2002/11/29 走ることしかできない

今日は学会でした。朝8時に出勤してから夜の8時まで、学会会場と会場準備室と控え室と本部を駆け回ってました。高低差1階から8階。エレベーターがなかなか来ないからもうダッシュで階段駆け上がったり駆け下りたり。台車を押したり、肩にOHCのケーブル担いで(太さ5センチくらいで長さもかなりあるので結構ずっしり来る重さ)マイクスタンド両手に持ってとか。息も絶え絶え、あせだくになりながらもあれもこれも、次から次へとやることがあるし、ハプニングも起こるし。スライドのランプがいきなり切れたり、お弁当の数が合わない!とか資料がない!とか。でも一番びっくりしたのが階段ダッシュだ!と階段のドアノブをがっと握ったらノブががこっと外れたこと。「やっべ!」と思って慌ててノブを填めて直して、もう一度ノブを回したら、握ってるノブがまたがこっと外れて、ドアの向こうのノブがドアの向こう(ドアはガラスなので向こうが見える)で音を立てて落ちたこと…。咄嗟に絶句、思わず逃走(だって急いでたし…直す暇も技術もないし…)。変な汗を背中と手のひらにかいてしまいましたですよ。びっくりした。

とりあえずそんなこんなで何かもう走ってるか走って飛び出すために待機しているか走っているか、それしかばっかりでした。日頃恐ろしく運動不足な私でしたが、殺気立つほど気を張り詰めていたので、何か異様にダッシュがかかりましたね。踵に力を入れて廊下を蹴り、大股で力強く足を出し、「疾走」の心構えの私でしたよ。自分でもこんなに速く走れるとは思わなかったですよ。もしかしたら私、今からでもアスリートを目指せるかもしれないと思うほどですよ(笑)。

ああそれにしても疲れた…。何かもうどっと疲れた。せっかくさわやかな疾走感と充実感を味わったものの、色々あって何かどっと疲れてしまった。ああ何かまだまだやらなくちゃいけないんだ、もっともっとやらなくちゃダメなんだ(でも一体何がダメなんだろう…)とか思って気持ちまでしんどくなってしまいました。明日も出勤でつらい…何かちょっと自分頑張りすぎててかわいそうとか思いそう。この歳で目の下くま作るほど仕事仕事でそれでイッパイイッパイになっちゃって。それでいいのか…大丈夫なのか…(色々なことが…)とか。

この歳って人生の曲がり角なのかもしれないですねえ、色々な意味で。しっかり考えて色々今のうちに心に決めておかないと後でとんでもなく道を間違えそう。…とてつもないけど、現実。

2002/11/27 健康診断を受けました

今日は年に一度の健康診断。定期検査ではなく純粋な(?)一般的な検査色々を受けてきました。それでも前準備は前夜から絶飲食と一般的じゃない検査よりハードという…。朝、疲れてるのもあるけど、朝ごはん食べないので気持ちも体もぼんやり、なかなか目が覚めませんでした。療養時代(時代って…。笑)は朝起きてもごはん食べられないし、食べなくても平気で普通に過ごせたんですが、社会人生活では朝からきちんとエネルギー摂らないと動けないんだなあ。普通のことなんだけど、生活してるということの逞しさというかタフネスさってすごいことだなあ…。大変だけど、そういうことが出来るようになったということはやっぱりいいことだと思う。じんわりと。私は生き物として生きてるし、社会人として生活している。

健康診断。胸部レントゲン、視力、血圧、身長体重。体重は増えていたけど、でも覚悟してたほど多くはなかった…ほっとするようなそうでないような変な気持ち…。そして身長が4ミリほど伸びていた…この歳にして平均以上の高さをキープしてなお…。おそろしい…(笑)。
そして採血。私は血行障害なので(先天的に血管が不出来で収縮作用が悪いというだけですが)大変苦労しました。ゴムでぎりぎり腕を縛られて、叩かれ、それでも血管が出てこない(見えない)ので、シリンジ(注射筒)で半ば強引に血液吸引…採血というより抜血という感じ…あるいは脱血…。検査半ばにして目もうつろでへろへろになる私…頭も激しくがんがん痛くなるし…。水分取れば少しは楽になるかも、と思うけど検査中なので当然水分補給は無理ですごいつらい…。健康診断なのに何でこんなハードなんだろう…うう(涙)。その後心電図と聴力検査などをこなし、腹部エコーへ。

