2003/11/29 がむらしゃらに進んでも時を崩し月まで行こう

楽しいなあと思っていていいような時期でも状態でもないけど、そう思いました。楽しいし、私は好きなことだと思う。だから頑張ろう。私に出来ることは少ないかもしれないけど、思ってるよりも全然ダメかもしれないけど、でも、だからこそ頑張ろうと思いましたです。

いつもは使わない電車で帰ってみたら、聞いたことはあるけど初めて見る駅、乗り換えの時のほのかな緊張(笑)が何だかちょっと楽しかった。ちいさな旅っていうか(安すぎます。笑)。
何ていうか、ひとつだけじゃなく、色んな方法で、経路でたどり着けるってことは楽しい、いいことだと思う。

2003/11/28 まずは脱出しようとしたい 救いを求めたい

薬を飲むことについて色々と気持ちや考えがあると思います。体を変える、働きかける作用を持つ化学物質である薬、それを体の中に入れるということ。そこにあるのは前向きだったり希望だったり救いを求める必死さだったり、絶望だったり、後ろ暗い気持ちだったり、敗北感だったり、よくも悪くも依存する気持ちだったり。そして短期間服用と長期間服用でもまた気持ちや考えが違うと思います。
ある先生が「眠れないジジババに出す薬」と笑う薬が、別の人にとっては飲むのにすごく覚悟がいるものだということもあるだろうし、ある人が特別に信頼する薬が他の人にとっては何よりも嫌な忌避したいものだということもあるだろうし。人それぞれ、病気も症状もそれぞれ、何を思ってその薬を口にするのかもそれぞれで同じなんてことはありえない。ある意味では、気持ちがわかるなんてこともありえないかもしれない。経験を元に理解しようと、共感しようと思うからこそ「わかるような気がする」だけかもしれない。そのことでさえ人それぞれ。
これはしょうがないことだと思う。でもしょうがないという意味は突き放してるだけではなくて、悟りというか理解でもあるし、割り切った前向きさは決して悪いことではないと思う。そしてそういう開き直りがないとうまくやっていけないような私の闘病生活(内容とか期間とか含め)があっての考えだし。

薬を飲むという治療を選択するならばそれが治療のための、自分で選択したツールだという自覚とプライドが必要だと思いますです。本当にそれも人それぞれだと思いますが、私自身はそう思ってます。
ってそれをいちいち口に出して確認しなくちゃいけないところが私のよわっちいところかも…。修行が足りないなあ。

頭痛と冷えをいっぺんに軽減できる方法、それはもしかしてストレッチなのでは…と思う今日この頃。筋肉動かせばコリがなくなって、血液の流れがよくなりますもんねえ。運動とかストレッチというと何か面倒くさいとか思っちゃいますが(思うな…)まずは自分の部屋で出来る程度のものでもいいから肩とか首とか手足を自覚的に動かして、それを続けるということからはじめてもいいんですよね(こんな簡単なことなのに…。笑)
テレビでやってた血流がよくなるストレッチ、仰向けに寝て手足を上に突き上げてぶるぶる動かしたり前後に動かすというのを寝る前にやってますが、手足にたまった血が下に下りてきてすっきりしますです。足を上げて寝ると血が下がって疲れが取れますが、それを短い時間で出来るという感じ。手足を真っ直ぐにしたまま前後に動かす(歩行動作みたいな感じ)と腹筋も鍛えられるような感じがします。キツイけどちょっと気持ちいい。端から見るとひっくり返って手足をもそもそ動かしてて何事!?って感じですが(笑)。
あと今や自己流入ってるかもしれないですが(笑)弓道の構えをやるのもいい感じがします。足を肩幅に開いて、腰を落として重心を据える感じ、体の芯を真っ直ぐに置く感じ。力の流れを真っ直ぐにしていく動作の流れ。心がゆっくりと折り目を正して背筋が伸びる感じ。ストレッチという意味ではあまり効果はないのかもしれませんが、でも心身がリラックするのが目的なのでいいのかなと思ったり。そして和でも洋でもいいからまた弓をやりたいなあなんて思ったり。

2003/11/27 それは悲しむようなことじゃないとぼくは思う

SING LIKE TALKINGはやっぱりいいですよねえ…。世の中も人と人とのあいだのこともシビアだけど、悪いことばかりじゃないと胸があたたかくなるような、明るくなるようなそんな気持ちになりますです。仕事中も聴いてたいなあ(笑)。

