2002/06/27  夢も話したいし 今日よりも想って欲しい

急に今日の午前中半休を申し渡されました。本当に突然、半強制的に。私があまりに疲れた様子で(確かに目の下すごいクマ…)倒れそうだから休んだほうがいいという上の配慮だったのですが、突然だったのと私以上にしんどい人もいるのに(職員みんないっぱいいっぱいで働いてるので)私だけというのも申し訳ないような居心地悪いような…。それに周りの人が「疲れてる」と気を使わなくてはいけないような状態(雰囲気)だった自分というのが社会人として半人前で情けなかった。

でもとにかく午前中半休を貰ってしまったので(しまった、って云い方もなんですが…)、前から行こうと思ってた市大病院麻酔科外来ペインクリニックに行って来ました。市大病院で予約外受診すると午前だけじゃ終わらないことが多いんですが(ていうか予約入れてても午前で終わらないことが多い)ペインクリニックは月〜金まで毎日診察があって、しかも今日は真ん中の木曜日、雨なのでそんなに待たされないだろう!と踏んで、一応電話で外来に連絡は入れて行って来ました。ていうか今行かなくていつ行く!行くしかない!って気持ちで。

久し振りの市大病院(実に一年振り…)、外来は予想通り混んでなくて前からかかっていたアベ先生に割とすぐに受診出来ました。アベ先生は相変らずいい人でした…すごく誠実で真摯で、正直いつまでもわけのわからない(原因のあってないようなどうしようもない)痛みを訴える患者に対するいたわりの気持ちがあることがわかる人。患者の話を丁寧に聞いて受け止めた上で、本当に丁寧に真剣に答えてくれる。医者に対して構えるくせのある私も悪いですが、話せば話すほど距離感とか苛立ちを感じて頑なにならずにいられない先生がいますが(ていうかそういう人多い)、アベ先生はそういう嫌な感じがない。本当に素直にきちんと話せる。そういうことだけですごいほっとする部分があります。

診察内容は私の体調が相変わらずなので相変わらずでしたが。とりあえず低髄液症候群の可能性は指摘されました。これは麻酔科の領域ではないのでいずれ脳神経外科に行って診てもらわなくては。定期検査より先に受診したほうがいいかも。ちょっとまだ微妙。

薬については、イミグランとの悲しい訣別を思わず切々と語る私(笑)。ここで初めて注射してもらったときはものすごく効いて、グラクソ・スミスクライン様…!と軽い信仰心すら抱いたのに(笑)、今や飲みたくない薬になってしまいました…。で、その代わりにゾーミッグを試してみたいなあと云ってみました(笑)。イミグランが効かないならほぼ同じトリプタン剤であるゾーミッグも効かないと思うけど、試してみるのはいいねと処方してくれるアベ先生。チュアブルは新発売なので市大病院の薬剤部にもまだ情報が少なかったのに、わざわざ電話して問い合わせて処方してくれました。チュアブルのほうが飲みやすいからいいよね、とか。アベ先生、いい人…(涙)。ありがたく10錠分貰いました。ちょっとでも効くといいな…!

その後星状節神経ブロックを受けました。K先生にはどんなに勧められても絶対受けたくなかったんですが、アベ先生のはむしろすすんで受ける私です。正直効果のほどが私にはわからないのですが(実感できない)、血行がよくなるとかの効果もあるので長い目で見る治療にはいいかなあと思って。自分で選んだ治療を受けるってことが精神的にもいいかなあとか思いますし。

星状節神経ブロックは首筋から針を刺して神経に局所麻酔するという処置。首をぐぐっとマッサージみたいに触診して見当をつけて神経に針を刺すという。目に見えないところに的確な角度、的確な深さで注射をするなんてことがどうしてできるのか、私には本当に不思議でちょっと恐ろしい気もします。アベ先生は丁寧に首を消毒して、何度かぐぐっと触診して、一瞬のうちにするっと針を刺します。首に針が入ってるけど、不思議にそんなに違和感も痛みもない。麻酔剤が入るときに肩の付け根辺りに違和感というか異物感があってそれがちょっと痛いような感じがするけど、でもやっぱりそんなに痛い感じがない。アベ先生の注射がうまいからなんだろうなあ…。アベ先生にやってもらってよかった…(そういえばアベ先生に「K先生にブロックしてもらえばよかったのに」と云われたので、「イミグラン知らない先生だから怖い」と正直に云ったら「怖いならやめといたほうがいいよ」としみじみと云ってました。やはり…。笑)
劇的に体の具合がよくなったとかはないですが、ちょっとすっきりした感じ。ちょっとでもいいところがあると思える治療を受けられてよかった。

