2002/03/30  気の向くままにふらふら 貴方のために蝶になって

風邪は悪化していくばかり…。今日も声がしゃがれてます。しかもものすごく出にくい。喋りたくないし、喋れない。でもこんな時に限って土曜出勤で、電話を受けたりかけたりしなくちゃならなくて本当にもう…。電話の相手はこんな声で喋られてぎょっとしただろうなあ、でもそれ以前に内容がつたわったかなあ…がっくり。

土曜出勤はローテーションで大体月1回ペース。12時半までの半ドンで、電話番しながら(普段はめったにかかってこない)掃除したり普段出来ない仕事を片付けたり、割とのんびりこなすものだったんですが、最近は土曜日もしっかり働かないと時間が足りないくらい忙しい。しかも今日は年度末ということで、昨年度の書類を整理したり、新しい年度のファイルを作ったり、ばたばたしつつも実際は細々とした整理作業に追われてました。ばたばたするだろうなあと思って制服に着替えたんですが(土曜日は制服着ないで仕事していい)正解でした。溜まってる書類・文書の量がすごくて、両手に書類ボックス抱えてばたばたしてました。結局4時まで仕事してました。週末あっというまだなあ…。

2002/03/28   フィジカライズメンタリズム

風邪。そろそろ治ってきたかなあと思ってたら今日になって声がかれてしまいました。朝はまだ「何かのどがひっかかる感じがするなあ」と思ってたんですが、そのうち声が出にくくなって、すっかりしゃがれてしまいました。声の変さに自分でもショック…。何という風邪だ…。

春の憂鬱。あまりに疲れて気が滅入って本当に自分でもこのままじゃダメだ…!と思って、縋ったのがセント・ジョーンズワート。ハッピードラッグ、じゃないや(笑)ハッピーハーブとして有名なハーブ。気持ちの落ち込みを救う、とあるハーブ。本当に効くかどうか前から気になってたけど、こんなに落ち込んでる今が試すチャンス…と弱々しくもドーピング根性(どんなだ)で試してみました。でも錠剤だと本当にジョーンズワートが入ってるかいまいち信用ならないし(疑り深い)、でもジョーンズワート100%のハーブティは美味しくなさそうだし…と色々探してみたら、ナチュラルハウス(自然食品店)に「リラックスのどあめ 無農薬ハーブ使用」というセントジョーンズワートとカモミールを配合した紅茶味のあめがあったので、それにしてみました。最初の深刻ぶりから随分懸け離れた感じだなあと自分でも思ったけど、のどあめならセントジョーンズワートが効かなかったとしてもなめて損はないし、まずいものより美味しいもののほうがいいと思って。
で、なめてみたんですが、セントジョーンズワートの味はもともと知らないし、カモミールの味も匂いもなく、本当に紅茶味のあめ。甘露ってあめがありますが、あれとほとんど同じような味。ふうんこれがハッピーハーブねえ…と思ってたんですが、でも何かちょっと気持ちの落ち込みが解消したような気がしますですよ!暗示にしてもプラシボにしてもちょっと簡単すぎないか自分、と思わないでもないですが(笑)、本当に何か気持ちの落ち込みの底が見つかったような感じがしました。今までは何処までもずるずると沈んで、浮上のきっかけも気力もなかったんですけど。まあちょうど私の気持ちが落ち込むところまで落ち込んで浮上する時期だったのかもしれませんし、昨晩から就寝前の風邪薬をやめて、デパスとデプロメール(そういえばこれハッピードラッグとして一部で有名ですね…。笑)にしたのも何か影響あるのかもしれないしないのかもしれませんが、とにかく元気が出てきました。気持ちを切り替えて忙しいなら忙しいで頑張ろう…と前向きさを思い出しました。セントジョーンズワート、すごくすごい、いいものなのかも…。少なくとも今回はドリンク剤より効いたと思いました。

「病は気から」という言葉があるけど、メンタルからフィジカルへの支配力より、フィジカルからのメンタルへの支配力のほうがはっきりしている、と何となく思ったり。身体というものを私は結局はものすごく信じている。ある意味過剰に意識しているということもかもしれない。それは病気をしたから、そして病気をしたけれど。

それでもここにいるということにもう少し価値を置いて、信じてみてもいいのかもしれない。前に進む距離だけですべてをはかるのではなく。

2002/03/25  春とつまづきと

風邪はぐずぐずと相変わらず。のどスプレーを携帯して気になったときにはシュシュっとやってるんですが、咳もなかなか治まらないし、鼻声のまま。何かまた寒くなってきてるし、これはしばらくかかるのかも…。やだなあ。朝夕と寝る前風邪薬を飲んでいるので、いつもの薬は控えてます。風邪が原因のものにしろ、いつものにしろ、とりあえず頭痛がないので飲まずにいられますし。

