2002/02/27 夜が深くてもこの心迷わぬように

頭痛はようやく落ち着いてきました。しかし今度は頭痛疲れというか、気持ちがどんよりしがち。常に疲れているというか、だるいというかで、気持ちのほうまで停滞中。こういうのって周りに伝わるからよくないなあと自覚はあるのですが、仕事が忙しいのもあって晴れ晴れとしないのです。やだなあ…。

仕事からの帰り。そんなわけでけだるくぼんやりしながら電車に乗ろうとしたら、まさにそのドアから友達が降りてきて声をかけてきたので、何か夢から覚めたようにはッとして、でも偶然の突然の出来事なので現実感がわかず、何だか不思議な感じです。いきなりモードが切り替わったようで驚いてしまいました、何とはなしに。そしてこういう偶然って人をはッとさせて、すくいあげるなあ…と思いました、何とはなしに。

2002/02/25   確かめたい今出来ること 決して曖昧に出来はしない

昨日は友達をごはんを食べたんですが、総勢9人のうち、3人が子ども、しかも2歳、3歳、4歳だったのでもう大変なことになりました。最初は子どもが人見知りをしてておとなしかったので、ちいさくて可愛いねえと思ってたんですが、そのうち馴れてきたらそんな余裕は吹っ飛びました。もう次の瞬間に何をするのか(何をされるのか)全然予想もつかずにおろおろどきどきするけど、目が離せない。でも見てるしか出来ないものすごさという(笑)。あんまりにも大暴れなので一度店の外に遊びに連れて行ったら今度は駆け出されて、それを追いかける羽目に…。ちいさい子どもなので歩幅から考えて追いつかないはずはないと思ってたのに、追いつかないし、追いついてもすぐ逃げられてまた追いかけなくちゃいけないし。しかも日曜日の夜、カップルだらけのなか(笑)。とうとう捕まえてもう逃がさないように抱き上げたら(かつぎ上げる、かも)逆にそれが気に入ったらしく今度は抱っこ責めにあってみたり…。何食べたのか覚えてないくらいへとへとになりました。あとで見たらブーツ履いてたのに脛にアザが出来てるし…。何したんだ私。ていうか何されたんだ私…(笑)。
じっとしててくれれば可愛いだけなんですけどねえ、小さい子って。あんなにエネルギッシュだとは…。見てるだけだと全然わからないものですねえ…(しみじみ)。
24時間、さらに何十年間、責任を持って子どもと接する立場にある親というのはすごいなあと改めて思いました。精神的にも肉体的にもすごい逞しくて頼もしくて、本当にすごいなあ…。人生に責任と目標があって、でもそれを楽しみつつ思い切り生活してるって感じがするのが何よりすごいです。憧れというより尊敬してしまいます。

2002/02/04  早く早く 早く逃げたい

頭痛あいかわらず。脳圧昂進してるんじゃないかっていうような、内側から膨らむような痛み方。頭抱えたくなるような。今回は吐き気や眩暈が伴わないのでまだいいのかも。その代わり痛いだけなら片頭痛と一緒で効くかもしれない…と変な期待を抱いてミグリステンを飲んでみたり、イミグランを飲んでみたり。そして後でしくしく痛む鼻を押さえて切ない気持ちになってみたり…グラクソ・スミスクライン様、私の信仰心が足らないのがいけないんでしょうか。鼻の痛みで頭痛を忘れろということなのでしょうか(涙)。

まあそれはさておき。学生の頃から頭痛の具合は変わってないんですが、学生の頃は頭痛くても気持ち悪くても勉強しないといけない、でもこんな状態じゃ出来ない、っていう焦りや苛立ちがあって、病気の所為で(しかも後遺症で)勉強出来ないって自分の弱さ甘さが不甲斐なくて情けなくてすごく辛かったです。だからといって勉強しないっていうのは本当に逃げになってしまうし負けになってしまうからしたくなかった。その頃は病気のことは絶対に忘れられると思ってましたし。忘れるというか、まるっきりなかったことにしてしまう、生活にも何処にも病気した痕跡を残さずにこれからを生きていくことが「病気の克服」だと思ってました(今でもそういうのはありだと思います。そうなれれば本当はいいことだろうとも)。だから勉強をやめるということは、「病気で自分が変わる」ことで、それはすごく悲しく怖いことのように思えたんです。
なるほど、こういう思い詰めた心理状態だったら、H先生に頭痛の精神的な原因を云々されてもしょうがないかなあと思えますけど(今冷静になってみて)。

