2002/07/30  トンネル抜けて

耳の変な感じは薄れつつ、ぼやけつつ、その代わり(なのか)バランス感覚が悪くなってるみたいで、ちょっとした動きでも酔ったようになって気持ち悪くなってしまいます。例えば顔を逸らすとか、頭を体より下げたりすると、うえっと波が来るみたいに気持ち悪くなり、しかもなかなかひかないという。トラベルミンでも飲もうかしら…と思う今日この頃。この気持ち悪さがひいたら頭痛かしら…と思う今日この頃(笑)。

夏といえばスイカ!山形のと三浦のを食べる機会に恵まれてとても嬉しい。ふたつともすごく甘くて水分たくさんで、すごく美味しい。口のなかに、体に感じるあのひんやりとすっきりとした甘さ。幸せ…。夏気分満喫。…でも三浦スイカは都合によりティースプーンで食べたのでちょっと変な感じ…高級感があるといえばあるような(メロンみたくて。笑)。夏に自然の冷たいものってそれだけでも贅沢だなあ…。うっとり。
どうでもいいけどスイカときたら塩をかけることになってますが、私はかけて食べるのは何か違和感あって苦手…。塩をかけると甘くなるというけど、やっぱり「しょっぱくなるよ…」と思ってしまいます。何故だろう子どもの頃からのこの強い思い込み(笑)。何か嫌な経験でもしたのかしら(笑)。 

2002/07/27   あの嵐のように沸き起こってくる感情は何だったろう?

祖母が入院したので、お見舞いというか付き添いで病院に行きました。途中ドラッグストアとかコンビニで、あれも必要、これもあったらいいな、これは喜んでもらえそうだし、とか思って選んでたら何だかんだと結構な量の買い物になり、その荷物を持っているときふいに、この気配りというかものを選ぶ時の気持ちって、他でもない母親が私にやってくれたことなんだと気づき、でもきっともっと母親の気持ちは切実で深くて切なかったんだろうなあと思って、病院までの道を歩きながら何だか泣きそうになりました。しかも夏というのもちょうど重なって、あの年私が感じることがなかった夏の暑さのきつさを思ってもっと泣きたくなりました。…病気の現実は私だけのものではなく、そういう面を私は5年目になって今更感じる。情けない。涙が出そう。 

2002/07/26  そういう世界もある

朝起きたら妙にぼわっとした感じ。疲れと睡眠不足の所為かと思ったけど、だるいとか重いとかいう感覚はなく、むしろ体が感じる感覚が遠い。手で触れることは出来るけど、その触れた感じが伝わってこないような感じ。鈍い、とか痺れている、とかに似てるけど、もっと感覚が遠い感じがする。何だろう…と思いつつ朝御飯を食べててようやく気づきました。今日は右の耳が聞こえてない。聞こえないというよりは耳が塞がったような、耳と感覚、体をつなぐ回路の何本かが途絶えてしまったような、微妙な不自由さ。微妙な感じだけに気になるし、もどかしいけど、どうにもしようがない。気休めに綿棒で耳掃除してみましたが(発想が短絡すぎ。笑)それさえも遠くにしか感じられないという。ぼわっとしたところを触るので微妙にくすぐったく変な感じ。接続の悪いスピーカーみたいに時々こうやって感覚が遠くなってしまう。いつのまにか微妙な感じに元に戻るし、頭痛いよりはいいので、まああまり気にしないで生活しよう。バランスが悪くなるので転んだり壁に激突しないように注意して生活しよう(笑)。

どうでもいいけど、こういう感覚がなくなっちゃう感じをH先生に「もしかして全身麻酔の名残とかですかねえ…?」と云ったら、「本当に麻酔が残ってると思ってるの?」とさもあきれたという風に返されましたですよ。そりゃ確かに私はおかしなことを云ったかもしれませんが、当時はまだ手術してから間があいてなかったし、単なる後遺症で片づけられるのは嫌だったので私なりに考えつく原因を口にしてみたんですが、そこまであきれなくても…大人げないと正直思いましたですよ(笑)。そしてH先生は、いかに私の神経がズタボロになっているかを懇切丁寧に図解説明してくれて大変納得したけど、大変心がズタボロになった私でした。先生、私ったら全身の骨格が歪んでて神経がこんなにズタボロの特異体質なのにどうして今日も割と元気に生きているんだろう、現代の医療技術の神秘なのかなあ、アハ、アハハ…←せつない…(笑) 