最近は忙しいっていうか何ていうか…。これでいいのかなあと思うことは色々あります。さっくりと決断し、行動に動かすようにしようと自分に言い聞かせてみたり。とりあえず頭痛はないです。たまにじわっと痛くなりそうになるけど、まあとりあえず。

止まってる暇はありません、隙なく動いていかなくては。本当に。頑張れ私。

2003/11/23 懐かしい、それでいて切ない花

昨日の神経ブロックの効果か、割と体調いい感じ。木曜、金曜と熱っぽい頭重感もあったんですが、それもないです。精神的な安心感だとしてもやはり神経ブロックはいいみたい。コンスタントに受けるようにしよう。

今日は英会話に行って、ぶらぶら本屋とか文房具屋を見てきました。まとめてじっくり見るというのは楽しくていいですね。あれもこれも欲しくなるのが困りものですけど(笑)。語学テキストはいつ見ても色んな本が英語は必ず身につく!簡単に身につく!というので励まされるような焦るような。そして最近また料理ブームなので(何か不定期に盛り上がりがくる)レシピ本を見てきました。自分で作りたいというより料理とそれにまつわる雰囲気を見るのが好きなので(何か幸せで温かい気持ちに満たされます、たまらなく)綺麗な雰囲気のある写真がたくさん載ってる本がいい。あと「和食」とか「休日に楽しむパーティ」とかある特定のテーマに統一されている完璧に美しいメニュー。素敵だなあとうっとり眺めてしまいますです。

そして久し振りにCD屋に行ったら(レンタルCDには行くんですが)SING LIKE TALKINGのニューアルバムがあるじゃないですか!(なんという遅さで気づくのか)。2年ぶりのアルバムなんですねえ…いつも聴いているからそんな前のアルバムだとは思いませんでした。とにもかくにもわくわくどきどきしながら購入。
音楽は特に詳しくもこだわりもなく流行には疎く、自分の気に入った曲を聴き続ける私ですが(最近はテレビで使われている有名名曲洋楽オムニバスを聴いてます。色々聴けるから楽しくていい)SING LIKE TALKINGは別格ですごく大好きです。メロディラインもボーカルも歌詞もすべてが沁みるように美しく、透明で、凛としているのに軽やかでしなやかで、聴いていてすごく心地いいです。詩的な綺麗な言葉なのに、絵空事を歌っているわけではなく、切なくなるほどリアルで、でも希望もあって、切ない曲でも心が前向きに浮上する感じがあって、そこがすごくいいなあと思いますです。気持ちよく素直にテンションが上がるというか。
そんなに好きならアルバムを遅れずにチェックしなよと云う感じですが…(汗)。とにもかくにもニューアルバム嬉しいです。うっとり。

2003/11/21 日はまた昇り繰り返す

今日はひさびさにペインクリニックに行って来ました。診察はタテボン先生で、イミグランについて訊かれたので、「頭痛は治まると思いますが、使った後気持ち悪くなるんです」と云ったら、「そうなんだよね、こういう薬は経口でも点鼻でも気持ち悪くなるっていうのがあるんだよね」との答え。でもその言葉の後に「だから…」とか「でも…」とか続かないんですよね。気持ち悪くなるけど、どうしようもない。対処としては我慢して使うか、服用を止めるか、どちらしかない。なんというか無責任のような、それで完結されても…と不満のような、中途半端な気持ちになりますが、しょうがないことなんですよね。慢性的なものであること、病気であってある意味病気ではない後遺症であること、だましだましうまく付き合っていくしかないものであること、そういうことを考えたら医者にとっても患者にとっても出来ることは限られている。ていうか、ない。

以前はこういう「どうしようもなさ」、展開のなさが本当に辛くて、悔しくて、苛立ったけれども。本当にしょうがないことだと思う。諦めと慣れ、いい意味と悪い意味とのそれでそう思います。医者に、医療にしてもらえる最大のことはここまでだなとちゃんと把握しないと患者としてもやっていけないんですよね。「治す」ということ、「治る」ということ、現実に「病後」を生きていくことについては期待と失望と幻滅とシビアな現実感と優しい手触りと色々なものがあって、ギャップも大きくて戸惑って苛立って涙が出ることもありますが、でも本当にそれを含めて闘病ってことなんですよね。誰もがきっとそれぞれ経験して初めて分かることなのかな、という感じもします。それはつらいしんどいことでもあるけど、自分の方法で、自分の道順で納得することが出来るということでもあると思うので、そう悲観せず、チャンスも多いと思って、進んでいけたらいいと思いますです。期待と現実と自分の気持ちのバランスをうまくとって。

