを見つけたけど、もう雛がかなり大きくなっていて灰色だった。でも体に比べて口が大きくて可愛い。アゲハ蝶が飛んでるのも久し振りに見ました。初夏、というにもまだ早い季節。日差しは暑いけど、湿度は低くて涼しいくらいでいい気持ち。いい休日だなあ。
って行き先はがんセンターなのですが(どーん)。先日のMRIの結果を聞く診察日です。早い。私としては月に休みを頻繁に貰うのも何なのでMRI撮った翌月くらいに診察でいいんですが、H先生が私の都合もきかずに診察日決めちゃったんですよ。これだからH先生はよう…(ぶつぶつ)。まあいいけど(いいのか)。

診察。診察室に入るなりH先生に「痩せた?」と驚かれ、私のほうが驚いてしまう。…?…痩せたかどうかよりも何を基準にそう云ってるのか分からない…。前回診察日(2月)と比べて?大学病院で診察受けてたのは8年前だけどそれと比べて??ていうか人違いしてるんじゃあ!?でも先生の独り言みたいな喋りに「8年前」という単語があったようななかったような…。8年前の体重なんて私でさえ覚えてないけど、そんなに痩せたかなあ…。8年分歳をとってツヤとハリがなくなった(しぼんだ)とかだったら嫌だなあ…。ううーん…。でもまあ10代と20代では子供と大人というか、体や顔の輪郭もそれなりに変わってくるから、それだと思いたい…。

それはさておき(笑)MRIの結果。前の主治医は初診からずっと診てくれていた(当然手術で執刀)ので、MRIの画像を診てすぐに「異常なし」と診断が出るんですが、H先生は途中診てもらってたことがあるけど8年前だし、がんセンターでは「初診」なので、診断が出るまでが長い。加えて先生独特の独り言なんだか質問なんだかよく分からない、口を動かさないでぼそぼそぼそぼそした聞き取りにくい喋りがあるのでもう長い…!
「うーん…ここが腫瘍があったところで、手術して取ったんだよね…この白く映っているのが…あ、こっちの黒く映ってるのは耳の部分で…」…長…!イエスかノーか、白か黒か、一言で!と詰め寄りたいくらい。そして「この白い部分が…厚くなってる…」とか云うから、ま、まさか再発…?と本気で心臓がドキドキ云い出してきたら、ぼそぼそと「こうなってるということは再発したことではなく…(どうたらこうたら)」…超スリラー系サスペンスドクターH…。参りました、許して下さい…(息が切れて膝をつく私)。

とりあえずH先生の仰りたいこととしては、私の腫瘍は手術で摘出されたけど、見えないところで取り残した部分があるかもしれない、その取り残しがあった場合、取り残しもまた皮膚のような感じで垢を出す、その垢がたまると脳髄液が滞ったりして再発と同じような状況になってよろしくない、でも私は今のところ取り残しがあったとしても垢はたまってないし、再発もしていない(腫瘍が出来ていない)。垢がたまった状態になると頭痛が出るけど、多分今の私の頭痛は別の原因ではないか。ということらしい。多分。とりとめなく、長ったらしく、さらに聞き取りにくい先生の言葉を超文系の私が理解したので正確ではないですが、多分こういう感じ。
前回診察時に「垢」と云われたときは嫌な感じだったけど、今日の話を聞いて納得しました。垢ね…。
とりあえず再発してない、問題ない、ということだけ分かればそれでよし!どうもありがとうございました、また来年ー!と立ち去ろうとしたら(笑)先生はまだカルテ見てる…ああ嫌な予感…。そして案の定カルテを最初から読み直し、手術前のMRI画像までわざわざ取り寄せたりし始める先生。あー…。

でも腫瘍がある頭部MRI画像を見るのは久し振り。頭の断層画像の中に本当に真っ白に、丸く、大きく映ってる私の腫瘍。私が20年連れ添い、育んだ腫瘍…って何を懐かしがっているのか。腫瘍が脳にあります、と云われ、この画像を見せられたら、なるほど確かに、と納得する、というか、もうそれは本当に動かしようのない事実というか現実というか。そこは私の人生で固定されてる。後悔したり疑ったりする余地がまるでない。でもそれだからこそ後の動きが取れたというのもあるわけで、病気はやっぱり私にとって「底」だと思う。リアルな、動かしようのない、必ずそこに足がつく底だ。

H先生、画像を見ながらあれこれ色々考えていらっしゃる。で、今の状況、治療についても色々聞かれました。神経ブロックしてることとか飲んでる薬とか。そしたら「大学病院での治療は資料取り寄せないとね」とか何か取り寄せる気まんまんみたいな口調だったので、もうどうしたら…。先生、先生の治療はいいです…とはいくら私でも云えない…。