もういっこよかったこと。アベ先生がお手伝いをしているペインクリニックの診療所を教えてもらったこと。水曜日だけだけど、夜7時まで診療受付していて、場所的にも頑張れば仕事帰りに行けるところでした。これからはちょっと無理してでもそこに行こう、アベ先生に診てもらおう!と思いました。K先生は近所だから薬を切らさないペースで通うのも楽だったけど、やっぱり怖いと思ったり信用してない部分もあるので(笑)そういう人の診察(といえるのか…)を受けてるより、私の病気のこともちゃんと知ってて技術的にも人柄的にも信頼できるアベ先生に診てもらうほうがいいで
すよねえ。うん、そうしよう。そう決めたら安心しました。よかった。

どうでもいいけど、アベ先生の素敵な言動(笑)。私の首にある傷跡(手術の時に点滴入れてた痕)のことを気にしてて、形成外科を紹介してくれたりしたんですが、その傷が薄く目立たなくなっているのを見て、「傷というより何かの模様みたいになって目立たなくなったねえ。何かベッカムがしてたらはやりそうな模様みたいだね」…云いたいことがわかるようなわからないような…。でもアベ先生の呟き口調が可愛かった(笑)。好きだなあ(笑)。 

2002/06/26  サバイバル

今週は月曜日から研修会、総会、総会、日曜出勤…!日曜日から微妙に頭痛が来てますが、何とか乗り切るぞこの一週間…!乗り切った次の週にも会議がふたつなんてことはとりあえず考えずに…!(でも準備があるから考えないといけない…ていうか忘れちゃいけない。笑)。

気温が急に下がってきて、対応しきれない低温動物な私(笑)。血管の機能、作用が先天的に悪い血行障害が思う存分威力を発揮中。寒いという理由だけでなく、半袖が着られない状態です。見慣れている私の目にもぎょっとする感じに見える状態。やはりやだなあと思いますです。人の目につくところなので気になります。ああでもこうやって気にしてるから病気になっちゃうのかなあH先生…とどの方向にいっても気が滅入る(笑)。いっそ包帯を全部巻いて開き直って派手に前衛的にカムフラージュでもしようかしら(笑)。欠点を隠さずに生かす、みたいな(笑)。 

2002/06/22  慣れた感じで通ってみせる         

今日はK整形外科に行きました。そろそろ薬がなくなりそうなので。色々云われるのが面倒くさいので(笑)、受付締切ぎりぎりに行ってみたりして。そんな私の気持ちが伝わったのか(笑)、今日のK先生は漢方勧めたり神経ブロック勧めたりしなくてよかったです。「梅雨の時期だけど頭痛のほうはどうかな?」とか。さくっと前回と同じ処方を貰えて、面倒くさくならずに済んでよかった…と思いつつ先生が書いてるカルテを見ていたんですが(←くせ。笑)、そしたら先生たらさりげなく慢性疼痛疾患指導料を算定しているじゃないですか。慢性疼痛疾患指導料って今回の診療報酬改定で導入された、慢性疼痛を主病にしている患者に月1回130点算定するもの。私の主病って「慢性疼痛」だったんだ…、まあK整形外科では(笑)片頭痛が主病ですが。でも、でも先生、指導って今の世間話が指導ですか!130点ですか!神経ブロックを巡る攻防(笑)を繰り広げて130点も嫌ですが、今の会話(診察っていうか…)で130点も納得がいかない…。しかもK先生は投薬期間制限がなくなったという改定に関してはこちらが云うまで知らん振りしてたのに、指導料はしっかり算定するんですか…。何だかなあ。別に指導料取るなとは云いませんが、こちらが気づかなかったら気づかないまま、っていうのは何かすっきりしなくて変な感じ。不信が募りますですよ(笑)。

