2003/03/29 望むものを真っ直ぐに見据えることが出来たらいい

今日は午前中出勤。やらなくちゃいけないことが多すぎて何だか頭が働かなくなってしまう…。コツコツ重要なものから片付けていけばいいんですが、あまりに色々ありすぎてどう手をつけていいのかわからなくなってしまう…(だいじょうぶか…)。平均的にむらなくコツコツとこなしていけるような事務処理能力を身に着けたい…。

体調。クリアミンとケンタンが効いているのか頭痛はないです。でもものすごい肌荒れが始まってます…。よくない、やっぱりあんまり長く多く飲む薬じゃないですよね…。まぶたががさがさになって赤くなってるから、「蚊にさされたの?」とか云われてしまった…ショック…。
医者に云ったら、「じゃあムコスタ出しとくよ」(一般的)か、「飲んだ薬の副作用を抑えるためにまた薬を飲む、まったく無意味だと思わないか」(カガワ先生)と云われるんだろうなあ…。どっちも云われたくない気持ち…。体が慣れるのを待ちます…。でもやめるなら早目にやめられるようにもしておこうと思います…。

夜は飲みでした。そのあとバッティングセンターに行って、ボウリング。ボウリングは好きなんですが、自分のなかでは「こうすればいい」というのがわかってるはずなんですが、でもやってみるとぼろぼろという…。1ゲーム100を切れないってこれはもうボウリングという競技ではないのでは…。うーん…。
ボウリングのリベンジをしようと行ったゲーセンでシューティングとかのゲームをやってみるものの、やり方がよくわからずおろおろしているうちにゲームオーバーでさらにくすぶってみたり…(笑)。ゲームの感覚ってよくわからない…(もんもん)。
でも「ナイスツッコミ」という漫才ツッコミシュミレーション(?)ゲームは面白かったです。画面で流れる漫才にあわせて自分がツッコミ役となってボケ役の人形にツッコミを入れるというゲーム。人形の胸を叩くと「何でやねん」というツッコミになって、後頭部を叩くと「やかましいわ」になるという。うまくツッコミを入れないと情け容赦なくボケ役に怒られる。タイミングをあわせて叩く、というのは何かモグラたたきに似てるかも。スリリングでスカッとして面白かったです。1回目でミス0で2週目まで行って、ボウリングのリベンジを果たす私(笑)。私は頭脳労働派なんですね(よく云うよ)。
最後プリクラまで撮っちゃって、何か学生みたい。でもすかっと楽しかったです。

2003/03/25 明るい方向を望む、春の植物のように

発揮する力をよい方向に向けられるかどうかは自分の強さだと思う。諦めず、くじけず、悔いて嫌になってもそれでも懲りずに。
自分次第っていうのは怖いことだなあ、しんどいことだなあと思うけど、それもまたひとつのチャンスだと思う。
それならば、それだからこそ、前を望もう。前に進もう。

クリアミンとケンタンを飲んでます。何だか微妙に気持ち悪いというかまわるような感じがしないでも…。カフェインのせいなのか、この嫌な違和感というか変な感じ。鎮痛剤連用時代(鎮痛剤ローテーションでカクテルしてた、私のドーピング人生の思春期…←意味不明)を思い出しますですよ…。早くなくなって欲しいと思いますが、なくなる、つまり慣れるというのもそれはそれでよくない(危険)な気もしないでも…。微妙…。
今度アベ先生に相談してみよう、そうしよう(院長の診察を受けて、アベ先生の素晴らしさが改めて身にしみる今日この頃)。

そうはいいつつ、一応頭痛がないので院長は正しいのか…(給料は院長に払ってもらってないですけどね←しつこい)。

個人的な感想ですが、先日の診察を経験してみてちょっと思ったのが、日本病院会が作っている「私のカルテ」(「おくすり手帳」と同じような感じの手帳。患者と医者で記入できる病気についてのメモ、そして連絡簿みたいなもの)は、あんまりメリットがないのかも…。患者に医者からの情報が流れてくるメリットの前に、医者に患者の情報(主観含む情報)が流れて、色々つっこまれそうな気が…(そういうシュミレーションがありありと出来てしまう医療不信患者な私…)。

203/03/23 三連休その3

起きたらお昼過ぎてました…(ごーん)。二日酔いもなく、頭痛もないのでまあいいか!
って、ペインフルライフの後は「頭痛がなく過ごせることが幸せ!楽しい!よかった」みたいな、甘い簡単な幸せ図式が成り立ちやすくていけないなあ…本当はそこらへんのところも直さなくてはいけないと思いますです…。