腹部エコーって受けたことがないのですごくどきどき…。何となくCTスキャンみたいなものを想像してました。ベットに横になって何となく超音波を浴びて映像撮られてそれで終わり、みたいな。しかし腹部を出してベットに横になってたら熱いゲル(妙にさらっとしてて、でも水とも違う感触)をお腹にかけられ、ぐぐっと機械を押し当てられ、ひるむ間もなく「息吸って、はいとめて。我慢我慢ー」の繰り返し…。何かショック…激しくびっくりでした。息を止めてお腹を膨らますという感覚がつかめずおたおたしているうちに、肋骨の下あたりから腹部全体をローラーのようなもので押し上げられるように、えぐられるように力強く押されるって…。エコーって超音波じゃなく単なる触診じゃないのかと思うほどでしたよ…。本当にあんな激しくも無造作な(ように感じる。ただ翻弄されるままだったので。笑)動作で内臓のことがわかってしまうなんて現代医学の恐ろしさよ…(久し振りに医学医療に対する畏怖を思い出す私)。

しかし変な話ですが、インフォームドコンセント、事前の説明の大事さを感じましたです。私の場合健康診断の検査だからいいけど、病気かもしれない時、あるいは病気で不安になってる時に何も知らず知らされずああいう検査されたらかなりショックを受けるのではないかと思ったり…。こんなことでショックを受けるのは私だけかもしれないですし(笑)、病気になって病院にかかると不自由な、色々なしんどい目にあうものと諦めちゃうものかもしれないけど、ちょっとのことで取り除けることなら不安やショックは少ないほうがいいですよねえ…と思いました。何となく。

まあそんなこんなで腹部エコーを衝撃のうちに終え、次は何をしたっけ…血を抜かれて意識朦朧なところに何かいちいちすごい待ち時間なので何か記憶があいまい…(大丈夫か…)。確か診断を受けたんでした、先生に聴診器当ててもらっておしまい。9時半から始めて12時近くになってようやく終わりました。何かもうハード…疲れ果ててしまいましたですよ…。

その後は職場に戻って仕事…と思ったら、上司が家庭菜園で作ったキャベツをたくさん持ってきてくれたというので職員数名でまるまるのキャベツを水洗いし、虫を取って(完全無農薬なので虫がたくさんついている)、ちぎるということをすることに…。あと青首大根ももらったので、それをすりおろしたり…。家庭に比べたら乏しい簡単なキッチン用品しかないので(職場でまさか大根すりおろしたりキャベツ切ったりなんてするわけないのでそれが普通…)何かやたら手がかかりましたねえ。給湯室のキッチン水浸し…。何をやっているんだろう職場で(笑)。しかも出来たキャベツが異様に多くて、一人前が大皿で山盛りのキャベツとコーヒーカップ1杯分の大根おろし…これを昼休みに食べよう!という…。何て異様にヘルシーな職場…(笑)。

でも家庭菜園で作った取れたてキャベツはすごいやわらかくて(でも歯ごたえはきちんとある。しゃっきりとすっきりとほんのり甘い葉のやわらかさ)、山盛りの量も結構むしゃむしゃ食べられました。大根おろしは結構辛かったけど、醤油をかけたら逆にその辛さが癖になっちゃう。何だかんだとコーヒーカップ1杯分食べちゃいました。大根おろしというと秋の秋刀魚と一緒にとか、ハンバーグにかけて、とか思いますが、きりっと辛く、でも味のある大根だったのでそれだけで十分美味しかったです(何かに似てると思ったら日本酒の淡麗辛口みたいなんですね。最初はおおっと思うけど、でもそれがやめられないみたいな。笑)。

後片付けも異様に大変でしたが(生ゴミの量が普通の事務所の倍以上ありました)、でも思いがけず美味しいものが食べられて嬉しかったです。

しかし抜血(笑)の後の具合の悪さは一向に治らない…水分を大目に取ってたんですが、それでも頭の血管がガンガン収縮(あるいは膨張)するような痛さ。そして貧血気味の気持ち悪さ。

今日は仕事を定時で上がってアベ先生のいるペインクリニックに行く予定で、頭痛があるのは辛いけど、ペインクリニックの威力を試すという意味ではいいのかも。しかしあまりの頭痛と気持ち悪さと顔色の悪さに受診してる最中も受け答えがおぼつかなくなり目もうつろで、アベ先生に「具合は悪いの…?あ、こんなこと聞かれてもどうしようもないよね」とか云われてしまうという…。先生、血が足らないんです、それだけなんです私(それもどうか…)。