2002/07/25  ほら君は魔法の杖を一振りして、その呪文を唱えればいい

今日は職場の先輩の行き着けの化粧品屋さんに連れて行って貰いました。化粧の仕方とかを教えて貰いに。前に一度店頭で化粧をしてもらっら宝塚も裸足で逃げ出すこと請け合い!な(請け負われても…)フルメイクをされて、そのあまりの濃さと似合わなさにショックを受けたことがあって(笑)それ以来化粧品売り場の人は苦手だったんですが、今日のところは先輩がお得意様ということで過剰なセールスもされず、むしろ眉の描き方からスキンケアまで色々親切にわかりやすく教えてもらってきました(この歳で教わってていいのか私!と思わないでもないですが…。笑)。
しかし、化粧というのは不思議ですねえ、ちょっとした(ように見える)テクニックややり方で意図した効果とか印象がちゃんと出るんですよねえ。自分が化粧とかにあんまり興味のない(この歳でこれでいいのか私…)不器用っ子だから余計計算された技術と的確な知識に感嘆…。ていうか魔法のように思えますです(笑)。今やってもらって教えてもらったことを明日にはもう再現出来ないと思う…(ダメジャン)。

あとすごいなあと思ったのがショップの人の話術。否定も断定も誘導もしない、どの話題にも逃げ道はあるけど、どの逃げ道の先にもやんわりと待ち構えている、でもやはり何処までもやんわりとした感じの話の展開の仕方。からめとられるようだなあと思いつつも逃げるほど不快ではないところがさすがだなあ…本当に魔法のように思える…(笑) 

2002/07/23  僕を招く囁く優しい海の声

砂浴効果か、頭痛がないこの頃。ふらつきがあるけど、痛くないということがまず嬉しいです。日頃痛いときの感覚を意識しがちですが、こういう痛みのない状態、いわば健康な状態の感覚もきちんと意識して覚えておこうと思いました。こういう感覚(記憶)はきっとあとでまた具合が悪くなった時に役にたつような気がする。

々あったけど、それでもやはり伝えたいと思ったのは「私は今元気でいるよ」。大丈夫と思えないかもしれないし、実はもう心配してないかもしれないけど。元気でいます。頑張ってます。 

2002/07/21  はじまりはきみがきめて

ある人が睡眠薬を常用してたことについて、「自分はそんなに強い人間ではないので」というようなことを云ったのが何だか妙に心に残ってます。その人が置かれていた立場、求められていたものの特殊で特別な大きさ、プレッシャーのすさまじさというのは分かるけど、それを考えても何か心にひっかかる感じがあります。弱いように思ってしまう気持ち(劣等感というか後ろめたさというか自嘲というか)はわかるような気はします。薬の持つ作用というよりは意味を意識してしまう、よくも悪くもその薬を飲むこと(飲む自分)に理由を求めてしまう。そうでもしないと何となく飲みにくいようなところがあるとも思います。…でもそれが「弱い」「強い」ということに関わるは…何かうまくいえませんが、違和感というか、そこまで卑下しなくてもいいのになあ…と痛いような苦しいような気持ちになります。

コントロールが必要な状態は自分でも不本意でもどかしいけど、でもそれをコントロール出来るならば、弱いとまで云わなくてもいいんじゃないかと思ったり。…ああでもやはりそれが薬であってもそうでなくても「何か」を必要とし続けないと安定を得られないのは不安だし、怖いと思うことかもしれないですよねえ…。やはり何だかこの言葉はすごく心のなかに残ります。自分のことを照らし合わせるから余計に複雑な気持ちになります。

でも、でもやはり選んだ薬を飲むことをあまり考え込みすぎないほうがいいなあと思いました。自分のことも含めて。考えちゃうけど、今の自分が取れるベストだったと思いたい。それは難しいことだけど。でもやはり。そう思わなくては。そう思って飲まなくては。自覚するならば弱さではなく、そのツールを選んだ自分の意識を自覚したい。

薬を飲むことについて私が「ドーピング」という言葉を使うのは、本来の意味から多少ズレてても、自分の意志で意図した効果を計算して薬を「使う」というニュアンスを感じるからなのかも。自分勝手解釈ですが。正しくはない、健全でもない、リスクは多方面に予想不可能に、でも目標とするイメージを持ってあえてやる、というある意味ポジティブな感じを、自嘲と皮肉を多少こめつつも(笑)感じているのかも。病んでるけど、強くなる、というやや自虐的なイメージも感じてるのかも(笑)。

言葉の表層の意味で、想像(ていうか妄想)をふくらませるのは私の悪い癖ですね。でも表裏一体、二律背反的にイメージがだぶってリンクするというのは言葉遊びとして好きです(このホームページのコンテンツタイトルがまさにそういう言葉遊びというか自分ニュアンスすぎというか。笑)。 