他のものが掴めるかもしれなくても、握り締めた手を開くのは、力も勇気もいる。開いてしまえば、ああなんであんなに力んでたんだろうと思ってもやっぱり大事だから離したくない離せないから必死に握っていたんだし。

ちょっと話はズレましたが。学生の時と今の頭痛のしんどさを考えてみると、QOLということを思い出します。生活の質ということ。病気を治療していく過程で改善していくべきものは身体の症状というよりはその人のQOLなのではないかと思ってみたり。自分で改善する力も技術もない、ただの患者が生意気云うなって感じですが(それを云ったら…。笑)。

2002/02/23  君を自由に出来るのは宇宙でただひとりだけ

目の充血、あんまりにもひどくて、しかも眼球がズキズキ痛むほど。花粉症なら充血はしてもかゆくなるだけで痛くはならないのでは…と思ってたけど、そういえば去年の今ごろも目が痛くて眼科行脚したから、やっぱり花粉症なのかも…。花粉症は嫌ですけど、そういう気がしてならないので、目薬をアレルギー用のに変えてみました。クロモグリク酸ナトリウム、マイレン酸クロルフェニラミン主成分…よくわかりませんが(マイレン酸ってフルボキサミンだとデプロメール?)とりあえず。そうしたら何だかよくなってきました。充血はちょっと残ってるけど、前みたく他の人が見て心配するほどではないですし、何より目の痛さとかゆさが治まりました。うう、やはり花粉症だったんですねえ…。病名わかってほっとしたようながっかりしたような複雑な気持ち…。甜茶飲んでたのになあ…それとも飲んでおいたから目薬さして何とかなる程度で済んだのかしら…。まあ花粉症って繊細な現代人がなるものだそうですしね、しょうがないですね(←満更でもない。笑)。

診療報酬改訂について。普段病院宛に情報提供のメールを送っても何にも反応がなく、電話で確認すると実はまだ見てなかったり、面倒くさいからもう一度送信して、とか云われちゃうのに、診療報酬改訂についてのメールには送信したその日からものすごい反応があって、やはり病院にとって大変なことなんだなあと改めて思ってたりしてたんですが、よく考えれば医療事務の勉強を(未だに)やっている私にとっても大変!なことじゃないですか(危機感なさすぎ)。職場の先輩が心配して改訂内容の資料を見せてくれたんですが(もんすごい容量でまずそれが恐ろしい)、すごい改訂ぶり…。たたた大変だー!早く終らせないと、またいちからまるっきり勉強し直しになっちゃう!

それにしても保険点数制度って本当に不可解ですよね。実際金を払う側の患者にはよくわからない計算式の形を取るというのが何なんだかなあと思います。こういうところに医療業界の悪い意味での特殊性が感じられて、医療業界に興味がなくなったという人がいましたが、確かに何かすんなり納得いかないというか、腑に落ちないところがあります。医療という仕事の性格、立場もあるんでしょうが、制度とか仕組みとかが特殊すぎるような気がしないでもないですねえ。私はそういうところに不信感も抱くけど、それはそれで興味も持ってしまったり(笑)。

とりあえず私は改訂前に自分のやるべき勉強と仕事をしっかりしなくては…!本当に!

2002/02/21  冒険の海へ!(当日)

今日はディズニーシー!に行ってきました!最初は頭痛いし、目は充血してて痛いし、イミグラン飲んでみたら今回は鼻が痛くなるしで、どうなることかと思いましたが、天気よくてあったかいし、色々なものが緻密に綺麗に作られているので何となく楽しい気分になりました。ディズニーランドと較べるとちょっとおとなしめ…と思いましたが、場所ごとで雰囲気ががらっと変わるところが面白かったです。私は地底の国が何かリアルっぽくもファンタジーな感じがして好きでした。特に夜はイルミネーションが風情がある感じで素敵でした。火山から花火は出るし!(笑)

しかし肝心のミッキーマウスが…。昼のカーニバルのとき、「ボンジョルノ!」と呆れ返るほどの陽気さで挨拶してくれた割になかなか姿を見せないし、見せたら見せたで遠い船の上で踊っているばかり。連れはミニーと見間違えて、最後には「金色の船に乗っているのがミッキーで、ピンクのがミニー」とか云う始末(そんな区別ならつけないほうがマシ。笑)。結局それと土産でしかミッキーの姿を観なかったので、ディズニーランドに来たという意味では不完全燃焼かしら(でも私は別にミッキーが好きでたまらないわけではないのでいいんですけど)。さすがミッキー大将軍…とどうでも
いい感心を覚えました(笑)。

