2003/07/31 希望と現実、そして

今日は7月31日。手術をしてからちょうど6年目になります。もうそんなに経ったのかあ…と改めてしみじみしますです。悪いままのところもあり、よくなったところもあり、未だに現在進行形で終わってない部分もありますが、とりあえず6年間無事にやってこれてよかったなあ、と思います。

このまま寝たり起きたりで過ごしていくのかと不安にかられたりしたこともあって、社会人になれて嬉しくて、でも社会人になったらなったで自分の能力不足が悔しかったり苦しかったり、壁にぶつかってぐるぐるまわってるだけで惨めだったり、このままでいいのかな、と思ったり、それはそれで苦しいことも色々あって(つらいんだなあ私…。笑)、でもそういうことも今生きてるからこそ経験できることで、やっぱりそれはとてもありがたく嬉しいことだと私は思います。

つらいことも嫌な思いも色々あるけど、やっぱり色んなことを観たいし触れたいし、感じたい。自分で動いていきたい。前にいきたい。経験するチャンス、経験を力に変えられるチャンス、生きていることでそうしたチャンスを与えられている。そのチャンスを最大限に活かしきれているとは云えない現状ですが、いつかは活かせるようにしたい。そう思います。改めて心の底から強く。

これからも頑張りたい。すべての経験を力にしたい。強くなりたい。

2003/07/27 この海はひとつだ。

昨日ずっと寝て過ごしたら熱はとりあえず下がりました。よかったよかった。やっぱりこの時期は自分で思っている以上に体力消耗しちゃいますね。暑かったり寒かったり、夏の前の不安定な時期。って本当ならもう十分ばっちり夏になってる時期なんですけど。梅雨が長いですねえ…。早くすっきりと季節が変わって欲しいです。

今日は友達と山下公園にある氷川丸のビヤガーデンへ行って来ました。昼、日が差してるときは暑かったのに、夕方になったら曇りがちで風も強く、船上ビヤガーデンは涼しすぎるものがありましたが(笑)。でもゆっくりと暮れていく海の上、ライトアップされるみなとみらいはきらきらと綺麗で、いつまでも見飽きませんでした。暗い海のたゆたい。あかりの揺らめき。友達といつものように濃ゆく盛り上がりつつビール飲むのは楽しかったです。途中ハイネケンガール(ハイネケンのキャンペーンのお姉さん。目を疑うほどスレンダーっぷり。そして美人)と興奮しつつ写真撮ったりしたり(笑)。

食事とお酒とおしゃべりでいい感じに満たされて船を降りたら、それでもまだ7時半くらいだったので、近くのバーへ。古本とジャズと車工具に溢れた誰かの部屋のようなところ。眠くなりつつとりとめなく話をして過ごしました。黒ビールとキスチョコってあうな…(今日の素朴な発見)。
あの妙な居心地のよさ。いつもながらに不思議な濃ゆい空間と時間。何だかすごく自然な感じに満たされます。いいなあ。好きだなあ。

2003/07/25 記憶の底に敷かれたやわらかい薄いシーツのような

昨日の夜から熱が出てずっとだるだる過ごしてました。仕事からの帰り道、何か頭の中がぞくぞくする(日本語変ですけど感覚としては正しい表現)と思ってましたが、冷房効きすぎの職場から変に蒸し暑いような外に出たから体温おかしくなってるだけかも、とも思ってたんですよねえ。しかしどうにもぞくぞく感がおさまらなくて、体がだるくて動きたくないような感じなのに、意識は妙に冴えているというか昂ぶっているような落ち着かない感じで、熱を測ったらやっぱり熱がありました。37度4くらい。普通はこのくらい平熱レベルらしいですけど、私は特異体質の虚弱体質で平熱が36度越えないくらいなのでこのくらいの熱で具合悪くなっちゃうんですねえ…(弱)。

解熱剤がバファリンしかなかったので飲みませんでした。鎮痛剤として飲みまくったせいで、飲むと眩暈ふらつきがして気持ち悪くなるんですが、それが脳裏をよぎって何か飲もうという気持ちになれませんでした…。飲んだら今よりもっと頭のなかがくるくるして気持ち悪くなるんだろうなあ…と気が滅入ってしまいました。…薬って…、私のドーピング人生って…(ご利用は計画的に…。笑)。