2002/07/20 そよ吹く海の風も潮騒の響きもみんな僕を呼んでる青い海の声よ

というわけで今日は砂浴!6時に起きていざ海へ!京葉線と外房線を乗り継いで千葉県の茂原へ。ひなたとほこりの匂いのするボックスシートの電車、窓の外には青々とした田んぼが広がってて、何だかちょっとした旅行に出たような感じ。懐かしい感じ。2時間くらい電車に乗ってましたがずっと窓の外を見てました。ぼんやりのんびり。本当にちょっとした旅行みたい。茂原駅から乗ったバスもデザインとか料金支払方法とかが懐かしい感じで、わくわくしました。窓の外は田んぼが多くて、海っぽい景色がなかったから海岸最寄のバス停に降りたときも本当に海に辿り着けるのか…と不安でいっぱいでしたが、歩いているうちに道路がざらっと砂っぽくなって、松林とか見えてきて、潮の匂いとかしてきて、ぱっと開けたところに海が広がってて…何かもうそれだけですごい解放感というか、清清しい気持ちになりました。やっほー!青くて光ってて、ものすごく広くて涼しげで、海はいいですねえ。気持ちいいですねえ。

海の家で着替えて(といっても普通のTシャツと短パン。砂に肌が直接触れる面積が多いほうがいいそう)海に向かって左右に大きく広がった砂浜の海に近いところに、この日のために用意した(笑)スコップで穴を掘りました。浴槽みたいな感じに、自分の体がゆったり横たわれるような穴。さらさらの砂とはいえ、それだけの穴を掘るのは結構大変でした。でも砂まみれになってがしがし体動かすのも何か気持ちよくて、楽しかったです。汗かいちゃったりして爽やかっぽい(笑)。

顔のあたりにパラソルさして、さらに帽子被って顔にタオルかけて横になって、体の上に砂をどんどんかけられていくのは何だかすごく変な感じでした。冷たいわけでも、あたたかいわけでもなく、沁みてくるわけでもなく、砂の重みだけが体にずしっとかかる。押さえつけられて、少し息苦しいような感じ。あおむけで動けないこの圧迫感、この状態、何か嫌な記憶を連想しそう…(笑)とか最初は色々ぐるぐる考えてたんですが、だんだん砂の重みが体に馴染んできて、落ち着いてきました。不思議だな、と思ったのは圧迫されているせいか、自分の鼓動が音としてではなく、体の動きとして感じられたこと。足とか手とか、体全部が脈打って動いてるのが感じられること。うまくいえないけど、循環するための動き、力というのがあるんだなあ…と思いました。何となく。砂の中では汗をかいた感じがなかったです、暑くはなるけど湿った感じがなかった。毒と一緒に砂に吸われてたのかしら。つらつら考えてぼんやりしてるうちに眠ってしまったみたいで、ふと気づいたら2時間くらい経ってました。びっくり。何か全然そういう感じがしなかったので。

じっとしているのに急に飽きて、もりもりっと砂を盛り上げて起き上がり(復活!って感じに。笑)、もう全身砂まみれで肌にはもう砂がぺったりくっついちゃってはがれないくらい。でも急に自由になって嬉しくなり、そのままで海に向かってダッシュ!波と追いかけっこ!と思ったけど、海水がまだすごく冷たかったので(この海で泳いだら絶対唇が紫になっちゃう)逆に波に追われるようにして砂浜に戻る私(笑)。戻ったら今度は砂浜が日にやけてて熱いし。でもそういうことを体で、肌で直接感じるのって妙に楽しく嬉しく、しばらく犬っこのように砂浜を転げてました。…正直端から見たらものすごく変な(ていうか怖い)人だったと思います…砂の妖怪っぽい(笑)。でも楽しかったんだよう(笑)。

その後また1時間くらい砂に埋まって、砂浴終わり。想像してたみたいにむわーっとどろどろっと毒が出たりはしなかったですが、何となく体から余計な水分と脂が抜けたような感じ。何か全体的に体がさらっとして軽い感じ。人によっては湿疹が出たり、かゆくなったりすることもあるそうですがそういうのはありませんでした。てのひらの皮が脱皮みたいに剥けてちょっと水ぶくれみたいのが出来てましたが。あと帰りの電車のなかで微妙に頭が痛くなりました。毒が出た証拠かしら。単に疲れているだけかしら。でも何か温泉からあがったような気持ちいい、ほんやりした心地よさ、けだるさ。砂を落とすのが大変でしたけど(いろんなところから思い出したように砂がざらーっと落ちてくる…砂の妖怪っぽい。笑)楽しく気持ちよかったです。