仕事。年度末もあって忙しい忙しい。やらなくちゃいけないことばっかりで、気持ちに余裕がなくなりがち。ていうか滅入ってきます。それは私だけではなく、職場の人みんないっぱいっぱいの状態だから余計に空気が重い…。今までは忙しくてもこの時期を乗り越えれば、とかこの事業が終わればっていうのがあったんですけど、最近はもうそういう目標というか目安もなく、何か途方に暮れてしまって気持ち的に疲れます。
2年目で今まで以上の仕事をこなすことを期待されてて、それは本当はすごく嬉しく誇らしいことですが、云う方も云われる方も余裕がないからプレッシャーになってしまったり…。または期待されてるといっても、実際やらなくちゃいけないのは膨大な(本当にもう膨大な)雑務だったり、結局一人では何にも出来ない自分っていうのがいたり、何か仕事は嫌いではないですが、仕事のこと考えたくないというか、離れたいなあ…とか仕事の最中にふっと思ってしまうやる気のなさ。…自分でもびっくりしてこれじゃいけない!と思うけど、そういう気持ちを持続させることもしんどくて、どつぼにハマってしまってる感じ…。何かもうやだなあ…何がっていうのが明確じゃないけどやだなあ…と思います。

2002/03/23   風邪をひきました(その後)

今日は昼近くまで眠ってしまいました。おかげで風邪の具合はまあよくなりました。まだ鼻声ですが。予定では今日は24日が最終日である展覧会「医学と芸術」展を観に新宿に行って、その後山手線で恵比寿に行ってボタニカルズ本店を見てくるつもりだったのですが、ちょっとそれは無茶だなあと諦めました。…体の調子が悪くて自分の気持ちの通りに動けないのって本当に情けなく悔しいです。風邪は自分の不養生が原因なので、余計悔しいです。花粉症に気をとられすぎたかしら…(笑)これからは気をつけなくちゃ…。

ボタニカルズ。昨日近くのショップで慌てて買ってきた「靴下をはいて寝ていませんか」「体が疲れていませんか」を飲んでます。「靴下〜」はシナモンがはいってて体を温めるというので風邪にもいいかなと思って。シナモンのにおいがすごいすると云われたけど、私自身は鼻がつまってるのでよくわからない。しかも味もよくわからない…。「体が〜」は今のところ一番効くので一番好きなカウンセリングティー。美味しくて効くなんて素敵すぎですボタニカルズ。ああ今度こそ必ず恵比寿ショップに行こう!

2002/03/21  「ロード・オブ・ザ・リング」

昨日きちんと早く寝たおかげで今日起きたら熱が下がってました。だるいし、鼻声なのは相変わらずでしたが。でも今日は「ロード・オブ・ザ・リング」を観に行く日!なのでいそいそ出かけてしまいました。祝日、しかも人気映画ということで映画館は混んでて、見上げるような大画面を最前列で観ることになって大変厳しかったですが…。画面が大きすぎて、映像と字幕が一度に視界に入ってこないし、動きが激しいと目がチカチカしてきて何が起きてるんだかわからなくなってしまうという厳しさ…(笑)。それにしても観ていて思ったのは「原作読みたい」でした。この壮大で、不思議で、でも何処か既視感のある風景が文章でどう表されているのか、そして旅の仲間の葛藤とかももっときちんと見てみたいなあと思いました。

(どうでもいいけど、私の心に一番強烈だったのは黒の騎手の恐ろしさだったのですが、いくらホビットがちっちゃいからとはいえ木の根元に隠れたりするだけで見つけられないっていうのは追っ手としてどうなのかしら…と思いました。でもやっぱり黒の騎手は恐ろしかった…悪夢に出てきそうなくらい…。オークは単体ではむしろ顔がユーモラスとか思ったけど、あとからあとからわいて出てくるのは怖かった。あとさらにどうでもいいけど、「自分が旅の仲間になるなら誰がいい?」という話に一緒に観た友達が即答で「私だったらサウロン!」と答えたのも強烈だったわ…。サウロンはまだ肉体がないんだよ!←それ以前に敵です。笑)

2002/03/20    風邪をひきました

朝起きたら、咳は減ったけど、咳き込むと喉と胸が痛いし、体中がぼうっとしてるし、鼻声になってるし…と典型的な風邪の症状が出てました。昨日は咳しか出てなくて、自分でも戸惑うところがあったんですが、風邪だと分かれば、まあしょうがないか…という気持ちです。風邪薬飲んで、コンビニで薬用のど飴買って仕事に行きました。こののど飴、「1回2粒、1日3回」が用法・用量となっているのに、1箱分=12粒全部を1日でなめてしまいました(医薬部外品なので一応用法・用量を気にしてみる)。でもおかげで咳が大分治まりました。