冷えピタがあったのでそれを気休めに貼ってました。具合悪くなると冷えピタを貼るので、冷えピタの冷える感触とか匂いとか何か懐かしいような切ないような不思議な感慨を覚えますです。具合悪いとき、いつもこの匂いがするなあ…。具合の悪さにすっかり体を投げてしまって寝ているだけの状態の自分への微妙なかなしさと妙な開き直りというか冷静さ、少し手触りの遠い感覚。色んなものから離れている、という意識。そういう病気のとき感じた、感じることを強く思い出します。いいものとはいえないけど、身近な、受け入れがたいものというわけでもなく。ある意味感傷的で、でも何処までも現実的な感覚。

2003/07/24 誰も知らなくていい 私さえも知らないままでいい 

とりあえずとにかく自分の中でうまく飼いならそう。感情、葛藤、不満、プライド、意欲、色々な動きを後ろ向きではなく、奥へ向けて統一してみよう。そしてひとつ真っ直ぐな正しいと信じられるものを作ろう。

体調はまあまあ。時々ずきっと頭痛がしますが、基本的にペインレスライフです。玄米食はまだ始めてません(笑)。玄米買おうと思って自然食品店に行ったら試供品で雑穀米を貰ったのでそれをまず食べてます。ひえやあわ、きびなどの雑穀が色々入ってるもの。白米と味が変わらずいいような物足りないような(笑)。

2003/07/21 夏の大茶会

新宿のOZONEで「夏の大茶会2003 世界のお茶を楽しむ インテリアとティーウェア」というイベントをやっているので、それを見に行って来ました。和洋中問わずお茶というもの、それにまつわるものにとても興味があるのです。本当に色々あって極めれば何処までも深い世界なのでなかなか手が出せないという部分もありますが、でもやっぱり興味ある…。

お茶に関わるインテリアの展示を見てきましたが、伝統的、日本的な要素を持ちつつスタイリッシュでカッコよかったです。空間の感じがすごく素敵。うまくいえないけど、土台となるイメージがあって、それをうまく取り入れつつ新しいイメージを作ってるというか。
伝統的な日本の茶室を自宅に作ることが出来るインテリアというのも面白かった。鳴子戸とか専門用語わからなくてなんですが、お茶室の掛け軸かける壁とか。その気になれば誰でも何処でも空間を演出できるんだなあ…。インテリアってフレキシブルだけど確固としたものがある、生活に根付く「イメージ」の強さがあるからこそなのかもしれないけど、とか感心してみたり。

グラスやポットの展示も色んな種類があって見てるだけでうっとりするくらい(何かウエディング関係のショールームみたいに見えなくもなかったですけど。笑)。モンゴルのバター茶のセットまで展示販売されてました。ちょっと欲しい…(笑)。静岡のお茶農家の人が実演してたお茶の葉もみも面白かった。やわらかい緑色のお茶を手でもんでもんで、4時間もかけて普段目にする「お茶っぱ」(ぱりぱりに乾いて真っ直ぐな。よい香りのする乾いた)になるそうで。「見せるため」のものだから本当の作業とは色々違う部分もあるんでしょうけど、やっぱりすごいなあ…。面白い。

遠州茶道のお手前も興味深かったです。イスに座って、使ってる茶器(専門用語適当ですが、茶釜に水をさす水入れとかなつめとか)は現代インテリアのスタイリッシュなもの(ガラスだったりステンレスだったり)という。茶道はとかく行儀作法が細かくてややこしくて大変、と思っちゃうんですが(実際そうなわけなんですが)、動作を様式化、儀式化してあるんだけど、やっぱりそれは無駄がなく美しい、というのがさすが伝統のものだなあと思いました。ひとつひとつの動作がすごく綺麗で目を引きました。動くときの無駄のなさ、そして止まるときの完璧な静止。見ていて思わず息をひそめちゃうような感じでした。真っ直ぐで、それでいて流れるよう。鍛錬された動きって本当に力強くて優雅で美しいなあ…。

そのほか、沖縄のぶくぶくー茶を飲んだりもしました。入り米の煮汁を茶せんで泡立てて(飲むというより「食べる」という感じの泡)、それをさんぴん茶(ジャスミン茶)に被せることでさんぴん茶の香りを逃がさないようにするそうです。面白い…。お茶の中に赤飯が入ってて(数粒入ってます、とは聞いてたけど、どっちかというと一口分くらい入ってた。笑)ちょっとびっくりしましたが。泡のおかげでさんぴん茶の香りもきつすぎず薄れず、お茶うけのちんすこうが美味しかったです。お茶はどの地域のものでも面白く美味しいなあ。