それにしても私が砂浴したあとの砂、毒が出てるから植物生えないんだろうなあ。不毛の地になってるんだろうね…と私の闘病、ドーピングっぷりを知っている友達が云ってましたが、本当すごい不毛の地になってそう(笑)。なってくれればそれだけ私から毒が出たってことなのでいいことだと思いますが。どのくらい毒が出ているか確かめるために砂を持ちかえって植物植えようかと一瞬本気で思っちゃいましたよ(笑)。

自分が病院通いをしているのと、仕事が病院関係ということがあって、何処に行っても病院が目に止まるし、気になる私。今日も電車に乗ってぼーっと風景見てるときも、病院の建物があると思わず見てしまいました。そのなかで、印象的だったのが、こども病院。診療科目とかどういった施設なのかわかりませんが、その建物の大きさが何か胸に迫りました。建物の大きさから、中にいる人の数の多さや施設設備の大きさ、扱っているものの大きさ、重さが見えるようでものすごく切ない。ただ一瞬横切るだけの私がこういうことを思うのも失礼な気もしますが。でも本当に。どうかあの場所が救う場所として、高いレベルの技術の集まる場所として、大きくありますように。

病院というか、医療の象徴するものは、持つ力は、常に希望だとやっぱり思っていたい。 

2002/07/19   駆け出す準備は出来ている?

今週末、海の日に砂浴に行く予定です。海岸の砂浜の砂に体を埋めて横になることで、砂の重みとか海水のミネラルとか遠赤外線とかで色々で(よくわかってない。笑)体の毒が抜けるという健康療法。フグの毒に当たったときに砂に埋まると毒が抜ける、というのと同じことらしいです。
私は「最後のストライク」で脳腫瘍闘病中の津田さんが砂浴したというのが何だか印象に残ってます。他の人は何でもなかったのに、津田さんはものすごい悪臭をはなつ汗をかいてたとかいう。砂浴したところの側の植物は葉が落ちちゃうとも聞きましたし、何だかすごい吸毒作用があるみたいで、興味津津。夏の海に行く、それだけでも十分わくわくしますが、すごい健康療法ということでもうさらに楽しみです。

で、その準備として、砂を掘るためのスコップを買いに行ったんですが、人一人が埋まるほど砂を掘らなくてはいけないので園芸用のスコップとかではだめで、キャンプとかで使うような大きな、でも軽くて折りたためて持ち運び便利なスコップ(シャベル)でなくてはいけないという。普通のお店では置いてないので、登山専門用品店に行ってきました。登山なんて、子どもの頃キャンプや遠足でしたくらいだったので、専門店には圧倒されまくりでした。寝袋、ピッケル、縄、コンロ、ものすごいごついブーツ…あとは名前も使い方もわからないごつい不思議なものばかり…。でもお客さんは(あたりまえですが)登山好きな人ばかりなので普通にそれらを見ていて、私ひとりが何もわからずうろうろしているという…(笑)。どれもこれも頑丈そうで、機能的そうで、重装備そうで、登山って単純なことのように見えてものすごくテクニカルな技術なんだなあ…とか思ったり。道具にこだわって楽しむのってハマったらお金も手間もかかりそうだけどその分楽しいんだろうなあ…とか。

結局見ていても全くわからないので店員さんにこそっと訊いてみたら、その店の一番偉い詳しい店員さんが出てきてしまって焦りました。「ブレードの長さは?」とか「重さはどれくらいがいいですか?」「ブラックダイヤモンド社の云々」とか専門用語を云われて、砂浴用に砂掘るためのスコップを探してますとは何か云えない私(笑)。「折り畳み式は持ち運びが便利ですが、登山の際にはすぐに使えるように組み立てて持ってたほうがいいですよ」とか云われちゃったりしてもう…。すいません、海岸の砂を掘るだけなんで持ち運びが楽ならそれで十分なんですとは云えない…。す、すいません…(汗)。とりあえずシャベル部分と柄を外して持ち運び出来るスコップを買いましたが、店員さんに「その他の装備は?」…装備って砂浴なんで…。あとはサンダルとタオルだけ…。とは何か云えない、云えませんよ…(汗)。

