2004/02/28 梅と日本家屋と小道と

今日は本牧・三渓園に行くことに。春のような肌寒いような薄い晴れの日差しの下、重要文化財だという日本家屋と庭園とたくさんの梅が綺麗でした。原三渓という人が(資産家で画家で芸術品のコレクターで篤志家で芸術家のパトロン)揃えた庭園は広々とした綺麗な日本庭園の中に各地から集めた色んな年代の芸術的な建物があちこちにあって、何か調和が取れているんだか、スケールの大きな金持ちの技なのか、よく考えると変な感じ。でも温んでいるのがわかるやわらかい水面の池に映る別荘邸宅の端正な佇まい、古い落ち着いた木肌の色、竹と梅が鮮やかな砂利の小道、繁る笹で出来たトンネルのような道、そういうものは心が洗われる感じがする。何か無条件に懐かしく美しいとやすらぐものがあるなあと思いましたです。
池を見てたら鯉にしては動きが変だなと思うようなものがあり、何かと思ったら蛙でした。春だなあ!

しかし楽しかった、行ってよかったなと思う気持ちとはまるで裏腹に顔色げっそりでぞうっとするほど疲れてぐったりしちゃうのが何だかなあ。気分転換で具合悪くなるってどうなのよ。

唐突にとりとめなく。最近興味があること。
・桜を観にいく旅。京都、吉野に行ってみたい。奥州平泉とかもいいなあ。行ってみたい。
・焼酎。具合悪いので酒は飲まないようにしてるんですが、そのせいかやたら焼酎について書かれた本が気になります。渋い居酒屋、旨い肴とこだわりの焼酎。いいなあ。黒糖焼酎とか飲んでみたい。
・イタリアの地理。名前を知ってるけど距離というか位置関係がいまいち分からない都市ばっかりで(ローマとフィレンツェとかミラノとか)観光パンフレットの地図とか行程日程を眺めてます。ボローニャとペルージャってどのくらい離れた街なのかなとか(中田英寿ファン)。
・料理の写真。前から好きだけど、この前自分で作った料理をデジカメで撮ったら超まずそうだったので(笑)余計にすごいなあ…と思って見るようになりました。綺麗なんだけど温度がある、雰囲気というか物語が感じられるというのがさすがっていうかすごいよなあ。

2004/02/27 松葉杖をつく心意気をもう一度(例えば慎重、努力、歯をくいしばること)

久し振りに英会話。いやあ久し振りなので緊張しましたが、この緊張感もまたやはり楽しいというかだらだらしがちな日々にカツが入ります。一緒にレッスン受けた人がすごいアグレッシブな人で、レベル的には同じクラスなんだから同じ位なんでしょうけど、何かもう「喋ろう」って気迫がすごくて圧倒されてしまいましたですよ。いやでも英語に必要なのってこれだとも思う。積極性もだし、話したいこと、話せることがあるって個性というか日々の充実もだし。楽しい、楽しめる日々を過ごすって絶対必要だな。大事だな。

私は朝早めに起きて出勤前に2、30分くらいテレビでニュース見たり、本読んだり、英語のCD聴いたりしてるんですが(一時期は仕事してたこともありましたが。定時の1時間半に職場にいたり…)最近はすっかりだめです。起きられない…。一応いつも起きる時間に目覚ましかけてるんですが、その時間に目を開けるんですが、あまりの眠さだるさ異様な疲れにぎりぎり大丈夫という時間に目覚ましかけなおしてまた眠るという…。もう最初からそのぎりぎり時間に目覚ましかければいいと思うんですが、でもやっぱり朝早くても決まった時間に起きるのは健康の、正しい生活の証明って気がするので(妙なこだわり)その時間に目覚ましかけちゃう…。でも朝の自分時間がないと本当に一日に出来る「自分のためのこと」がすごい減っちゃうような気がします。うう勿体ないなあ。早く早く起きられるようになりたい。
ていうか寝る時間が減ったわけでもないのに(むしろ体調悪いので早めに寝てる)なんでこんなに眠いんだろうなあ…。今日も昼休みに意識を失ったように爆睡してしまいましたですよ。でもまだ眠い。眠すぎる。

2004/02/25 神様になれたら

今日は仕事帰りにペインクリニックへ行って来ました。具合が悪いので神経ブロックを毎週受けてることにしました。アベ先生によると神経ブロックは回数増えても問題ないというか、むしろ効果が出やすくていいそうですし、先週神経ブロック受けたら体調が良かったような気がしたので。毎週1本の局所麻酔注射で始まる健康習慣、なんてね。

ペインクリニックで見かける「ボトックス注」。眼瞼痙攣、片側顔面痙攣及び痙性斜頸を適応とする骨格筋弛緩剤(有効成分A型ボツリヌス毒素。神経毒素により、筋肉の動きを止める)ですが、最近はシワを消す薬(治療)としてエステの広告でよく見かけるんですよね。これって医療の進歩というのか美容医学の進歩というのか、何となく何か恐ろしいような気持ちにならないでも…。うーん。キレイになる努力をしないのは犯罪だし(←たまに見かける昼ドラ。笑)。やっぱり体に薬を入れたりメス入れたりする行為なんだから「医療」であるべきって気もするし。でもやっぱり怖いような気もするし。うーん。
エステ関係では「リンパドレナージュ」とか云うのも最初見たとき、ぎょっとした覚えがあります。脊髄ドレナージを思い出しますよこれ…。まあ「ドレナージ」って「排液法」という意味なのでどちらの用法も間違っていないんですが。背中に管挿れたり、寝たきり軟禁状態になるのかなあ…とうつろに遠い目になってしまいますですよ(どんなエステだ。笑)。
さらについでに美容関係の話。以前診てもらったことのある形成外科医がいつのまにか美容外科医になっていて、ブイブイ云っててびっくりでした。普通に形成外科医だったのに…。何ていうか…今時代は美容医学…?