H先生は何と云うか学者系ドクターだと思う。目の前に新しい患者(症例)がいたら興味深くデータみたり調べたり。ある意味非常に熱心。私としてはもはやがんセンターに望むことは「再発してません。問題なし」の診断だけなのですが(実際がんセンターとしても私に出来ることはそれだけだろうし)H先生は決してそれを許さない感じ。診察日予約に関してもそうだし、診断の告げ方もそうだし、患者の感じ方とか考えとか普通にまるっきり考慮しない(多分悪意はない)。生活感というものがないタイプ。
先生を前にそんなことを分析する私って大人になったなあ。しみじみしちゃう(嫌な患者だな。笑)。前は本当にすごくすごく嫌で苦手な先生だったけど、今日はもうそんなに特にイライラしませんでした。今日で今年のノルマは終わりという気持ちもあるでしょうが(笑)。
内心こういうことを考えていたけど、にこにこして(生まれてから一度も笑ったことがない暗い性格が頭痛の原因と診断したのはこのH先生…)可愛く素直に振舞っていたので、H先生も何となく和やかな感じで、何だかいい感じでほのぼのした診察でした。

帰り際には「頭痛で困ったことがあったら相談にきなさい」とか云うH先生。せ、先生…と思わずトキめきそうになったほど優しいお言葉。
いやでも、H先生がどうということではなく、がんセンターでは「脳腫瘍」のこと以外は治療とか出来ない、やってもらおう(何とかしてもらおう)と思うことは「分野外」のことだと思うので(分かるまで、納得するまで時間がかかったけど)、私は私で何とか治療法なり対処法なりを探していこうと思っています。
今日は再発なし、問題なしの診断をもらえて満足だし、安心してます。頭痛のことはまた頑張ろう(?)。

病院帰りは買い物。うきうき。買い物欲(オシャレ欲)にはものすごく波がある私(妙齢の人間としてどうか)。今は割と買い物欲がある時期なのであれこれ夏物やサンダルを見てみたり。でも見ていて可愛いと思うのと自分に似合うかは絶対的な、むしろ絶望的な(笑)距離がありますですね…。ていうかまずは私はダイエットをするべき…と思いましたです(H先生は痩せたと云ったけど数字的には最近特に別に減ってない…)。

その後は巷で人気の(?)スーパー銭湯に行ってきました。ものすごいジェットが流れているお風呂、日替わりでお湯の色が替わるお風呂、寝湯、露天風呂、シルク風呂(お湯が白い)、浮き湯(ジェットの力で全身が浮いちゃう)、バブルジェット風呂。私が好きだったのは壺湯。大きな壺にちょっとぬるめのお湯がたっぷり入ってて一人で入るやつ。つかるとざーっとお湯が溢れ出るのがゴージャス。ゆったりすっぽり壺に入っちゃう感じが落ち着く。あと生まれて初めて電気風呂というものに入りました。どういう仕組みだか分かりませんが、ジェットの代わりに電気が流れてる、って云うと危険ですが(笑)その部分に入ると本当にビリビリビリと痺れるんですよ。まともに当たると声が出るほど痺れてちょっと痛いくらい。アニメ(ヤッターマンとか。笑)で雷とか感電してビリビリとなってる絵がありますが、まさにそういう感じで笑えちゃう。でも下手なマッサージよりも効いてる感じがあって気持ちいい。
1時間くらいあれこれつかって、風呂上りにはビール。ちょっとした旅行気分になりました。温泉はいいねえ。幸せ。

2005/06/05 梅雨支度

昨日は出勤だったので、今日一日の休みは貴重。
普段は整理整頓、掃除を積極的にしないほうですが(苦手なんですよ…面倒くさいし…←ダメ人間!)今日は掃除機をもりもりかけて雑巾ですみずみ拭きまくってバルサンを焚きましたですよ。梅雨から夏にかけて虫が出てきますからね…。悪いが(生物学的には卑怯だが)先手必勝で防虫対策。フフ、清々しい気持ち。

2005/06/02 こえられないなら、くぐっておいで

事務員なんて病院に必要ない!みんな辞めさせてしまえ!と怒っているお医者先生がいてすごいビックリ。いやあの先生、事務員がいなくては会計とかカルテが出てきませんけど、そしてそういうシステムになっているのは先生も所属している医師会が診療報酬点数制を推し進めたからなんですけど、とご親切に突っ込みそうになりました。
一応私も先生のおっしゃるところの事務員ということらしいので黙ってましたけど。お医者先生がぐだぐだ云い始めたら普通に聞いてないフリ(私の受診マニュアルのひとつ。笑)
この先生に云わせると看護師も医師の指示がないと動けない、助手みたいな感じで、チーム医療とか云われている時代にむしろいっそ貴重な存在かも…まだ結構若いのに。こういう性格になっちゃうほどの環境って何だったんだろう、「白い巨塔」みたいなのかな、と興味がわいてくるほど(ミーハー。笑)。