何かものすごい買い物でした…カルチャーショックっていうか(笑)。 

2002/07/17  雨が降っても楽しめるスタイル

ペインフルライフです。ていうか毎度わざわざ宣言するほどの明確なものでもないんですけれども(ある程度周期性があるなら群発性頭痛の方向で治療しようかと思ったこともありましたが)。台風が来たり去ったりまた来たりで気圧が変だとか、外は蒸し暑く中は冷房で冷えるという環境の所為もあるような気がするので、まあしばらく様子を見て、それでも駄目だったら、水曜日まで耐えてアベ先生のところに神経ブロックを受けに行こうと思います。期待してたゾーミッグは駄目でしたが(鼻痛勘弁…。涙)アベ先生という心の支えがあるのでまあ安心です。嬉しい。私の心のトフラニール様って感じ(絶対主義ですか。笑)。

私の持っている事業が正式始動に向けていよいよ大詰めです。他にも同時進行で色々持っている事業がありますが、これは私が入ったのと同時に始まって、ほぼ最初から関わってて、半人前なりに役目と責任を与えられているというのがわかるので、一番気合が入ってます。半人前だから出来ることと出来ないことがあって、だけど半人前に出来なくちゃいけないことも出来るようになりたいこともあって、そういうのをすべて含めて頑張りたい。

しかし7月半ば、来月はスクリーング…。勉強しないと…。仲間に会えるのは嬉しいし、心強いけど、ちょっとやばいですよ…(汗)。遠近感持って頑張らなくてはいっぱいいっぱいで過ごしてても本当に何にも残らないような気がして怖いし焦りますです。 

2002/07/15  めぐるまわる惑星のように

うまく云えませんが、経験とか環境とか過去とか、すべてをひっくるめて運命と云うかもしれないものが照らしてくれて見える瞬間、場所の不思議さ、貴さに胸がいっぱいになります。すべてに意味を見出すことは出来なくても(難しくても、無意味でも、辛くても)照らすならば、照らされるならば価値はあるような気がします。

手術から意識と体が戻ってきたとき、一番最初に見た光景が、目の前にかざした自分の右手とそこに射す日の光で、ああ私は生きている、動いているとわけもなくものすごく強く感じて涙が出た、あの光のような光。 

2002/07/13  夏の風、追い越せそうで追い越せなくて

今日は薬膳料理教室。テーマはトマト。トマトとバジル、たまねぎを玄米に混ぜて炊いた御飯とか、トマトのジャワ風カレーとか、夏らしいさっぱりとした料理でした。ジャワ風カレーは使っているのがグルテンミートなんですが、ごまとレーズン、ガラムマサラが入っててトマトの味もして、スパイシーでボリュウムもばっちりで美味しかったです。素材がシンプルなのに、味は複雑に巧く組み合わさっているというのがすごいなあ。
薬膳って食べるとすごく体があったかくなって(冬でも汗が出てくるほど)すごくお腹にたまって満腹感がすごくあります。体の循環がよくなって、活力が高まってるんだなあ、体にいい食べ物なんだなあと感じます。でも普段は普通に肉も魚も食べちゃうし、パンだって砂糖だって食べちゃう私ですが…。薬膳のいいなあと思うところを今の生活に自然に普通に取り入れられるようにしたいなあとか思います。完全に切り換えるのは生活スタイルからも経済的な理由からも単に私の根気からも(笑)むつかしそうなので。うまいこと、うまいとこだけ取り入れて役に立てたいなあ、なんてムシがよすぎますが(笑)。

今回取り入れやすそうということからいいなあと思ったのがリブレフラワーというもの。玄米を微粒粉末にしたもので、白米とかてんぷら粉やカレーに混ぜたりするだけで、味を変えずに玄米食と同じ効果が得られるというもの。水や牛乳でといて飲むというのでもいいそうで、そういう気軽さがいいなあと思ったり。

教室の後は銀座に出て沖縄グッズショップに行って来ました。入り口にシーサーがどどんと座っている、もうそこから沖縄!のショップ。沖縄関係のものは色々揃っているんですが、なかでも食材が面白かったです。不思議な名前の不思議な食材。こちらではあまりなじみのない食材とか。
私は実家の実家とかを辿ると鹿児島につながるので、鹿児島にはよく行きましたが、何となくそれを思い出しました。南方独特の鮮やかで濃い色彩。むせかえるような、でもさらっとした感じの。沖縄と鹿児島ではまた雰囲気は違いますが、何となく懐かしいなあと思いました。

その後はさらに六本木に出て、中目黒に行って、先月も行った料理教室でアシスタントしている人のレストランに行きました。今日はアジア屋台風メニューが多くて(生春巻きとか、えびとにんにくの揚げ物とか、からっと辛い美味しい料理)ビールが美味しかったです。夏だし、ビールが美味しいっていいなあ。いづつワイン(オーガニックワイン。ぶどうジュースのような甘い濃いワイン。大好き)まで飲んだからもう帰り道はへろへろでした。ああでも幸せ。 