ペインクリニック帰りの電車で、「あ、何かやだな」と一瞬思ったのが落とし穴で、そこから一気に気持ち悪くなり、こらえよう我慢しようと気を張ったのがさらに失敗で、涙目になるほどえづくハメに…。車両に5人くらいしか乗ってないところだったからまだよかったかも…(乗り合わせた人には本当に申し訳ない…)。昨日風呂上りにもやばかったし、何かすっかりえづき癖がついちゃって…。恥ずかしいやら申し訳ないやら…。私、社会人としてすごく問題…。トラベルミン、頓服でなく定期的に飲むようにしようかな…。

2004/02/23 細い、ハリガネを繋ぐように

やっぱり気が重いがんセンター。まあとりあえず紹介状だけもらえれば…と思ってたけど、それだけではいかないのが主治医との診察というもので、でも「がんセンター」で脳腫瘍の「後遺症」もしくはそれとは違うかもしれない症状について話したところで特に話が発展するわけでもなく、主治医は困惑するし、何か、もう、重い…。冷静に現状説明して、紹介状を貰う、と頭で分かってるけれど、何かだんだん自分の辛さ苦しさを主張する感じが強くなって、こんなこと先生に云われても困っちゃうよなあ…と思いつつも鬱々とした気持ちになってくるし(現状も嫌だし、そんな風に思ってしまう自分も嫌、というどうにもこうにも悪循環)、困惑しているだろう主治医が憎たらしいような恨めしいような気持ちにもなってくるんですよね…。わかってるんです手術してから6年も経って外科的には一応問題なくて先生にこんなこと云うのは筋違いなのは分かってるんです、でもつらいんです。苦しいんです。苦しいって云われても先生も困っちゃうだろうと分かるんですけど、私も困ってるんです、お願いだから先生何でもいいから何かしてください、手術でも検査でも何でもいいからやってくださいよ、こういうわけわからないのが一番つらいんですとか喚いて主治医の胸倉つかんで揺さぶりたいみたいな。本当にこんなんじゃメンタル面をどうこう云われても仕方ないなあ…と思ってはいるんですけどねえ。何処に行って何をすればいいのか、楽になれるのかわからなくてどうしようもなくて、それがたまにどうしようもなく重いと思ってしまう。感じてしまう。一瞬でもそう思ったら後は真っ暗な泥沼だと分かってるけど、分かってても思ってしまう。
たまにどうしようもなく、だからある意味ではガス抜きとして必要なのかな、とか、健気ぶろうとするからつらさが増すのかも、とか、色々言い訳みたいなことは考えられるけど、だからといって主治医にぶつけることもでもない。

とりあえず紹介状を書いてもらうことにはなったので、来週くらいに取りに行きます。そして別の病院を見つけてかからなくては。途方もない気持ちになるけれど。
アベ先生は主治医に紹介状かいてもらってがんセンターの耳鼻科にかかるのがいいって云ってたけど、それを主治医に云ったら「ここはデキモノ専門の耳鼻科だよ、怒られちゃうよ」と云ってました。そりゃそうだ。

診察終わって会計待ちのとき、ずっと我慢してたせいか、気が昂ぶったせいか、吐き気が堪えきれなくなりましたですよ(以下略)。がんセンターのトイレでって何か妙に深刻げで恐ろしいとか何かますます弱った甘えた人みたいだとかどうでもいいことばかり考えたり。

それとは別口で今日は一大事件が。春に主治医が異動になるそうで、それだけでも衝撃的でしたが、後任が何とあのH先生…!えええー!因縁の漢方脳外科医、忘れられないあの診断「君の一度も笑ったことがない暗い性格が頭痛の原因」、「全身の骨格がぐちゃぐちゃ」(レントゲンによる図解つき)…。思わず「ええーっやだー」とか云いながら笑ってしまいましたですよ(でもそんな私を見て主治医もニヤニヤしてるあたり主治医とH先生の間には何かある…と思う)。いや本当に嫌なんですけど(きっぱり)。次から診断、MRI予約してMRI撮影して、さらにその診断をあのH先生にやってもらうなんて…何かいちいち色々云われそう…。うへえ…。とびっきりの笑顔の練習をしておかなくちゃ…(服はノースリーブとかで若さと健康とアピール、カラーは明るく華やかなパステル系でネ←ちょっと面白いと思い始めている。笑)

親に云われて思い出しましたが、H先生ってもともとがんセンターにいた人で、そのつながりで主治医が紹介したんでした。漢方の権威とか云ってたなあ、そういえば。

2004/02/22 目は物語る 口は何も触れることはない

体調。朝起きたときが一番つらい。頭が重くて歩くだけでふらふらして吐きそうになっちゃいます。二日酔いみたい…。でも一時期よりはだいぶ良くなったので、何かあさってのがんセンターが不安というか気が重くなってきたり…。たいしたことない一時期的な不調をすぐ腫瘍のせいにして…とか主治医に怒られたりして…何かというとすぐ脳腫瘍とか言い出して…とか思われたりして…。実は私って病気にすごい依存してる心の弱い人間なのかも…とまで思ってみたり。

確かに6年は経過してるのに未だに「脳腫瘍」っていうのはどうなの、と自分でも思います。本当の意味での脳腫瘍と脳腫瘍という病名に依存というか負けてるような部分との区別がたまに分からなくなってくる。単に自分の不摂生とか甘えなんじゃないの、病名だすことで医者も自分もまるめこんでるみたいなところがあるんじゃないの、とか。ああでもこういう風にメンタル面まで疑ってかかると本当にキリがないというか、何かどうしようもない気持ちにもなります。脳腫瘍と病名を与えられる前もそうだった。症状があるのに原因がわからないから、何を疑っていいのかわからない。体と心がずれているような、互いに信用のおけないものと思いあってるような。本当にどうしようもない。

がんセンターの医者は病院が病院なだけにその病気以外のことは絶対に触れない関わらないというところがあると思う。あくまでがんという病気に関わることに対してのみ、医者として最大限働くという感じ。事実を伝える代わりに推測も予想もしない。なので、私のような慢性的な状態、後遺症の状態でここにかかると何か冷たいとか突き放されたように感じちゃうこともあるんですよね。だけど、それはそれで当たり前のことだし、余計な疑いや不安の芽がお互いの中に残らないという意味では合理的で親切だとも思う。ちょっと気が重いけど、がんセンターですっぱり診断判断を仰いで、私は私で、今の私のためになる手段を色々探していこう。それがいい。それでいい。

脳腫瘍は私の「底」だ。何度も落ちて沈んで手をつくことになっても、そこからまた手をあげて足で立って、また上を目指して行ける。リスタートの場所だ。こだわりすぎはよくないけど、そういう風に都合よく解釈しちゃうのもまたありかな、と。なかなかまとまらないけど、やっぱり最終的にはそう思う。