今日の診断では、アベ先生にレルパックスを薦められました。レルパックスはファイザーから出ている、トリプタン系片頭痛薬。トリプタンにはひどい目にあって、すっかりかつての期待と信仰(笑)と情熱を失い、むしろ怯えて恐れている私なので(頭痛いときにさらに鼻が泣きたくなるほど痛くなってみたり、吐きそうになってみたり、筋肉痛様の異様な緊張感を覚えてみたり。どう考えても「それって使用注意の副作用の症状なのでは…」という状態)、アベ先生の提案にも思い切り怯んだ顔をしてしまったのですが、アベ先生いわく「レルパックスはイミグランやゾーミッグがあわない人も効いたって云ってるよ」。これは言葉の内容にもですが、アベ先生の口調、語りかける働きかける態度に心を動かされました。以前受診した時(6月か7月くらい)には私からレルパックスの話をして、でもその時はまだ先生はレルパックスを知らなくて、「そういう薬を試してみるのもいいかもね」という程度で話が終わってたのに、今はアベ先生なりの薦められるポイントを持って薦めてきてくれるというのが、アベ先生の真摯さというか患者と向かい合おうとする姿勢を改めて感じられて、ああこの先生は痛みというものと心身両面で良くも悪くも分かちがたく生きている私に対して働きかけてきてくれるんだなあ、と思いました。何かこの人の云うことの真摯さは人の心を動かすような誠実さみたいな、良い意味での情みたいなものがあるなあ…人間としての誠実さが高度に専門的な職業技術と知識にものすごく現れているというか。何か何様な云い方ですが、この人のこういうところに医療不信のひどい嫌な患者の私も何だかすごいはっとさせられて、じんとしてしまいます。
そしてレルパックスを5錠分処方してもらいました。効くといいなあ、効いて欲しいなあと何だか素直に心の底から思いました。こういう気持ちは久し振り。いい気持ちだなあと我ながら思います(ずっと続けば医療不信も解消されてもっといいなあ。笑)

2002/11/26 回復途上発展中

情けないとか惨めとか、そういう風に思った気持ちとか自分の立場とか、その時のすべてを力に変換する姿勢というか動き方が「生活していく」ってことの力のなかのひとつの意味のように思ったりする今日この頃。プラスに向かう反動としてのマイナス。プライドとしてのコンプレックス。そういう部分を上手によく育てられたらいい。

…なんて今はペインフルライフが終わったあとの妙にテンション高い強気な気持ちだから思うのかも。今まで抑えつけられていたというか理不尽な感じに痛くて弱ってたので、その反動で妙に元気っぽい気持ち。単純な…。またペインフルライフになったら激しく落ち込んだりするのにしょうもないな…(笑)。出来の悪いジェットコースターみたい…いい加減いい年なのに…。落ち着いた大人になりたいものですね(来年の目標にしようか…)

明日は年に1度の定期健康診断。心電図とか胸部レントゲンとか血圧とか一般的な健康診断色々。今年から(いい年なので。笑)腹部エコーを入れてみましたがどうか…。超音波検査って初めてです。ちょっとどきどきしてしまうあたり私もまだまだ純情(笑)。