ディズニーランドでも思うことですが改めて、ディズニーの完璧に人を楽しませるところ、綻びのない夢を見せるところはすごいなあと思いました。究極のサービス業というかエンターテイメントというか。

お土産とか、別にそんなに買わなくてもいいや、とか思ってたのに何だかんだ云って色々選んでしまい、魔法が解けた京浜東北線でミッキーがちょっぴり恥ずかしいという(やな大人。笑)。でも何だかんだと云って満喫してきました。何をするんでも並ぶというのには疲れましたが、行ってよかったです。満足。

2002/02/20   冒険の海へ!(前日)

頭痛は相変わらず。左側に割とはっきりとズキズキと。目のほうも充血してて痛いです。でもパソコンを使わずには仕事するのは無理なので目薬さしさし仕事してました。ブルーベリー濃縮エキスをまた買おうかなあ。錠剤サプリもちょっとだけやりましたが、やっぱり濃縮エキスのほうがはっきり効果が出たので。自然な形で摂ったほうが身体にいいってことなのかしら。それを云ったらドーピング人間な私は困っちゃいますけどね。

木曜日に代休をもらえたので、ディズニーシーに行くことにしました。ヤッホウ!ディズニーランド自体2、3回くらいしか行ったことがないのに、大丈夫かしらという気もするんですが、せっかくの平日休みなので行ってきます。2002年ヴァージョンの私はアクティブ!なのです(この程度で…。笑)。トラベルミン(酔い止め、眩暈止め)を飲んで楽しんできます!(笑)

2002/02/19   我を忘れるあのスパイラルを

頭痛は相変わらずですが、慣れたというか開き直りが出てきて落ち着きました。毎度のことなのに、どうしてこれだけ落ち着くのに一度どーんと落ちなくちゃダメなのか私。逆に「平静に!平静に!」と思うからいけなかったのかなあ。風吹ジュンのバチが当たったのかなあ(笑)。気分屋のくせに変なところばっかり思い詰めちゃっていけない。適度に適当にバランスよく!(と力いっぱい思うあたりがいけないような。笑)。

それにしても今回の頭痛は左側に出るので何だかいつもと違う感じ。頭全体が痛くて重いか、強いていうなら右側のほうが痛いような感じ(これは腫瘍があったのが右だからそう思っっちゃうのもあるかもしれないけど。神経ブロックは基本的に右からやってます)なのに。もしかしてこれは最近ひどい疲れ目の所為かもしれない。肩こりもするし、緊張型頭痛なのかも。とりあえず原因(らしいもの。心当たり程度でもそうと思えるもの)があると、対処が見つかるので気持ちが浮上するっていうのもあるかもしれません。とりあえず、体質で困ったときにはボタニカルズのカウンセリングティー!と思って、ショップに行ってきました。
最初は「目がうさぎになっていませんか」を買おうと思ったんですが、ペパーミントとレモングラス、オレンジピール、マリーゴールド、ハイビスカスのブレンドなので、それだったら前に買った「頭がズキズキしていませんか」とあんまり変わらないような気がするので、やっぱりやめて、肩こりに効く「首や肩がパンパンでつらくないですか」にしました。でもハイビスカスに興味があったので、ハイビスカスとステビア、オレンジピール、ローズヒップ、ラズベリーリーフのブレンドされた「ホルモンバランス整っていますか」も買ってみました。果物っぽくて美味しそう。女性の美容のためのハーブティというと必ずといっていいほど入ってる、でも私は苦手なカモミールが入ってないし。いいかも。花粉症疑惑とか金属アレルギー疑惑(まだ認めたくない…。笑)にも効くかもしれないし。

頭痛の時にちょっと考えたのが、ペパーミントを牛乳で煮出すっていうのはどうだろう…でした。ハーブのロイヤルミルクティー。適度に爽快、適度にこっくりという感じにならないかしら…牛乳は気持ちを落ち着けるっていうし頭痛にもよさそうだし…。とか。やってみようと衝動的に思った時に牛乳がなかったのですが、落ち着いて考えてみてもそんなにオカシなことではないように思えます。むしろ、理にかなっているような。草原の騎馬民族みたいだし!(笑)牛乳を買ってきて試してみます。もしかしたらこれは私を救うかもしれない(笑)。

