2002/08/29  てのひらのなかからはばたく一瞬と永遠

デジタルカメラを買いました、ようやくやっと。前から欲しい買おうと思ってたけど、実際買おうとなるとどれがいいのか決めかねてなかなか買うまでいかなかったんですが、沖縄旅行に行くのにデジカメあったらいいなあと思ってついに買うことを決心。給料出て、旅行までの日にちが何となく実感できるような気がしてきた今日(何なんだか)、仕事帰りにビックカメラに行ってきました。初心者なので使いやすいもの、旅行に持っていくので軽くて枚数取れるものとしつこくしつこく主張と質問をして(笑)その割にあっさり店員さんお薦めの初心者用デジカメを勧められるままに買う私。
まあ初めてなのでとりあえず使いやすいもので慣れることが大事ですよねえ。私はこっそりデジカメといったらズボンの後ろポケットにすいっと入れられるような薄くて小さいカッコいいもの(中田英寿選手のCのイメージでね。笑)と思ってたんですが、そういうのは初心者には扱いが難しいし、何よりお値段が張るんですね。ちょびっと残念…後ろポケットにすいっと入れて持ち歩いてみたかった(笑)。

説明書を読む前から何を取ろうとかわくわくうきうきしている私。説明書を読んで、その細かさ、周辺機器の多さにちょっとくじけてみたり。でもやはり新しい、デジカメ。使ってみたくて使ってみたくてしょうがないので説明書に向かい合い、その細かさ、周辺機器の…(最初に戻ル)。やあでも何か今までのカメラとは性能も使い方も目に見える働きかけも違うので(当たり前です)手にしているというだけでわくわくします。沖縄旅行もまた楽しみが増えた感じ。美しい光、楽しい時間、その空気、そういうものがこのカメラにメモリされるといいなあ。

どうでもいいけど、旅行に一緒に行く友達がツアーを決める前から「トランクを買う!トランクがあると旅行気分が高まるから!」とキラキラしてたのを「形から入ってるなあ」と笑ってたけど、私も十分形から入ってますね。いや結局トランクも水着も買っていなかったりするから、形から入るのさえ失敗しているのかも…(笑)。そろそろチケットが手元に届く頃なので計画をきちんと立てなくては。行くからには色んなところに行って色んなものを経験して楽しみたい。
 

2002/08/26   今僕のいる場所が探してたのと違っても

夏休みが終わって、仕事復帰。前日は一週間ぶりの職場が懐かしくも楽しみに思えてわくわくしたり、溜まった仕事やこれから取り組まなくてはいけない仕事にプレッシャー感じてみたり、落ち着かなかったですが、始まってみると割とすんなり普通にいつもの仕事の日々。感覚が戻らないのと、溜まった仕事の量にどう手をつけていいのかわからないのとでちょっとぼうっとしてる部分はありましたが、仕事しているモード(姿勢や反応の仕方や時間の感覚とか)に一応なっている。仕事をしている方が日常の生活になっているということでもあり、別に私個人の事情や感慨とは関係なく日々は動いていることでもあり。そういう日常性は時に息苦しく感じることもあるけど、今は少し安心する。現実に着地しているという感じ。ここが私の基本の場所だなという感じ。

体調。とにかくもう疲れて眠くてへろへろしてます。身体の動きと視界の動きがずれるような不安定さ、貧血のような感じがあって気持ち悪い。でもスケジュールのハードさを思えば、随分よく持ってるぞ私!と思ったり。いい加減自分に甘いけれども、でもこれだけこなしてこれだけ動ける、というのが時間が経つごとに、快調なときと具合悪いときのジェットコースターのような波をくぐるごとに、自分のなかでわかってきていると思います。
ぬるい甘いリハビリだけど、それでも回復しているんだと思います。
そうやって私はメモリを増やしていく。いつか病気した分に追いついて追い越す。
基準が「病気したこと」になってしまうことが悪い方向のこだわり、コンプレックスになってるような気がして、自分が弱いような気がしてすごく嫌で苦しかったときもあったけど、身体と心から切り離せないならしょうがない、いつか自然に離れるまでこだわってみるのもいいかもしれないと開き直っっていたり。よい意味で口実に、動機に、原動力に出来ればそれはそれでいいのかな、と。そこで「頑張ってる自分に酔ってるだけ」に陥りそうな気もするんですが(笑)。要は現実と事実と自分の気持ちとのバランスのとり方なのかなあ。 