しかし前の晩9時以降食事出来ないって、血糖値の検査があるからとはいえ厳しい…がんセンターのMRI検査でもこんな厳しい目に遇ったことないのに…(笑)。

2002/11/23 勤労感謝の日

今日は久し振りに完全オフ!祝日万歳。でもどうせ休みなるなら振り替えのある日曜日とか、三連休になる金曜日とか月曜日になって欲しかった…と思ったり…(笑)。

今日は「片頭痛学会」が横浜で行われたそうで。トリプタン剤が発売されたこと、頭痛を「病院で治療するべき病気」とすることで厳しくなる医療経済のなかで患者開拓を図ろうとかあって、最近活発な頭痛治療。以前は「頭痛い」で受診すると「そんなことで病院に来られても…」とか「市販の痛み止めでいいでしょ」みたいなあしらい方をしていた昔と比べて、きちんと病院が患者として病気として受け止めてくれるというのはいいことだなあと思いますが、でも微妙に「金になるからなのね…」とすさんだりもする嫌な医療不信患者の私…(笑)。何というか…、病気を治して欲しいという患者のニーズがあって初めて医療というものが成り立つと思うのは私の患者としての甘えや傲慢な考えでしょうかね…。新薬できたから今から片頭痛患者もウエルカム!というのは何か順番というか理論が違うような気がするのですがねえ…。でもまあとりあえず意識が変わっていくというのはいいことなのかなあ…とか。行かないくせにぶつぶつ感想述べてどうするって感じなのですけれどもね!(マッタクです)。ていうか単に私、自分がトリプタン剤効かないからトリプタン剤が片頭痛業界の救世主!みたいに扱われているのが悔しいのでは…(嫉妬!笑)

今日は「リハビリテーション」に書きましたが、サッカー観戦。その後は余韻に浸って(笑)のんびり過ごして、明日レポートをやろうと思います。図書館に行かなくては…。
そういえば最近勉強もおろそかだし、本も読んでなくていけないなあ…。仕事忙しいのが理由ですが、でもそれを云ったからといって何も変わらないわけだし。仕事は他人との関わりでしか動けないけど、自分は自分でどうにかできるし、しなくてはいけないし。自分にかける時間を自分で作ってこそ一人前の社会人!頑張ろう!

2002/11/22 飛び出して お願い微笑んで

頭痛は再び緩和してきました。肩こり解消のためにアンメルシンを寝る前に首筋と肩に塗り(冷たいんだか熱いんだかわからないけど、とりあえず肌がひーひーした感じになりますね…なれるとそれなりに気持ちいい。笑)、眼精疲労解消のため(目の疲れからくる頭痛というのもあるので)職場にブルーベリー濃縮エキスを瓶でどんと常備して、お湯に溶かして一日に2回は飲むようにしてます。そうしたらズキズキガンガンというのが軽くなってきたような…。薄まってきたというか。ああもうどうしてどうしたら、と狂おしくなるような痛みでしたが、知恵を使って色々試してみればそれなりに取れる手段というのはあるのだなあ…と今更ながらに学習してみたり。

健康マニア(しかしお手軽で金のかからないものしかやらない。笑)な私が今試しているのは、にがりです。豆腐を固めるときに使う、海水から塩を取ったもの(海水を煮詰めて精製したあとに残る液)。「海水から塩化ナトリウムおよび塩化カリウムを析出分離して得られた塩化マグネシウムを主成分とするもの」だそうで(おぼろげな化学の知識が脳裏をうすぼんやりと漂う…。笑)。薬膳料理教室で「にがりをコップ1杯の水に2、3滴たらして飲むと花粉症の鼻づまりがすーっと取れ、花粉症も治る!」と聞いていて興味があったのですが(花粉症というものをひどく恐れる私。笑)、最近はダイエット効果があるということで人気だそうですねえ。ミネラルがたくさん含まれている、塩化マグネシウムがカルシウムの吸収を助けて代謝機能をアップさせる、つまり体内の水分や老廃物、脂肪を素早く排泄させる!ということだでそうです。便秘も解消されるし、ダイエットにもなると。ほほー。花粉症対策というよりやはりダイエットというところに心動かされまくり(笑)ドラッグストアで買ってみました。450ミリリットルで800円くらい。1回に2、3滴飲み物に混ぜて飲んでます。さあ効果のほどはどうか!(笑)

どうでもいいけど、今日仕事から帰ってくるとき、道にアロフトが1シート落ちててすごくぎょっとしました。何故こんなところにアロフト(しかも1シート10錠で3錠は飲んであるという中途半端なもの)が落ちているの…もしかして罠…?思わず周囲の気配に神経を尖らせてしまう私…(笑)。まあ罠というのは冗談ですが、OTCじゃない薬が落ちてるのって何か怖いし、持ち主は困ってないのか大丈夫なのか心配になってしまいますです。薬は大事にしなくてはねえ…。

アロフトというのは筋肉の緊張を緩和させる作用のある薬で、筋肉痛の治療にも出されるそうですが、私はH先生にいきなり大目に飲まされて、しばらく激しい全身倦怠に目もうつろになって動けなくなったという嫌な思い出が強烈…。筋弛緩剤じゃないかと疑ったりしたものですよ…(遠い目)。