今日は診療報酬改訂説明会!なのでした。普段やってる研修会とかはだいたい300人超えない人数で、それでも目がまわるほど忙しいんですが、今回は講堂を借りて700人を迎えるという…。もともと分厚い点数表(A4で厚さ3センチはあった)が700冊以上積まれているのを見るだけでも呆然としそうでした。その梱包を全部といて、資料と一緒に封筒に入れるという準備があって、そのままの忙しさで受付が始まったので、もう何が何だかって感じ…。
ロビーにおいて欲しい人、必要な人だけ取れるようにしておいた資料を持ってたら、受講者に「その資料もらってないんですけど」とか詰め寄られたりしちゃったり。それを見ていた人も「私もないんですけど!」と云いだし、ちょっとした騒ぎになっちゃったりしちゃったり。…病床数や診療科目の関係があるから、すべての人にとって必要な資料ではないと思うのになあ…。でもそんなに真剣になるほど病院にとっては大変な重要な出来事なんだなあ…と改めて感じました。

2002/03/19   見失わないよう 手放さないよう

昨日から咳が止まりません。日曜日休んだとはいえ、土曜日はしゃぎすぎた所為で風邪でも引いたんでしょうかねえ。でも何だか今までにないようなヒドイ咳で自分でも戸惑ってしまうほど。喉にからむような咳が発作のようにやってきて、咳き込んでいるうちに喉も胸も痛くなって、苦しくなって、でも止まらない止められない。そのうち何だか喉の奥に血の匂いがするような感じがしてきて、吐きそうになってきます。ぐがうが。昨日から風邪薬飲んで、今日は舌が溶けるほどのど飴(ゴホンときたら龍角散ということで、コンビニで見つけた龍角散のど飴。ハーブが効くってところも何かよさそうだったので)舐めてましたが、全然楽にならなかったです。やだなあ。でも明日は事業のなかでも最も修羅を極めるという診療報酬改訂の説明会なのです。今までの改訂でも大変らしいのに、初のマイナス改訂の説明会って一体どうなるんでしょう…。ぐずってる場合じゃあないです。自分の勉強の方も!(ただいま修了試験中…)。しっかりしなくては…。

2002/03/16  君は季節に咲く、花

今日の体調はまあまあ。気持ち悪さというかだるさは少し残ってますが、熱が下がったので楽になりました。昨日入れなかったのでまずお風呂。昼間入るお風呂ってのんびり出来て気持ちがいいですねえ。浴室もお湯も光が射してとてもあかるい。療養時代くさくさした気分でどうしようもない時に昼間お風呂に入ったのを思い出しました。気持ち悪く茹っちゃうときもあったんですが、昨日の夜と同じ布団のなかでぐずぐずと気持ち悪くなってるよりはさっぱりしましたねえ。お風呂はやっぱりいいもんだなあ。

その後はK整形外科に薬を貰いに行きました。今日は曇っていてちょっと寒いような気がしましたが(昨日が五月並みに暖かかった所為もあるでしょうが)、桜が少し咲いていて驚きました。新聞にも載ってましたが、本当にちらほら白く咲いてて、他の蕾もふくらんでました。まだ3月中旬なのに…。びっくりしました。今から咲いちゃったら入学式とか困っちゃいますよねえ。

K先生。今回もやけにカルテを読んでは星状節神経ブロックをやたら勧めてきました。「市大病院でやってたときは効いてたんでしょ?」とか「脳腫瘍の後の頭痛だと頑固だよねえ」とか「うちでもいろんな人がやっててねえ」とか。適当に聞いてたら、「来た時くらいはやっていかない?本当は週一で受けてほしいんだけど」とまで…。え…、私、4月からは投薬期間を最低でも一ヶ月にしてもらって、実質2ヶ月ペース通院にしようかと(そして出来た余裕で市大病院に行こうかと)思ってるんですけど…。週一だなんて嫌ですよ…。ていうかそれ以前に首から注射して神経に局所麻酔をかける処置である神経ブロックを、イミグラン知らなかったK先生にやってもらうのはちょっと…どうしても覚悟つかないですよ…。いえ、K先生も整形外科で神経ブロックこなしてるのかもしれませんが、でもやっぱり怖いなあとちょっとでもしりごみする気持ちがあるならやらないのがいいと思うの「とりあえず今回はいいです」と逃げておきました。それでもK先生は「じゃあ次の診察のときにでも…」。これも今回の診療報酬改定の影響なんですねえ、きっと…(整形外科は診療報酬マイナス改訂の打撃を一番受けるそうなので)とか思ってしまったり。漢方セールスの場合「合わないから」と断ることも出来ましたが、神経ブロックの場合「一応効果がある」と云ってしまって言質を取られているので断るのも大変そうで、何となく気が重いです。私はとりあえず薬がもらえればいいのになあ…。次回は仕事帰り、診療時間終了間際に行って、「今日は時間がないので…」とか云って逃げよう…。でも神経ブロックは15分くらいで済むから仕事帰りでも大丈夫!とK先生は云っていたような…。市大病院ではブロック受けた後はパルスオキシメーターつけて30分休んで、それでもふらふらしてたので、やっぱりK先生の神経ブロックは不安なのに、逃げる口実がなくなってしまうじゃないですか…。ああどうしよう…。