面白かったのが「電気式香炉」。一見普通のアロマポット(和風)なのに温めるのはオイルではなくお茶の葉!日本茶の茶葉が温められてるんですよ。緑茶だと「安らぐ香り」で、紅茶は「上品な香り」、「甘い香り」はラベンダーだそうで。葉を温めてもアロマ効果があるもんなんですねえ…。販売員の人が説明してくれるには「ほうじ茶と同じですよ。熱することでいい香りがします」…ほうじ茶…そういうものなんですかね(笑)。でも面白い…。家に結構大きなアロマポットがあるのでやってみようかな…。でもお茶は素直に飲んだほうが効果が高いという気もすごくする…(笑)。

そのあとは恵比寿の東京都写真美術館に行きました。報道写真の展示。カメラに向けられるものいわない、だからこそ視線を刺して胸の奥を直接叩くような人々の視線。時間も場所もまるで違うところにいるのに、一瞬ひどくリアルに生々しく「出会った」ような錯覚に襲われました。怖いことだなあ、と正直思いました。ここまでダイレクトに訴えかけるツールがあることも、胸がぐさりと痛くなるような光景が世界に溢れていることも。写真は美しい。けれどそれだからこその生々しさ、怖さがあって、よくも悪くもリアルだなあと思いました。

スポーツ関係の写真はどれも好きでした。器械体操の選手のテーピングされた手のアップとか、動きだす前の張り詰めた緊張というか動きをはらんだ静止というか。美しい緊張感、ダイナミズムのある静止画像。人間の体って、人間の持つ力ってすごい、と素直に胸打たれます。そして希望のようなものを感じます。あらゆる意味で、いいものだなあ、と。

2003/07/19 踏切の前のひととき 君を思い出す

今日は出勤でした。色々やらなくちゃいけないこと、やっておきたいことがあって、そのどれもが気になって気がせいて結局どれもこれも中途半端になっちゃったような気がしないでも…。うーん…。短期の視野と長期の視野を平行で持つ、というのがいつまで経ってもうまく出来なくて半人前って感じ…。何だかなあ。ちょっとしゅん…。

玄米食を始めようかなあと思ってます。ずっと前から興味はあり、やってみたいなあと思ってたんですが、何かと踏ん切りがつかなかったり準備するのに手間がかかったりでやってなかったけれど。近所に自然食品のお店が出来たのと、炊飯器を新しくしたら玄米を炊けるモードというのがついていたので、これはやってみるチャンスかも!と思いました。菜食は難しいかもしれないですけど(肉好きだしー…、やっぱり外食をまるっきりなくすというのは難しいし厳しいしー…って本気で取り組んでない人の甘えなんですけど)玄米食をやってみて、効果があったら食全体を見直すことに発展して、そうしたら薬膳料理教室で習ったことが生かせるようになるし、何より私が健康になれるし!(重要)。
そうつらつら考えたらすごくやりたくなってきましたですよ。何か楽しみになってきましたですよ。

2003/07/18 世界は常に多方面に広がっている 好きなものを選び取りなさい

今日はひさびさに図書館に行きました。本当に久し振り…。残業が続いたり、気力体力がなかったりで全然行ってませんでした。やっぱり図書館というか本がたくさんあるところっていいなあと思いました。まだまだ私が知らない世界がたくさんあるなあ、あらゆるジャンルであるなあ、と気持ちが急くような、わくわくするような気持ちになります。たくさん本読みた。そして読まなくては。

私は料理の本、楽しそうにおいしそうに食べものについて書かれている本、食事の雰囲気が伝わってくるような本がすごく好きで、写真でも文章でも見ていると甘く温かく満たされた気持ちになります(商品説明とかパンフレットを見るのも好きで、たまにデパ地下で写真の綺麗なカタログ貰ってきたりするほど)。

今日借りた「ハネムーン・レシピ」(小林キユウ・小林ゆき)は写真も綺麗で印象的で、文章もすごく素敵でした。ほのかに明るい、優しいささやかな生活、感情、そして記憶と幸福に繋がる食べものの数々。読んでいて、何処か切なく、でも心が温かくなるような本でした。旅行記も素敵で、私もカメラ持って旅したくなりました。過去をなぞり、未来を辿るような、優しい旅を。