2002/07/12 ゴウルデンボウル

今日はボウリングやってきました。何となくやりたくなる、やると夢中に真剣になるのがボウリングの魔力ですよねえ。ボウル転がしてピンを倒すだけのシンプルな遊びなのにどうしてこんなに燃えてしまうのでしょう(笑)。下手だからかしら!スコアが伸びないからこそ余計夢中になっちゃうのかしら!(笑)真っ直ぐ行ったはずのボウルがつるーっと逸れてガーターになったりすると(そういうことばっか。笑)妙にムキになっちゃいますよねえ…。2ゲームやりましたが、かなりの充実感でしたよ。スコアはさみしい限りでしたけどね!(笑)それでも楽しい、まさに魔力…。

ボウリングの後は食事と飲み。アルコールって(適量なら)場を楽しく和ませてくれていいなあとしみじみ思いました。距離とかあってもスムーズにさせるなあと。楽しくていいなあ。 

2002/07/11  嵐のあとで知ってしまった。追いかけてたものの正体

夜中に台風直撃!と云われてたけれど、何か予想されてたほどひどくなかったみたいですねえ。昨日は台風だから会議も早めに切り上げ、定時退社命令が出たというのに。何となく年々台風に対する警戒が敏感に強くなっていくような気がします。昔はもっとおおらかだったような気がしますが(子どもだったから危機感がなかっただけかしら)。警戒してるのに都市機能の脆さは相変わらずで、そこも何だか不思議な感じがします。念入りな警戒があってこそ、この程度の被害で済んでいるということなのかもしれませんが(危機感まるでなしだなあ私…)

蒸し暑く、強い熱い日差し。息苦しいほどの眩しさ。ああ夏だなあ。今年もまた。

一昨日はもう怖くて飲めない…と思ったゾーミッグですが、今日また飲んでみたり…。だって暑さのせいもあるんでしょうけど、じくじくずきずき頭が痛かったので…。こういうときに飲む薬が欲しくてゾーミッグを処方してもらったんだし…。お昼御飯食べた後だから効きもきっといい感じになるはずだし…。おそるおそるシートを開けて、「ゾーミッグ様、アストラゼネカ様、1059.9円…」と呟いて(笑)飲んでみました(何の薬ですか…)。今回は時計を見ながら様子と経過を計ったんですが、1時間すると鼻痛が出ることがわかりました。微妙に肩が重いような痛いような。そして微妙に胃に違和感…せりあがりそうな違和感。だらだらそういう感じが続いて、大体2、3時間くらいで治まりました。が、頭痛は変わらず治まらず。鼻の痛みでまぎれることもなく…。…。ゾーミッグ(1059.9円)って何の薬ですか…。何か今ものすごくむなしい…(笑)。
やはり私を救えるのは史上最強の効果を持つ最高の薬・トフラニール様しかいないのかなあ…とか思ってみたり(笑)。 

2002/07/09    絶対的な君の沈黙に僕は心乱される

まったくもって悲しい話ですよ…。今日頭がズキズキ痛くなってきたので、ゾーミッグチュアブル錠を飲んだんです。ラムネというより駄菓子の粉末ジュースみたいな濃い美味しいオレンジ味で、それはまあいいんですが、しばらくして鼻がだんだんだんだん痛くなってきて(鼻から水飲んだ時の痛さがひどくなったような感じ)、それもまあいいんですが(よくはないですが)、今回はだんだん鼻の痛みよりも胃のあたりの違和感がひどくなっきたんです…。妙な緊張感、吐き気。今までにない嫌な感じ。…何なの…とひやひや汗をかいてたら、もうたまらなくとまらなく気持ち悪くなってきてしまいました。胃そのものがせりあがってくるような吐き気。吐きたい、吐き出したい、ていうかもっと切実に、出したい、という異常に切羽詰った気持ちの悪さ、吐き気。絞りだしてでも出したい、でも何を?胃の中に大したものは入ってないから、体が合わなかったゾーミッグを拒んでいるのか。でも今回が3回目の服用で、今までこんなひどい目にあったことないのに。こんなに緊張感に襲われているのに、さりげなく鼻も痛いってさらにどういうことよ(笑)!何かそれが一番許せないんですけど!(笑)

いくら吐きたい衝動があっても吐くべきものが何もないのでどうにもならない。でも苦しい。そんなときに限って脳裡に過ぎる薬価基準、ゾーミッグRM錠(チュアブル)2.5mg1錠1059.9円…(笑)。薬価基準であって、この値段を本当に払っているわけじゃないですが(社会保険もかかるし)、ああ何かすっごい悔しい勿体無い1059.9円とか意地汚くも悔しく思う私(笑)。だってイミグラン、レルパックスと較べても一番高いんですよ(イミグラン50mg1錠1052.9円。レルパックス20mg1025.3円)…吐けない(笑)。