診察はタテボン先生でしたが、処置室に行ったらアベ先生がいて、ちょうど手があいてたみたいで、看護師さんがアベ先生を連れてきてくれました。私がいつもアベ先生アベ先生云ってるから…(ちょっと恥ずかしい)。でもやっぱりアベ先生だと安心しますです。ちょっとした表情とか喋り方とか姿勢なんですけどねえ(でも大事なことですけど)。
星状節神経ブロックをしてもらって、いつもの薬を貰って(デプロメール、デパス)、イミグラン点鼻は5回分貰いました。使うとくらくらして仕事とか生活に支障が出るんですが、でも痛いときに使えるのは今のところこれが一番だと思うので。マクサルト(エーザイのトリプタン剤)はもうしばらくしてから訊いてみよう。今のところ特に話題になってみたいなので、どうなんだろう…ってまあトリプタンなんですけど(鼻が痛くなるに違いない…←根深い…。笑)。

最近のドーピング。鎮痛剤はイミグラン点鼻、バファリンプラス、ケンタンを使ってます。今週は熱が続いたのでバファリンがメインでした。一週間で飲む回数は減ったけど、一日で飲む量は増えたかも。飲むと気持ち悪くなるのでなるべくぎりぎりまで我慢しているので、トータルの飲む回数は減って、でも我慢の限界が来て薬に頼るとなると連用してしまうという。だらだら飲むよりはいいかなとか、苦しみは短期集中で、とか思ってるんですが(いっぱいいっぱいのときならではの破綻思考だ。笑)こういう飲み方のほうが体には負担になりますかね…。うーん…。

自然療法では、どくだみ茶、よくいにん、黒酢とマヌカハニー(黒酢だけだとキッツくて飲めないので、薄めてさらに貰ったマヌカハニー入れて飲んでます)を毎日続けてます。あときな粉ドリンク(牛乳にきな粉混ぜて飲む)。にがりは思い出したときに(笑)。…なんか頭痛克服とか体質改善というより美肌メニューですね(笑)。でもいいことなので続けます。
そうそうコーヒー断ちは続けてます。寂しい気もするけど、体にいいことですからね!頑張りますですよ。頑張ったらご褒美にたんぽぽコーヒーを買うんだ!(笑)。

2003/11/20 このまま墜ちていくのもいいかもしれない

体調はまあまあですかね。ものすごいだるさと眠気で痛みも熱もいっしょくたにあいまいになってきている感じ。眠たいなあ…。体力ない証拠だなあ。まるで電力切れそうな機械のように動きが鈍くなっているのが自分でもわかる、でも眠くてだるくて動けない…。

何か本当は私が思ってるほどのことはないのかな、とあらゆる面で思ってみたり。案外うまく抜け出せるかもしれない、でもそれはそれで力が抜けるかもしれない。現時点では判断も見通しもつかないことばかり。

今日は酉の市に行って来ました。雨もちょうど止んで賑やかな人ごみのなかずらりと並んだ露店をひやかしてきました。焼きとうもろこし、たこ焼き、お好み焼き、じゃがバター、こんぺいとう、綿菓子…とたくさんの露店があって、あちこちから香ばしい、いい匂い。寒くて暗くて、その分露店のランプがいやに眩しくて、何だかちょっと早めの初詣みたいなわくわく感がありました。金魚すくいとか射的とか、やらないけど見てるだけで楽しいなあ。

そして酉の市といえば熊手。そびえたつように大きな屋台に飾られたきらびやかな熊手はまるで舞台装置のようでした。きんぴかで、でも俵とかちょうちんとか素朴で可愛い感じの飾りがついてて、賑やかで華やかな熊手。持って帰れるの?っていうくらい大きな熊手とか飾られて、思わずしげしげと見上げちゃいましたですよ。ホスト集団が店の宣伝をかねてひときわ大きい熊手を持ってぞろぞろ歩いているのを見たときも思わずしげしげと見ちゃいましたですよ(笑)。すげー。

何か未だに景気悪くて暗いニュースばっかりの世の中で、嫌になるというかもう投げやりのような気持ちになっちゃうけど、これだけたくさんの人たちが願うように期待するように来年こそいい年になるといいなあと思いましたです。色んな意味で実りの多い年になるといいなあ。

2003/11/18 あの高い空の先に待つもの

何だかまた急に寒さが厳しくなりましたねえ。11月中旬なので当然といえば当然なんですが。朝家を出ると息が白いのでびっくりしてしまいますです。でもまだコートは早いような気がして着てない…。
コーヒー断ちをして一週間くらいですが、まだ効果はよくわからないです。当たり前か…。相変わらず死人のような、冷たい水に浸っているような手と足…(ホラー…)。しょうが紅茶がいいということなので試してみようかなとか思ってます。今年の冬は冷え性撲滅キャンペーンですよ!(鼻息)