2002/08/24  スクーリング日記 2

8/21 四日目
自分のテンションを高めることは大事だけど、「頑張ってる自分に酔ってるだけ」なんじゃないかとはっとして、急に焦ったり怖くなったり。自分を高めるために勉強しているというなら現実的に努力して実践して、結果を出さなくては意味がないんだ。自分は大丈夫か。そういうことを今更ながらに気づく。遅い。

今日は午前に1科目の講義、テスト、午後は別の科目の講義、テスト。3時間しか講義の時間がないのでいつもにまして駆け足授業。疲れるけど、だらだら講義やるより集中力が続いていいかも。しかし科目が大学の時に勉強したことがあるものだったので(心理学と法学)ちょっと油断(ダメジャン…)。

8/22 五日目
体力的に一番キツイ…今週はまるで秋のようにさわやかで過ごしやすいからまだいい方かもしれないけど、でも疲労のピーク。「泥のように眠る」という言葉がありますが、寝てるときより起きるときのほうが「泥のよう」でした。起きなくちゃ、行かなくちゃというのはわかってるのに、眠くてだるくて身体も心も睡眠から引き上げられない。ぼんやりしっぱなし。それでも精神は緊張しているのか、頭痛も吐き気もない。快調、というか。

8/23 六日目
講義が終わったあと仲間と新たに同世代の生徒も誘って打ち上げ飲み会。わーい。これがスクーリングの一番の楽しみかも(笑)。同世代の気安さと福祉系の人の気さくさと明るさで和やかに楽しく、妙に盛り上がっての打ち上げ。「金で買えない出会いにカンパイ!」とちょっとフザけて乾杯したけど、本当に金で買えない貴重な出会いだなあと思う。みんなそれぞれ色んなところで色んな仕事しながら、同じ勉強してて、頑張ってて。私もこの人たちほど素敵に、上手には出来なくても広げていけるようにやっていきたいなあ、知識も人とのつながりも気持ちも。明るいほうへ。

8/24 最終日
最終日!です、とうとう!長かったような短かったような。問題はこの日々の気持ちをいかに今後日常生活で保ち続けられるかどうかが一番大事なような気もしますが、とりあえず一区切りということで。
午前中3時間の講義、テスト受けて、そのまま一気にお昼休みなしでオリエンテーション。実習修了書を貰って、区切りをつけてやってるという実感を感じて嬉しい。でもあまりに拙い実習内容が恐ろしくて恥ずかしくて実習日誌は読み返せない…。いつか読み返せるようになれるかしら…。
その後受験スケジュールや模擬試験のこととか聞いてまたしてもはっとする。現実的な努力と実践と、結果。これが今後の目標だと焦りながら心に刻み込む。道は長く、時間は短い。頑張ろう。頑張りたい。 