しかし診察室の壁、会計の横、待合室の壁に「星状節神経ブロック療法の適応症」がばばんと貼られているのを見ると、K先生は神経ブロックを
絶賛推薦、実施中なのですね…。それにしても適応症のなかに「脱毛症」とか「アレルギー性鼻炎」(つまり花粉症にも有効なの?)とか「便秘」と
か色々あってちょっとびっくりしました。私は疼痛治療、特に頭痛ということから神経ブロックを知ったので、何だかすごく意外な感じがします。星
節状ブロックは全身の血液の循環を良くするんだから、まあそういう効果もあるんだろうなあと思うんですが、脱毛にも効くんですねえ…。

夕方から寿司を食べに行きました。しかも回転してないやつですよ!セットになってるのを食べて、さらに一度食べてみたかったひらめのえんがわというものを頼んで食べました。えんがわ、初めて食べましたが、白身の魚らしい淡白な味のなかに独特の味わいがあって何だか不思議な味でした。こりこりしてるのはひらめの縁側、固いところだからなんだよねえ…と深く感心しました。うっとりとお腹いっぱいになったあとで本屋で色々立ち読み。ガーデニングにしろ、お酒にしろ、料理にしろ、陶芸、骨董品にしろ、趣味の世界って色々あって、色々学んだり技術を向上させたり、情報収拾したり、それを集めて本にしたり、本当に広いなあとすごく感心しました。こういう世界を持つって楽しいだろうなあ。私も何か持ちたいなあ。楽しくも深い世界を。

その後はアジアン居酒屋で飲み。本当は寿司を食べた後素敵なバーでお酒をうっとり楽しもうと予定してたのに、結局流れ流れついてこういうことに…(笑)。カクテルに飽きて、ワインをデキャンタで頼み、グァバジュースで割って飲んでみたり。これも一種の暴飲暴食ですねえ(笑)。

2002/03/15  ハロー、君は何処にいるのかい?

昨日の日記を読み返してみて。具合が悪いと深刻に思い詰めてものを考えてしまう癖が…。でも私は基本的に医療を信じているし(でなきゃ生きていけないし)、希望を持ってます。たかが患者が偉そうに云いますが。それに自分が何処にいて、何をしているのかはわかっておいときたい。
ただ受け流すだけというのは怖いし、あとで後悔しそうですし。何だか嫌です。

それに、私の場合、自覚症状はあるのに病名がわからず医者に随分な目に遭わされたというのがあって、それは例えるなら(よくない例えですが)長い訴訟の果てにようやく得た決着という感じです。一方的に宣告されたのではなく、こちらからいろいろ働きかけて、払うものは払って、それでようやく得た、みたいな。こういう経緯の所為で私は医療に対して何処か不信感を覚えた代わりに、過剰な畏怖は持たなかったから、よかったような悪かったような。でも医療に縋って助けてもらう側、希望を抱く側の身分ではやっぱりいけないことなのかも(笑)。

何だかなあ、結局よくわからない、まとまりのない話になってしまいました…。それだけ複雑な感情を医療に持っているということで…(笑)

目が充血して痛いし、微妙に鼻がぐずるような感じがして、今年はとうとう花粉症になったかと哀しく敗北感に打ちのめされていた私ですが、花粉症の人から、鼻うがいがいい!と聞いて(花粉症っていうのは花粉が体のなかに一定量以上溜まるとなるものなので、鼻うがいで体のなかの花粉を掃除するといいらしい。来年の症状の出方も違うらしい)早速ドラッグストアで買って来ました。鼻のなかにノズルを入れて、シュッとやるとさわやかミントの薬液が噴射されて鼻すっきりというもの。鼻の奥に噴射するのは痛いんですが、でも耳鼻科の処置よりはマシだし、これで花粉が掃除出来るならいいです。ていうか、鼻うがいしてから微妙な鼻のむずむず感がなくなったので嬉しいです。これで来年は1月から真剣に甜茶を飲み、目薬をさしておけば大丈夫じゃないですか!早期発見、早期治療はやはり大事ですねえ…(しみじみ)。