そして「洋食や」(茂出木心護)。読んでる途中ですが、ひとつひとつのエッセイに日本の古きよきしきたりやたたずまいがあって懐かしいような心洗われるような気持ちになりました。人へ、そして料理への優しく礼儀正しい姿勢。いいなあ。素敵だなあ。

2003/07/15 明日が見えないなら風に身を任せて目を閉じてみよう

何だか最近パイナップルジュースがブームです。コンビニ行って何かジュースを買おうとすると必ずパインを選んでしまいますです。炭酸ではなくて100パーセントのパイン。酸味があるのに甘い、というのがいいのかなあ(疲れてる…)。夏って感じがするからかなあ。とにもかくにもパイナップルを飲んでしまいますです。ジュースでも飲みすぎると口痛くなるのかしら。それはやだなあ…と思いつつ、でも飲んでしまいます。

体調はまあまあ。だるいと痛いの波が重たくけだるく繰り返すって感じ。薬を飲んだらこんなにだらだらだるだるしなくていいのかな、とか思っちゃいますが(ドーピング根性…)、でもやっぱり飲んだらまた気持ち悪くなったりしそうなので我慢我慢。

薬がびしっと効いて、それで依存が出てくるようならまだいい、というか気持ちの割り切りもしやすそうでいいのになあとしょうもないことですが考えたりします。具合悪いから飲みたい、でも飲んだら却って具合悪くなるかも、という期待と信頼が奇妙に入り混じって、さらに私の変な計算とか期待とかも入って何だかいやにややこしくなってるような気がしないでも。

心の体力というか耐性というものをつけたいなあ。

2003/07/13 すくいとってすくいとって、一番透明なものを手に残したい

今日もだるく、微妙にズキズキ頭が痛く…。でもまあ結局昨日も休んだという感じではなかったので仕方ないですけれども。それで起きられるなら動けるなら、動いているべきだな、と思う。

痛みとかしんどさとかって、私がどうこうできないものだけど、でも主体的に優位に立つことは出来るはず。ある部分は受け止めて、ある部分はうまく流して、私の生活のなかでうまく感覚と気持ちをシェアして両立していけたらいいなあと思います。

午後は英会話。新しい先生だったので戸惑うことが多かったです。でもこういうときに聞き取れて喋れてこそ本当の実力なんですよねえ…。まだまだだなあ…。わからないことも疑問もちょっと思ったことも、何でも英語にして言葉にして出していかなくては上達しないと思うので、そこらへん積極的にやっていかないとだめですね。頑張ろう。

2003/07/12 目指すべき場所選ぶのはまぎれもなくあたらしい自分

長袖が必要なくらい肌寒いこととかあったりしたのに、今日は晴れてじっとり暑い日でしたねえ。だるさ、しんどさ倍増。ちょっと歩いただけで水を被ったようにだらだら汗かくし、貧血というか頭の中の芯から血とか何か(って何)がすーっと落ちていくような感じに襲われることがあったり。水を飲むと楽になるのかな、と思って水分大目にとると今度は疲れやすいというかだるくなったりしがち。夏の体調管理って本当に難しい…。

だるさのほうが強くて痛みがまぎれたのでまあいいか…(痛くなければそれでよし)。

そんな状態ですが、今日は午前中は薬膳料理教室。午後(というか夜)はサッカー観戦。体を大事にしつつ、でも楽しむべきところはきちんと楽しんでおきたいので、多少のしんどさは我慢。本当に好きで楽しいことをしてると我慢がそのうち無意識下に行っちゃうと思いますし。
薬以外の切り札としてこういう楽しいこと、好きなことを大事にしたいです。

薬膳料理教室。今日は海藻がテーマということでさっぱりした料理が多かったです。おかゆとか冷たいスープとか。ひじきの煮物も味がしみてて、でもしつこくなく、いい感じの味わいでした。ひじきというと粗食というか地味なイメージを持ちがちですが、そんなイメージ払拭でした。気候のしんどさを忘れる美味しさでした。ひじきを炒ってお茶にするというのも心惹かれるところ…(お茶好き)。
あと料理と一緒に出た日本酒「穂の歌」も美味しかった。淡麗甘口っていうか、すっきりしてるけどやわらかい口当たりでほのかに甘くて、ワインのような飲みやすさでした。アルコール度は低かったけど、すっかりいい気分になりました。ほわん。