週末は料理。先日買った初めての基本料理本を見ながら自分で料理をこしらえてみました。鶏の照り焼き。まずは自分が好きなもの、食べたいと思うもの、と思って作ってみました。ぎこちないおぼつかない手つきでしたが、とりあえず何とかちゃんと作れました。焦げ目のついた、醤油とみりんでてりの出た皮が我ながらおいしそうに出来て満足。来週は何を作ろうかな。

2004/02/21 日常の中にある小さな異国への道

今日は美容院に行って来ました。美容院苦手なのと(毛量が多い、超くせっ毛、剛毛、傷んでる、の4重苦の髪質が辛いのと、色々話しかけられるのとかが苦手…)、体調があまり良くないのでずっと座ってたり、または頭触られたり動かされたりして具合が悪くなったらやだなあ…と思ってたのがあってずっと悶々としてたんですが、行って来ました。梳いたり切ったり、カラーも金髪っぽくなってたので変えてきました(しかし今度は赤みが強すぎたかも)。不安だった体調も特に悪くなったりしなかったのでまあよかったと思います。ほっとしたというのが一番の感想。

その後はバーバリーを見たり、イタリア語の本を眺めたり、中田英寿に思いを馳せるウインドウショッピングをしてきました。本屋の中でも語学のコーナーは面白いですよね。何かこう世界は広いなあ、私も何かもっと言葉覚えて色んなところ行きたいなあとわくわくするような焦るような。「すぐに覚える」とか「超簡単」とかいうタイトルの本が必ず欲しくなっちゃいます。でも実際見てみると漏れなく挫折した気持ちになっちゃうという…(立ち読み段階で…)。ていうか英語でさえ未だに全然へたれですしね…。うん、語学は楽しく苦しい長い道のりの勉強だ。焦らず飽きず諦めずやっていかなくちゃ。英会話スクール、最近ちょっとなかなか通えなかったですけど、来週からせめて週1のペースを取り戻したい!と思います。頑張るぞ!

2004/02/20 背中を破り、骨を軋ませて、羽根は生まれる。

18日(水曜日)にペインクリニックに行って来ました。アベ先生に色々相談した結果、やはりがんセンターの主治医(脳神経外科)の判断を仰いだほうがいいということになりました。主治医は「がんセンター」の先生なので、脳腫瘍に直接関わらないことに対して熱心じゃないというか力になってくれないような部分はありますが、まあやはりここが原点というか基本というか、避けては話が進まない(結局ここに戻るしかない)ので仕方ないというか。脳外で診察受けて問題なければ耳鼻科で診てもらおうと思ってます。結局後遺症だから諦めろと云われるかもしれないけど、それで私納得できるのかわからないけど、メニエールとか末梢神経からくる症状だったら神経ブロックで対応出来るよ、とアベ先生が云ってくれたのでそれを心の支えにします。

本当にいつも思うけど、今回もまたアベ先生がいてくれてよかった…と心から思いましたです。原因のわからない、もしかしたら私の心の問題でなってるかもしれない、そもそも実在するかもわからない「病気」に対しても決して嫌にならず真摯に現実的に対応してくれる。そのことがどれほど救いになるか。今まで「気に病み過ぎ」とか「心の問題」とか、「そんなに気になるならアタマの病気かもしれないからアタマの病院行けば」とか云われながら、色んな病院を回ってただけにすごい心にしみますです。そう、後遺症だから諦めろって脳神経外科が云っても、耳鼻科がわからないって云っても、私にはペインクリニックがあるんだ。取れる手段があるから私は絶望はしないんだ。

診察の後はいつも通り神経ブロック(星状節神経ブロック)受けて、薬を貰いました。デプロメールとデパス。あわせてトラベルミン(1日3回、一週間分)。そういえばしばらくイミグラン使ってないなあ。昨日今日と頭がズキズキっと痛むことがありますが、それどころじゃないって感じ(頭痛がどうでもよくなるってある意味すごい…。笑)。

神経ブロック後は何となく調子がいいような気がしないでも。相変わらず視界に振られて頭がふらんふらんして芯から沈むような落ちるような気持ち悪さがあって、朝起きるとまずえづき、電車のなかや降りた直後に発作のようにえづきそうになり、それを堪えて挙動不審になり(笑…ごとじゃないですけど)、仕事もだるくてパソコン画面見てると目がくるくるまわりそうになるし、動くたびにゆらんと気持ち悪さの波が来るし、やる気も集中力もない状態ですが、とりあえずまあ何とかやってます(自己満足自己評価)。

薬貰いに行った薬局に「体温を上げて免疫力をあげよう!」というポスターがあり、平温と体の状態について書かれたんですが、37度〜36.7度が免疫機能が一番活発な理想平熱だそうで、つらい症状がなければ解熱剤は飲まずにいましょうとのこと、36.5度前後だともうちょっと運動とかして体を温めるようにしましょう、だそうで、私の平熱である36度前後を見たら「がん細胞は35度で最も活発になります。39.3度前後で死滅します」…。…、…。何が云いたいのさ…(うすうす分かってるけど)。何となく非常に悔しかったので、へろへろしながらもスーパーの調味料コーナーに行ってクローブとシナモンシュガーを買ってきました。ジンジャーパウダーとあわせて紅茶に入れて飲む!なんちゃってチャイみたいな感じですが、ジンジャー多めで体がとっても温まります。香りもすごくいいですしね。クローブの香りって大好き。ボタニカルズを思い出して癒されるし(ボタニカルズで一番好きなお茶がクローブとマテとダンディライオンがブレンドされてるものです。味もいいし、あの香りが大好きなんですよ)。寝る前はホットミルクに入れてますますあったかくなってみたり。スパイス入れ買って、自分ブレンドジンジャースパイスを作って持ち歩こうかしら。我ながらうっとりする味と香りです。幸せ…。免疫力もきっとあがるに違いない。