2002/08/21  スクーリング日記 1

08/18 一日目
今日からスクーリングが始まりました。第一日の今日は20人くらいのクラスに分かれて演習。ソーシャルワークの実践を学ぶ演習ということで生徒同士で面と向かって自己紹介して(というか自分のことを語る)その特長とか長短所を語り合うとか、事例問題を検討して表にまとめて皆の前で発表とかしました。大学のゼミみたいな感じなんですが、初日からこういう形式なのは人見知りで上がりやすい私としては結構キツいものがありました…。思ったことがうまく言葉にまとまらなくて一人で焦っちゃったり、笑顔がとっても不自然になっちゃったり(笑)。心の体力を使いましたです…。周りの人が構えなく自然体で人に接するのが巧い人ばっかりなので(福祉の仕事に就いている人の明るさというか親しみやすさというのは本当にすごいなあ…尊敬してしまう)何か私って福祉関係向いてないんじゃあ…とか思ったり思わなかったり。でもそれで引っ込んでいてはドツボだし(昨年の実習で学んだ、親しくなりたかったら笑顔とポジティブ!)と思って、かなりぎこちなく不自然だったと思うけど(笑)私なりに積極的に頑張ったつもり。多少先行き不安だけど、やるしかない!一週間頑張ろう!

08/19 二日目
今日からは大学の教室借りて講義。午前3時間、午後3時間の講義(これで1科目)を受けて、確認試験を受けるという。大学の教室に辿り着く為に都心のラッシュをくぐらなくてはいけなくて、それがまずしんどい。でも通勤の為にラッシュくぐるのとはしんどさが違うかも…(前の職場の通勤で都心ラッシュをくぐってたのと較べて)。一緒にぎゅうぎゅう電車に押し込まれているけど、私は仕事ではなく自分が好きでやってる勉強の為に乗って、着いた先も会社ではなく、仕事とは全然別の違う時間の流れで勉強して、それって何かすごい贅沢なことかもしれないなあと思いました。偉そうな意味でなく、素直に正直に恵まれてるのかも…と思いました。私はこのスクーリングに5日ある夏休みを全部つぎ込んでて、せっかくの夏休みだけど、休みって感じじゃないなあとか思ったりしてたんですが、ある意味今はものすごく夏休みっぽい。夏だけの、日常とは違う時間と場所とというのが何となく。(って本当はそんな感傷に浸ってる場合じゃないんですが!笑)

昨年一緒に講義受けた友達との会話がまず「勉強どう?」「進んでる?」で会話が始まるので、焦ったり苦笑だったりするのですが(ダメジャン…)会えたのも、話をすると屈託ない明るさや親しみやすさ、本当にこの人たちは人が好きで人と接するのが好きで福祉の世界にいるんだなあというのがすごく伝わってきてすごく嬉しくて楽しい。うまく云えませんが、本当に話してて嬉しくなる。大好きだなあ。 

2002/08/16  夏休み

18日から一週間スクーリングということで、来週夏休みを取るんですが、一週間も仕事をほうっておくというのは周りの人に迷惑かけるし、自分でも何か不安で落ち着かない…。何か締切があるものを置いていったりしてないか、引継ぎはちゃんと出来てるか、不測の事態が起きたらどうしようとか…。私がいなくても日々動いているだろう仕事から離れるというのも何となく怖いような気がしたり。大して仕事出来るわけでもないくせに、でも一応一員として働いている自覚はあるから(生意気にも)焦るような怖いような。
でもでも、そう思いつつも仕事しないでいいと思うと妙に気持ちが楽になるというか、軽くなる部分もあるんですよねえ。何か微妙に解放感。毎日仕事のペースで過ごしてきたからかもしれない(スクーリングだって時間決められた学校タイムスケジュールだけど!笑)。何か不思議な気持ち…。
ともかく一週間スクーリング頑張ろう!しんどいだろうし、きっと自分の勉強不足や真面目さ不足を痛感させられて精神的にもキツイと思うけど、でもそういう目にあって当然の生活してた自分なのでしょうがない。そんな自分に喝を入れるくらいの気持ちで頑張ろう。

帰宅したらがんセンターの主治医から電話があったとのこと。まさか私の身に何かあったんじゃあ…!とふざけつつ(私のこういう茶化さずにはいられない体質ってどうかと思う…。笑)、でもやはり不安な気持ちになり、主治医に電話かけてみたら、MRI検査のことで、9月に機械の入れ替えをするので造影MRIが撮れないので単純MRI検査をします、単純なので食事抜きじゃなくてもいいですとのこと。…何だ…何ごとかと思いましたですよ…。でも造影剤使えないMRI検査してもはっきり云ってあんまり意味はないんじゃあ…。わざわざ仕事休んでいくんだから1回でしっかり検査を済ませたいけどなあ…。どうしよう、やはり予約を入れなおすべきかしら。でもとりあえず9月に撮っておくべきかしら…。どうしよう…。うーん…。 