夜のサッカー観戦も多少荒れましたが(笑)勝って楽しく意気揚々といい気分になりました。いつもはご飯食べながら1杯しかビール飲まないのに、前半後半で1杯ずつ飲んじゃいましたですよ。…実は元気なのでは私?ていうかドーピングしないほうが元気なのでは…?(笑)
でもだるさ、しんどさ、気持ち悪さは紛らわすことが出来るんですけど、痛いのって微妙に意識とか感覚から離れないような気がする…。やり方(楽しみ方)を変えればそんなことはないのかしら。うーん…。やっぱり私は痛みを特別視しているというか構えているところがあるのかしら。うーん…。

2003/07/11 うつむいては生きられない

頭痛よりも気持ち悪さとか熱とかの症状が出てきて、ドーピングを続けることが自動的に出来なくなりました。薬飲める体調でも気持ちでもなくなったという。合理的っていうか…(笑)。

熱があるときの体の芯がぞくぞく気持ち悪い感じ、体が重い感じがあって、さらに頭の芯と体の重さが違うみたいに体がブレる感じ。酔ったときみたいに体の動き、視点の動きがそれぞれ違う速度、違う揺れ具合で、ちょっとした動作でもぐらんぐらん体が動くような気がしました。視界がふやけてるみたいで、本当にものすごく酔っ払ったときに似てるかも。変な感じ…。

ちょうどいい感じに週末なのでゆっくり体休めて、薬を必要以上に飲まなくても済む程度に体調を整えなくてはなあ、と思います。今回の具合の悪さはある意味自分で悪くした部分もあると思うので。

慣れた、自分は自覚の上でやってる、とか思っても、滑ってハマってしまうことがあるのがドーピングですねえ…(何か違…)。

2003/07/10 くりかえす深呼吸 すかすかになった肺があたらしい歌をうたいはじめるまで

云ってしまえばひどく簡単で単純でやさしいことではあるけれども。それはわかるのだけれども。云いたいと思う言葉がいつも心に残ってしまっている。いつも、どうしてなんだろう。

頭痛がひどくて、コントロールしてるつもりでただ機械的に薬を「投与」している状態になってます。痛いから薬飲んで、飲むと気持ちも悪くなるし、一瞬気のせいでもちょっとでも痛みが治まる部分を、どうしても鎮痛できない部分とが二重に両立する形で存在して、それが気持ちの上でも負荷になってるような気がする。
薬をやめなくては、と思うけれども、そう思うことがまた薬に頼るほうへ加速させる原因になってるような気もしたり。

痛くてもそれをある程度は自覚して受け止めて(ある意味「我慢して」)いられたのに、何だか耐性がないというか過敏というか、痛いと感じたらすぐにその痛みに対して何かしなくては、と焦ってる感じがする。それで薬を飲みまくってるような気がする。

何がきっかけかはよくわからないけど、とりあえず何だか変なドツボにハマってしまった感じ。常に効果を求め続けて薬を飲み続けるまさしく悪い意味での対処療法、ドーピング。
とりあえずとにかくちょっと落ち着いて、痛みを含めていつもの「自分の感覚」を取り戻したい。ツールとしての薬、ある程度予測の出来る反応としての痛み。自分の意識のもとに自分の感覚と体をコントロールしたい。

2003/07/08 胸の高鳴りが震えに変わる

グラクソ・スミスクライン社の片頭痛特効薬スマトリプタン剤「イミグラン」の点鼻薬が出るそうで。錠剤で散々な目に遭っているけれども、やはり心の何処かが揺れるニュース…。点鼻だと吸収もいいですし、胃を通さないから気持ち悪くなる度が低いかも…。でもその代わり私を苦しめる最大の副作用「鼻が痛くなる」(変な副作用だけどかなり深刻…。ものすごい強烈な違和感と痛みなんですよ…)がもっと強烈に出てしまったりして。…いやだなあ…。あとトリプタン剤は肩とか首のあたりに気持ち悪くなるほどの緊張感というか痛みというか違和感が出るのですが、それはどうなるんだろう…。

試してみなくてはわからないことですが、試してバットトリップ(かっこよくいうと)になるのは怖い…。薬価も高そうですし。効かなかったときのダメージが身体的苦痛と経済的打撃って結構痛いです(シビア)。でも興味はある…(どうにかならないのか、このドーピング根性…。笑)。グラクソ様のことなので点鼻のケースがグッドデザイン賞とってたりして、そこらへんも気になりますです。