意地汚い気持ちが勝ったわけではないですが(笑)何もしない、出来ないまま我慢して我慢して、ようやく2時間くらいして、治まってきました。吐き気が引き、頭痛が戻ってきました…。ジェットコースター的めくるめくバットトリップの世界…ドーピングアドベンチャー…(錯乱)。飲んだときは残業時間のはじめのほう、微妙にお腹もすいて、疲れはじめている時間でしたが(でも体調良好の時に飲む薬なんてない…)なんだったんだろう、ゾーミッグ…。私の服薬人生で一番怖かった副作用はテグレトールでしたが、今回はそれを超える恐ろしさ…ていうかこんなにものすごい吐き気に襲われるなんて、テグレトール以上のダメージでしたよ。本当にものすごく怖かった…辛かった…(涙)。片頭痛薬トリプタンで何でこんな目にあわなくちゃいけないんでしょう…。私って本当に特異体質なのかもしれない…(H先生のありがたいご診断「君は虚弱体質というより特異体質だよ」…アハ…アハハ…←大丈夫かよう…)

そういえば今朝は通勤途中に坂で転んで転がり落ちるという目にあったんですが(何で転んだか自分でも謎…。気づいたらもう倒れていた…)、下り坂だったので重力と体重でつんのめったまましばらく起き上がれなかったという。本当に何が起きたのか自分でもわからずびっくりしました。膝とてのひらを擦りむいただけで済んで本当によかった…骨を折ったりしなくて本当によかった…(しみじみ。涙)。
注意不足も原因だと思いますが、バランス感覚が自分で思っている以上に悪くなってるんだなあと改めて実感。いや改めて実感しているんじゃだめなんですが。いい加減自分の感覚を認めて使いこなさなくちゃ。こんなんじゃみっともなさすぎる。 

2002/07/07  あの光を掴みたい

7月というと、今年で手術してから5年目になります。5年前、19歳の7月にがんセンターを初めて受診して、大学の前期試験受けて、夏休みに入院して手術して、休み明けの試験の勉強を病院のベットでしながら(ほとんど出来なかった、してなかったですけど。笑)過ごしました。あの夏。何だかすごく遠い過去のような気も、まだすごく生々しいような気もします。全身麻酔手術や開頭手術は10年経たないと過去の話にはならないと先生から云われたことがありますが、でもとりあえず半分経ったことになるんだなあ。まだ病院通いだし、正直手術した前と後とで頭の痛さにあまり変わりはなく、再発もまだ可能性としてある。だけど、その間に大学も卒業したし、社会人にもなったし、働いてるし。色々あって少しずつは距離は、速度は変わっているだろうか。まだまだ遅れている、何かが足りない、取り戻せていないとすごく思う。思うからこそ、今年からはまたもっと頑張らなくてはいけないなあと思います。5年分の重さ、5年分の自分の実力、けれど同時に5年分の経験、5年分の体力と気力、それをもっているのだから。その分は頑張れるはず。

病気をしたけど、病気をしたから、そしてやはり生きているからこそ、私は幸せになりたいし、楽しく生きたい。病気という現実、そのコンプレックスとプライド、その両方を私は強みにしたい。 

2002/07/06  まだ遠いあの夏の光

今日は土曜ですが出勤でした。夏にかけてのメインの事業。準備してたつもりなのに、やっぱりまごついたり、どたばたしっぱなしで、疲れるばっかり。そんな自分にますます疲れてしまう。反省点を書き出していったらあまりに色々にわたってミスがあったのでがっくり。反省点として書き出せないような反省も多かったですし。…来年といわず次からの仕事で活かさなくては…。

家に帰ったらもう気が抜けて寝たり起きたり。かろうじて本を読んでたから意義はあったかしら…。でもまあ今週末でたまった疲れを少しでも軽くしておこうと思います。暑くなるし、相変わらず忙しいし。 

2002/07/05  願いを胸に、世界をこの手に

「君の思い通りに効く薬はない」と云われたことがありますが(それを云うなら先生が云う通りに効く薬もないと思う…どう調べてもトフラニールが万能特効薬だと理解出来ないよカガワ先生!←00/10あたり参照)、リスクを負う以上自分が納得いくリターンが得られないのならそれは意味がないことだと思いますです。でなければ薬を飲む意味なんて本当にない、私だって別に趣味でドーピングしてるわけじゃないし(笑)。