2002/08/12  君よ知るや南の国

9月になったら遅めの夏休みということで沖縄に行くことになりました!前から行きたい行きたい云ってたけど、何だかんだと立ち消えになって、実際パンフレット見ても何か見当つかなくて途方がない感じでリアルな部分が全然なくて、ああまた夢物語で終わっちゃうのかしら…と思ったりもしましたが(笑)、何だか今年は歳が歳で切羽詰ったり焦る部分もあるのか(いやだなあ。笑)旅行代理店で話を聞いて、話あって計画立てて、ががっとまとまり、一ヶ月前にチケットの予約も出来ちゃったりして。何かまだリアリティないような感じで、るるぶをうっとり眺めて、あれもしたいこれもしたい、と夢見てますが、楽しみです。デジカメも水着も買っちゃおうかなあ…とか思うだけで胸ふくらむ楽しさ嬉しさ。

沖縄を楽しもう!という目標というか楽しみが出来たので、日々のあれこれも何かぱりっとしてきた感じ。旅行先で使えるもの、必要なものにお金を使おうと思うとストレスなく、むしろ楽しく無駄遣いが減るし(その分旅行関係の出費がすごくなりそうですが)、多少鬱々とすることがあっても沖縄でぱあっとするんだ、と思うと耐えられるような(やや自己暗示。笑)。

色んな処に行きたい、色んなものを見たい。身体で感じて記憶と知識を作りたい。焦るような胸ふくらむような、駆り立てられる気持ちの源というのは、やはり「あの夏」で、未だにあの夏を取り戻せていない(と焦る)自分はいつまでもぐずぐずしててカッコ悪いなあ、しょうもないなあと思うのですが、でもあの夏が空白ではなく傷でもなく、前へ動こうとする力になっているのならばいいことだと思う(思いたい)。
早く早く追いつきたい。追い越してさらにその先へ行きたい。

水曜日にアベ先生のいるクリニックに行こう!とちょっとわくわくしながら思ってたんですが(アベ先生はすごくいい先生だと思う。好き)、今週はお盆じゃないですか…お休みでした…。がーん…。来週はスクーリング中だから行く余裕なさそうだし…。一応薬のストックはあるけど、行きたかった…治まったとはいえ先日みたいな頭痛がまた来たら嫌だから。なのに…がっくり。 

2002/08/10   ほんの少しのその手段

朝起きたら、痛さは治まってました。こめかみのあたりに鈍い嫌な感じは残っていたけれども、動けないほどの怖いほどの痛さがなかったのですごくほっとしました。よかったよう…。
昨日の状態は例えるなら、「溺れる」。少なくとも最近は足取られて転んだりすることはあっても、流されつつ水を飲みつつも巧く泳げていたのに、昨日はどういう加減か大きな荒れが来て、一瞬のうち、わけわかんないうちに溺れて沈んでしまった感じ。戻ってこれてよかった…。戻ってこれると、怖さ痛さもすぐに忘れてしまいますが(笑)。

そして昼間はしっかり遊びに行ったりして(笑)。立ちっぱなしと水分補充に気をつけてたので、もりもり楽しんできました(元気じゃん…)。 

2002/08/09   生き抜きながら生き抜くために

確かにペインフルライフで頭痛はしてて、夏で暑くてバテ気味で。そういう状態で、仕事の後に飲んだり(といっても食事と一緒にほんのちょっとだけ)カラオケしたりして、微妙にテンションがおかしくなったのかもしれないけど。家に帰ってきて、ネットしたり本見たりして寝る前のひとときを過ごしていたら、急にがんがん頭が痛くなってきました。いつもは頭が痛くても、痛いという感覚と意識は両立しているというか、多少の力関係、バランスはあっても系統としてふたつある感じだったのに、今回は一気に意識が痛みに乗っ取られる感じ。「痛いという感覚」というレベルではなく、「痛い」ということしか感じられない、考えられない。わからない。そういうようなレベル。有無を云わせない圧倒的な痛さ。最近は痛くてもある程度は慣れたように思ってたので、ものすごくショックでした。