とりあえず今回もデプロメールとデパス。実質2か月分。イミグランはもういいや…ストックがあるし、何かもうあの鼻道刺激が恐ろしくて飲む気がしない…(弱)。ゾーミッグのオレンジ味のチュアブルとファイザーから発売される新しいトリプタン剤レルパックスは興味ありますが(笑)、きっと新しすぎてK先生まだ知らないだろうからなあ…。いちいち説明するのも面倒だし(私、患者なのに…)そんな頭痛があるなら薬の前に神経ブロックとか云われてももっと面倒だし。別に神経ブロックが嫌なわけでなく(すごい効果があったとは思えなかったけど、やっぱり定期的にしてるといいのかなあと思う)K先生にやってもらうのがちょっと…なだけ。待合室に手作りリーフレット置いたりして(しかも新聞の折り込みにある健康食品の広告みたいに「体験者の喜びの声!」が満載でそのテンションが正直ちょっとうさんくさい…)やる気まんまんなのが逆に妙に怖いんですよねえ…。 

2002/06/21  それは遠くやわらかい感触になって

19日は総会でした。本来なら総会の準備のために忙しさがピークになり、学会や研修会の増える9月までは比較的落ち着くという感じなのですが(去年はそういう感じでした)、今年はあまりに忙しくて総会だけに力を注いでいられない状態で、何かすごい唐突に総会の日になってしまったという感じでした。正直総会どころの騒ぎじゃないっていうか…。来週は研修会(診療報酬改定関係のものすごく大変な)に総会ふたつがあって、主任で動かす事業も6月中にある程度のところまで完成させなくちゃいけないし…もうどうしていいやら…。心身ともにこんなにいっぱいいっぱいなのは初めてかも…。ほげー。

日々を乗り切るためのドーピング(笑)。最近好きなのがファミリーマートで売っている明治製菓(デプロメール…)のサプリメント。1週間分180円でラムネみたいにぽりぽり食べるタイプなのが新鮮で美味しくて気に入ってます。「シャキッとしたい人に。即攻元気」とか、「美味しくお酒を飲みたい人に。敏肝週間」ってネーミングがボタニカルズっぽい。面白い(笑)。ちなみに私が飲んでいるのは「即攻元気」(真っ先に選びました。笑)。ファミリーマートはボタニカルズも売ってるんですよねえ!今までスリーエフだったのにいつのまにかファミマにうつっててびっくり。でも職場の近くにあるのでちょくちょく買えるので嬉しい。やっぱり「身体が疲れていませんか」は美味しいし(あの不思議なにおいと味が大好き)、効きますです。
あとは朝の栄養ドリンク、夜のお酒…(笑)。夜遅くに飲むと(夕飯がいつも10時半過ぎなので…)むくんだり二日酔いになるかも…とヤンノーを飲む。健康なのか悪循環なのか堂々巡りで意味がないのか、自分でもよくわからない(笑)。

体の具合もよくわからないんですよねえ…。とりあえず謎のかぶれと目の下のクマは治りました。よかった!結局理由がよくわからなかったけど、(まあ疲れが原因でしょうけど)治って安心。頭痛は何かだらだらという感じ。痛いときは痛いけど、薬飲んだり寝込むまでではないので、いい状態なのかなあと思ったり。痛いということに意識が征服されないというのはいいことですよねえ、それが体力の限界で意識がもうろうとしかけてるからだとしても(笑)。私のペインスケールの3、4というのはこういう感じ。痛みがないわけではないけど、よくも悪くも痛みだけではない状態。あいまいですが。とりあえずこの状態をキープしたいです。そして何とか忙しさを乗り切りたい。