そのお医者先生で思い出しました。「医者が心を開くとき」という本。昔、この本の広告を見て「医者心を開くときじゃないのか!」と激しく衝撃を受けたことがあったんですが(患者は自分の診療のことだけ考えていてはダメなのか、医者とのラポール形成まで心がけないといけないのか、そしてそれで自己負担3割か…!)実際には米医師会誌に掲載された「患者のために苦悩し、患者のために泣く医師達の物語」だそうなんです。へえ…(それはそれでどうなんだと突っ込みたい医療不信患者)。
このタイトル、お医者先生に嫌な目に遇わされた後に目にすると非常にムカチンと来ますよね(笑)。そうそう、個人的には医者が云う「医者も人の子」とか云うのもムカチンです。いや、お医者先生にはお医者先生の独特の、孤高の苦悩があるとは思うんですけどね…。別にお医者先生は黙って耐えて忍べとは云わないですけどね…。
まあ、お医者先生も患者もたかが事務員もお互いの事情やポジションとかを推し量るのは、理解するのは難しいことだとは思いますが、せめて思いやりというかお互い尊重の精神を持って生きていけたらいいなあと思いますです。それぞれ、辛さを抱えてこの世界に役割を担っているんだから。

頭痛。相変わらず痛いけど、精神的な負荷になるほどではない感じ。痛みの度合いが軽くなったとは違うし、痛みの間隔が離れて楽になったとはでもないんだけど、精神的に落ち着いて受け止められる、という感じ。いや多少は一番ひどいときより痛みが少なくなったと思いますが。単に痛み慣れ…?痛み疲れ…?
ひどいときは本当にとにかく鎮痛剤が必要、飲まなくては、みたいな方向に思考がいきがちでしたが(実際すぐに鎮痛剤飲んじゃうし)今は飲まないでいてもまあ平気。このまま沈静化してくれるといいなあ。そしてその間に鍼灸なり神経ブロックをしておきたいなあ。頭痛外来も調べておこう。

2005/06/02 日々は旅、そしてリハビリ

今日は母校がんセンター(学校じゃないし卒業も出来てないけど)で定期検査でMRI受けてきました。13時30分からの検査だったので朝食は8時30分までなら可。休みなので遅くまで寝てようと思ったのに8時には起きましたよ…(朝食を抜こうという考えはない人)。
がんセンター、ただの空き部屋って感じだった更衣室が鍵のかかる個室の更衣室になり、検査着もいかにも検査着なブルーではなく普通のパジャマみたいな白地にグリーンの花柄?みたいな可愛い柄になっていて、MRI室内も床が木目調、照明も間接照明で暖色でやわらかくホテルのような雰囲気になっていてびっくり。もともとがんセンターって検査の人とか看護師さんがものすごく親切で優しくていいところだけど、ハード面でも何だかすごく優しくなっていました。
基本的に病院って怖い、苦しい、屈辱的(笑)の3Kだと思っているので(そういうところで「ああ病気なんてするもんじゃない、病院なんてかかるもんじゃない」と健康のありがたさを思い知るわけですよ)、何だか気を遣ってもらっちゃってすいませんねえ…と戸惑ってしまいますですよ…。

検査はいつも通り。単純撮影と造影剤撮影。閉所恐怖症の人はMRIって辛いと云いますが、私は全然平気。むしろ爆睡。横になって頭をやんわりと固定されて顔が動かないようにクッションを頬のところに置かれて…ってその時点で眠る気まんまんでとろっとしてくる…(普段寝付きがすごく悪い癖に!笑)。
造影剤の点滴注射、手の甲からやってましたが、手の甲からの注射って痛いですね!私は血管が細いので採血とかも手の甲からされることが多いのですが(体はデカいのに血管は細いんだ…)いつもすんごい痛いです。じんじんする…。でも一度造影剤が漏れて腕が付け根から指先までぱんぱんに腫れたことがあったので(本当に丸太のようになって3日ほど動かせなかった…)それに比べればいいんですけどね(比較対象がすごく悪い)。

検査を受けてみて、やっぱり説明というのは大事だなあと思いましたです。ただでさえ病気で不安になってるところに、何をされるか分からない不安というのは本当に辛いものがある。説明、といっても事前に手順をだーっと解説するんじゃなくて(それも必要だけど、でもやったことのない検査の説明なんて想像も出来ないし)暗闇の中の人のガイドをするような細やかな、根気のいる説明が重要。インフォームド・コンセント、説明と同意、それは単純で基本的なことだけど、ものすごく重要で難しいことだ。根気がいる。想像力がいる。
医療って、医療に携わるってやっぱり大変なことだ。常に同時に色んなものが要求される。専門性とか人間性とか気配りとか。病気とそれにまつわるものがそもそも非日常の重大な局面であると同時に、日常の人間の営みでもあるわけだから。
…うまくまとまらないけど、何だか色んなことを考えました。私は病気とか医療とかとうまく距離を保って生きていくために、医療の道を選んだんだった。今、目の前の「仕事」について色々と思い悩む日々だったけど、そうか、何かもっと悩んで考えて追求していってもいいんだ、単純に「仕事」の話ではなく、私にとっては「回復過程」でもある。何をすべきかはそこから見えてくる気がする。私が、この私だからこそすべきこと、できること。
何だか変な話だけど、落ち着きました。やはりさすが母校だな(違うだろ)。でもとりあえず原点に戻るというのは大事ですね。前向きに、そして落ち着いて頑張ります。

湿度が高く、雨が止まず、梅雨の始まりを予感させる一日でした。季節は確実、そして早い。



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