とりあえず今日から昨日貰ってきたクリアミンとケンタンを飲みます。1日食後に3回。しかしクリアミンはカフェルゴットのゾロなわけですが、カフェルゴットなどの無水カフェインが入った薬は割と効いたけれど、連用するとすぐ気持ち悪くなってしまったりして、結局がんセンターの主治医に止められた薬でしたよ…。体質的に合わないとかも云われたような、そんなような気が…。
一応薬剤師さんに飲み合わせは悪くないとの確認を貰いましたが(テグレトールで出た恐ろしい副作用以来飲み合わせを非常に気にする私…)。うーんどうなんでしょう、とりあえず貰った分は飲んでみて、様子を見ます…。ちょっと怖いけど…。

昨日の診察について。仕事のことを持ち出されたので思わずものすごく萎縮してしまいましたが、よく考えたら筋が違う話なんですが、でも今までも(学生時代)勉強の仕方とか内容について勝手に取りざたされてどうのこうの文句をつけられたりはしてましたねえ。
「暗記とかすごいするんでしょ、そういうやりかたしてたら(してるなんて云ってない)頭痛くなるのもしょうがないよ」とか「ストレス多いでしょう」とか。
きっと別の場合や状況だったら「旦那さんと…」とか「子供の教育問題で…」とか云われるんだろうなあ…。本来プライベートの話で、そこまで先生に云われる私の気持ちは…というようなことでも、ある意味医者が云うお決まりの文句というか、医者にかかったら云われることを覚悟しておこう項目なのかも…。
でもそれにしたって「君の給料払ってる」は何だかなあ!ですけどねえ!(思い出しぷりぷり)。

病気、その症状と、その人の生活スタイルって確かに因果関係があり、医者から見たら「病気の要因のひとつとして考えられる事実(状態)」なのかもしれないですが、生身の人間の、生の(プライベートな、その人なりの)生活だということをもう少し考慮して欲しいなあ…と思いますです。プライバシーとかデリカシーとかが成り立ちにくい(いちいち成り立たせてたら診察というものが立ち行かなくなる)からこそ、大事にして欲しいなあ、と。
患者の甘えが大きい発言かもしれませんけれどねえ(でも本当に給料は関係ないと思いますけどねえ←根に持つタイプ)。

フォロー(というか)。院長の病院の診察室の構造はよかったなあと思いました。医者が自分のデスクを持っていて、そこに座りつつ、来た患者のほうに向き直る、という構造ではなく、会議室(面談室)風に大きなデスクがあって、それを挟んで医者と患者が向き合って座る、という構造。一方的に見られている、あるいは先生は本来前を向いている格好なのを患者に(わざわざ)向き合ってる(話をきいてあげる)という感じがしないので、これはいいなあ、話しやすそうと思いましたです。椅子に座ってるだけっていうのは案外心もとない感じがするらしく、あいだにデスクがひとつあるだけで何となく安心感というか落ち着けるという感じもありました。個人的な感覚かもしれませんが(上手の相手に椅子に座っただけで対するって、何か面接とか思い出すシチュエーション…)。
…実際の診察内容はああだったわけですがねえ院長…(しつこい…)。

2003/03/22 三連休その2

今日は脳神経外科に行って来ました。がんセンターでも大学病院でもないところに、新患として。がんセンターは県内では権威だそうなので、県内でその名前を出すと何処の病院も「がんセンターで診てもらってるならこちらはもう何も云うことがありません」と経緯さえきちんと聞いてくれないので(セカンドオピニオンって一体…)、あえて脳腫瘍のこともがんセンターのことも伏せて、まっさらな状態で「今ある症状」を診てもらおうと、そうして少しでもすっきりとした気持ちで新年度を迎えようと思ったので。

脳腫瘍という病名を貰うまでは「原因不明の、病気かもしれない(そうではないかもしれない)症状」で色んな病院の、色んな科をまわってきた(たらいまわしとも云う)私ですが、ここ最近はペインクリニック中心で、まるっきりの初診というのは久し振り。ちょっとどきどき…。変な警戒心出さずに敵意も見せずに(笑)いい感じで診察をこなすぞ、と思っていたんですが、診てくれた先生(ちなみに院長先生でした)に保険証から職場がバレた時点で何かもうどうしようもないことになってしまいましたですよ…。

最初は問診。主訴は頭痛。院長先生の質問が「これは片頭痛という診断への誘導…?」という感じでした。そういうことを感づいてしまうのはよくない…と思いつつも、質問の仕方とか念の押し方が何か片頭痛と云いたい、云わせたいっぽい…。まあ脳腫瘍のことを伏せているのでこうなるだろうなあとは思ってましたけど。