2004/02/17 グルグループその2

今日は起きたら治ってるだろうと思ったら相変わらずのぐるぐる感。頭が重いというか芯からぐずぐず沈むような感じがするので、起きてる時間(体を起こしている時間)が長くなればなるほどつらくなってくる…。とりあえず出社。明日会議があるのでその資料を作りました。そのあいだもぼーっとだるく、視界が暗くなるような頭の重さ。気持ち悪い。上司から午後から休みを取るよう言い渡されました。普段だったらせっかく出社したからには定時まで頑張るんですが、今日はありがたく早退。平日昼間の光も遠くぼんやり。何か本当に二日酔いとか徹夜明けの気分をもっとひどくしたような感じ…。体の感覚が何処となく遠いような。
家に帰ってだるく横になってました。横になってる分には気分が落ち着くんですよねえ。起きると、ぐうっと頭の中の水分が移動する感じがして、それが重くて気持ち悪い。頭の中に重い液体みたいなものが詰まってるような。ゆっくり体の芯にそれが落ちてくるような気持ち悪さ。たまに起き、すぐまた横になり…で午後を過ごしました。

今は夜8時。夕ご飯を食べ(ご飯は食べられるんですよ。そこらへんからして中途半端に健康っていうか仮病チックで何か理不尽…。笑)パソコン立ち上げてますが、制限時間30分と予想。気持ち悪くなる前に寝ます。
でも具合悪いときこそ好きな趣味のミーハー話をして楽しい気持ちになりたいというのもあるのでリハビリも更新したいなあと思っていたり。リカバリー記録では聞いててもあまり楽しくない気持ちのよくない話をすることが多いけれど、それでも私は色々あれこれ考えてたり行動したりしてて、まあ何とか負けずにそれなりに楽しくやってますよ、というのを自分でも確認したいし、日記を読んでくれている人も「あ、この人これだけキャッキャ出来てるならまあ大丈夫なんだな」と後味悪くならずにいて欲しいなあというのもあり、出来るならリカバリー記録の中で暗い話の後は可笑しいことを云ってみたり、自分の暗くなりがちな思考に突っ込んでみたり、リハビリで力いっぱいときめいたりしています。ちょっとばかみたいな気もするけど(自覚はある。笑)感情の揺り返しを繰り返すことで妙な思考にハマりきらない冷静さを保っていられるような気がするし、ある種のバランス、安定感が取れるような気がするんですよね。病気は病気として把握しつつ、それでも楽しいことを見つけて楽しく生活出来るようにするための私なりのテクニックのつもりです。本当はただのミーハーでばかみたいなんだけど(笑)。

2004/02/16 グルグループ

昨日は結局出かけませんでした(敗北感にまみれつつ)。このぐるぐる感がもうちょっと落ち着くまで待ってみようと横になったのが敗因で、気づいたら夜7時でした。その後も激しくぼんやりだるい気分が抜けず、でもさすがに一晩寝たら治ってるだろうと思ったらそうでもなく…。熱はないし(久し振りに平熱に戻りました。36.3度)、胃腸は元気(お腹はすくし、食べれば食べられる。食べる気力がないけど食欲がないわけではない)、でも起きてると頭が重いというか眩暈がするというかぐるぐるするというか、二日酔いのときあるいはすごい寝不足のときみたいな感じでとにかく気持ち悪くて仕方ない。電車の中とかでおえっといきそうになるのはかろうじてこらえたけど(でもその様は不審だったと思う)、職場についたらしばらくからえづきが止まらず、でも胃腸が悪いわけではないので本当の意味で吐きたいわけではなく、何かこう2時間サスペンスドラマで毒飲まされた人の演技みたいだな、と思いながら(無駄に冷静)のたうちまわってました(職場は私が一番早いので他に人がいませんです。わかってやってます)。
その後は一応事務仕事なので吐きそうになるほど気持ち悪くなることはなく、でもだるいというか気持ち悪いというか悶々とした気持ちで仕事してました(迷惑)。ていうか、本当に何なんだろうこの状態…。つらい。

一番嫌だな、と思っていることは今の状態が病名がわかる前のときと似てるということです。再発の予感を感じているとかいうわけでなく、そのときには飲める薬もなく、病院行っても「全身だるくて気持ち悪くて微熱があって、でも学校通えてるんでしょ?日常生活送ってるんでしょ?」とあしらわれ(親切な先生はありがたくも安定剤をくださったけど)、自分でもどうしていいのかわからずひたすら悶々と鬱々としているしかなかったんですよねえ。そういう風な精神状態になる自分がいやなんですよ。そんなこと、自分の心の持ちようなんだから自分で何とかしようよ!と思うんですが、わかるんですが、でもこういう状態が続くと漏れなく悶々と鬱々としてしまいますです。
今日も朝出がけに母親に「具合悪いなら薬飲んでいきなさいよ」と云われて、「飲める薬なんてないよ。ていうか何飲めばいいのさ」とか云い返してしまったりして、自己嫌悪。すげえ能無しな発言だと思う。そんなこと云われて、云われた相手はもっと何にも出来ないって思って、それはいわれない負担を負わせることだって分かってるのに。単なる私の八つ当たりだし。具合悪い、「だけど」「それでも」あるいは「それだからこそ」そこで取れるツールがある、だから大丈夫だって云えるようになることが私の闘病の目標だったし、そのために薬のことを調べたり、色んな健康食品とか自然療法勉強してるのに。弱気になるのは仕方ないとしてもこの能無しっぷりは我ながらすごく嫌だった。プライド持って病気を生き抜いてきたって自負を持て。

職場で残業を切り上げて帰るとき、「実は具合悪いので…」とか云ったら、「やっぱり…目の周りとか色が悪いわよ」といわれたけど、それはアイシャドウの色を変えたからなんです…。何か…別の方向で気が滅入りました。自然療法の勉強よりメイクの勉強もしたほうがいいかもしれない…フフ(笑)。