2002/11/18 そしてまたぐるりまわって

土曜日に神経ブロック(局所麻酔注射)を受けて頭痛が緩和されて、体も心もすっきり軽く、日曜出勤もこなしたんですが、今日になったらまた激しい頭痛が…。うう、うう…何なんだよう…。仕事したくない病なのかよう…何か悔い改めなくちゃならないことしたっけよう…(どちらも割と思い当たる節がなきにしもあらずで自分で云っててドッキリ。笑)。ズキズキとガンガンという痛みにさいなまされ、週の初めからすっかりよろよろ弱気になりましたですよ。水曜日、またブロック受けようかなあ…アベ先生に相談したらいい薬くれたりしないかなあ…それとも今ならイミグランなりゾーミッグが効くかなあ…(弱気すぎる)。

どうでもいいけど、最近医薬品の緊急安全性情報が出ているアストラゼネカですが、この調子で行くとゾーミッグの異様な鼻痛感も私の特異体質(H先生ご診断)のせいではなく、何か薬のほうに問題等があるのではないかと思ってみたりしないでもないですけど、そこらへんどうか(弱気の次は猜疑心←具合悪いとすぐ思考が暗くなっていけないですねえ…)。

2002/11/16 また深い闇に出会うとしても 狂おしい影を乗り越え ただ

本当にもうどうしたらいいやらというくらいの頭痛。後頭部から何か生まれ出てくるのではないかというくらいのひどい圧迫感(リアルを追求して表現したらファンタジーに←ていうかギャグチック…。笑)。ズキズキともガンガンともつかない(その両方の)痛み方。これはもうペインスケールでいうと9か10というようなひどさつらさ。普通にしているのもむつかしいくらいの痛さ。もう本当にどうしたら…。

ここまでひどい頭痛だともう薬じゃ無理だと思ったので(いつのどんなレベルの頭痛でも無理なんですけどネー。笑)、神経ブロックを受けようとアベ先生がいるペインクリニックに行って来ました(それでも午前中は仕事に出てました。自分のミスではみだした仕事だからしょうがないんですけど…)。アベ先生はいなかったんですが、でも今日診てくれた先生もアベ先生くらい注射がうまくてよかったです。注射前にピンセットで挟んだアルコール綿で首を消毒するんですが、その時やたら高い位置から調律のような手つきで(笑)やたらリズミカルに強くポーンポーンと叩くのには参りましたが…くすぐったいやら痛いやら、何か吹き出しそうだった…。あと「痛かったら左手をぴゅっとあげてね」と云われたのも何か可笑しかった。痛いのを治してもらうためにする注射なんですけどみたいな。痛くてもいからこの頭の痛さを何とかしてくれ、みたいな。注射の針が入ったときに突き刺さるような痛み(ようなじゃない)を感じたくらいで、薬液(局所麻酔薬リドカイン)が入ってくる異物感から来る嫌な痛みというのはなかったです。おお、さすがアベ先生のいるペインクリニック、いいクリニックですねえ…土曜日の午後も診療やっているというのも便利だし、いいなあ(エラソウ)。
その後疲れているからか、麻酔が効くせいなのか、三十分安静にしているあいだに爆睡。看護師さんに揺り起こされて、さらに「もう少し寝ていく?」とか云われて大変恥ずかしかった…。
神経ブロックの後は注射した側(私の場合右側)のまぶたが腫れて(ていうか二重は消えないままでまぶたが下がるので、何か目のサイズが小さくなったみたいな感じ)目が充血、喉に何か詰まったみたいに声が出ない状態が30分くらい続くのですが、でも頭痛のほうは最初のガンガンとした感じが緩くなった感じですごく楽になりました。よかったよかった。こんなに楽になるならもっと早く注射受ければよかった。ていうかこれからはもうちょっと間隔詰めて定期的に注射受けようかなあと思ったり(昔は隔週でブロック受けても効果がなかったんですが。諦めずにやってみると意外にいい結果になるのかも)。

2002/11/15 私が知ることのない貴方の世界 貴方が知ることのない私の世界

そういうことを平気で云えちゃうのってどうなのかなあ…とひどく(もしかしたら必要以上に)ささくれてしまう私だってどうなのかなあ…と思って、何だかどうしようもなく気が塞いでみたり。余裕がなさすぎる。
だけどもう余力もなくなりそうというのも事実。