次にCT。15分ほどでおしまい。MRIに慣れていたので、何かあっさり簡単に終わって拍子抜けって云うか。でも痛い思いをしない検査っていい(笑)。

そのCTを踏まえてもう一度院長先生のご診察。CTをみたところ脳に正常とのこと(とりあえずほっ)。頭痛の原因について院長が仰るところをまとめると(何かだらだら説明するので)私は片頭痛っぽいので、そう聞いてみたら、「片頭痛にも色々ある。いいから聞きなさい」とぴっしゃり叱られ、出された診断が「血管性片頭痛」。脳の血管が膨張して頭が痛くなるという。…それってだから片頭痛じゃないですか…(でもとりあえず黙っておく私)。
院長、「遺伝的なものです。君のお母さんもこういう片頭痛を持っています」。
いや持ってません…。私が実は脳腫瘍患者ということを見抜けないのに、何故私の母の遺伝的形質までわかるんだろう、と思ったり…。こういうところが嫌な医療不信患者…。

それにしても院長、早口で断定的で決して私からの質問を許さない気迫が何か怖いというかやりづらい…。医者との関係でちょっとでも対等でない感じがするのは好きじゃないです…。

しかし院長、すごい気迫で迫る。「君の頭痛を治す薬がある。20年前からある特効薬だ」。…何かこの言葉を聞いた瞬間にカガワ先生のトフラニール絶対主義を思い出してものすごく構えてしまいました。な、何を出すつもりなの院長…。興味があるけど(ドーピング根性)、「特効薬」という言葉を自信マンマンに云っちゃうあたり嫌な予感マンマン…。でも詳しい説明はなしの院長。問答無用の院長。開業病院(救急指定も受けてそれなりの病床数のある病院)の院長ってみんなこんなにも強引というかワンマンというか聞く耳持たないというか偉そうなのかなあ…。まあありがちなタイプと云えばそうですがねえ…。
自分のなかでどんどん警戒レベル、構えレベルが上がっていくのがもうとめられない…。

しかし院長の恐怖はここからが本番。次回の診察について日にちを聞かれて、私は正直そんなに頻繁に通うつもりがなかったので(メンテナンス気分だったのと時間的にも余裕がないので)「一ヵ月後くらいで…」と云ったら、院長は「○○(私の職場)はそんなに忙しいの?君、そんなに仕事してるの?」。さらに「うちは○○に高い会費を払ってるんだよ。君の給料も払ってるようなものだ。本当にそんなに働いてるのか職場に電話するよ」
…っ!?え、…ち、ちょっと待ってくださいよ。確かに私の職場は院長の病院からも会費貰ってますが、でもそれがすべてってわけじゃないし、そもそも仕事についてそういう云われ方する筋合いはないと思う…。
でも、それでもそう云われると(病院との関係があってこその仕事なので)咄嗟に萎縮して恐縮してしまい、何も云い返せなくなってしまう私…。せめて「仕事は関係なくて私の個人的な用事がありまして…」とか言い訳したら、「じゃあ仕事は関係ないんじゃないか。君の遊びの用事でしょ」
…仕事を持ち出したのは院長、あなたじゃないか!!(心で絶叫)
さらに「ウイークデーに休みを取れないのか」と言われたので、ちょっと難しいです、とか答えたら、「週末に遊びの予定入れて忙しいのはいいけど、それで休みもらえないんじゃないの」とまで…。
何それ、ねえ何でそこまで私院長に云われなくちゃいけないんですか…。新手のドクハラ?ねえどうして…。

それでもやっぱり何処までも一方的な院長、ご寛大にも一ヶ月後の診察にしてくれたわけなのですが、もう行きたくない…。ていうかそもそもここに来るんじゃなかったとさえ。でも行かなかったら職場に電話とかかけられちゃうのかなあ…。うう、いやだ…いやすぎる…。

病院って殆ど必ず色々な嫌な思いをする。でもそれは「病院に通うこと」に付随するやむをえない、しょうがないことだと皆が思ってて、「それだから病気をしたりとか病院に通うな目に遭わないようにしなくちゃ」ってことにつながってるような気がします。でもそれって違う。おかしいと思う。病気をするってことはそんなに悪いことではないはず。特別不幸ではないけど、ある意味不運な出来事で、それは病気をした人が特別責められるような悪いことをしたということではないはず。ていうか病気をしている人が病気という現実以上に負担(嫌な思い)を背負わなくちゃいけない、その負担は主に病院が原因というのはどうしても間違ってるような気がする…。おかしいと思う。