最近何だか熱が出てますです。37度くらい…というと何か全然平熱みたいなんですけど、私の平熱は36.4度以下なので(虚証でーす、新陳代謝悪い虚弱体質でーす、低温動物でーす、爬虫類みたいと云われたことがありまーす。アハハ…)結構厳しいものが…。頭の芯がずぐずぐ痛いようなぼやけるような感じですごくだるい…。頭がぞくぞく痛いという感じ(日本語としては変だけど、私の体調としては適切な表現)。風邪かなと思ったけど、でも特に咳も喉の痛みも鼻がどうこうもないので、単なる(?)熱だろうなあと思ってます。そろそろバファリン飲もう…(鎮痛剤は飲むと変なことになるので控え気味にしてます…←それでもバファリンを最終的に一番いい薬だと思って頼っているところがいじらしい)。

頭もすぐ痛くなるけど、熱が出やすいのも何とか治さないといけないところだなあ…と思いますです。でも漢方で解熱作用があるのを飲んでたら(釣散籐とか)H先生に「君はただでさえ体が冷えてて新陳代謝悪いのに、そんな体の熱を下げるようなもの飲んでどうするの」と叱られたことがありました。体を冷やすのは良くない、でも熱は下げたいって難しいですよねえ…。うーん…。いっそ熱を下げずに燃えに燃えて代謝を良くしたほうが健康になれるのかしら(別の人格になりそう…。笑)。

2003/11/16 「ずっと一緒だったんだから仲良くしよう。お互いがんも、僕も、これ以上もがくのはやめよう」

がんの新しい治療としての代替医療、統合医療を取り上げたニュース番組を見ました。現代医学(西洋医学)を行いつつ、それを補うもの、別の治療としてさまざまな東洋医学、自然療法を組み合わせて取り入れていくという統合医療の考え方、姿勢。こういうことが本当は人間として自然なこと、本当の意味での「癒す」ということなのかもしれないですよね。病気と向き合い、自分を見つめなおして、一度は失われた自分への、自分の人生、体への信頼を取り戻して絆を新しく作り上げること。あるがままを受け入れて生きていくこと。失ったものの代わりに、新しいものを求める、幸福になるための心の旅。それは本当はすごく苦しくて辛くて、難しいことだと思うけれど、ある意味は病気になったからこそ得られた貴いものだと思います。

「ずっと一緒だったんだから仲良くしよう。お互いがんも、僕も、これ以上もがくのはやめよう」というのは統合医療を受けている患者さんの言葉なんですが、共感というか胸打たれるというか、聞いていて思わず涙が出ました。こういう姿勢ってすごくいいと思う。素敵だと思う。がん(腫瘍)を敵とか異物とか見ない考え方。自分の中から生まれた自分の一部みたいな考え方。私の場合、先天的な腫瘍だったので「ずっと一緒だったんだから仲良くしよう」という気持ちがすごくわかります。腫瘍って「悪いもの」だけど、ある意味では私が持っていた「悪いものを引き受けてくれたもの」だったのかもしれないなあとか思ったりもします。だからこそがんは自分の力で(意識で)治るということが可能な病気でもあるんだと思うし。「異物」であったとは今でも思えない。

病気にならなければもっと別の形の幸せがあったのかもしれないけど、病気になったらなったでそこにもちゃんと美しい幸福が用意されている。病気は幸せに手を伸ばすチャンスを教えてくれる。ある意味で人間は病気に絶対に侵されない、負けない生き物なのかもしれない。そこまで強い生き物ではないので苦しむけど、辛いことはたくさんあるけど、本当はそうなのかもしれない。そう思いました。

現代医療と自然療法のあいだにはまだまだ理解不足とか偏見とか色々溝がありますが、そして患者自身のなかにも現代医療、自然療法に対してそれぞれ過剰な過信とか逆に強い不信とかありますが、その溝が埋まっていくといいなあと思います。患者の意識と手で繋がっていくといいなあと思います。幸福になるためのツールとして活かされ使われるといい。

2003/11/15 揺れる、笑う。

今日はひさびさに渋谷に行って来ました。いやあ若い人がたくさんいて賑やかでどきどきしますですね(笑)。こういうところにはある程度定期的に行っておいたほうがいいかもしれないと思いました。何かこう若さを取り戻すというか危機感覚えるというか(何だか微妙でいやだな。笑)。
とりあえず片隅のほうでこっそり大盛り上がりという感じで飲んできました。日本酒を久し振りに飲んだ気分。何かくいくい飲めちゃいましたですよ。おかげで帰り道ずっとぽわわとしてました。いい気持ち。夜景がいやに綺麗に見えました(笑)。