今週は本当にもうどうしたものか非常に具合が悪くてつらかったです。実は職員旅行(秩父旅行)の最中も頭痛くて旅館でイミグラン飲んで鼻痛にしみじみと泣きたくなったり…。効かない、それどころかひどい目にあうって分かってるのに、頭痛い最中は弱気になるのか、判断力鈍るのかどうしても飲んでしまうんですねえ…。でもここのところの頭痛はいつになくひどくて、頭の血管ががんがん膨張しているかのような痛みと圧迫感で気持ち悪くなってしまって、何だかいつもよりもひどくつらいような感じなんですよねえ…。変な云い方ですが、「体が痛む頭痛」という感じ。痛む部分を負うのに実際痛んでいる部分である頭だけでなく、そのほか周辺の部分から体全体まで負担がくる感じというか、ずきずき痛むところが割れたりじくじく膿んでて、それがどんどん広がっていくんじゃないかと思っちゃうような感じ。
いつもは頭痛いときも見た目は普通にしていられるんですが(一応、自覚の上では)、今回はもう抑えようなく我慢しようもなく不機嫌な嫌なオーラが出てしまうことがあって(本当にそこが痛いのか、不機嫌でいらいらして眉をしかめてるのか、自分でもわからないけど眉間がきりきりゆがんでひきつっているときとかあったり…)、それもまたつらいです。ああいやな状態、ていうか私いやな人だ…(そう思うとどんどん考えが悪いほう暗いほうに煮詰まっちゃってますます気分が塞いで眉が寄っちゃう悪循環…やだなあ…)。

しかし逆にあまりにすごい痛みようなので、いつものペインフルライフとは違う原因のような気がしたりして。脳ではなく、風邪とか別の病気になってるとか、肩こりが激しくてそこから来ているとか。うーん。何でもいいけど、ともかくもう少し痛み方が落ち着いてくれればいいのになあ…。

右耳のあたりの調子も悪く、MDウォークマンのイヤホン入れたら、くすぐったいような妙な違和感を感じて思わず鳥肌が立ったり、音楽再生しても右耳聞こえなかったり。でも最初は「このMD、この前修理に出したばっかりなのにまたもう壊れてる!」と一瞬ぷりぷりと腹を立ててしまいましたですよ。壊れているのは私のほうでしたですよ、アラヤダ(笑)

それでもそんな状態でも、水曜日には鍋をしてきましたですよ。友達が白菜貰ったから鍋やろう!と電話くれたんですが、びっくりしたことにちょうど私もその日に春菊を貰ってたんですよ。しかも秩父土産の日本酒(秩父産の幻の酒「紅酒」)もありましたし。嬉しかったなあ。食べた鍋がまたシンプルだからこそ素材の味が引き出されている!という感じの鍋で、美味しかったです。日本酒と梅ワインも飲んで。芯まであつあつ。鍋って美味しいし、楽しいし、幸せになりますよねえ。しみじみ。
かなりいっぱいいっぱいの今週でしたが、鍋の幸せを思い出すと今でも思わず顔が緩みそうですよ、そしてお腹の虫がうずきますですよ(笑。どうでもいいけど、これだけ具合悪くても食欲だけはなくならない自分ってすごく健康っぽいなあと苦笑いですよ。甘いもの食べたいなあとか思ったりもして、私ったら本当はすごい健康なんじゃないかしら…。笑)

2002/11/07 きっと僕らこうして

今日はすごくきびきびと有能に仕事した!とすごい満足感があるのですが、冷静に仕事量を振り返ってみればそうでもないわけで…電話とパソコン使うことが多かったからかなあ。単に疲れてマヒしてるだけかも…。何かまた頭痛かったりしたし(ペインスケール的には結構高いけど時間が短くランダムなので、薬を飲むのも微妙…。何か微妙に気持ち悪さを伴うあたりも薬を飲むのをためらうところ…。下手に飲んだら吐きそう…。ランダムなタイミングにまかせて、出来るなら「見なかったふり、なかったふり」をしてやり過ごしたい。笑)疲れているだけなのね…(笑)。