何かあまりの理不尽な嫌な感じにやるせない気持ちが抑えきれず、友達に思わずメールしたら、「そもそも会費は患者からとった診療料ではらっているのに、その患者に何を云ってるのか」と怒りの返事があり、はっとしました。そうだった、思わず仕事モードで萎縮して恐縮してたけど、私は患者(患者様)であって、医者とは対等な立場にいたんだった、仕事の話を出される筋合いは本当になかったんだった。云われるまで気づかないあたりも私もしょうもないですが、この言葉のおかげで妙に怯えて悲しく思ってた気持ちが回復しました。もうあの病院には行かない。それでも院長のほうから診察と仕事を混同させてきたら、今度はぴっしゃりと指摘して自分のことを守ろう。
リアクションのしにくい愚痴(泣き言)に親身に、そして冷静に的確な対応してくれた友達に心から感謝。あのメールがなかったらきっと私やだなあやだなあとぐずぐず思いながら一ヶ月過ごして、また嫌な思いをするところでした。色々な面で本当にすくわれました。ありがとう!

院内処方で貰った薬がケンタンとクリアミン。クリアミンは「血管の拡張による頭痛を抑える」薬。主成分が酒石酸エルゴタミン・無水カフェイン配合剤錠というと、カフェルゴットのゾロなのでは…。20年前からの特効薬か…(遠い目)。
そしてケンタンは消炎鎮痛剤、ロキソプロフェンナトリウム錠…ロキソニンのゾロじゃないですか!い、いらない…それならもう嫌ってほど飲みましたからいらないです院長…。
でも一応貰ったものなので飲んでみます。もしこれで頭痛がよくなったら、これと同じものをアベ先生に処方してもらいます。

(どうでもいいけど、ケンタンって「健啖」につながるからいつも咄嗟に胃腸薬みたいだなあと思ってしまいますです。ロキソニンのゾロだとは思えない…。笑)。

夜は「出陣式」と称した飲み会。古い酒蔵をイメージしたという和風な畳あり囲炉裏ありの居酒屋で、美味しいごはんを食べながら美味しいお酒飲んで大盛り上がり(笑)。美味しかったのと楽しかったのとで、日本酒も芋焼酎もするする気持ちよくたくさん飲めて、本当に気持ちよかった(笑)。あと久し振りにカラオケ行きました。楽しかった…ていうか楽しすぎた…(笑)。

2003/03/21 三連休その1

今日は出勤!出なくちゃいけないわけではなかったんですが、自主的に。今までやろうやらなくちゃと思っていたけど出来なかった、1年分の文書の整理とファイリングやり直しをしに行って来ました。何かこの頃立て直そうと思うのに、そのやり方がまずかったり考え方が間違ってたり甘かったりで、ちょっと泥沼チックになっていたので、これをきっかけに少しはスムーズにスマートに物事が進むようになったらいいなあと思って。

しかしファイルを見ていると、昔からミスするところとか文書の下手さとかが変わってなくて、何かがっくり…。3連休全部使っても取り戻せないんじゃあ、この未熟ぶり…とか思ったり…。やってるうちに焦るというか煮詰まってきて、熱が出てきました。比喩とかではなく本当に。頭の芯がふやけてめくれるような、痛いとも気持ち悪いとも違う妙な違和感、顔が火照って汗が出てくるし。こういうときに熱が出ると、「病気が一種の逃避、精神の防衛機能」と云われるのが自分に当てはまるような気がして何かくやしく、みっともない…。もっと強くなりたい。頭よくなりたい。

ふらふらしながら、それでも執念で本屋に寄って、「絶対必要な仕事の技術」と「ビジネス文書が書ける本」という本を買いました。今更何やってんだ、という気もするし、本を読めばそれで済むという問題ではないんですけど(私は割とそれで満足しちゃう傾向があるので…)とりあえずやれることやるべきこととしてやっておかなくては…。

家に帰ってからはずっと寝てました…。ツメがきちんとできない私…。だめすぎる…。

2003/03/19 システムとして今

どうにかならないのかと気をもみつつ、何処かでどうにもならない、どうしようもないと思ってしまっているのが何より絶望的でやるせない。

ペインフルライフの始まりの予感。頭の裏側(という風にしか表現出来ない。頭蓋骨の裏と脳のあいだ、というのがもっともらしいけど、それもまた感覚的な表現だと思う…)のところどころがランダムにズキっと痛み、ところどころ場所によってはそのままズキっという痛みにとどまり、場所によってはじくじく腐食するみたいに鈍く痛みがしみていく、そういう感じ。とりとめない。
こういうときには逆にいいかと変なドーピング根性を出して(笑)イミグランを飲んでみたら、鼻がしくしく嫌な感じに痛くなり、肩と首の付け根に異様な疲れというか重さというか痛みを感じて気分が激しく滅入るという…。何なんだろうこの薬…もういや…。あると飲みたくなるので(頭痛くてどうしようもないと判断力が鈍ってしまう…そしてやや自暴自棄入ったドーピング根性が…。笑)デスストックを捨てるべきかしら…。でも薬価を考えるともったいない…(まずこの根性を捨てよう)