がんセンターのMRIの予約は今週電話を掛け直したら無事取れました。9月に受けに行きます。それにしても今年から頭部MRIも食事制限がつくようになったそうで、朝食抜きを言い渡されてしまいました。頭部は着替えも食事制限もないからよかったと思ってた私としてはショック…(笑)。
ここ最近MRIに造影剤使うのにもいちいち同意書を取ったり、厳格になってきてますねえ、色々と。今までが適当であいまい過ぎただけかもしれませんし、こういうことは大事なことだと思いますが、あんまり厳格になって負担にならないといいなあと思ったり。医療不信といいつつ、いい加減だなあ私(笑)。でも病気を治しに行くところで病気以外の負担はできるだけ受けたくないというのが正直な気持ちなんですよねえ(笑)。

自己負担3割…。………。 

2002/06/16   「よろこびの唄を歌いたい」

横浜美術館に「宮崎進展 よろこびの唄を歌いたい」を観に行きました。シベリア抑留の記憶に基いた作品というのに「よろこびの唄を歌いたい」というタイトルがつけられているのが不思議で、ポスターに使われている作品の存在感が気になって観に行こうとずっと思っていたものでした。

合板、麻布、木材、石膏、油彩などを使った彫像や絵のごつごつした大きなそびえたつような質感、土くれのような、打ち捨てられた朽ちた体のような、ひどく寂しく苦しい、けれどものすごく迫ってくる沈黙と重さ。その存在感。シベリア抑留や戦争体験の痛みや悲しみを直接想起させる(その経験が直接ない私さえも)恐ろしさや悲しさ生々しさというだけではない、何かものすごく切なく苦しくなるような重み。塗り重ねても塗り重ねても、ごまかしようのない質感でにじみ出てくる記憶が、想いが人生に(否応なく)あるということの重さ切なさ。忘れてはいけないことの過酷さ、切なさ、貴さ。そして何より人が生きる方向へ向かおうとする力の強さ。そういうものが迫ってくるのかもしれない。何だか涙が出そうになりながら観ていました。記憶から決して消えない消せない黒い大地、暗い掴み所のない壁、何もない虚空からにじみ出てくるのは、浮かび上がってくるのは絶望もあるけど、生きようとする力、その強さひたむきさ、希望というものなんだなあと思いました。不思議な力を感じました。 

2002/06/15  宇宙へと重力を超えて旅立つ

今日は午前中は出勤。苦手だなあ荷も心も重い…と思っていた仕事について、何かもう本当にだめだいやだ、もうやっていけない…と泣きたくなるような出来事があって悲しく気が滅入っていたのですが、それでもやらなくてはいけないので(当たり前です)気を重くしながらやりました。…何でかこの仕事にはめげる出来事が多い…。悪いのは仕事の出来ない自分なんですが…(めげ)。

午後は友達と赤レンガに行ってきました。横浜新名所、ゴールデンウィークには入場規制もあったという赤レンガですが、今日は天気がよさそうじゃなかったせいか思ってたほど混んでなかったです。よかった。狭いけど、倉庫の内部っぽさとすっきりした最新の綺麗さもあって、何とも不思議な面白い空間でした。何かのテーマパークみたい(あるのは店ですけど)。夕御飯を食べたビアホールも綺麗だけど倉庫っぽく、そこがオシャレっぽくよかったです。6時くらいに入って出たのが10時近くだった(3000円くらいしか飲み食いせずに…。笑)という居心地のよさ。何がどうこうと説明出来ないんですが、何か妙に夢中に楽しかった(笑)。魔力が働いてたからかな(笑)。 

2002/06/14   よいいちにち うつくしいはじまり

今日のランチは下町っぽい賑やかな商店街でミニうな玉とそばのセットを食べました。ミニというから普通の丼の半分くらいのちょっとの量かと思ったら結構量があったので嬉しかった。うなぎがやわらかく甘く、たれのついたごはんが美味しい。食後には温かいそば茶を飲んでみたり。仕事忙しくて、心身ともにキツイけど、ほっとしました。美味しいものっていいなあ。心にも栄養がつきます。

がんセンターの定期検診。今年からようやく年1回ペースになり、秋に受診予定。主治医が手書きのメモで6月に電話でMRIと外来の予約をするようにと指示していてので、今日仕事中にちょっと抜けて電話をかけました。内心トータルオーダリングシステムが導入されている中、手書きのメモで電話予約って大丈夫なのかしら…と不安に思ってたんですが、案の定というか何と云うか主治医からのオーダーが入ってなかったとか何とか、とにかくスムーズに話が通じなくて予約受付で大変うさんぐさがられる私…。何だかなあ先生…。結局月曜日に電話かけ直して再確認。大丈夫なのかなあ…。でも本当に手書きのメモで6月に電話してください、って書いてあるもんなあ…。