2003/11/14 手のひらで残酷に握りつぶそう、この闇を

ぺインフルライフです。ずきーんとこめかみあたりに痛みが突き刺さってしばらくその痛みが頭に響くというか染みるというか。うー。我慢してれば治まるけどまたしばらくするとずきーんときて以下エンドレス。ずっと絶え間なく痛いのも嫌だけどこういうのもなあ…。鐘みたいだ…(我ながら新しくていい喩えだと感心←余裕じゃん。笑)。
ペインクリニック行ってなくて薬が切れちゃってることが無意識に不安とか何とかになってこういう痛み方になってるのかも。単に疲れてるだけかもしれないですけど。うー。

とりあえず今の私に出来ることは疲れをとるためない、とペインクリニック受診だと思うので、自分の出来ることを出来るだけクリアしていかなくては。意識的に、意図的に、理論的に対応して処理していきたい。何処かが悪くなったとしても完全に機能がダウンしないでいたい。自分で動きたい、動かせる状態でいたい。

2003/11/13 船は要らない、自力で陸まで泳ぐから

昨日は夜から頭が激しく痛くなりました。もうひさびさにひどい頭痛。頭がガンガン痛んでじっとしていられないくらい。変な演技みたいですが、本当に頭を手で抱えてしまう。うめき声が出そう。多分この日すごく根を詰めてパソコンやったのと日頃の疲れと寝不足と仕事とか仕事とか仕事とかのストレスのせいで頭痛くなったんだと思いますが、ちょっとあんまりにも激しかったので、ちょっと怖くなっちゃいましたですよ。脳の血管とか圧とかが悪いのかな…とか(不安になりすぎだと思いますが)。
こういうときに視界がちゃんとしている(ブレたり揺れたりしない)、耳が聴こえる、手の感覚がある、ということで安心します。自分の体の感覚を手探りで探して握って縋って、それがすごく支えになる。痛みを感じるのと両立して存在する感覚で救われるというのは何だか変な感じがしないでもないけど、確かなものだと思う。

よろよろと倒れこむような感じで横になったけど、あまりの痛さにのたうちまわりたいような、じっと動かないでいたいような、なんとも云えない気持ち…。咄嗟に出てきたのがゾーミッグだったのでそれを飲みましたが、何かよくわからない。飲んだのと飲んでないのとで特に違いが自分でもわからない…(ドーピング者失格…)。うう…。

朝起きたら普通のペインフルライフ程度になってたので(←ペインスケールおかしいですよ。笑)ちょっと安心…。油断は禁物、無理はしすぎないように気をつけないと…。あんなに痛いのはもういやだ…。

2003/11/12 鼓動、僕らを導くもの

健康に並々ならぬ情熱と関心を持つ健康マニアの私が(それはもう病的なまでに。笑)今すごく気になるもの、それは週刊「漢方LIFE」。漢方の知識、薬膳、ツボのことが載っている入門書みたいな感じ。デアゴスティーニの週刊ファイリング雑誌(というのかな)、今度は漢方か…とちょっと可笑しいような気持ちになりましたが(PCサクセスに始まりついに漢方かあ…。笑)。うーん欲しいような、でも毎週ファイルするのは面倒だし、かさばりそうだし。でも創刊号はファイルがついて290円だし、薬膳レシピが載っているのもいいなあと思うし。でも内容見てみたら、うーん、すごくいいような、これなら普通に1冊の本にまとまってる専門書を買ったほうがいいような…。うーん。証(体質)チェックが出来る(チェック用ペンつき)か…私、自分の証はトラウマになるほどよく知ってるからなあ…ええ虚証ですよ、猛烈にどうしようもなく虚証ですよ!(H先生のありがたいご診断)。うーん、しばらく検討しますです…(気になって仕方ないらしい)。でも来週になったらもう2号目が出ちゃう!どんどん続いちゃう!