そんな私ですが、今週の3連休に「新年度を迎えるための整備事業」を計画してます。色々な面においてここらでがつんと決めて建て直しを計ろうかな、と。効果はどうかはおいといて(だめじゃん…)、そういう風に手立てを考えられるということ、行動に移せるということが一番力になります。
自分の力で前に進んでいるということが自分を前に進めると思う。

希望こそがすべてにおいて一番の、本当の力だと私は思う。そうでなければ、ある意味人として生きていることの意味がないような感じもする。

2003/03/16 運命と呼ばれるものを粉々に砕いて蝶にしてあの空に飛ばそう

昨日は遺伝子の不思議に迫るという特番を最初から最後まで真剣に観てしまいました。遺伝子の不思議とか神秘とか、それが運命だとか奇跡だとか、あんまり大きく大きく受け止め過ぎるのはちょっとなあ…、とあえて醒めた気持ちを残しつつも、そういう風に捉えることが救うってことも確かにあるなあと涙を流したりもしたり…(絆はあると思う、心という面にならば絶対に)。人は生まれてから死ぬまで自分の体でしか生きられない。それはものすごいシンプルで残酷で、だけど希望があるということでもあると思います。うまくは云えないですが、本当に、いい意味でも悪い意味でも。ものすごく。

生きるときに使う力が辿る、どうしようもない、でも確かな大きな軌跡を「運命」と呼べればいいと思う。

今日はお昼にかかる時間から英会話。2レッスン。カンは取り戻せてると思う…トンチンカンなことは云ってないはず…。いわゆるジャパニーズイングリッシュを使ってしまって、先生には意味が通じなくて、生徒同士では云いたいことがわかって(当然…)でもお互いフォローしあえなくてどうしよう、と目配せで苦笑しあうのが何かちょっと楽しかったり。そういうことじゃ本当はいけないんですけどねえ(笑)。思ってることをきちんと説明出来るようになりたい…。

その後スターバックスに。豆とかドリップとかずらりと揃ったシロップとかお菓子とか、コーヒーに関わるグッズを見るのがとても好き。高いのと(笑)使いこなせる自信がないので見てるだけですけど。今はタンブラーが気になります。持ち運びできる飲み物入れ。何だか便利そうですごくいいものに見える…でも実際持ち歩いたら飲み物が冷めたりぬるくなったり、重くて荷物になったりもしそう…。しかしいいものに思える…。そうしていると、お店の人が小さい紙コップにコーヒーを入れて飲ませてくれる…親切なスタバ、しかしこれでコーヒー飲みたい欲が治まってしまうこともあるので危険だと思うけどどうか(笑)。そんなわけで今日はマンゴーシトラスフラペチーノを飲んできましたですよ。

写真を撮ったり本屋を見たりぷらぷらしながら帰ってきたら、午後3時近く。疲れて少し頭が痛い…熱があるときのようなじくっとした疼き方(…知恵熱…?笑)。疲れがすぐに具合の悪さになる、熱が出やすくて、煮崩れやすい体の弱さ(…日本語としておかしいような気もしますが)は何だか療養時代のときを思い出させます。無意識にも意識的にも踏ん張る気が出てない体の状態。休日ならでは、と思えるところが5年のキャリアだなあとごろごろしながら感心したりして(ふてぶてしいことこの上なし。笑)

2003/03/14 あの人の痛みがわかる 離れているときほど

今日は体調が悪いというわけでも気分が暗いというわけでもないけど、何かぼんやりというかのんびりというか。何だろうこういう状態って。別に悪くはないと思うけど、特にいいというわけでもないような。微妙な…。

鼻がむずむずするような感じがしないでもないので、まさか花粉症…と内心ぶるぶる震えていたり…。だって花粉症ほど怖いものはないように思えます。突然なるのに、なったら毎年なる、そして何だか年々ひどくなる、しかし対処療法しかないというところが…。私の場合、飲み合わせとか体質の関係で薬をきちんと飲めなそうなのも怯える原因だったり…(毎日鎮痛剤だけでお腹がいっぱいです…)。でも神経ブロック受けてるし(神経ブロックの効果のなかの一つに花粉症というのがあった)にがりも毎日飲んでますし、そんなはずはない…。でも鼻がむずむずするような感じはする…。でもこれは何だか風邪っぽい気がします。頭の芯がぞくっと疼くような縮むような感じが時々するので(これは熱が出そうなとき、または熱が上がっているときの感じ)。疲れが溜まってるからだと思います(暗示の意味でも決して花粉症になったかも、とは考えない私)。これがペインフルライフにならないように気をつけなくては。