ノットペインフルライフ。疲れのあまり目の下にクマを作るような状態ですが(笑。ただいま目元集中うるおいパック中)頭痛はまあいい状態です。痛いこともあるけど、まあやり過ごせる。たまにたちくらみのようにうわっと眩暈が押し寄せることがありますが、これもまあやり過ごせる程度。今日わあまた眩暈だ…と思ってたら壁がみしみし云ってて実は地震で世界が全部横揺れしてたということがあって何か可笑しかった(笑)。何だかねえ何をやってるんだかねえ(笑)。

目元集中うるおいパックは、肌美精のうるおい浸透目もとゼリーパック(ローヤルゼリー+天然コラーゲン配合)を使ってます。今回初めて(慌てて。笑)買ってみたもの。パッケージをあけたらびしゃびしゃっとしたたってきたので、使い方を間違ったかと焦りましたが(慣れないもの使うから…。笑)ゼリーパックにたっぷり美容液が浸透してるとのこと。つけてみたら、ぷるっとしたゼリーが目もとにはりついて気持ちいい。早く浸透してクマがとれますように…(切実)。 

2002/06/12  傘をさしたりささなかったり

朝起きたらナガトヒロユキになっていました…。特にものすごく夜更かしをしたというわけではないのに(慢性的に寝不足、疲れがたまってましたが)下瞼が腫れてたという…しかも涙袋みたいに二重に…。そして赤っぽい。泣き腫らしたあとみたいな、フザけて病人メイクしたみたいな。自分でもびっくり。ううっ何なんだよう…我ながら可笑しいよう変だよう怖いよう(笑)。

さらに泣きっ面にハチで、急に左手首のあたりがかぶれて、自分でみても気持ち悪いただれようだったし、かゆくてついかいちゃう(そうするとますますかぶれが広がってしまう)ので仕事行くときに包帯巻く羽目に…。目の下に妙なクマ作った子が左手首に包帯…ということで会う人会う人がありがたくも「…ためらい傷?」と心配してくれましたですよ(笑)。まあ左手首というとすぐ連想しちゃうかしら…。自分では包帯とかバンソウコをつけたりしなくちゃいけない状態に慣れているので(左手首は点滴をずっと入れていてその傷口が膿んでしまって長いこと包帯巻いてたりしたし)別になんとも思わなかったんですけど、そうかしら。まあ見た目がぎょっとするような感じなのはわかるので(クマはいやだ…)、早く何とか治まって欲しいです。目の下のクマ、特に切実に!(涙) 

2002/06/08   光の射すほうへ

今日は薬膳料理教室でした。今日のテーマはごぼうとこいこく。こいこく…鯉ですよ!詳しく忘れたけど昔話で「こいこく」って出てきたような気がします。確かお坊さんが一人でこっそりこいこくを食べようとするのを坊主が智恵ととんちで横取りしちゃうとかそういう話で、こいこくって食べ物は子ども心にすごく貴重で美味しそうなものだなあと思った覚えが(笑)。
それはともかく、鯉!アシスタントの人に聞いてみたら普通の魚屋さんで仕入れてもらったとか。たださばくのにテクニックがいるので魚屋さんではさばけず、料亭の板長さんにさばいてもらったとか。すごいなあ…鯉…。1.5キロくらいある鯉だからさばいてもやたらごろごろ大きくてインパクト強烈でした…。でも圧力鍋で1時間煮込んでこいこくにしたら、すっごいやわらかくなってました。大きな骨とかごろごろ入ってるんですけど、噛むとぽろっとくずれちゃうんですよ。豚の角煮みたいな感じ。麦味噌と豆味噌で煮たので全然生臭くなくて美味しい。しかも鯉は生命力が強い吉祥魚、体力増強、解毒作用、細胞を活性する力もあるという薬効多い魚。美味しくてありがたい。食べてると体があったかくなって汗がすごい出てくるんですけど、それがもう鯉の薬効が効いて体が元気になってるからとか。すごいなあ…。