2004/02/15 拳を握って跳べ

朝起きたら、起きた途端ぐうっと頭が沈むような回るような気持ち悪さ。吐き気。眩暈が頭全体に重くのしかかってるような。何だこれ、二日酔いみたい。でもお酒なんて全然飲んでないし、昨日寝るまでは微熱だけで普通だったのに。ご飯食べれば完全に目が覚めてすっきりするかと思ったけど、別に変わらず、頭がちょっと動くだけで(視線にあわせて右から左に顔の向きを変えるくらいで)揺り返しが激しく、頭の芯から気持ち悪さがこみ上げてくる。本当に吐きそう。でも吐いてもきっと気持ち悪さは治らないし、えづき癖がついても苦しいので我慢。横になってじっと動かないのが一番楽だけど、気持ちの上ではそんな風にじっとしてるしないのって苦痛。なので今ちょっと頑張ってパソコン使ってみるけど、やっぱり頭がくらくらして気持ち悪い。薬はトラベルミン。買うまではすぐ薬に頼って飲みすぎるのはよくないと自制してたのに、買っちゃうと、手元に薬があると、何のプライドもなくとにかく飲んじゃう、あるだけ飲み続けちゃう状態になってしまうので本当に良くないと思う。このドーピング根性何とかしたい…。でも気持ち悪いときに制吐剤飲めなかったら、「悪いところをどうにかする」ツールである薬なんて存在する意味がない。病人はやっていけない。とも思う。

ここらへんよくカガワ先生と不毛な論争になったなあ。頭が痛いから鎮痛剤飲んで、そしたら気持ち悪くなるからそれを抑えるために制吐剤飲んで…ってそんなこと続けて意味があるのか、本当に健康って云えるのか、とか。具合が悪い患者である私は「何でもいいから薬くださいよ」とイライラしたなあ(患者というより薬中。笑)。ていうか治すために取る手段がないから対処療法を行うわけで、対処療法というのは調子の悪さを副作用をも含めて抑えてQOLを必要な程度にキープすることが目的なわけで、薬またしても薬となるのは仕方なく、でもそれでキープできるならそれでいい、とそれなりに割り切るのが患者だと私は思っているので、不毛だな不健康だなと思ってもそうやっていくしかないわけで、先生の健康論、治療論はいいから薬くださいとしか云えないんですよねえ。プラシボで安定剤出されて突っ返されたこともあるので、つらい症状に対して飲める薬があるだけ、効くと思える薬があるだけ、希望があるってことである意味ポジティブではないかとさえ思うこともあります。
でもそうやって薬に頼ってるうちに頼ってるんだか使ってるんだか依存している弱い状態なのかわからなくなって、不毛だなあと気も滅入ったりするので何だかなあ…という気持ち。長いあいだ薬を飲んでいてもここらへんは相変わらず微妙でむつかしい。考えすぎても気が滅入るし…。何だかなあ…(具合悪くなるといつにもましてとりとめないことに悶々と考え込んでしまう私)。

気が滅入って弱気になって荒れてみたり。気持ち悪くて動きたくないよう!とわめかれても家族も困っちゃうだろうと思いつつ。しかし家族からは「酒なんか飲むから」(飲んだのはもう5日も前だよ!)、「食べすぎじゃん」(すぎてない)、「運動でもしなよ」「たまには汗を流してみなよ」「お茶ばっかり飲むからだよ、だから太るんだよ」等々ありがたいお言葉を頂戴しました。何かもののついでに云われたいように云われてるような気もする。…ちぇっ何かますます気が滅入ってきましたですよ。優しくされたら自己嫌悪に陥るから本当はこのくらい云われてもいいんですけど。でもやっぱり何か悔しいのでこれから出かけてこようかな。買い物でもしようかな。歩いてる途中うえっと口元押さえてよろけたりするかもだけど、昔からそんなことばっかりだったから今更そんなことで怯んで外に出ないのも単なる言い訳口実だし。寝る前に動けこう。動けるだけ動いてみよう。

2004/02/14 春を待ちながら粉のように眠る

沈丁花が咲く時期になりましたねえ。硬いつやつやの葉と渋い紅白裏表が綺麗にわかれた小さな折り紙細工のような可愛い姿、そしてあの香り。普段は忘れているけれど、あの香りを感じるとふっと忘れてた春を待つ気持ちを思い出します。胸の底がくすぐったくなるような、わくわくするような、何処かそわそわ不安なような、あの気持ち。

今日は薬膳料理教室。テーマは韮。韮マンや韮のおかゆなど作りました。韮は見た目もこんもり鮮やかな緑色で、さくさく切ると、目の覚めるような強い匂いがいつまでもするので、何かしゃっきりした気持ちになります(でも料理した後までにおったのには参りましたが。にんにくのようだ。笑)。食べると、また独特のにおいが却って食欲をそそって目も鮮やかな色合いもまた楽しい。韮って餃子の中に入ってる、というイメージが一番強いけど、こういう食べ方もあるんだなあと改めて感心。韮マンは肉の代わりにグルテンミートを使ったので淡白な味になるのかなと思ったけど、決してそんなことはなく。醤油つけなくても十分美味しく味わって食べられました。うーん薬膳は奥が深い上に美味しくていいなあ。

そういえば私、昨日本屋で料理本を買いました。はじめての自炊本みたいなのが季節柄多いのであれこれ見てたんですが、そのなかでわかりやすい基本人気料理のコツみたいな本があって、写真も綺麗で(料理本の命は写真だと思う。作りたい、作ってみたいとうっとりやる気に満ちるような写真)結構わかりやすく、分量も一人前か二人前なので作りやすそうだったのでそれを買ってみました。肉じゃが、しょうがやき、かに玉、茶碗蒸し、バンバンジー、厚焼き玉子、ミートソース、目玉焼き、野菜炒め…と見ているだけでうっとり、でもこれくらい作れないとヤバいよねえと焦りちょっぴりで何となくどきどきしながら読んでます。これから週末にこのレシピを少しずつ実践練習して行こうと思います。週末は料理(この年になって…。でもちょっと楽しみ)。

そういってもらえるようないいところがあるなら伸ばしたいな、と思うけど、ホントかなと疑ったり、そんなことするのが照れくさいようなバツが悪いような気持ちになったり。いつも混乱して困って曖昧な顔で言い訳じみたことを口にしてしまう。論理的になれたためしがない。

2004/02/12 勝機は見えないそんな中でも止まりたくない。一瞬でも一秒でも途切れたくない。

昨日は一日中寝て過ごしました…。最初二日酔いかと思ったんですが(いい年して…。笑)何か高い熱が出てるときみたいにすごい全身倦怠感があって、起き上がるとその動作で体の芯がゆらんゆらん揺れて気持ち悪くなるという。横になっても体を動かすと酔うのでただひたすらじっとしてるしかないという。頭痛いのも嫌だけど、気持ち悪いのって、吐き気って精神力というか気力がなくなりますね。すごい気が滅入ってますます力が入らなくなる。いや痛いのも気が滅入りますけど。ていうか具合悪いのってやっぱり最悪だな…としみじみと気分が暗くなりました(元気だせよ!)。