今日も相変わらず熱がありました。熱が体のなかにこもるようで、ぼわんとしてて手足が自分のものでないような、変な現実感のなさ。ふわふわした感じが体の動きにも頭の働きにも常につきまとってる感じ。いつも体が冷たい私には手足がほわほわ温かいっていうのはちょっと気持ちいいような感じがします。不思議な感じ…。ただ頭の芯がくらくらして気持ち悪くて、ときどき立っていられなくなるような感じがありました。つらい…。
夜、家に帰ってきてから朝と夕に飲んだバファリンが効いてきたか、週末の安堵からか、少し楽になりましたが、やっぱり体が変に熱くて、お風呂に入って温まったら気持ち悪くなるだろうなあと思ったのでお風呂に入らず就眠。そういえば、薬が1日分残っていたのでそれを飲みました。

2002/03/14  迷走とドーピング

朝目が覚めたら気持ちが悪かったというのが今日の始まり。起きるなり、ぐらっと目がまわって吐きそうになりました。何なんだ、最近疲れ気味だし、今日会議があるから昨日は早く寝たというのに…。頭の芯に気持ち悪さがあって、それを中心に体がふらふらする感じ、時々ぞわっと気持ち悪くなって吐きそうになる感じ。二日酔いに似てるけど、昨日寝る前に1杯ワイン飲んだだけなのに、いくらワインが悪酔いするからってここまでなるかなあ…、それとも薬飲まなかったから(だってないんだもん…)?動揺しつつも、このままの状態はあまりに辛いのでコンビニで胃のむかつき、悪心を抑えるドリンク剤(要は二日酔い止め薬)を買って飲んで、午前中はボタニカルズの「体が疲れていませんか」を飲みました。気持ち悪いのは少し治まったけど、頭がぼうっとしてだるいので、お昼のときに栄養ドリンク買って飲んでみました。ついでに花粉症にいいと聞いたヨーグルトを買って食べてみたり…。もう自分でも何がしたくて何を治したいのかさっぱりわからない状態…(笑)。

結局今日は「頭のなかが気持ち悪い」という状態(日本語として間違ってるけど、主観的にはこの表現がぴったり)で過ごしました。家に帰ってから熱をはかったら7度超えてました。私は平熱が35度と低い人なので、7度になるだけで相当弱ってしまいます。でも普通に考えれば、7度なんて平熱だから、脳腫瘍発覚以前は医者には取り合ってもらえなかったですねえ。というより、精神的に問題があるからそういう訴えをするとか思われてたようでしたね(ここらへんの経験が私の医療不信の原因です)。ああでも脳腫瘍発覚後もH先生に「君は新陳代謝が異常に低い。おかしいよ」と云われましたけどねえ。確かにそうですけどねえ。「そこに見えるもの」しか「見えない」或いは「見えない」医療って一体何なんだ…さらに患者としての私の存在って何なんだと憤りやものすごいやるせなさを感じた覚えがあります。多分こう思ったのには私の過剰な期待や甘えもあるんでしょうが。

私もそれなりのプライドがあるし、それ以上のコンプレックスもあるから、潔い清い言葉では云えないけれど。幸せになってて欲しい。幸せでいてくれればいいと思う。その分私も幸せになれるよう頑張るから。と思う。

2002/03/12   未来の自分にだって不安も感触も 感じてる暇はないし 夢で踊ってるさ

疲れるし、ストレスも感じるけど、頭痛がないので何となく強気になれるところがあります。沈んでも蹴って浮上出来る硬い底があるような感じ。春のあたたかい明るい光のお蔭もあるのかも。この頃昼休み、暇があると屋上(地上10階分)に出てひなたぼっこします。ストレッチ用の器具(腹筋するための足かけつきベンチとか、懸垂用手摺りとか、前屈するときに足と手をつける足型手形プレートとか)にもたれて、ちょっとうとうとしながら、向かいのビルの屋上にもし人がいたとして、その人と意思の疎通を図るにはどういう方法があるだろう、声は届かないし、ボディランゲージにも無理があるしなあ、とか意味のないとりとめのないことを考えたりしてます。ほわー。

最近興味があること。陶芸。本格的には難しくても、一日陶芸体験とかしてみたいなあ。土こねたり、ろくろ回したりって何だか楽しそう。不器用な上にセンスもないので、図画工作や美術が億劫でしょうがなかった時もあったのに、喉もと過ぎれば何とやらか(笑)。でも伊豆で旅行しながら陶芸とかガラス工芸が体験できるっていうのは楽しそうなのでやってみたい。