というわけで(どういうわけ)、片頭痛特効新薬(そろそろ発売から1年ですが)ゾーミッグを飲んでみたんですが、今のところいいような悪いような、微妙な感じ…。チュアブルは確かによく溶けるし、オレンジ味美味しいし(ラムネより、子ども用風邪薬よりはるかに上質な溶け具合、甘さ具合でした。笑)飲みやすくていいんですが、飲んだ後イミグラン同様鼻が痛くなる…。鼻全体から奥にしくしく痛むような感じ。嫌な違和感。でもイミグランは回数重ねて飲んだ最後のほう(もう飲まないつもり。笑)はかなり違和感が激しくて正直その違和感で気が滅入って気持ち悪くなるほどだったんですが、ゾーミッグはそこまでひどくはならないような…まだ2回しか飲んでないので、これから服用を続けていったらどんどん違和感増大するかもしれませんが。頭痛のほうも微妙に治まるような治まらないような…。イミグラン(初回)の奇跡(笑)を思うと「効いてるのかな…」と不安(ていうか不満。笑)になりますが。痛みが少なくなるというより、痛みの刺々しさが薄れる感じ…。まあいいのかな…(すっごい疑心暗鬼。笑)。とりあえず今のところあと8回分あるので、それで効果を確かめたいです。疑いばっかり口にして可愛くないことこの上なしなんですが、効いて欲しいんです、本当に…(涙)。自分で納得してコントロール出来る薬が欲しいです…。 

2002/07/04  「二つの選択肢がある。何もしないまま悲しんでいるか、楽しい事を見つけるか」

色々ありますが、やはり思うのは楽しみたいということ。楽しいことを日々の生活、大きくみて人生のなかに増やしたい。裏切られても悔しくても悲しくても、辛くても楽しかったという記憶(体の経験、感情)があれば救われるような気がする。最終的に恨んだり感情的に嫌な決着をつけなくても大丈夫になれるような気がする。楽しいと、嬉しいと、幸せだと思えることがあったから経験してよかったと思えると思う。そういう意味での強みを増やしたい。

楽しいことを記憶して支えに、力にする、生きるための本能というような強さを私はものすごく心強く思う。 

2002/07/01  きょうもメいっぱい働きバチ ボーッとした頭は機能停止

7月です。雨が降ったり寒かったり蒸し暑かったり。それでも日々はめぐり、夏が近づいている。
6月で総会が終わり、少しは楽になるかなあと思ったけど、そうでもなくむしろ私が持っている事業はこれから山場というものが結構あるので今月も引き続き気合入れて頑張らなくては。自分の限界を先延ばしにしよう、いい意味で。いい方向に。

昨日は日曜だけど出勤でした。割と私が苦手だと思う仕事…。何とか無事に終わってよかったけど…。何というかぐったりしました…。誰が何をどう云ったか謎ですが、職場関係では私は無類の酒豪ということになっていて、いやまあそれは別にいいんですけど(まあそれなりに強いと思うし、酒は好きですし。笑)でも私にも飲みたくても飲めないときがあるんだよう!付き合いとはそういうものだとは分かってるけど、だめなときもあるんだよう!倒れるのも壊れるのもいやなんだよう!自分で計りながらやってるんだよう!結構色々怖いんだよう!(絶叫)…なんて愚痴ミックス陰気逃げ思考ですね…。いけないいけない。ストレスを内に向けて増幅させて外に向けるのは最低ですね。しっかりしよう。飲むなら楽しく、楽しくないなら飲んで楽しくなる!これだ!(違うし)でも好きだけどアルコールには微妙なところも多いのが事実。これもいずれきちんとコントロール出来るようになりたいです。

体調。まあまあ…という感じ。明確な痛みがない状態。波はあるけど、何かものすごくどろっとした感じの波。引き寄せがよくわからない、重い。まあこれだけ毎日働いていればこのくらいは勲章という名の慢性疲労って感じもします(笑)。とりあえず頭痛がしたら水分を多く摂ると楽になる場合があるとアベ先生がいうので試そうと思います。それで楽になったらなったらそれは別の症状の兆候でもあるのですが、楽になれればとりあえずそれでよしということで。それに今私の手にはゾーミッグチュアブル(オレンジ味)がありますしね。これはイミグランのように鼻が痛くならずよく効くに違いない(暗示)。何と言ってもオレンジ味だし、アストラゼネカ様の薬だもの!(暗示)7月になればレルパックス(新トリプタン剤。ファイザー)も流通してくるでしょうし。 


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