2002/02/17   ブルーにこんがらがって

去年の夏にピアスホールが膿んでしまって、それ以来ファーストピアスにしてたんですが、もう落ち着いただろうと思って普通のピアスにしてみたら早速また膿み出しました。ああもう私実は金属アレルギーなのかしら…でも去年の夏まで何でもなかったのになあ…。しゅん。今は抗生剤塗って(はからずもグラクソ・スミスクライン社の。効きます。笑)ファーストピアスに戻してます。そして、悔しいので今までのピアスをまとめて煮沸!で消毒。接着剤取れて壊れちゃったのもあったけど、消毒のためと諦めました。安いやつだったし…。それからさらに消毒液でひとつずつ磨きました。別にこれで何がどうなるわけでもないかもしれませんが、すっきりはしました。これからはちょっと高くてもプラチナとかチタンとか、アレルギーでもオッケーなの買おう。…それでもダメだったら諦めてピアスホール塞ぐ…。

夜からペインフルライフ。ていうか先日生意気云った、風吹ジュン@ナロンエース状態そのまんまに落ち込んでしまいました。もう、頭痛くなるのは覚悟できてたはずなのに、頭痛がすると苛々するし、頭痛が原因で苛々してるっていうのを自分で認めるのも、人に悟られちゃうのも嫌でしょうがないけど、どうにもできない状態。ああもう嫌。自分が嫌で情けなくて苛々して何でだかもう涙まで出てきて、こうなるとただのヒステリーか駄々っ子か…と思ってみたり。効果がないことを承知しつつ飲んだくせにイミグランが効かないと(最早鼻さえ痛くならない)以前カガワ先生に云われた「君の思うとおりに効く薬なんてない」という言葉を思い出して、余計苛々鬱々してみたり。もうたまらないなあ…(周りはもっとたまらなかったでしょうが)。そのうち気持ち悪くなってきて疲れ果ててしまいました。もう本当に何なんだか。

…ちょっと落ち着いてみてから。私はまだまだ病気のことを持て余してるのかなあと思いました。病気というか、症状。それは名前をつけることが出来ない、日々常に良くも悪くも振幅激しく変わり動き続けるもの。病気の名前がはっきりしているから、それに対する心構えというか、素早い対応を忘れがちになるのかもしれない。私は病院の外で生きているということを、余計な重みなしに思い切り動くために意識していないと。

2002/02/16  この世界のすきまをくぐりぬけて 会おう 会い続けよう

電力館(渋谷)で科学セミナーがあるので(「不眠を科学する」)それに行ってこようかなあとか思ったんですが、体調もそんなによいわけではないので(頭痛が出ないのでいいけど、全体的に体力低下中という感じ)家でおとなしくしています。通信教育もがっと集中してやってしまおう!あとは面倒くさくてほうりっぱなしの家のLAN構築とか、履きっぱなしのブーツ磨きとか。図書館で借りてきた本も読みたいし。やれることとやんなくちゃいけないことをしっかりやろうと思います。

2002/02/15  毎日が練習 長い長い道の

仕事。年度末は年度末の事業があり、またいつもと違った感じに忙しいです。慣れてきたような気になってたけど、やっぱり私は1年も経ってない新人なんだなあと改めて思い出してみたり。新しい、まるっきり初めての(でも自分以外の人にとっては慣れている)ことをするのはやはりしんどいです。でもそこにこそ仕事の楽しさはあるような気もするし、ちょっと初心を忘れそうになってた私にはいい機会。いい意味での緊張感は常に忘れずにいなくては。そして常に前に進むことを心がけなくては。

そうそう、これからは診療報酬改訂がありますし、自己負担増も決まりましたし、色々ありますねえ。医療制度改革は患者の立場からは本当にたまらないものがありますがねえ…。なるべく冷静に、せっかく医療側の仕事してるんだからそれを生かして、どんなことが起こるのか、これからよく見ていこうと思います。…本当にたまらないですけどねえ3割負担…。

私が今一番恐れているものは花粉症。今まで何でもなかったのに、急になる、そしてなったら毎年その症状が出るというところがたまらなく恐ろしく思えますです…。なっちゃったら取り返しがつかないってところは虫歯に似ているけど(例えが悪いかしら…)、虫歯と違って根治が難しいんですよね。こわい…。で、甜茶を飲んで予防につとめていた私ですが、この頃何だか目が痒い…。痛いような、痒いような、充血はしないけど、してるような感じがする状態で、これはもしかして花粉症…?仕事でもパソコン使ってるので疲れ目かもしれないけど、何かこの時期だけに不安がつのります。思えば今まで花粉症に特に気を使ってなかった私が、急に予防とか恐れ出したというのがそもそも予感だったりして。身体からの知らせだったりして…。
でも自然療法やってる友達は、ひとつ病気の症状が出てる人は他の病気の症状が出にくいから君は大丈夫!と云ってたのでそれを信じよう…。(こういう形で脳腫瘍に助けられるとは…。笑)そしてボタニカルズのカウンセリングティー「花粉が嫌いですか」を飲むことにします。