今日も朝起きてもまだゆらんゆらん気持ち悪くて食べたら吐きそう(汚い)。せめて吐くまいと思って仕事前にソルマックを買って飲んでみたり。前にも気持ち悪かったときに飲んだら少しすっきりしたので。でも今回のは目がくるくる回る、それなので酔って気持ち悪くなるという感じだったのであんまり効きませんでした。あまりに効かないからお昼にもまた飲んじゃったけど、よく見たら「1日1本まで」って書いてありましたよ(飲む前に読もう)。でも特に悪くなるわけでも良くなるわけでもなし(それも何だか…)。
仕事帰りにドラッグストアでついにトラベルミン買っちゃいましたですよ。ドーピングよくない…と思いつつ、でも辛いのを耐えているのもここまで来ると無意味かなと思って。思わず電車の中で飲んじゃいましたですよ(本当に薬中のようだ…)。効いてきたのか、気分はまあまあ良くなりました。今度ペインクリニックに行ったらアベ先生に出してもらおうかしらん。

長ネギについて色々調べてるんですが、すごいですよ!長ネギの香りにはアスピリンと同じ鎮痛、解熱、鎮静作用があるそうです。どろどろ血液をさらさらにする効果もあって、それだからこそ風邪の時に長ネギを細かく刻んだものを飲まされたように体を温めるそうで。す、すげえ!フェリックス・ホフマン博士もびっくりですよ!(ドイツバイエル社でアスピリンの開発をした人)。「食べ物は薬になる」と云われるけど、食べ物こそが薬なんだなあ…と本当に改めて感動…。薬膳習ってて何を今更って感じですが、本当食べ物ってすごい重要だなあ!そして人間の体も面白いなあ!と本当に今更ながらにすごい感動です。それにこういうことを調べるのはすごい面白いです。すごい引き込まれますです。もっと真面目に勉強してみてもいいかも、面白いかもと思ってますです。

とりあえず黒豆納豆(黒豆)に長ネギをたっぷりかけたり、豆腐に長ネギと生姜の刻んだのをたっぷりのせるとかすれば片頭痛にも健康にも(特に冷え性にいい)美容にもいい!という素晴らしい薬膳になるのでは!しかも美味しい。何か身近な食べ物で効果があるかも!というのに激しく興奮と感動を覚えますですよ。すげえ。薬膳とか自然食を割りと固く難しく考えてたけど(玄米からはじめて肉を絶つとか厳格なものみたいについ思いがち。そういうのもあるんでしょうけど)こういうことからも始められるのかなと思うとわくわくです。いいなあ、食ってぼんやりと楽しい幸福なイメージがあったけど、本当にすごく楽しくていいものなんだなあ!

2004/02/10 喩えるならそれは

今日は中学時代の友達と飲み会。実に11年ぶりの再会。11年という期間もすごいけど、それがまた高校から社会人までという子どもから大人に変わった時期にかかっているのが何ともすごいなあ。一体どんなになってるのか想像もつかない…逆に自分がどういう風に見られるかもかなりどきどきでして。いやもうねえ。でも会ってみたら、確かに社会人らしくなってて、でも何か変わってないなあと思う部分もあって、でもやっぱり違ってるよねえ…(何がいいたいんだ)。どぎまぎしながらも何処か安心するというか嬉しいというか。何とも不思議な感じで落ち着きませんでした。おかげで妙にお酒を飲んでしまって帰り道ではただの酔っ払いですよ(再会の日に早速醜態を…)。
何というか何か見知らぬ人っぽいのに、中身は私の友達なんだなあと思うと、本当不思議な感じ。これからは昔とはまた違う仲良し関係が出来るといいな。

それにしてもこの友達、私の病気のことを知らなかったらしく(云ってなかったっけ。まあでも自分からわざわざお知らせすることもでもないし…)話をしたらすんごいびっくりされた。「いやあ脳腫瘍になっちゃってさあ。がんセンターに入院したりしたよ」とか云ったらすんごい顔が引きつってた…。ごめん、妙な衝撃を与えたね…。でも大丈夫だからね。あの頃思ってたような自分ではなくて、情けなくなったり鬱になったり泣いたり、そんなんばっかりで本当は救いのない人なのかもしれないけど、でも生きてるからそれもそれで楽しめるし、いつかはまたこんな自分も笑える時が来ると私は思うよ。そう云えることは、云って安心してくれる人がいることは嬉しいことだなあと改めて思ってみたり。

2004/02/08 波にのって 歌にのって

今日は横浜に買い物に行くぞ!と思って出かけた割に横浜に着くなりシェーキーズで食べ放題してみたり(何か久し振りに食べた…美味しいけどまたしばらくは食べなくていいなあ…。笑)、他人事のような目でヴィトンの店をひやかしてきた(本当に本当の意味でひやかし…)だけでした。相変わらずみなとみらい線の改札とか、コンコースがどうなってるのかわからない…(それでいいのか地元民)。

結局メインは図書館。図書館ってアタリ日とハズレ日がありますよね。読みたい本が見つかる日と全然見つからない日。今日はアタリ日。嬉しいなあ。帰り道本が重くて疲れたけど、行ってよかった(ほくほく)。一時期あんまり本を読んでない時期があったからこれからはたくさん本を読もう。小説をたくさん読もう。

2004/02/07 鍛錬、訓練、練習、転がるように日々を行く

今日は思い立って料理などを自主的にしてみたり。何でだか急に猛烈に食べたくなったポークビーンズ。ネットでレシピをあれこれ見て一番簡単そうなものを選んで(笑)こしらえてみました。オリーブ油でみじんにしたにんにく(1片)をいためて、香りがしてきたら豚肉(バラ)を入れ、たまねぎのスライスをいため、いい匂いがしてきたらホールトマト、豆(缶詰)、コンソメを入れて煮る、という。簡単!だけど自分的にはすごく満足。超料理した気分(それだけで…。笑)。でも満足感で目がくらみがちですが(笑)豚肉でなくてベーコン使ったほうがいい味出たほうがよかったかな、とか、ホールトマトだとコクがないっていうか一味足りない感があるなあとか色々反省点多し。でもまあ、まあまあかなあとかやっぱり満足だったり(何だかいやにうきうきだなあ。笑)。