薬膳料理教室行って以来コーヒー断ちをしてます。代謝が悪くなる、血がドロドロになる、体が痛む、だるいとかの原因は体が冷えることで、コーヒーはその体を冷やすものだと聞いたので。確かに私、ものすごく冷え性で、普通にしてても手足が冷たくて、今の時期はホント死体のような冷たさ(死体の手みたい、と整形外科の看護婦さんにビビられたことがあります…ハハ)。あまりに冷えすぎて手が痛かったり、骨折したところがずきずき疼いたりしますし…。これはさすがにちょっと体に良くないかなあ…という気持ちでいっぱい。そして逆に体があったかくなって血液の循環が良くなれば片頭痛的な頭痛が減るんじゃないかという期待もあったり。
そんなわけでとりあえず体を冷やすコーヒーをやめてみようとあいなったわけです。いつもだったら冷えにいいというサプリや食品でドーピング!なんですけど(まあ既に普段からビタミンEは摂ってますけどね。笑)考えというか姿勢を見直して、プラスになるものを積極的に摂る前にマイナスから減らしていくのがいいかな、自然かな、と(これって薬膳やってて身についた考え方だと思います)。ドーピング人生をひた走る私ですがちょっとは成長したって感じ。

コーヒーは味が好きというのもあるんですが、カフェインの刺激と鎮痛作用が好きなんですよねえ。鎮痛作用というのは私が最も重視するところですからね!ひそかに脂肪燃焼作用も好き…(効果はあまり感じたことないですが。笑)。頭痛かったり、だるかったりするとついどうしてもやっぱりコーヒー飲みたくなっちゃうんですよねえ。飲めばすっきりするかも、と思っちゃう。中毒っていうか信仰っていうか…(笑)。
でもより根本的な健康と快適のためにコーヒーはやめますですよ!

その代わりに飲んでいるのは黒豆きなこ。あっためた牛乳に溶かして飲むと砂糖入れてないのにほのかに甘いような感じがして美味しいです。普通のホットミルクよりも栄養ありげで体あったかくなるのも好きです。そして大豆のサポニン、イソフラボンなどが健康はもちろん美容にもいい!という。うーん、素晴らしい。

2003/11/11 それしかないのだということを悟って、言い訳をしなくても相手を受け入れる準備をしよう。

さあ動こう。現状の打開または形勢逆転を目指して。何度でも何度でも開き直って、立ち直って、リカバリーして走り出そう。そうすることが私のプライドで取り得だと思うのならば。

今日はがんセンター。定期検査の結果を聞きに行ってきました。まあ問題はないだろうと思っているけど、それなりに緊張するのが我ながら不思議。病気から離れて「社会」または「一般の生活」に馴染んで慣れてきているから、その度合いが強くなるほど、病気への怖さは強くなるのかもしれないなあと思ってみたり。診察とか会計の待ち時間に院内を色々歩いたり見たりしたんですが、懐かしくておそろしいという気持ちになりました。私の生活から離れない、でも「非日常」「非現実」のように見えるもの、場所、空間。存在感(深淵という表現を思い出す)。これほどのものと私は「現実的な日常の」生活を営みながら一生付き合っていけるのかな。バランス崩して落ちたり引き込まれて逃れられなくなったりするのかな。…社会人としても病人としてもそれなりにキャリア積んで、それでもこんなこと思っちゃうのは私が弱い証拠で、病気との距離感を掴んでなくてこだわりすぎてるからかもしれないけど。
いい意味で忘れず、とらわれず、私は今現在進行形の日々をうまく過ごしていかなくては。病気を克服するって、病気の後を生きるってこういうことを含めてのことだと思う。

診察結果は問題なしでした。ほっとしましたです。とりあえず1年無事過ごせておめでとう。また1年健康に過ごそう。
そして会計も無事済ませました。前回の画像診断料も払いました(ほっ)。これですっきり無事に定期検査終了。よかったよかった。

2003/11/08 やさしくなって明日を待とう

今日は薬膳料理教室でした。テーマはくるみ。くるみといったらお菓子、というイメージがありましたが、炒め物も作りました。グルテンミートとブロッコリー、なつめが入った色鮮やかな炒め物。シンプルなんだけど、複雑な繊細な味わいがあるのが薬膳の素敵なところだと思いますです。最初の頃は物足りないような拍子抜けするような感じを覚えたりしましたが(グルテンミートとか、見た目と味のギャップもいちいち驚きでした)、慣れたというかそれも楽しくなってきた感じ。この素材、この調味料でどういう味になるんだろう、という興味を覚えたり。長くやっている割に大した進歩じゃないですけどねえ(笑←笑いごとじゃない)。ゆっくりじっくり自分の体と生活に馴染ませていけたらいいなあと思いますです。いいとこどりで楽しくね。