あと今日はグルテンミートとごぼうの炊き込み御飯とか、てんぐさのゼリーとか。玄米とかグルテンミート(大豆のたんぱく固めて肉の代用にする)とかを使って、塩を少なめに薄味に作るから体にはいいけど、普段普通の食事をしてる私からすると物足りないというか「薬膳はこういうもの」という意識があるんですけど、今日はどれも味が濃かったのもあって、何か普通の御飯を食べてるようでした。美味しかった。

ヨーグルトの種をもらいました。健康にいい天然ものとかで、何か普通のヨーグルトよりとろっとしたヨーグルトが出来る種。牛乳にいれて常温で24時間ほど置くとヨーグルトが出来るとか。早速作ってみよう。何か楽しみだなあ。←お手軽ものばっかり興味津々なんだから…。ブルーベリージュースを買ったらハチミツ入ってて甘すぎて飲めなかったというのがあるんですが、ヨーグルトが出来たらそれをいれてブルーベリーヨーグルトにして食べよう。わくわく。

この料理教室でアシスタントをしていた人が自分のお店を開いたというので、教室の後はそのお店に行ってきました。渋谷から代官山を抜けて中目黒まで歩いて、さらに道に迷って(笑)。場所も雰囲気も隠れ処っぽく、まったりした感じで居心地よかったです。何の店か外からはわかりにくいらしく通行人が覗いていくから、御飯食べてるときに通行人と目があったりしましたが(笑)。さくらえびとにらの春巻揚げとか、新ジャガと空豆のサワークリームあえとか、ゴーヤーの酢の物とか、オーガニックで体にいい料理なんだけど、そういうことを意識しなくても美味しく楽しめる料理でした。ビールが飲みたくなる料理。いやビール飲んでましたけど(笑。別にW杯を意識したわけじゃないですが、ベルギーとフランスのビールを飲んでました)。まったりと楽しくいい時間を過ごしました。ただあんまり居心地よく過ごしすぎてかなり遅い時間までいたため、店を出たら終電めがけてダッシュダッシュ(笑)。学生みたいだなあ…(笑)。 

2002/06/07   眩暈のような夜を越えてその翌日

今日は仕事を珍しく残業なしで上がりました。珍しい、もう本当に明るいうちに職場を出られるなんていつ以来だろう。何処のお店もまだ営業中だよー!(普段はコンビニしか開いてない時間なので)とか何となくうきうきとしましたが、こんなに早く上がった(上がれた)のは病院に行くためなのでした。花の金曜日にさみしすぎ…。いいけど…。早く帰れるだけで嬉しいもの…。

今日はK整形外科ではなく、内科に行きました。検査についてちょっと相談をしてきました。私はまた簡単にこの内科(診療所)で検査受けられるかな、そうだったら仕事休まないで済むし楽でいいなあとか思ってたんですけど、やはりそういうわけにはいかないようで、市大病院には確かに一度行かなくちゃと思ってるけど、何かどうしよう…と色々なことを考えて悩み中。受けたほうがいい、ていうか少なくとも私は納得する部分があるので受けようとは思ってるんですが、時間とか色々考えちゃうとねえ…。仕事が簡単に休みを取れる状態ではないので、そこで休みを取るからには「病院行くから…」とか理由を云わないと職場の人に納得してもらえない。でも「病院に行くから」って云う私はいいけど聞く側には強烈というか重いというか変に気を遣わせちゃったら悪いしなあ…とか。うーん…。 

2002/06/06  明るい花を咲かせる

職場の制服の夏服が新調されました。ピンクです。ピンクのチェック柄ベストに、ピンクのスカート。人が着てるのみると可愛いなあと思うんですが自分が着てみると何だか…。何か板についてない何とかレディみたいで浮いてる感じ(笑)。変な感じですねえ。うう、むう(腕組み)。制服は可愛いのになあ(笑)。でもまあ似合わなくてもイメージに合わなくても制服ですからねえ。それにそのうち見慣れるでしょう(笑)。
でもそんなしっくり来ない制服でも新しい明るいものっていいですよね。人が新しい制服に気づいて誉めてくれるのとか(制服をですが。笑)職場の雰囲気が変わるのとか、何となく明るい楽しい気持ちになります。照れくさくも、鏡の前では腕組みも(笑)やはりそう思います。