水を飲んで、さらにコーヒーも飲んで、とにかく何でもいいという気持ちでOTC片頭痛薬ルッケルを飲んで、それでも頭痛くて、動けないけど、じっとしているのも辛くて、這うようにして布団に入って、両手で頭を抱えていました。痛くて声も出ないで吐きそうになって、頭を抱えている自分の姿ってこういうときでさえ嫌だなあと思ってしまう。痛みを抑えることも制することも、隠すことも出来ないで、何だかひどく演技じみてて大袈裟なようで。だけど、どうしてなのか、どうしたらいいのかわからない。痛くて。

早く早く眠ってしまいたいと思うけど、翌日もこんなに痛いなら起きるのが怖い。半分パニックになっていたのか、こんなことを思わず思うほど。 

2002/08/07  それでもやはりそれだからこそ

不得意だからってあれはない、ということになってしまった。不得意という意識があったならもっとやり方はあったはずなのに。やらないほうがマシとまで思うなんて。何て状態だ。何て自分だ。別に、ていうか絶対にペインフルライフとは関係なくものすごく落ち込んでみたり。基本の基本が出来てないんだから、どうにもフォローしようがない。いいわけも出来ない。でもあまりにヒドい状態なので、逆に弱点、悪いところがよくわかるか…見たくはない、忘れたいところだけど。 

2002/08/06  天国じゃなくても楽園じゃなくても

週のはじめからペインフルライフ。暑くて疲れてだるいときに、急にずぎぎぎっと絞られるように、或いはヒビが入るように痛くなりはじめるので、何かいちいちびっくりしてショックを受けてしまいます(そのショックが気持ち悪さになるような感じ)。何となく孫悟空の環…とか思ってしまう。別に悪いことはしていませんが、何となく。
でもこんなに暑いと別に私じゃなくても(笑)体の具合がおかしくなっちゃうような気がするので、しょうがないかなあと(何が。笑)。

「金魚づくし」をネットで探したら、実は結構色々種類がありました。そしてそのどれも可愛い。例えば雨ならぬあめんぼが降って来て(確かに雨にも見えるけど、でもあめんぼ!)金魚が慌てふためいているのとか(中には自分の尾ひれをひっぱって頭に担いであめんぼを避けている金魚もいたりして)、浮き草持って踊ってる金魚とか。金魚なんだけど、人間くさいというか、人間くささをちょっと変換して可笑しがってるような可愛がってるような、不思議な感じ。歌川国芳は他にも人がたくさん集まって出来ている人の顔の版画も描いてる人なんですよねえ。この絵のタイトルが「みかけはこわゐがとんだいゝひとだ」というのも面白いなあ。面白がる時の皮肉すぎず飄々としてる距離感がいいなあ(こういうのを「粋」というのかしら)と思いました。浮世絵というと、日本史を勉強してた高校生の時にも単にテストに出るものとしか見てなかったですが(私は日本史好きでしたが、安定感の強い江戸時代より荒々しくも素朴な感じのある鎌倉時代あたりが好きでした)。改めて見てみると、興味深いものだなあ。馴染の深い「曽我物語」も浮世絵で見ると(当たり前ですが)全然違ったものに見えて面白い。その時その時にあるそれぞれ違った角度から見る不思議さ。金魚がきっかけで別の面白さを知ったなあとちょっと嬉しい気持ちです。