最近聞いた健康情報。「コーヒーを飲んでいると血糖値が下がる」。ブラックで飲んでて、の話だと思いますが、コーヒー、というかカフェインは体にいいものなのかなあ…。鎮痛作用があるのはとってもいいと思うけど(あと脂肪燃焼作用)、体がものすごく冷えるという面もあり、でも血糖値が下がるし、1日3杯飲んでる人は大腸がんになりにくい、という話も聞いたことがあるし…いいのか悪いのか、いまいちよくわからない。鎮痛作用が欲しくてよく飲むのですが、あんまり飲むと体が冷えて却って痛みが起きやすくなるような気もする…適量を心がけようと思ってもつい何かと飲みたくなってしまうし…。もういっそ誰かにびしっと「1日何杯(何ミリ)まで」と決めてもらいたいくらい(こどもですか、あるいは禁酒の出来ない大人ですか)。

今日の晩御飯はそーめんちゃんぷるーと玉子焼きと鯖味噌でした。妙な組み合わせ…でも色々な種類の美味しいものをいっぺんに食べられたので何だかすごく満足だったりして。

そのあと、テレビでやっていた「天空の城ラピュタ」を観始めたら、止まらなくなりすごい集中して最後まで観てしまいました。何度も観ていてストーリーもラストも知っているのに、覚えているのに、それでも引き込まれてしまう…。リアルでありながら想像力をかきたてる美しい風景、気持ちのいい疾走感。真っ直ぐな、綺麗なだけではないけど芯が通った、感情。そしてそこにある訴えが今でも切実に貴く感じられることのすごさ。本当に引き込まれてしまいます。

2003/03/13 そんな感じで準備はいいかい?

今日は久し振りに英会話スクールに行って来ました。旅行だ残業だと一週間以上間が空いてしまって、感覚というか反応速度が鈍ってしまった感じ…。うーん、悔しい。これからはきちんとコンスタントに通おう…。

アストラゼネカは大手製薬会社だけど(MRに頭痛休暇があったりする会社だけど)、病気に関わっている人(自身が病気をしたことがあるとか、近しい人が病気になったことがあるとか)がいないのかなあ…とか思ってしまいます。ひどいこと思ってると思いますが、でもイレッサをめぐる色々な経過や対応などを見ていて何となく思わず思ってしまいます…。
薬を治療の可能性、選択肢のひとつとして捉えるのならば、新しい薬が素早く手に入るというのはすごく嬉しい、いいことだと思いますが、でもやっぱり単なる嬉しさだけではなく、ものすごい重い意味や責任、不安、リスクがあるわけで、そのとてつもなく怖い重さというのについてアストラゼネカの人は想像さえも出来なかったのかなあ…。怖さよりも希望を、と思ったのかもしれないけど、でもそれをするのは「仕事」じゃないような気がする。責任という意味で。医療という力を人に向けて伝える立場において。…患者としての感情論と仕事についての理想論が強すぎるかもしれませんが。やるせない気持ちになりますです…。

新年度に向けて業務分担が大きく変わることになりました。不安もあるけど、今与えられたものがすべてチャンスだと思って、テストだと思って、気を引き締めて頑張ろう。適性というものを確かめたい。見つけたい。そしてあるならばそれを伸ばしたい。

朝も夜もまだまだ冷え込んで寒いけど、光の明るさ、やわらかさで空の青さが冬とは違うように見えます。もう少し、もう少しで本当に春になる。そうしたらまた新しいことがあって、そこから混乱もあって、でもきっと新しい楽しいことがあるような気がします。そういう気持ちにわけもなくなります。動物的だから気分が高揚するのかしら(笑)。でも本当にいい春になるといいなあと期待と予感と希望を持って何となく明るく過ごしてます。

2003/03/11 そのなかに確かに私を救うものがある

土曜日の神経ブロックと、週末のんびり過ごしたおかげか、体調はまあまあいい感じです。ズキっと重い、嫌な感じの頭痛がなくて楽です。気持ちも変に落ち込まず追い込まれず。今のうちに建て直しておこう、色々と。