ファミリーマートで売っているラムネのようなサプリメント「サプリメントスクエア」にいつのまにか新作(っていうか?)が出てましたね。今朝気づきました。ビフィズス菌の「明日快朝」と、ブルーベリーの「視界清涼」。ブルーベリーサプリメントって値段が高いので、180円で美味しく一週間分というのは結構いいですよねえ。4粒くらい食べてしまいました(意味ない。笑)。ビフィズス菌のもヨーグルト味でさわやかに甘く美味しいですねえ。カルシウムのサプリメントがグレープフルーツ味で、ビフィズス菌がヨーグルトというのが意外な感じで面白いなあと思います。さすが明治製菓だ…(ちょっと違う)。私、チュアブルタイプのサプリメントってどうも味が濃いというかわざとらしかったり、お菓子っぽくてあんまり好きじゃないんですが(この前買ったアミノ酸プラスビタミンB群のチュアブルは失敗だった…チュアブルなのに固いし、後味濃過ぎ。でもまるまる一か月分ある…)これは美味しいから好きです。まあサプリメントというよりお菓子感覚が強いですけどねえ。

サプリメントといえば、で思い出すのは間違ってるかもしれませんが、ハーブ。頭痛に効くフィーバーヒュー。今も職場の一番日の当たる場所でせっせと育ってます。葉っぱも伸びて大きくなってます。匂いが何か「ああキク科の植物だなあ」と深く納得するような感じです。春菊をワイルドにしたような…(何かうまく例えられない…もどかしい…)。生で食べるのはちょっとクセが強いかも…と思って、大きくなった葉っぱを摘んで天日干しして(職場で…。笑)お茶にしようと思います。それでもあんまりにあんまりな味だったらボタニカルズのハーブティに混ぜてしまおう、いや自分でシングルハーブ買ってブレンドしてみるというのもいいかもと色々夢を膨らませてます。フィーバヒューの花言葉「楽しむ」はまさにぴったりだなあ。ドーピングを楽しむ、私(笑)。

2002/11/06 たぶんそれでもそのときが

毎日寒いですねえ。すっかり冬の寒さ。ここでこんなに寒かったら秩父・長瀞はどのくらい寒いんでしょう。一泊二日とは云え、しっかり準備をしなくては。でも準備をする時間もなければ余裕もないんですね…だってほぼ毎日12時間以上一緒にいる(しかも忙しいので殺伐気味)同僚と旅行って…誰もが「楽しめるか不安…」と思っているのが満ち満ちている旅行って…。本当に不安です(笑)。それでもデジカメはいそいそ磨いている私(笑)。

毎日ていうかいつまで経っても忙しいことの最大の理由であるところの一大事業の概要がようやく私にも見えてきたんですが、本当にとてつもない規模のものだったので何かもう呆然…。今でさえもういっぱいいっぱい気味なのに、大丈夫なのかなあ…と心の底から不安…。でもまあとりあえず目の前の仕事をがんがんやっていかなくては話が始まらないんですが。最近心がけているのは「要領よく」というより「余裕が出来るように」ということ。仕事の量にも、気持ちにも余裕が出来るように動けたらいいなあ。

2002/11/03 日々を笑う

今日は美容院に行ってカラーリングしてきました。前は赤っぽい色だったんですが、今回はナチュラルな茶色にしてきました。微妙に金色っぽく、でも茶色。前よりはちょっと明るめ。まあ派手すぎず、暗くなりすぎずいいんじゃないかと(だからそれが「ナチュラル」)。

その後は本屋さん行って、近くのお店でバイトしている友達がちょうど休憩だというのでウィンドーショッピングをぶらぶらして、お茶してきました。ケーキーセットで頼んだショコラケーキが、ケーキというより「スポンジで生クリームを包みました」という感じだったんですが、生クリームが甘ったるくなく軽い感じで、スポンジはチョコレートで甘くという。ううん美味しい。もう少し食べたいと思わせるあたりが心憎い。ううん。
何というわけでもなく、何となく過ごす時間というのもなかなかいいものですねえ。ほのかな後味の楽しさというか、さりげなさの心地よさというか。

今日は頭痛も目立ってひどくなく、いい感じで過ごせたのでよかったよかった。耳のほうが少し遠い感じがしますが、痛いよりは全然いいのでいいでしょう。相変わらず何故痛くなるのか、何故治るのかわからなくて何だかなあ…と思うけど、治ってしまえばまあいいか。まさに喉もと過ぎれば…という。まあいいか(いいんです)。