2002/08/04  夏を制したい

スクーリングまで本当にもう少し!いい加減本当にものすごく頑張らなくては!今まで仕事の忙しさを理由にして(こういうところだけ大人のやり方)怠けてたのを(今更ながらに)反省、そして日本語が乱れるくらいに焦ってたりして…。真面目にやろう。仕事から帰ってから、30分でも、1ページでもいいから教科書読もう。忘れないようにしよう、やらなくてはいけない大事なことがちゃんとあるっていうことを。

というわけで今日は集中して勉強をしよう!社会福祉原論!暑い中汗をかきながら教科書に向かうというのは何だか懐かしい感じがします(懐かしがってる分も集中しようって感じですが…)。すっと入っていくような、集中した感じを掴んだり掴み損ねたり、損ねたまま脱線したり、慌てて戻ってやり直したり、そういうことの繰り返し。 

2002/08/03  「スポーツの科学」展

上野の国立科学博物館に「スポーツの科学」展を観に来ました。「『スポーツ』の意義と重要性の再認識を促し、ダイナミックにからだを動かしながら、その中に潜む『科学』の話題に気づき、考えたり、見つけたりできる展示です」とのこと。スポーツ好き(観るほうですが。笑)なのと「フィジカル」というものについてはどういう方面からでも興味があるので、行ってみたかった展示でした。

スポーツしているときの「仕組み」を解説した展示が多かったんですが、物理学の絡む話はちょっと(じゃないけど)難しくてよくわからなかった…野球のカーブがどうして曲がるのかとか、走り高跳びの力学とか…。昔習ったような気もするけど…という風にしか…(先生ごめんなさい…)。体力測定みたいに実際自分で走ったりジャンプしたり身体を動かして仕組みを知ろうという展示は面白かったけど、子供が多くてやれなかったのが残念…。出来るかどうかは別としてああいうのって身体がうずうずしちゃいます(多分そういうところが「スポーツの力」なんだなあ…と妙に悟ってみたりして)。

パラリンピックに関わる技術の発展の過程と仕組みは興味深かったです。競技用車椅子やチェアスキーの構造を見たんですが、その人の持つ力を色んな面で最大限に出そうとする技術というか気持ちの向かい方には胸が打たれるものがあります。その人に合った形で、でも妥協とかではない形で、その人が力を活かそうとするのをサポートする技術。その技術の計算の緻密さ、ものすごさはそのままサポートする人たちの心遣いというか思いやりというか、視線の深さみたいなものを感じます。えらそうな云い方になりますが、隆盛して欲しいと心から思いました。

スポーツ選手のすごい体を作ってる食事の秘密!というのは、「バランスのいい食事を心がけよう」とか「何でもよく食べよう」とか、給食の時間に云われたようなことが書いてあったのでちょっと拍子抜け…。あまりに模範的な食事メニューなので(貴乃花の夕飯がちゃんこ鍋とか。本当に毎日毎夕飯ちゃんこなの…?そんな絵に描いたような相撲部屋ライフなの…)逆に、本当はドーピングぎりぎりの特別秘密食とかあるんじゃないの…とか勘繰りたくなる不健全な私…(笑)。でもだって中田英寿選手は野菜を食べないけど、ファンタジスタじゃないですか。そこらへんのところも科学して欲しい…とか思ったり…。薬膳料理をちょこっと勉強してるので余計そういうところが気になります。「身体が必要とする、正しい食べ物」というのは、今この人工の入り乱れる現代の生活において普遍的に一般的に存在するのかなあ…とか。天邪鬼ですが、ちょっとそういうことを考えてしまいます。私はスポーツというものを美化して見ているところはありますが、でもあまりに健全さを強調されると逆に冷静になってしまうところがあったりして。