梅雨の時期ですね。私はこの時期は毎年恒例脱皮の時期です。手のひらとかいろんなところの皮膚が剥けてきちゃうんですよ。水虫みたいですが…(違うんですけど!)。そうでなくても残業して食生活乱れまくり、夜寝るのも遅くなって調子悪くなりがちなので気をつけたいです。でも今のところ頭痛はそんなにひどくないです。あるけど、ちょっとした地震のような感じでやり過ごせる範囲。せめてこういうレベルで何とか日常生活していきたいなあ。これくらいならコントロールというか、何とかやっていけるような気がするので。

でもまあ一応自分の出来る、新しい方向の「よくなる方法」を探してネットをみてたりするんですが、改めてネットの威力というのはすごいなあと思いますです。いっぺんに多方向に深く広く何処までも情報や知識が得られることに改めて圧倒されます。医療に限っても薬のことも、検査のこともかなりのことがわかりますねえ。医者が煙たく思う患者も、扱いがむつかしくなってしまう患者も出てきますよねえ…。何だか患者も大変だけど、医者も大変だなあ…と珍しく殊勝げなことを思ってみたり(笑)。でもやっぱり当たり前ですが医者の扱う、医者からの情報っていうのは絶対に全然違うんですよね。重さとか意味とか、あらゆるところに及ぼす影響力が。そこらへんを医者自身は自覚してるのかなあと思ってみたり。自覚してそれでも患者に向かって云える言葉、伝える言葉が患者にとってああいう結果しか生まないのだとしたら本当にやるせない救いのないことだなあと、少し話がズレますが、思います。事情も状況もわからなくても、あのひどい重さがちょっとわかるような気がする。たまらない気持ちになる。 

2002/06/03   雨と夏の気配

日焼けがやっぱりひどかった…。日焼け止め、しっかり塗ったつもりでしたが、見事な半袖焼け。首のあたりがちょっとひりひり。そして鼻の頭が見事に赤く…(笑)。日焼けって火傷だなあ…としみじみ思いました(笑)。

昨日のアジ、自分で釣ったのは二匹なのに上船員みんなでわけたから五匹も貰ってしまいました。何かものすごく釣ったって気持ちになりますですよ(笑)。今日はてんぷらにして食べました。やっぱり美味しい。ふっくらふんわりしてる感じ。身がつまってるのにやわらかい歯ごたえ。美味しい。こんなに美味しいなんて本当嬉しいなあ、幸せだなあ。

昨日の船酔いの残りか、今日になって頭のなかがゆらゆらする感覚があったり(余韻?笑)、ちょっと頭痛だったりしましたが、やっぱり光のしたで体を動かすっていい疲れ方するんだなあと思いました。疲れてるけど、だるいとは違うような気がする。こういう感じをときどきでも体で感じられたら本当は一番いい治療法なのかも。何もかもよくなりそう。

2002/06/02   アジ釣に行ってきました。

今日は知り合いの釣り人に誘われてアジ釣りに行きました。初めての釣りで、何をしていいものやらさっぱりわからないながらもわくわくと朝5時に起きて、乗船。よく知ってる地元の川から、普段見慣れている工場地帯を眺められる海で、食卓に載る魚であるアジが釣れるなんて不思議な感じがしますよねえ。天気がよかったけど、ハレーションで景色がぼんやりとしか見えなかったので余計何処にいるのかわからなかったんですが(笑)
相模湾内、観音崎沖とか猿島沖にいたみたいです。朝は灰色だった海が日が高くなるにつれて青くなるのが目に眩しく、でも何かすごくいい気持ちになる光景でした。遠く近く同じような釣り船がいたり、ものすごい大きなタンカーがものすごい速さで走ってたり。私が乗ってる船も目を開けてられないくらいのものすごいスピードで走ることがあって、うっかり海に転げ落ちそうなくらいの揺れっぷりと風の勢いが恐ろしいほど。でも気持ちがいいので船室の上(甲板というんではなく)に登ってました。そうしたらビールをもらったので、そこで飲んでました。爽快すぎ!(ちょっと怖い。笑)。それにしても魚群探知機が搭載されているのに、舵は海賊の「面舵いっぱーい」と同じデザインなのが何か面白い(笑)。