それにしても一時期ちょっと異様な盛り上がりを見せていた片頭痛業界ですが(どんな業界だ)トリプタン以降新薬が出るわけでもなし、何だかちょっとさみしい感じ。安定というか根付いたといえばいいことですけれどねえ。

健康グッズを愛する私ですが、カスピ海のヨーグルトはしばらくうっかり忘れてすっかり放置してまして(…)、気づいたときにはカピンカピンになってました…。何かくさいし…(発酵食品のなれのはて…)。どうしよう…と思いつつ、牛乳を入れてみたら、1回目はかびてどろどろになってしまい(ものすごくくさい…)、それでもまたそのどろどろのなかからマシそうな部分をすくいとって牛乳入れて、2回目はちょっと緩いけど何かヨーグルトっぽくなりつつあって、そこからいい部分をとって3回目、今日になったらカスピ海のヨーグルトになってました!やった!すごいぞカスピ海のヨーグルト!これだけ生命力(?)が強いものを食べてたらなるほど健康になるかもしれない、と思いましたです。

今度は飽きないように面倒くさくならないように(笑)1回で食べきれる量だけ作って食べるようにしよう(前回は作りすぎて余って飽きてカピンカピンにしちゃったので…←本当に健康になりたいのか。笑)

2003/07/05 登りつめるその光から目をそらさない

責任とか信念とか正義とか。本当に人それぞれでその表現の仕方もそれぞれだ。本当に呆れるほど嫌になるほど、途方に暮れるほど。

私はそういうのを人に対して主張したり説明したりしないというか出来ないというか苦手なタイプで、何考えてるかわからないって云われたほうがまだいいや…とか思っちゃうのですが(よくもわるくも)、それでは認められない部分もあるし、私自身がそういうのをやっぱりどうしても認められないということもあるし。むつかしいなあ…。

今日は出勤。消耗する割に終わった感が全然ない仕事。いやに時間がかかってしまって余計しんどかったです。
でもそれだからこそ仕事の後のサッカー観戦が楽しかったかも。ぱあっと、かっと感情を広げてすっきりしました。気持ちの切り替えというかリフレッシュって本当に大事だなあ、と改めて実感。

2003/07/03 7月になりました

回線工事が終わり、久し振りにネット接続、サイト更新をしています。アップできなくても色々書いておこうと思ったのに、思ったほどには書けずに残念。6月終われば大きな事業がひと段落するので仕事も楽になるかと思ったらそうでもなく、相変わらずやってもやっても終わらない感じ…。常に色んな「やらなくちゃ」に追いまくられている感じ…。しんどい…。でもここでしんどい、嫌だと云ってしまったら社会人として終わりというかミモフタモナイというか(笑)。一度もうしょうがない、と受け止めて諦めて、その上でそれを何とか出来るように踏ん張ったり歯を食いしばったり全力で走ってみたり、色んなことをしてみよう、と思いますです。

一方で「動かないこと」というのも大事というか必要とされることもあると思うこともあるのですが。自分のバランス、そして周囲とのバランス。そういうものを取るのは本当に改めて難しい。何かと面倒くさいし、わずらわしい。でもここでもそれを云ったらおしまいなわけで。何とかベストを探り当てたい。探るためにいろんなところに不用意に触れて指先が傷ついてもそれはまだ本当の傷じゃない。これくらいなら大丈夫だし、むしろ必要なことだと思う。神経使いつつも、ためらわずに探り続けよう。

体調は相変わらず。金属的というか電撃的(多分)な痛み方は治まりましたが、いつものようにだらだらずきずきと痛くて何だかなあ。弱ってたヒフは治ってきたので、弱りっぷりのピークは越えたかな。そうしたら頭痛のほうもまた落ち着くかな、と思ってます。でもとりあえずヒフとか胃を労わって頭痛くても鎮痛剤は控えたほうがいいのかも(日頃のドーピング根性は何処へ…。笑)。

そういえば遅ればせながら(まったく…)バニラコーラを飲みました。感想は…うーん…、私は缶に入ったコーラフロートっていうかもっと強烈に「バニラ!そしてコーラ!」と感じるようなものを(どんなだ)想像そして期待してたので、何か拍子抜けっていうか、感想の持ちようがないっていうか…(笑)。

あと体脂肪が減るという「ヘルシア」も飲みましたが、何か渋い生茶って感じですね。お茶のカテキンをうたっているのでお茶の渋さが強く出る味になるのは何となく納得というかわかる気はしました。次に買うかどうかは微妙…(笑)。


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