ナロンエースのCMどうですか(唐突ですが)。頭痛持ちの母(風吹ジュンでしたっけ)と姉弟の頭痛薬CMシリーズなんですが、今回は姉弟が学校から100点のテストとか持って意気揚揚と帰って来たらお母さんが「頭痛〜い」とか泣きそうな嫌そうな顔で迎えるという(子どものトラウマになりそう…)。…私も頭痛いと騒いだり、塞いだり、ささくれてみたり、哀しくなってみたり、自棄っぱちになったり、悪い態度を取ると思いますが、あそこまでひどい態度は取ってないと思う…思いたい…。ていうかそもそも早く効くなら子どもが帰ってくる前に飲んでおけばいいじゃん…痛みにダブルブロックなんでしょ…と思いますよ…。単に特効薬がある風吹ジュンが羨ましく妬ましいだけか私(笑)。

しかしこのCMを観てて、病人本人にとっては普通の(取り繕わない、いつもの)状態が、健康人(つまり一般多数人。いうなれば世間)にとってかなり違和感というかインパクトというかショックを与えるのだなあと思いました。大人の病人なので(キャリアも長いことですし。笑)なるべく自分の中でコントロールしてさりげなく生活していけたらいいなあ。

2002/02/13  上を見ればキリがなく 下を見ても果てがない それもまた自由であるということ

打開策というのは常に更新してこそ役にたつものだなあと反省をする。

連休最後の日(11日)は家でおとなしく過ごして、これだけ充実した連休が過ごせらたら具合が悪くなっても悔いも文句もないなあと思ってましたが、やはり具合が悪くなるのはいやですねえ。いやはや。でももしかしたらこれは知恵熱というものかもしれない。私の友達は自分の好きなこと、得意なことに対してすごく真面目で一所懸命で、知識も技術もすごくある人たちなので、接していると本当に楽しいし、その分自分も何か出来るようになりたいと思います。そうなるのは簡単なことではないと思いますが(だからこそそういう人たちに惹かれるんだろうし)、そうなりたい。

片頭痛特効薬イミグラン、効かない今でも(…)初めて投与してもらったときの素晴らしい効き具合や、錠剤が出るまでものすごく期待してたことが忘れられないので(ていうか治験募集段階からイミグランのこと知ってた私。治験に参加しようかと思ってグラクソウエルカム(当時)のホームページに行ったりしてさ。適格がばっちりなかったんですけどねえ)、イミグランの製造販売元であるグラクソ・スミスクライン社への崇拝心が未だに心に残ってたりします(笑)。なのでグラクソ・スミスクライン社が新しく出した抗インフルエンザウイルス剤リレンザの広告にも、つい反応してしまいます(笑)。リレンザが「日本には類似薬すらなかった画期的な新薬」だと云われてたのもあったんですけどねえ。
ドライパウダーを専用吸引器で吸入投与するそうですが、その吸入器がグッドデザイン賞を受賞していたりするので、ますますすごいもののように感じられたりして(目の付け所が単純、かつちょっと間違ってます)。でもそのディスクインヘラー(吸入器)のボディに「グラクソウエルカム」と旧社名が書かれているのは何故かしら…(グラクソ側の新薬だそうですが、何故今更旧社名を…)と思うレベルの崇拝心ですが(中途半端!笑)
といっても、自分でリレンザ使うようなことにはなりたくないですねえ。ここ数年インフルエンザにかかったことないですが(←健康っぽい。一病息災というやつですかね?笑)

2002/02/10  連休つれづれ 2

今日もまた寒かったですねえ。この頃割と暖かかったので、余計身体に沁みます。午前中は雪がちらつくほどでした。初雪。

そんななか今日は展覧会巡り。新宿オペラシティでアートギャラリー見て、「芸術と医学」展をもう一度見る予定でした。…でも雪の中辿りついたオペラシティは全館休業…。何と…(がーん)。連休中なのに休むとは思ってなかったので事前にチェック入れなかったのがいけなかったんですが、ショック…。でもまさか連休の日曜日に休むなんて思わないですよ…。

気を取り直して、新宿から上野に出て、国立西洋美術館に行きました。上野というと動物園とかアメ横にしか行ったことがなかったので、常設展を見るのも初めて。さらに美術に疎いので、何もかもが珍しく見えてしまったり。