船で心配だったのが船酔いでした。やはりどの人も船酔いは気をつけたほうがいいと云うし、私はあまり乗り物に強くないほうなので。でも何故か船で酔ったことはないんですよね。普通のバスで吐きそうになったことあるのに(そして今は普通に歩いてても眩暈で酔っちゃうのに。笑)。スピードがあって、それを肌で感じられるからかしら。船には楽しい思い出ばっかりなんですよ。その自信と酔い止めのおかげで全然船酔いしませんでした。ゆらあっと上下にゆっくり揺さぶられるのもエンジン音とあいまって何か心地よい眠りを誘う感じ(笑)。ていうか実際竿を持ったまま寝てたり、船の高いところで落下防止のためロープを握りながら寝てたり、かなり快適に過ごしました(笑)。やっぱり船は楽しい(笑)。

で、肝心の釣果なんですが!今日は潮の具合がよろしくなかったみたいで、アジの食いも悪くてあんまり釣れない日だったようです。でも私の左には釣り名人が、右隣、さらにその隣には私とおなじく初心者なのに5、6匹釣ってる友達がいて、私は釣り名人に仕掛けを作ってもらって、餌も準備してもらって、いちから教えてもらって(リールを逆方向に巻いたり、餌を入れる籠?のフタを閉め忘れて海に入れた途端全部溶けてなくなっちゃったりするどうしようもない生徒だった私…。笑)時にはリールの巻き具合まで調整してもらったというのに、午前の釣果ゼロでした。うーん…。でもまあ初心者だし、こればっかりは海の機嫌次第だろうしねえ、のんびり楽しめればいいやと私は思ってたんですが(竿持って海に向かっているだけで楽しかったし)、釣りというのはそんなに甘いものじゃなかったんですね!ぼやっとしてたら、いかにも海の男!漁師!という感じの船長に「こまき(だったかな。魚のミンチみたいな餌)入れろーっ!」「俺が魚がいるっていってる場所だ、釣れねえわけねーだろっ!」と怒鳴られるし。周りをみたら初心者以外のみんなは怖いくらい真剣な表情で竿握ってるし。同じ船に坊主(一匹も釣れない人)がいるのは嫌なことらしくてみんなに心配されてしまうし。これは釣れなかったら相当いたたまれないことになる…!大変だ…!と大いに焦る私(その割に名人に釣った鰯を潮で洗ったのをご馳走になったりしてましたが。笑)。午後になって何とか2匹釣れました。わーい。深いところで釣ってたのでリールを巻くのがすごい大変でしたけど(力こめて必死に巻いてるのにいつまでも巻き終わらない…)結構大きいアジが自分の釣り糸にひっかかっているのをみるとなんとも云えず嬉しく誇らしいですねえ。文字どおり釣り上げる時のあの重みがそのまま充実感って感じ。

結局7時30分から3時くらいまで海の上にいました。陽射しが強くてすごい日焼けをしましたが、本当に海の陽射し、海の風、海の広さというのは気持ちよかったです。楽しかった。

釣果はその後釣り人の知り合いの居酒屋さんにいってさばいてもらってお刺身にして食べました。美味しかったです。自分が釣った(二匹だけどね!笑)という思い入れもあるんでしょうけど、やっぱり新鮮だから身がぷりぷりしてました。歯ごたえというか口に入れた感じが普段食べてるアジとは全然違いました。なまぐさくなくて本当に美味しい。こんなに美味しいものが近くの海を泳いでいて、さらに自分で釣れちゃうんだから(二匹だけだけどね!笑)なんだかすごいなあ…と本当に思いました。釣りってすごいなあ、ハマる人の気持ちがわかるような気がしました(生意気!笑)  


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