ていうか毎月習っている薬膳料理を作ってみよう、というか、もっと基本からしっかりやってみようよとか。

料理と薬膳関係のサイトを色々見てたんですが、長ネギって解熱、鎮痛作用があるそうですね。どんなときでも「鎮痛」の二文字に非常に鋭く反応する私(鎮痛作用があるものなら基本的に何でも来い!ってくらいの勢いですよ。笑)。特に白い根の部分が発汗、解熱、鎮痛作用、冷え性にいいそう。解熱に鎮痛、今の私にぴったりって感じがしないでも。うーん、いいかも。豆と長ネギで作れる料理ってあるかな…とか考えてみたりして(豆は外せない)。

2004/02/06 笑ったほうが勝ち

微熱、そして頭痛。さらに軽く眩暈(体の芯が動きとズレるような感じがあってふらふらする)。何か微妙に不調…。本当に内科受診しちゃうぞ!(←誰を脅しているのか)。

ひさしぶりにナチュラルハウスに行ったら、やっぱり色々健康にいい食品が揃ってていいなあ。健康マニアの私、もううっきうき(笑)。黒豆製品も黒豆茶に黒豆豆腐、黒豆納豆と色々揃ってました。黒豆納豆、近所のスーパーでも見かけるし割とメジャーなものなのかも。おいしそう。豆乳もはちみつ入り豆乳粉末(牛乳やお湯でといて飲む)というのがあったり。

いいなあ欲しいなあと思ったのが生姜粉末。生姜を紅茶に混ぜて飲むと冷え性対策になる、が、生の生姜をするのは面倒、でもチューブおろし生姜だと余計な添加物が入ってそう、でも粉末なら生より手軽で生に近い。これいい!でも考えていることはみんな同じらしく、見事に売り切れ、入荷日未定…。うーん悔しい。
ひまわりの種を見つけたので、ひまわりの種茶でも作ってみるかと思ったけど(セロトニンを増やす効能があるんですよ。栄養もたっぷりですしね)、どうもスナック風に味付け加工がされているようなのでお茶にはならなそう…。でもそっちのほうが面白い味のお茶になるかもしれない…試してみる価値はあるかも。今度機会があったら買ってみよう。
私、健康食品自体超好きですが(笑)、食材がたくさん揃っているのを見るのも何でだかすごく好きで(料理しないのに…)調味料や缶詰が並んでいるのを眺めるだけで何だか幸せな気持ちになりましたですよ。食材コーナーはいいねえ。

こんな私ですが、昔は健康食品とか自然療法とか、いわゆる民間療法系のことが好きではありませんでした。何処まで信じていいのかわからないのも嫌だったし、体質改善っていつまで続ければいいのかわからないのもすごい嫌だったし。たまに「病人であること」に「つけいられてる」ような気がして反発感じたこともありますしね。どうせ治らないのに…と何処か冷えた気持ちでいた時期もありましたしね。つけつけ嫌味な屁理屈こねて文句たれたりとかしてました(いやな患者…)。
周りの人がすごく自分のことを思って心配して心からこれがいいと思って熱心に薦めてくれるとわかってても、わかってるからこそその気持ちが重いと思っちゃって、そう思っちゃう自分もすごいいやで、とにかく病気にまつわることがわずらわしくてたまらず、もういいよ病気のことはほっといてよ…と思ってた時期もあったりして。

ただ時間が経って、余裕が出てくると、そういうものもアリなのかな、と思えるようになり、ちょっとだけ覗いてみるのもいいかな、と興味がもてるようになり、楽しむことも出来るようになってきました。これも要はバランスと距離感の問題で、「絶対治る」とか「これがいい」と思っちゃうとプレッシャーがかかって苦しくなるし不満も募るし焦りも出てくるけど、こういう方法もあるんだなとひとつのツールを使ってみる試してみる、という感覚でいれば案外自分にあってていい!と思えるところもあるし、逆にやっぱり自分にはあわない、こっちのほうがいいかも、と気づくこともあるし。それは案外と楽しいことだなあと思えるようになりました。
ともかく自分の気持ちがそっちを向いてないとどんなものでも絶対に効果出ないと思いましたです。私もつい人に「これいいよー!」と薦めたくなっちゃいますが、でも結局はその人が選んで受け入れない限りはただの余計なお世話、下手したら闘病の重荷になっちゃう気がするので、口コミ、ちょっと耳寄り豆知識って感じくらいでいたいなあと思ってますです(自戒をこめて)。

まあこういうのもすべてあくまで私個人の経験による感想ですが。病気によりけり、闘病の期間、経過によりけり。何よりその人の感じ方によりけり。とりあえず私は色んなことを楽しんで、効果があったらラッキーってくらいのバランス感覚でやっていけたらいいなあと思ってます。楽しく主体的に病気に付き合っていきたい。良くも悪くも病気が組み込まれての私の人生なので。

2004/02/05 吹き荒ぶ風の中で目を閉じてあのメロディを探す

思い切って決断することも、じっと腰を据えるのも、どちらにしても怖いことだし、どうなるかわからない。心中は揺れるし乱れるし、呼吸さえも定まらないような心地になる。何がチャンスで、何を後悔するか。わからない。だけど、そのなかでも信じるべきものは確かにあるはずだと思うので、それを信じてこのときを乗り越えたい。

昨日から朝と夜体温測定してます。改めて微妙な微熱加減だなあ…。でも「熱がある」状態でも手足は相変わらず冷えるので人体って不思議で理不尽だと思いますですよ(笑)。でもこの前一度平熱に戻ったら(36.2度)、異様に寒さが身にしみてびっくりしました。「平熱も辛いなんて」とがたがた震えるかわいそうな私(笑)。私、やっぱり変温動物なのかもしれません。

今日は何だかちょっと頭痛気味。頭の上のほうがつきつき痛む感じ。そろそろペインフルライフかしら。
それとは関係がないですが、今日右のこめかみの辺りが痒くなり、それはもうちょっとじっとしてられない痒さで、うわっと即座にぼりぼり掻いてみたものの、顔の右側は基本的に手術の後遺症で触っても感覚がないような状態で(麻痺してるというか痺れて感覚が遠いというか。触れてる感触は殆どわからない)いくら皮膚を掻いても意味がない。でも麻痺した皮膚の一枚下がむずむずと痒くて超気になる。痒いところを掻いているのに痒いところに手が届かないっていうか!?と激しく動揺しつつもむずがゆくてたまらなくて悶えてました。そのうち何とか治まりましたが、何なんだろうこれ…。一種の麻痺というか痺れというか?感覚がないのに痒いっていうのが不思議のような理不尽のような…(笑)。ファントムペインの一種なのかしら。単に感覚が狂ってるのかしら。どっちにしろ掻いても治まらないあのもどかしい狂おしい痒さはもう二度と勘弁ですよ(笑)。

2004/02/03 幸福の方角へ向かえ(オープンザフューチャー!)