英会話スクールも先週は旅行帰りの忙しさと疲れで通えずじまいでしたが、今週からまたコンスタントに通えるようにしようと思います。時間と体調の調整と、何より予習復習をきちんとしておかなくては(本当に)。…ベッカム様自伝もいい加減読み終わらなくては…(小声)。

今やるべきこと、今やれること、まずはそこからきちんとしっかりと。

旅行から帰ってきて一週間経ちましたが、旅心おさまらず。旅行に行きたい気分まんまん。ふらりとするりと遠くに行って色々動いてみたい。
旅心的に一番惹かれるのが、JRの「そうだ京都に行こう」キャンペーン。いいなあ京都、行きたいなあ。京都には修学旅行を含め、何回か行ってるのですが、桜の季節に行ったことがないので余計焦がれます。

2003/03/08 確かに聞こえる 何度も呼んでる

今日は薬膳料理教室。テーマは大根でした。大根というのは消化を助ける酵素がたくさん含まれているそうで、大根めしに大根のお味噌汁、大根の柚子味噌あえ、大根もち、とお腹いっぱいに食べても食べた後「重い」という感じがしないような。日頃普通の白米を食べているので、玄米を食べるとお腹に重いというか消化するのにちょっと戸惑っててこずってる、というような感じがするのですが、そういうのがあんまり感じられなかったかも。うーん、不思議。
真っ白な大根と温かな色味の玄米に、もみじおろし、いい香りのする柚子、甘辛く煮た椎茸が乗っている大根めしは目にも綺麗で、素朴で自然な色どりが春を感じさせて、より満足でした。料理から季節を感じるのって贅沢な幸せだなあ。何かすごい嬉しいです。

先月この教室で泡盛美容法を聞き、実践してたのですが、今日先生に「肌が綺麗になった」と云われて、びっくりでした。そうですか、自分ではあまり実感ないけど、肌綺麗になってますか(←お世辞というものを知らない私)。びっくりだけど嬉しいや…(照)。

泡盛美容法というのは、泡盛(古酒40%)を化粧水代わりに使う、というだけのことなんですが(女優の山崎千里がやってたそう)、顔だけでなく全身に使えるし、普通の化粧水よりも安いし(300ミリリットルで500円で一ヶ月持つ)結構いいと思いますですよ。コットンに含ませてまぶたに貼ると(湿布の感覚で)眼精疲労が癒されて気持ちいいですし。というわけで料理教室が終わったあとまた泡盛買いましたです。これで美肌に磨きをかけるぞう!(うきうき)

その後はペインクリニックへ。アベ先生がいるかどうかわからなかったけれど、もう薬もないし、頭痛いし、ここで行っておかないとだめかも…と思って。アベ先生はおらず、タテボン先生による受診となりました。タテボン先生、前回の診察が何かいやだったので(デプロメール勝手に増力、その意味は「薬の効果が増えます」事件…)微妙に警戒してたりして…。

診察室に入ったら、早速「アベ先生とも話し合ったんだけど、貴方の場合有効な治療手段がないので、治療するのではなく、注射でそのときの痛みに対処していくという風に考えてもらわないと、だらだらした内容のない診察になるから」みたいなことを云うタテボン先生…。アベ先生と何をどう話し合ったのかよくわからないですが、別にそんなこと今更改めて云われなくても…。「治療ではなく、対処手段として」ペインクリニックを選んで通い続けているんですけど…。確かに私はイミグランから始まりゾーミッグ、レルパックス、モービックととっかえひっかえ鎮痛剤を試して、あるならばもっと鎮痛剤が欲しいとか思ってますけどねえ(笑)。それが「治療を求めている」ように見えたので確認したんですかねえ…。何だかなあタテボン先生…。

まあ一応先生と私の治療に対する考えが一致しているということが確認できたのでお互いにとっていいことだと思いますがねえ。治療ではなく対処療法というかうまくコントロールする手段が出来ればいいや、という気持ちで受診してたら、先生は治療にやる気マンマンで「治療できないと思ってるのか」とか「大体よくならないのは君のその投げやりな態度が悪い」とか云ってくる(いわゆるひとつの逆ギレですか…)先生というのもそれはそれで困っちゃうのでねえ…(云い方悪いけど、変な商法にひっかかった気持ち…)。

そんなタテボン先生が次に云いだしたのは、社会保険では一月に出来る神経ブロックが2回、それを越えた場合は保険外診療(自費診療)になる、ということ。な、何と…。初耳でした…(愕然)。ショック…。
やるせない表情で色々不満やら困るということを話すタテボン先生。「でも整形外科医会が云ってきてることなんだ…」そう云ったときのタテボン先生の表情…力のない、諦めかけたような悲しそうな切ない苦笑い…。思わずこちらまで切なくなっちゃいましたですよ先生…(やや不覚)。タテボン先生はそのことについての説明とか展望とか要望とかをまとめたレポートを作っていて(タイトル「社会保険をご利用の患者様へ」。5ページ)それを渡してくれました。…よく読んで勉強してみます…。