残業だなんだとばたばたしてたら薬の残りが僅かになってしまいました。割といい状態をキープするためにも薬が切れないうちに貰いに行かなくては。K先生に花粉症予防(まだなったと認めたくない。往生際悪いのは自覚しつつも。笑)にいい漢方を聞いてみたいっていうのもありますし(こういうときだけ漢方頼み。笑)。
それにしても4月から2週間処方の制限がなくなるそうで。患者に1年分の処方を要求されたお医者先生の憮然としたコメントが新聞に載ってましたが、私も出来ることなら1年分の処方を求めてみたかったり(笑)。今でも夜1回というのを朝と夜1回ずつという処方にしてもらって通院回数をかせいでいるくせに図々しいなあと思いますが、でも薬のためだけに通院するのは本当に面倒くさいんですよねえ。正直云うと診察費が痛いんですよねえ。2週間制限がなくなったのは助かります。今回の医療制度改革における唯一の患者側メリットなのかもしれませんがね…。でも自己負担増に文句云ってたら友達に「君は十分利用してるから元取れてるじゃん」と諭されてしまいました。この友達はここ数年保険診療を受けたことがない人なので何となく納得、そして何となく申し訳ない気持ちになったりして。

2002/03/09  忘れてしまうことに凭れかかり 辛さは遠回しに遣り過ごしていた

今日は薬膳料理教室でした。テーマは白菜。今回は準備や下ごしらえの部分が多かったみたいで、料理の過程は(いつも以上に)よく分からなかったんですが(…)、白菜と唐辛子を使ったピリカラ漬けとかポタージュスープとか、玄米のおこげに白菜のあんかけをかけるのとか、美味しいのが多くて嬉しかったです。料理教室というよりは食事会のノリでした。

その後はワインの試飲会でした。酒屋の友達がスタッフと一緒にお酒のことを勉強するために開いた試飲会にお呼ばれしたのです。飲んだのは、いづつワインという無添加オーガニックワインの赤白、辛中甘口ロゼと10本以上。どれもこれもジュースかと思うほど香りがよくて口当たりがよくて美味しかったです。甘口、ロゼになるとアルコール14%もあるのが信じられないくらいでした。美味しい。ワインの味を評するという名目で試飲だというのに結構飲んでしまいました。しかもボトル3本もお土産に貰ってしまいました。プレスランの赤と赤の甘口とロゼ。嬉しいな。これはゆっくり楽しんで飲もう(笑)。

そのあとはラーメン博物館に行きました。地元なのに初めて。ラーメンの歴史、特にカップラーメンのパッケージの展示は懐かしいなあと思うものが多くて見てて面白かったです。1000円くらいする高級インスタントラーメンなんてそういえば話題になりましたよねえ。
でも一番面白かったのはやはりメイン展示の昭和30年代の街並みを再現したフロアでした。建物の外装とか映画の看板、公衆電話まで細かいところまで凝って作ってあってリアルっぽかったです。と云っても本当は見たことも触れたこともない時代と風景なんですけど、リアルさも感じるし、懐かしいとも思うんですよね。不思議…。多分私たちの世代の感じる「懐かしさ」は後からの情報や近しい過去の記憶であって、リアルを感じること自体一種のファンタジーなんだろうと思いますが、でもこういう風に感じるのも私たちの世代が最後なんだろうなあ。

話がズレましたが。このフロアで全国の名店ラーメンが食べられるのですが、札幌ラーメンはやっぱり人気がありましたねえ。45分待ちとか。さすがにそこまで並ぶのは我慢出来ないので(ちょうど夕飯の時期だった)ちょうどまだ行列が出来る前の「六角家」にしました。10分くらいで入れて、しかもこってり醤油味が美味しい!ので大満足でした。麺が太くて食べ応えがあるんですよ。本物はやはり違う…今までテレビで特集されているのを見ても「行列してまで食べたくないなあ」と思ってましたが、やはり美味しいところは美味しいんですねえ。しみじみ…。

私はインスタントラーメンなら「さっぽろ一番みそラーメン」派なので(笑)、こってり醤油味というのが余計鮮烈だったのかも。食べ応え十分で美味しかったなあ…(思い出しうっとり)。

酒、ラーメンときて次はまた酒(笑)。ラーメン博物館から地下鉄で横浜に戻り、カップルだらけのロマンチックムード満点な山下公園を抜けて1時間くらい歩いてバスのバーに行ってきました。埠頭のはじっこ、コンテナ置き場に置かれた旧式のバスを改造したバー。狭いんですが、レトロっぽい静かな雰囲気で居心地良かったです。カクテル2杯飲んで、また歩いて帰ってきました。私は試飲会のお土産のワインボトル3本下げてサンダルだったのでかなりしんどかったですが、楽しかったです。バーってどうも敷居が高くて入りづらいですが、入れたら素敵で楽しい、大人の国があるんですねえ。憧れます。いろいろ行けるようになりたいです。酒を飲むのがメインの目的でなく(笑)。