で、またしても初心者な感想ですが、油彩の表現力というものがようやくわかったような気がしました。塗る、重ねる、盛り上げたり削ったり、という、油彩ならではの、それも有名な芸術家の、筆遣いを近くで見てみて、これが油彩という表現技術なんだなあと思いました。高校の時に油彩をやりましたが、勉強不足で油彩の特長も特性も意味も全然掴めてなかったので。近くで見るのと遠くで見るのとで全然雰囲気変わるのとか、写実性とイメージ(雰囲気)が両方存在してるのとか、何だかすごいなあと思いました。「見る」だけでも誰かに何かを感じられるってことがそもそもすごいことですよねえ。これで知識があったらもっと楽しめて得られるものもあるんでしょうけど。

その後はアメ横。アメ横はいつもメインの通りを見てるんですが、今回はアーケードの下の商店街を見てきました。食料品ではなく衣料品、化粧品、軍隊グッズとかが溢れんばかりに並んでいる小さな店が、ひしめきあっている狭いところ。迷路のような道と、物の量に圧倒されました。すごいなあ…。ちょっと道を入っただけで違った感じに面白いんだなあ…。特に買い物しなかったんですが(圧倒されてそこまで気が回らなかった)何かすごい満足しました。

2002/02/09   連休つれづれ 1

今日は月1回の薬膳料理教室でした。テーマは蕪。蕪というと、漬物とか淡白な食べ物ってイメージがあるんですが、かぶら蒸しとかポタージュスープとか色々バリエーションがあるんですよねえ(薬膳料理以前のレベルの発見…)。そしてどれも美味しい。薬膳料理ってどうしても難しそうとか質素とか禁欲的(笑)ってイメージ(先入観)があるので、こうやって色々な料理を知って、いずれは自分の生活に取り入れられるようになったらいいなあと思いました。

そして食べ物が身体に与える影響って大きいんだなあと、参加者の方の話を聞いていて思いました。一食でも身体の具合によくも悪くも影響を与えるそうで、食べ物に全然気を遣ってない私(肉食べるし、甘い物好きだし、インスタントもばりばりだし。笑)はちょっと怖くなるほどでした。うーん。

その後は川崎大師に行ってきました。近くにあるのに(それだから?)行ったことないので。地元の有名なところ、だと思って行ってみたら、駅前から広くて立派な表参道があるし、そこにはお煎餅屋やだるま屋、久寿餅屋(葛餅屋)、たんきり飴屋とかがずらっと並んでいて、ここは観光地なんだなあ!と驚きつつも感動しました(失礼な…)。浅草の仲見世みたいな賑やかな雰囲気のところもあるし、境内は露天から五重塔まであってすごく広かったです。顔くらいの大きさのだるま煎餅(川崎大師名物。だるまの形したお煎餅)をばりばり食べながらあれこれ面白く眺めてきました。たんきり飴ショー(包丁を高らかに鳴らしながら職人さんが飴を切っていく)とかもあって、本当に観光地。風が強くてすごく寒かったですけど、色々歩き回って見るのは楽しかったです。

夜は「オーシャンズ11」観覧。「地獄の黙示録」も観たかったんですが、これは時間長いし体力使いそうなので次の機会にしました。「オーシャンズ11」は、ストーリーにもうちょっとヒネリがあるかなと思いましたが、これはこれで力入れずに楽しめていいかも。何よりブラッピの素敵っぷりで満足ですよ。主役のような脇役のような不思議な存在感と、行儀悪く物を食べる(食べてばっか)のが様になっているのがカッコよかったです。惚れ惚れ。

映画の後は夜景を見下ろせる居酒屋で飲み。一緒に行った友達が利き酒師(とソムリエとビアマスター)の資格を持っている人なので、美味しい日本酒を選んでもらって、美味しく頂きました。自分で選んだら、選べないような美味しさだったので、すごく嬉しかったり。そして久し振りにふらふらするほど酔っ払ってみたり(笑)。いいお酒で酔っ払うのは幸せですねえ。えへへ。

2002/02/08  水が流れるように 風が滑るように 駆ける

今日は代休をもらえたので(7月出勤分のをようやく…)4連休です。4連休というより平日に休みっていうのが嬉しいんですよねえ。平日昼間にしか出来ないことって結構ありますし、平日昼間だから出来ることもいっぱいありますし。久し振りなので余計楽しみです。色々てきぱきこなしちゃいたいです。

まずとりあえずはK整形外科に行って薬を貰ってくること。いつも仕事の後受付終了間際に滑り込んでばっかりなので、午前中受診は初めて。理学療法の人たちで賑わってて、ここが整形外科リハビリテーションメインということを思い出しました。でもペインクリニック医でもあるんですよね、K先生って…。そして漢方医…。