最近の医療制度改革、診療報酬マイナス改定の影響で、長期的に継続する治療にかかる費用を削ろうとする動きがあるのはわかるんですが、でも本当に正しいこと(それ自体も、その方法もなのかよくわからないし、ひとくくりにペインクリニックを「慢性的」で「長期的」だから医療費の負担になると云われるのは何だかなあ…という気持ちでいっぱいなのですが。医療というものが全体として、必要とされるものとして存在できるようになるために仕方ない部分ならばしょうがないという気持ちもあるんですが。でもそれにしても何だかなあ…。

どうでもいいけど(いやよくない)今日の問診はそれでおしまい。あとは神経ブロックの注射して終わり。タテボン先生、痛み治療が置かれている危機的状況はわかるけど、私の診療ももう少し親身になってくれてもいいんじゃあ…とちょっと思ったり思わなかったり…。うーん…。やっぱり次の診察はアベ先生がいいや…(ひどい)。

2003/03/07 違う 僕らが見ていたいのは希望の光だ

まだ負けたくない。もうやだなあ。大人になりたい。どうしてこうなっちゃうんだろう。面倒くさい、疲れた。負けたくないんだ。頑張らなくちゃ。だめだよ。そういうことをひっきりなしに思う一週間でした。溺れているみたいに、暗い苦しい水と揺らぐ光を交互に見る。掴みかけては沈んで。何だかなあ、と自分自身に呆れてしまうけど、しょうがない。ある意味自業自得だし、ある意味ものすごいチャンスだと思う。みっともなくても悔しくても恥ずかしくても。

頭痛。韓国旅行中から時折すごい強い頭痛がやってきます。「痛い」というより、「強い」という感じの。頭頂部から太い重いもので締め上げられているような。最初、暖かい部屋から寒い外に移動することが頻繁だったから血圧の関係とかでこうなるのかなあと思ってたんですが、今週中ずっとそういう感じの頭痛だったので、単に寒さ暖かさが原因でもないのかなあ…とか(ちょっと弱気)。がん、と力いっぱい痛みが食い込んで、それ自体十分痛いけど、食い込んだみたいな痛みの周りもじくじく疼いて、本当に何か頭の中にあるのかと(…腫瘍…)思ったほどでした。レルパックス飲んだりモービック飲んだりしたんですけど、どうにもならず、さらにときどき脳貧血というかぐーっと意識が低くなるような感じ(眩暈というか)になったりして。

何かひさびさにきちんと脳神経外科の診察を受けるべきかなあ、頭痛外来でもいいけど、とか考えてしまいましたですよ。弱気…弱気すぎる…。一番問題なのは軽い逃げ入ったこの弱気なのかも…。こういう気持ちが回復して、それでもまだだめだったら受診を考えるけど、本当にまず気持ちというか自分の足元を固めた状態に戻らないと…。医者に何をどう云われても云われっぱなしになりそうな、今の、すべてが弱い状態って自分としても不本意です。こういうときに会う医者にはひどい目に遭わされるのがお約束ですしねえ…。フフ…(遠い目←それでも思い出したあれこれのせいで妙な抵抗力がわいてきたりして。笑)

2003/03/03 胸に新しい花を咲かせて

昨日深夜に韓国から帰ってきました。隣の近しい国への旅でしたが、海外というのは足元にある深い淵をふっと見てしまったような気持ちになったり、細胞が新しく生まれて増えるような気持ちになったり、色々な意味で刺激的で、とてもいい経験でした。楽しかったです。思い出してもどきどき胸がくすぐったくなります。よい旅でした。

で、今日は仕事。それも大きな研修会を主任で。細かいところが抜けてたりツメが甘かったり、自分の動きの悪さにがっくりすることがやっぱりありましたが、何だか今は心の体力が戻ってきているので(旅行リフレッシュ効果もあるかも。3月という季節がいいのかも)これ以上落ちず崩れず、むしろここからこれから巻き返す、取り返す勢いで向かっていきたいと思いました。自分の力のなさ、小ささ、テクニックのなさ、慢心とか油断とか怠惰で鈍くなった成長、嫌になるほど思い知って感じたことを今は「底」にしよう。そこから上へ向けて浮上しよう。

毎日積み重ねで、ある日思いっきり新しくなりたい。よりよい、いいものに。新しくなりたい。



HOME

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送