2002/03/08  空の青さを見ていると

そろそろ仕事を始めて1年になるので、責任のある仕事も任されて、「期待」というより「出来て当然」という雰囲気になってきてるけど、でも私はやっぱりようやく1年間過ごしただけの一番下の存在ということに変わりはなく、神経使う仕事と同時に手間がかかる雑用もこなさなくてはいけなくて、何だかすごく疲れる今日この頃。周りの人も忙しくて余裕がないから、指示にびくついたり振り回されたり、ぴりぴりして精神的にも疲れます。
でもだからといってミスが許されるはずもなく、やはりこれは私の甘えなのかなあと思ったり。自分でも余裕ないなあと思います。目の前のことにすぐにいっぱいになってしまう。

あんまりに気分が塞いで、自分でもどうかと思いつつ酒に逃げてみたり(でもこれって「酒でも飲まなくちゃやってられない社会人な自分」に酔ってる感じもします。たちわるい…)。コンビニで買った缶ビール(じゃない発泡酒)を暗い夜道をぽちぽち歩きながら飲むという…。すごくむなしいような、可笑しいような…。疲れて空腹だとさすがに効きますねえ。視界がぐらぐらしてきて、気分もへらへらしてきます。いい歳した女がひとりでバカみたいですけどねえ(笑)。その「自分ってバカだなあ、えへへ」って気分がいいような、むなしいような(笑)。

私にとって「酒を飲む」というのはものすごく意図的に「何か」をしているって意識が強いみたいです。別に法律に禁じられてるわけでもないのに、飲んで、酔ってる自分というのをすごく意識しているところがあります。それは多分親が飲酒をすごく嫌がるからなんだろうなあと思います。別に飲んでも飲まなくてもたいして変わりはないと思うんですが(頭痛のときにアルコールを摂取したらどうなるか、というのを実験したことがあります。笑)、親は治療や飲んでる薬のこともあって私が酒を飲むことにあまりいい顔をしません。止められるわけでもないし、私も普通に飲んじゃいますが(笑)、それでもやっぱり親は嫌がってなあ心配してたなあ…とどうしても思い出すし、そうすると普通に飲んでても何となく罪悪感みたいなものを覚えます。ほのかなストレス…。でもそれだからこそ、酒を飲むというのは「病気で制限されてしまう自分」を出し抜く行為のようにも感じられて満足だったりして(笑)。酔っ払ってるくせに無駄な意味ばかり考えちゃって、そのくせ酔っ払ってる隙に感情とか行動とか発散させようとするんだから、酒飲みとしてたちがわるすぎる。失格だわ…。飲むならば楽しい、いい酒を楽しんで飲もう。反省(←反省の意味が違うから)。

自分に良いところがあるならば、本当にあるならばそれを思い出したい。切実に。

2002/03/05  「自分の世界を見ろ」

日曜日は起きてるのが辛くて殆ど寝てましたが、そのお蔭で体調は持ち直しました。とりあえず起きていられないほど頭が痛くて気持ち悪いということはなくなりました。よかったよかった。これから徐々に調子を戻してあげていこう。

何気なく雑誌の試写会にはがき出したら当たったので、今日はその試写会を観に行きました(こういうのって本当に当たるんですねえ。自分でもびっくり。そして嬉しい)。司会者いわく「日本初めての初上映」(笑)「全米bPヒット」「感動のヒューマンドラマ大作」の「光の旅人」という映画でした。
「全米bP」って評判は信用していいものかどうかわかりませんが、観終わった後にじわんと心に来る話でした。今この瞬間にあるものの、見失いやすい貴さとか。映像も派手な特殊効果はなかったんですが、揺れ動く光の感じとか、横顔の影から刺す光とか、一瞬一瞬が鮮やかで沁みるようで、すごく綺麗で印象的でした。

仕事。診療報酬改訂って本当にものすごいことだなあと日々改めて。改訂説明会が今月あるんですが、その問い合わせと申し込みで毎日電話がものすごくたくさんかかってきます。そしてメールのほうもいつもは電話で「○月○日に送ったんですけど…」とか云ってもわからないくらいなのに、今日送ったメールについてその10分後くらいに「○時○分にメールを送ったそうですけど…」とか電話がかかってきたりして。反応の速さ、量、どれもが恐ろしいほどです…。くらくらしそう…。