健全であるけれども、健全であるべきだから健全になっているわけではないのでは…。あまりに健全を目指すのは逆に不健全に見える気がするとか、歪んだことを考えてしまいました。貴乃花の展示に寄せたコメント、「外で遊びましょう!外で暴れましょう!外で学びましょう!」というのが何かまた…。壊れやすさ、脆さがあるからこその身体の貴さというのも大切なことではないかなあ…と。今すごく辛い状況にいるであろう貴乃花だからこそ何か見ていて切なかった…。身体と心にかかる力学は出来うる限り本人の望む、自然なものであって欲しい。そしてその働きが健全であって欲しい。

その後東京国立博物館にも行ったんですが、私は「金魚づくし」に夢中になりました。歌川国芳の版画なんですが、何か鳥獣戯画を思わせる雰囲気の擬人化された金魚の絵。金魚が(金魚なのに。笑)杖ついてたり、小さい子(金魚)をおんぶしてたり、手(ひれ)に武器持って猫と戦ってたり…。味わい深くてちょっとシュールなところが可愛い…もうめろめろ。ミュージアムショップでグッズを探しまくり、悩みに悩んだ末に金魚づくしのアートクリップを買ったんですが、これがまた可愛い。金魚がしゃぼん玉売りしてる絵。金魚が尾で立って肩(ってあるのか…)からたすきがけに箱をかけて、ひれに筒持ってしゃぼん玉をふいてみせてるんですよ。口を大きく開けて、しゃぼん玉をぽかぽかふいている金魚…可愛い可愛いよう!「夏っぽい」というのもあって一気に金魚ブーム(私のなかで。笑)。帰りのコンビニで見かけた金魚柄のペットボトルの麦茶(涼屋)も買ってみたりして。ああでもやっぱり「金魚づくし」の金魚が一番可愛いんですけど(笑)。

それにしても今日実感しましたが、私って立ちっぱなしに弱い…。歩き続けることより、立ち続けるということに弱い。頭の中の血(脳圧?)がすぐに下がってしまうらしく(身長166、7センチもあるのに…)貧血というか、頭がぼうっとして力が入らなくて気持ち悪い状態になってしまいます。なるべくちょっとした時とかにも椅子に座ったりして休憩取ったり気をつけてたんですが、やはりぼうっとなってしまって最後のほう自分でもがっくり…。今度からはもうちょっときちんと自覚的に気をつけなくては…。反省反省。
しかし、貧血というと線の細い、か弱い可愛い子がなるもの、というイメージがあるので、何か我ながらおこがましいような照れくさいような感じがしないでも…ていうか私は見た目めちゃ丈夫そうなので我ながら嘘っぽい(笑)。 

 

2002/08/01  そして夏が来る

8月です。今から間に合うのか追いつくのか、ものすごく焦りつつ、でももう中旬にはスクーリング。もう学生ではなく時間の限られた、でもその分「計算」の出来る社会人でもあるのだから、その立場を有効に生かした上でしっかり頑張らなくては。本当に。

そして今の私がここにいる原因を、理由を、きっかけを、思い出そう。今はまだ私の感傷的なこだわりでしかないけれども。確かにはっきりと自覚した、常に強く意識するあの気持ちを。
マイナスの暗い部分があるのを私は意識する。だからこそそれを覆したい。払いたい。前を向いて走る、そのスピードで。もう一度。何度でも。どうしても。

体調は…まあまあという感じ。視点と体の動きがズレるような感じがして、たまに動きたくなくなるほど気持ち悪くなったり吐きそうになったり、そしてほのかに頭痛の気配も感じたりしてますが、でも夏の暑さと残業疲れ(基本的に10時まで残業の日々。8時とかに上がれるとびっくりしてしまいますです。「コンビニ以外のお店があいてるよ!」という。笑)のことを考えると、まあまあいいんじゃないかなあと。酔い止めにトラベルミンを飲もうかなあと思いつつも、これはこれである意味安定してるからとりあえずやめておいてます。いつものデパスとデプロメールを飲みつつ、本格的にペインフルライフが来る前にアベ先生に受診したいけど…チャンスはあるかしら…。水曜日だけというのは結構むつかしい…。でも受診できるといいなあ。 


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