微熱。相変わらず…ていうか平温のときも一応あるんですけど、でもやっぱり上がるときは上がるという感じで、もしかして私は変温動物ってこと…?(爬虫類と呼ばれたこともあったなあ…遠い目)。もっと正確に体温計って記録をつけて、そのうえで病院行くとかしたほうがいいかも…とか考えてます。もしかしたら気のせいかもしれないかも(自己暗示)。

黒豆茶、早速飲んでます。黒豆の煮汁を飲んでたことがあるのでちょっと物足りないような(笑)、でも香ばしいのでお茶として飲みやすくていいなあと思いますです。これを毎日飲んでたらイソフラボン効果で片頭痛が減るのではと期待(わくわく)。でもこの黒豆茶、要は黒豆をフライパンで炒れば出来るんじゃないかと思わなくもなくも…。薬膳料理教室でそういうの飲んだような気がする(今度聞いてみよう)。

2004/02/01 心は常に永遠と原点を求める

2月になりました。今のところ余裕がある感じでいい感じ。それに乗じず甘えずだらけずに、やるべきことを見失わず、やりたいことを楽しんでいけたらいいなあ!と改めて思いますです。今月も頑張るぞ!(今年の私は一味違いますからね!←根拠もなく何故こんなにも前向きなのか…でもまあネガチブよりはいいか。笑)。

体調は相変わらず。微熱だらだら、ぐずぐずとすっきりしない感じ。でもひどい頭痛がないからいいのかなとか思ったり。結構長く微熱が続いているのでぐずぐず云ってる暇に内科受診すればいいのにと自分で思うんですが、でもこういう原因不明の症状で受診するのって気がのらないというか、どうせ嫌な思いをするんだろうなあ…とかつい思ってしまいます。脳腫瘍という病名がつく前、微熱とか全身倦怠感とか頭痛(でも手術前は頭痛はそんなにひどくなかった。むしろ術後のほうが頭痛がひどくなった気がする)で色んなところを受診するたびに「気にしすぎがよくない」とか「勉強のしすぎ」とか云われてとにかく嫌な、むなしい思いしかしなかったので、そういう思いはもうしたくないなあ…という。確かに検査で異常がなく、日常生活にものすごく支障があるわけではなく(歩けないとか起きられないとかいうレベルではない)、本人だけが辛いという症状を、いくら医者でもどうにもこうにもしようがないと思いますけどねえ…。
どうでもいいけど、昔はこういう状態で受診すると大抵「自律神経失調症」とか「心身症」という診断を頂いたんですが、今だったら世相と私の年齢、社会的ポジション(学生ではなく社会人)からして「うつ病(仕事のストレスによる)」とか「若年性更年期障害」とかになりそう…。何か…大人になるって嫌だな…(何でだよ)。ちなみに病歴伏せた場合の話です。既往症だしたらその瞬間に「後遺症」で脳外に回されて終わりです(内科に行く意味ナシ)。

今日は一ヶ月遅れですが、初詣に行って来ました。鎌倉の鶴岡八幡宮。晴れて暖かく初詣ついでにあれこれ散策するのが楽しかったです。鎌倉はいいなあ、観光客たくさんいるけど、緑が多くて何となく常に静けさが空気や光の底にあるような気がする。長い時を過ごしたものならではの静けさ、やわらかさ、澄んだ雰囲気。八幡宮に詣でておみくじ引いて、甘酒買って、荏柄天神にもお参りして、久し振りに頼朝の墓とか鎌倉宮とか行って、二階堂のほうまで足を伸ばしてきました。今は何にも残ってないけど、ここらへんが幕府の址だったんだなあ、とか思うだけで何となく懐かしいような感慨深いような。
鎌倉宮って鎌倉時代の最後、護良親王が捕らえられ土牢に幽閉され殺されたという場所ですが、昔(小学校くらいで遠足に来たとき)はこんなところに閉じ込められて殺されちゃうなんて護良親王がかわいそうだ!と思ったけど、その後歴史を学んで、別の視点から見てみると護良親王ってとんでもねえなと思うこともあり(殺すつもりはなかったとしても時勢がそれを許さなくて、やむなくっていう事情もあったと思う)、いくらなんでも土牢に幽閉っていうのは後世何かの意図をもって作られたものじゃないのとか思うようになったり、とにかく歴史というのはその時々、見方によっていくらでも変わってしまう、でもだからこそ面白いものだ、ということをすごく思います(長々しい)。
再び八幡宮に戻り、そこから初詣でよく行く道筋、巨福呂坂切通しを通って建長寺や円覚寺のある北鎌倉へどんどん歩いていって、浄智寺の冬枯れのしんみりと静かな景色を眺めてきました。本当に心洗われる感じがする。すごい歩いたので疲れましたが、行ってよかった。春になって暖かくなったらまた行きたいなあ。

鎌倉のお土産やさんで「黒豆茶」を発見。黒豆を遠赤焙煎で炒ったもので、煮出してお茶として飲めるし、その後の豆も食べられるそうです。イソフラボンが片頭痛に効く、ということで黒豆の煮汁が飲みたい!と思ってたけど、この黒豆茶でも十分オッケーなのでは。ていうかむしろお茶として飲んで豆を食べればすごくいいていうか(←興奮してます)。もちろん購入したので飲んでみたいと思います。黒豆大作戦第二弾!
でもやはり相変わらず煮豆には情熱があるので(名人の煮豆技を教えてもらいましたからね!)しばらくは黒豆ブームが続きそうです。黒豆で健康を手に入れるぞ!(笑)



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