診察。いつも通りのデプロメールとデパスを貰って、一応ひどい頭痛の時のためにイミグランを貰いました。…そして何となくするのが憂鬱な(笑)漢方診断。本当は2週間前に受診して処方してもらわなくてはいけなかったのに、いかなかったため2週間ブランクが空いてしまっているので、また再開というか継続するのが面倒くさい…。K先生は2週間前に来なかったことですでに私が漢方にやる気がないことを見て取ったんでしょうが、それでもしつこく「漢方は続けないと効果出ないよ?」とか「冷え、全然よくならなかった?」「2週間だけじゃわからないよ?」とか云ってました。確かにそうなんですけどねえ…。とりあえずいいやって気分なんですよねえ…。その程度なら手を引いておいたほうがいいと思うんですよねえ(経験から。笑)。

で、そんなやる気のない私にK先生が次に薦めてきたのが神経ブロック。前からK整形外科でもやってたそうですが、薦められたのは初めてなのでちょっと意外に思いました。何なんでしょう、K先生のこの急な熱心さ…不思議に思いつつ何処か警戒感を覚えないでも…(笑)。神経ブロックは結構効くような感じがするのでやりたいという気持ちがあるんですが、首筋から神経に局所麻酔をするというものだけに、慎重になっちゃうんですよねえ。市大病院は技術的にしっかりしているし、もしものことがあった場合のフォローも出来ると思うんですが、正直K先生はそこら辺大丈夫なのか不安なんですよねえ…。イミグラン知らなかったペインクリニック医ですし…(笑。でも私のなかではかなり重要な出来事)、これは私が悪いんですが、あんまり病歴についても現在の状態についても正確に(正直に。笑)話していないですし…。でも熱心なK先生、いつもみたいに受付ぎりぎりで受診しても神経ブロックしてあげますよとまで云って下さるのでした。処置に1分、安静にしてる時間は私がブロック経験者なので15分でいいからそんなに時間かからないからとか…。15分…市大病院では30分安静にしてても片目腫れてるし声出なくなるしふらふらしてるのに、仕事帰りの夜に15分安静で私は無事に家に帰れるのかしら…すごく不安を感じますです。でもものすごく頭痛くてどうしようもないときに受けてみたらいいかもしれない。いざというときの対処手段がひとつあると思うと、いいかもしれない。せめて心の持ちようだけでも(笑)。

その後は銀行で通帳の繰越したり印鑑を変えてみたり。これは平日にしか出来ないことで、前からやりたいやらなくては、と思ってたことなので無事さくっと終って嬉しいです。休み取ってよかったなあ、ひとつやるべきことが終ってすっきりです。

銀行からちょっと足を伸ばしたところに横浜美術館があって、そこでチャルトリスキ・コレクション展をやってるそうなので観て来ました。レオナルド・ダ・ヴィンチの描いた肖像画が公開されるということで話題になっているもので、でも私はそれがどのくらい貴重ですごいことなのかわからないんですけどね…(高校のときに一応は美術選択だったのに…)。でもわからないからと云って敬遠するのも勿体無いなあと思ったのと、そんなに話題になってるなら一度くらい見ておきたいというミーハーな好奇心から(野次馬根性?笑)行って来ました。歴史も技法も何も分からないですが、本当の芸術というのはそれでも何か迫るようなものがあるかもしれない…単に久し振りの美術館に圧倒されてるだけかもしれませんが(笑)。何百年も前のものなのに、展示室に油彩の匂いが漂うってだけでも何かすごいなあと思いますです。あとその時代時代の決められた様式のなかでもはっとするほどリアルだったり鮮やかに浮き出てくるものがあって、そういうものを伝えられる(しかも時代を超えて)っていうのは本当に途轍もなくすごいことだなあと思いました。相変わらず芸術に疎い人間ならではの的外れ感想ですが…。

2002/02/05  飛ぶ前に見る

昨夜まあいいかなと思ってデプロメール飲まずに寝ようとしたら頭が痛くなって眠れなくなって、よろよろ起き上がって結局薬飲むことになり、その影響でか今日も具合すぐれず…ということになってしまいました。睡眠効果があるからいいのか、本当に効いているのか、なんなのかよくわからないんですけど、でも飲んでたほうがいいんですねえデプロメール。今更ながらに思いました。もしかしたらこれって依存(精神的な)ではないかと思わないでもないですけど、依存だとしても自分を自分で支えられる手段ならばあるだけいいです。これからは切らさずに貰いに行ってちゃんと毎日飲もうと思います。明日か明後日くらいには行かないと…。