職場の下の会議室で悪性新生物(がん)登録事業の研修会があって、事業主体のひとつであるがんセンターからボスが参加していたそうです。ボスというのは、がんセンター脳神経外科の先生で私の主治医の上司に当たる人(といっても脳外医は主治医とボスしかいないんですが)に私がつけたアダナ。「県で一番の名医」と聞いていたのと、初めて会った時がんセンターの病室で主治医を従えて診察に来た姿があまりにも威厳に満ちていたので畏怖を込めて「ボス」と呼んでます(勿論心のなかで)。でもボス、脳外手術の腕はすごい名医かも知れませんが、処置がすごい雑でしてねえ…。麻酔注射したのに麻酔が効く前に縫ったり、ドレナージの管を交換したら詰まっちゃったり、腕に針を刺すだけ刺して採血できなかったり、強烈な思い出がいっぱい…。
まあそれはともかく。仕事でボスとすれ違うようなところにいるということが不思議で、何となく満足だったりします。病気が思いがけない出来事で運命だとしても、私は今ここにいる。自分でここに来たんだ。ゆがんだ間違ったこだわりだとしても。こうして日々を生きることが私にとっての「克服」なんだ。近づいて知って、追い抜かしていこう。

2002/03/02  未知の素敵なものとの遭遇

午前中は美容院に行きました。不覚にも久し振りになってしまったので、楽しみだったんですが、体調が悪かったせいか、途中から頭痛くなってしまって大変でした。頭痛いというか気持ち悪いというか、頭の中から何かが膨らんできて、ぐらぐらする感覚にすべてが支配される感じ…。椅子が上がったり下がったり、シャンプーで頭を揺さぶられるのが良くなかったのかなあ…。最後はもう何でもいいから解放して…もうダメ…!って感じでした。頭がんがん痛くて気持ち悪いし、耳も半分ダメだし。美容院から解放された後、とりあえず落ち着こう!空腹なのもいけないかもしれない!と思って(思考破綻気味…)駅前のマックに入ってセット頼んで食べてみたんですが、味がわからない状態。自分でも翻弄されて疲れ果てるような状態でした。ああ…。

でも今日はふぐを食べに行く日!なので、家に帰ってしばらく寝て、イミグランを飲んで再びお出かけ。ふぐへの気持ちだけで動く私(笑)。ふぐ…高価で美味なものだとはきいていたけど、実際味わったことのない憧れのもの。一体どんななんだろうと興奮して臨んだら、いきなり鍋が紙で驚きました。電気加熱気の上に紙を敷いた竹の籠が置いてあって、なかに昆布がことんと置いてあって、ああこれをどかして鍋をかけるんだな、と思ってたら店の人がその紙の中にざーっと出し汁を入れるんですよ。しかもそのあと沸騰させちゃうし、大丈夫なんですか紙の鍋…ていうか何故紙で煮るの?と不安と疑問で胸がいっぱいになる私。そのあと雑炊まで作りましたが、紙が気になって気にになってしょうがなかったです(笑)。世の中不思議なことが多すぎる…。

で、ふぐのほうは、美味しかったです。運ばれてきたとき、ふぐは切られているのにぴくぴく動いているんですよ!それを食べちゃうんですよ!素晴らしいですねえ。贅沢!そしてふぐと野菜だけなのにどうしてこんなにいい味が出るんでしょう。何から何まで素晴らしいです。私の夢みた以上の感激がありました。いい経験をしました(しみじみと)。食べ終わって店から出たら、店頭の水槽にいるふぐと目が合ったときはちょっと動揺しましたけど…(笑)。ふぐちゃん、ありがとう、美味しかったよ…。

2002/03/01   春のはじまり

3月ですね。春です。でも私は相変わらず具合がぐずぐずしてて冴えない感じ。何だかどよんとしたまま。さすがにこれはちょっとよくないので、何とか元気になってみようと、ボタニカルズの「身体が疲れていませんか」を飲んでみたら、暗示なのかもしれませんが、何かちょっと気力が戻ってきた感じです。味もそうなんでしょうけど、あのハーブの香りをかいでたら何か気持ちがちょっとはっとしました。ぐずぐずする前の感じを思い出したというか。嗅覚って一番原始的な器官で、記憶とかにダイレクトに結びついているというけど、身体にダイレクトに働きかけられる器官・機能なのかも…アロマテラピーが効くというのもそれかも。と思いました。

で、仕事帰りにはボタニカルズのショップに行って、「花粉きらいですか」を買ってみました。花粉症恐怖症なので(笑)。ネトル、エルダーフラワー、スペアミントのブレンドですごい飲みやすくて美味しかったです。ミントがちょっと効いてるのが好きです。美味しい(と感じられるってことは私の身体が求めているということ…と思うと花粉症疑惑再びでいやですけど…)。ボタニカルズ、やっぱりいい!効能とか関係なく全部試してみたいです。

 


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