2002/11/02 わかりあえそなこのときを

今日は朝起きるなりすごく頭が痛かった。ズキズキというかガンガンと頭に食い込んで響くような。一瞬「二日酔い…?」と思いました。気持ち悪いくらい痛い、というか、気持ち悪くなるほど痛いような感じが、何か二日酔いの頭痛っぽい…。でも昨日は杏露酒をもう匂いしか残らない程度にお湯で薄めたのを飲んだだけなのに…。
まあもう理由はとりあえずいいから!というくらい切羽詰った痛さだったので(考えても本当にわからない…。実は結構濃い目で飲んでたとか…?←二日酔いしか思い当たらないあたりどうか…。笑)、トラウマも不服用の誓い(誓うことでは…)も忘れて、片頭痛鎮痛特効新薬である第三世代トリプタン剤、片頭痛治療に新たな世紀をもたらしたゾーミッグ、なかでも画期的なチュアブル錠オレンジ味(ここまでテンションあげないと飲めない…)を飲んでしまいました。前回は中身を搾り取られるんじゃないかというくらいの勢いで吐きそうになるという恐ろしい目に遭って冷たい脂汗までかいたんですが、それでもその恐怖を忘れるほどの頭痛の辛さだったんです…いや単にパニクってただけかもしれませんが…(笑)。今日はちょっと職場に出て仕事をしようと思ってたので、頭痛いままじゃ困るし、でも万が一また搾られても(笑)そのときは家に帰ればいいし…と思って(やや支離滅裂)ゾーミッグ飲んで出掛けたら、最初の30分ほどはまあ何ごともなく(それが普通です)、でも職場について仕事始めたら鼻が痛くなってきた…。鼻全体が通りすぎてすんすん痛い感じというか、何というか確かに命に別状はないけど、でも…でも…と悶々としてしまうような嫌な痛さ。本当にこの違和感と痛みで頭痛が少しはまぎれるので、案外これは正しい作用なのかしら…(悶々)。

悶々としているうちにそれなりにおさまってきたので(でもゾーミッグのおかげとは何か思えない…)3時半くらいまで仕事してきました。

家に戻って夕ご飯食べてから、友達をお茶をしにお出かけ(元気だな私…。何もゾーミッグ飲む必要なかったかも…。笑)。狭いスタンドのバーでしみじみと語り合ってきました。自分の気持ちや努力だけではどうにも動かないことのどうしようもなさって本当にどうしようもなく重いなあ…切ない。どうにかうまくいけばいいのに、そうもいかないから切ない。それでもどうか幸せになって欲しい。

それにしてもこの友達…、ただでさえ日本では定着してないハロウィンで、蓑とほっかむりと腰にひょうたんぶらさげた百姓の仮装ってどうなのか…。手にはひしゃくを持った百姓の仮装。それで「ああ今日はハロウィンだから仮装してパーティなんだな」とは私じゃなくたって思わないと思う…。これが今日最大のツッコミ(笑)。

2002/11/01 大事な望みさえ 潰れた踵の下だけど

11月です。すっかり寒くなりました。指先から体の芯までしみいってくる、冬の寒さですねえ。
寒さというのが良くなかったのか、今日は何だか朝起きたときからすごく頭が痛い。こめかみあたりを中心にじくじくと、でも結構くっきりしっかり響いてくる痛さ。いつものペインフルライフの頭痛と種類が違う感じがするから、いつもより「痛い」と感じてしまう(人間の感覚ってあいまいというかその人だけのものだなあ…)。何だろう、熱でも出るのかしら…。何かじっとしてるのがつらいような痛さだったので、薬を飲もうと思ったけど、イミグランとゾーミッグは飲んだらかえって具合悪くなりそう…という不安があったので(もうそれ薬じゃない…)結局バファリン。効いたのか効いてないのかわからない程度の効き目。とりあえず副作用がないのでまあいいか…という(薬じゃない…)。

精神的にも体力的にももう少し、ほんの少し余裕があれば、もうちょっとうまく、いい感じにいくのになあ…と思っちゃうこと自体が弱ってる証拠だなあ…。思うなら動けばいい。少しでも動けるなら前へ。心が思うなら、体で動けるならとりあえずとにかく。

来週末に職員旅行で秩父・長瀞に行きます。誰もが「大丈夫なのかなあ…」と不安まんまんな状態ですが(本当に大丈夫なのかなあ…)、デジカメで色々いいもの撮ってこれたらいいなあ、紅葉もまだ残ってるかもしれないし、それが楽しみ。ってまだ長瀞の観光パンフレット読んでないんですけど(笑)。あとで「あそこ行っておけばよかった」とか思わないようにしないともったいない。



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