今日はアシスタントだったので思ったことですが、調味料とか道具とか下ごしらえとか、前もって順番に従って準備を整えてそろえてから、料理を始めるって何か楽しいですねえ。自分がやっていることがわかるし、先のことが大体つかめるので反応とか対応がわかるし、何か自分がきびきびした人のように思えたり(笑)。「つくる」って大事なことだし、面白いことだなあと思いましたです。普段は「面倒くさいなあ」とか思っちゃうんですけどね(笑)

料理にまつわることって、食べることって楽しくて暖かいものだなあ。心をつくすこと、知恵を使うこと、思いやること。大事な人の幸せを願うこと。普段意識しないけど、そういうことを実感できるのが薬膳勉強してて一番楽しいことだなあと思いますです。心が満ちるような気がします。

帰りは川崎大師に行って来ました。何だか好きな川崎大師。浅草や巣鴨を思わせる表参道、お店いっぱいに並べられた達磨の色の鮮やかさ、久寿餅が売られているお店はいつも何だかがらんとしているところとか、たんきり飴売りが賑やかなあいだをすーっとすりぬけて通っていくときの感じとか、参拝客がいるけど、そのあいだを夕暮れが漂っているような薄い少し寒いかげりの感じとか。何となく音の静かな、けれど色の鮮やかな映像を眺めているような気持ちになりますです(こういう感じを写真にうまく撮れたらいいのに…)。

おみくじ引いたら大吉だったので嬉しかった。たゆまず真面目にしっかりと頑張ろう、とひとり胸に誓ったり。

2003/11/07 顔をあげて幸せだと云えるその日まで

色々面倒くさいこと、嫌なことが多いけど、そこを知恵や努力やスキルで楽しくしようとする、出来るのがそれなりに年くった大人だと思うんですけどね。結果が伴わないのに前向きなことばかり云ってる私は幼稚だけど。

ペインフルライフは相変わらず。ズキッとくる痛みが多かったので、イミグランを使ってみました。鼻痛はもうないみたいです。塩素くさいプールの水が鼻に入ったような感じはしますが(笑)。ただその代わり、異様に頭の中がくらんくらんします。眩暈というか揺れるというか。頭の中の一層に水が入ってそれが揺れているみたい…重くて揺れてて、振り回されているような感じがして気持ち悪くて。まあとりあえず一応痛みは消えるので(ていうかそれどころじゃない。笑)まあいいかなあ…。…イミグランについては本当に色々よく考えたほうがいいような気が…。ちょっと鎮痛剤としておかしいような気が…(本当におかしいのは私に違いないんですけど。特異体質ですからネ!)

2003/11/06 人を傷つけない、自分を崩さない、そうして生きるために必要なもの

ペインフルライフ。相変わらず。うーん痛い…と頭をじっと抑えたくなるような痛み方。イライラしたりしないので、ある意味穏やかな痛み方なのかも…。寒くなって微妙に鼻がぐずぐずするのでイミグラン点鼻は使わないでいます(でも鼻がクリアでも使ったかどうか…。相変わらず微妙なイミグランとの関係…。笑)。週末にペインクリニック行けたらいいなあ。薬ももうすぐなくなっちゃうし。

がんセンターの診察は来週になりました。休みもらえたので。よかったよかった、これで今年の定期検査も区切りがつけられます。とりあえずほっとしますです。来年は検査と診察の間を短くして、さくっと終わらせるようにしたいなあ。

診察料をまだ払ってない、といったので思い出しましたが、一部の病院ではクレジットカードが使えるATMで時間外でもいつでも診察料払えるシステムを導入しているそうで。時間外でも払えるし、高額な診察料でも現金持ち歩かずに済むし(入院患者は部屋に高額のお金を置かずに済むし)、病院側も事務が減るし、未収金対策になるし、高額の現金を保管しないでいるということは防犯対策にもなるし、いいことだと思うんですが、でも診療体系が普通じゃないのに(どういうシステムでこの価格になるのかわかりにくい診療報酬制度)こういうところだけ一般的な方法というのは何だかなあ…とちょっと思いましたです。何かねえ…。

2003/11/04 何処まで逃げようか。この壁のなかで。

自分はならないだろうという前提のもとに「なりたくない」ものとして病気が語られるのを聞くのは何だかなあ…という気持ちになりますです。怖い、嫌なものであると同時に、誰もがなりえる病気だし、語っている人は悪意ではなく、世間話というか一般の仮定というか共通の想定なので、たまたまその病気を「知っている」私が居合わせてその話を聞いているからって目くじらを立てるべきことでもないし。立てたら感じ悪いというか、それはそれで私自身そのものが何だかなあという感じだし。ただちょっといたたまれないなあと思うけど、あくまで私の側の事情だし。逆に私だって自分が「知ってる」病気以外の病気については(自分では偏見だと認識していない)偏見を口にしてることがあるだろうし、思ってるだろうし。私が知っていることが自分にかかわりある一部でしかないのと同じように、他の人にとって知っているのは一部だし、その人について私が知っているのも一部だし(たとえば語る事情だとか思いだとか背景だとか)。

それぞれが心の中に持つ経験や思いは計り知れないし、推測するのも想像するのもやはりどうしても限界があって、それだから傷ついたり、嫌な思いさせちゃったり、溝というかある種の孤独、孤立感を感じてしまうんだろうなあと思う。「病気をした」側の人間で感じる溝があるだろうし、「病気をしてない」側だからこそ感じずにはいられない溝もあるだろうし。どちらがつらいとかではなく。それは本当にそれぞれお互いに深く埋めようもなくあると思う。ときどきそれにひどく感情が波立たせられることがある。良くも悪くも、どうしてもある。

ただ、病気が個別の属性だとしても記憶だとしても、何かの形で広げられるといいなあと思います。それぞれの思いのもとに存在するものだからこそ、悪い方向にばかり行かないといいなあ。難しいけれど、云いながらもよくわからないでいる部分がすごくたくさんあると思うけど。
悪いことでは決してない、そのどれもが。活かすことが必ず出来る。そう思う。希望にしたい。

2003/11/01 11月になりました

今日は薬膳料理の昼食会、メニューは韓国風ということでいそいそと津田沼のあたりまで出かけてきました。遠そうなイメージがあったけど、うまく快速に乗れたので(そしてその電車のなかで爆睡してたので。笑)そんなに遠い感じがなかったです。雨が降った後の薄曇の日、見知らぬ街の見知らぬ電車というのに妙にどきどきしたり。遠出っていいな、楽しいな。しかもその遠出の目的は昼食会なので幸せうきうき感倍増ですよ。うきうき。

韓国料理って焼肉!ってイメージがあるけど、ナムルとかキムチとか実は野菜を食べる量が多いんですよね。なので韓国風薬膳というのも何となくわかる、と思ってましたけど、実際はそれ以上でした。野菜はもちろんたくさんあるんだけど、グルテンミートとかも入ってて、味も見た目もすごく多彩。キムチの漬物もあるし、杏仁のスープ、鯛のアラのスープ、ビビンバもあるし(米が古代米と黒米で、具が金針菜とかモヤシとか)蒸しケーキのデザートもあるし。韓国風薬膳料理というより、韓国料理の要素と薬膳料理の要素が融合して調和して、新しい美味しい料理が作られている、という感じでした。お腹いっぱいになるんだけど、気持ちよく食べられちゃう。食べた後体が温かくなるような感じがする。食べるって体にとって大事なことだなあ…としみじみ改めて感じましたです。
大勢の人となごやかに会食っていうのもいいなあ、別に特に喋らなくても何か楽しい。何か色々なものをじんわり噛み締めて味わった、という感じでした。心もお腹も満たされました。

薬膳そのものもすごいけど、食に対してこうして真面目で温かく目的意識持って向かい合う、というのがすごいなあ…と改めて思いました。

最近の新ドーピングメニュー(笑)は漢方(漢方っていうと何か色々トラウマが多いですが。笑)。「よくいにん」という粉末を飲んでます。もとはハトムギで、肌荒れにいいそうなので(まだ肌荒れひどい…)買ってみたんですが、解熱・利尿作用、筋肉のひきつりなどにも効くそうで(さらに長期で飲むと滋養強壮効果もあるとか)。筋肉の緊張をほぐすのに効くなら筋緊張性の頭痛がやわらぐかも、と期待してみたり。解熱っていうのもいいですよね(頭痛いときは微熱もあるし)。効能書きで勝手に期待しすぎるのはよくないですが、でもちょっと期待してます。飲み続けないと出る効果も出ないと思うので、これから毎日3回せっせと飲むようにします。

ペインフルライフ。何かたまにずきーんと重い痛みが目の奥からわきあがってくる…。重いけど、きちんと鋭さや衝撃もあって痛い。うーん痛い…と思って一瞬動きが止まってしまいますです。何なんだろう、疲れが目にたまりすぎてるのかな。肩、目の疲れにいいというキューピーコーワiを飲むのをやめたからかな(でもあれ高いからなあ…。そんなにすごく効くという感じもなかったし)。しばらく様子を見ます。見極める前にペインフルライフが終わってくれればそれでいいんですけど(いい加減…。笑)。



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