「芸術と医学」展について。私が心奪われた作品のひとつに、MRIでスキャンした身体を再構成して見せる、っていうのがあったんですが、今思い出しても不思議な気持ちになります。MRIでスキャンされた身体は中身が暴かれているという点で生々しいけど、モノクロで基本は輪切りにスライスされた断片で、そういう形で他者に認識されてしまうということ。リアルなのか、そうでないのかわからなくなってきます。
人間をまるでそのままスライスしたみたいに見せる「人体の不思議」展というのがありましたが、あれはぱっと見生々しいけど、わかりやすい。自分があの身体(展示されているスライスの原型)だとしても納得いく感じがします、知識やイメージに沿うから。でもMRIでスキャンされたアレ、が自分の身体、しかも他者の目から見える自分の身体っていうのは不思議な感じ…。
「医学」ってリアルに「視る」技術だなあ、と思ってみたり。でもそれをさらに人間の視覚が見るから複雑になったり、中途半端にモノ扱いになったりするのかなあとも。

2002/02/03    「芸術と医学 メタファーとしての医学」

今日は朝から冷たい雨が降っているというのに、急に思い立って「芸術と医学」展を、新宿オペラシティまで観に行ってきました。前から観に行きたいと思ってたんですが、何か今日急に観に行こう!と思ったんですよねえ。先延ばしにすると後で結局出来なくなること多いからかなあ。単にもともと「思い立ったら即行動」が基本だからかも。まあとにかく。

「芸術と医学」展は、「現代の医学や生命科学のテクノロジーの進展に触発されながら、「医学」をメタファー(隠喩)として社会的な表現を行うアーティストによって構成されています。/脳科学、解剖学、遺伝子工学、臓器移植、終末期医療など、医学の多様な側面を芸術によって横断する本展は、「隠喩としての医学」を通して、世界を「臨床」的に読む、あるいは、聴く試みと言えましょう。」とのこと。

メタファーとしての医学…、「医学」だなんてそのまんま強烈に生死、人間尊厳を感じさせて「メタファー」になるのか観る前は疑問でしたが(というか割と皮肉っぽく考えてた)、医学のあからさまなリアル性、意味性が前に出てくるからこそ、本当に見えてくるのはものすごく曖昧なものだったり、小さくて切なくなるようなものだったりするんですね。医学に厳然と視覚化されることで存在は曖昧に不安定になるし、逆に細分化されればされるほど生々しく息づくリアルさもあったり。生々しいようで、切ないほど頼りない人間の生、存在。リアルを突き詰めた先にあるバーチャルリアルな身体。究極に人間をリアルに視ることが出来る技術が、逆に人間に身体のリアリティを不安に感じさせるというのが、シュールで怖くて切ない。
「医学」という現実性の強いもので社会問題を表現するだけに、正直悪趣味だと感じるものもありましたが(経験からくる感覚が「メタファー」を「メタファー」にさせない)、感覚にものすごく迫ってきてしんどくなるほどでした。

以上当日の素直な感想。まとまりないですが。カタログ買ったのでそれを読んだりしたらまた違うことを思うかもしれないです。再入場が1回できるそうなので、機会があったらまた観に行ってみたいです。こういう感想が妥当かどうかわかりませんが(芸術に疎いので…)、面白かったです。

2002/02/02  降りてくる光を見よう 何かイメージをつかもう

2月です。自分のいる場所が変われば、今までとは違う角度で物事がぶつかってきて改めて痛いと思うことがあると思います。どちらが正しいというのはナンセンスだと思うけど、出来るならすれ違ってやり過ごしたいけど、そういうわけにもいかないような気がする。

今月末でパソコン教室の有効期限が切れるので残った授業をさくさくとこなさなくては。一時期検定取ったからもういいやって気持ちになってたけど、やっぱり高い授業料払ってるんだから(先月でようやく教育ローンが終りました…長かった…そして大きかった…)身につけられるだけ身につけておこうと思いました。というわけで今日は今までやってこなかったインターネット講座を受けてきました。集中してやったので、一気に半分くらいまで終りました。いい感じ。

教室が終った後は携帯の機種変更。この時代に恥ずかしい話ですが、私の携帯今までモノクロだったんですよ…。別に色ついてなくても機能は変わらないからいいやと思ってたのと、カラーの機種でこれ!っていう可愛いのがなかったのとで。最近のiモードはごついのばっかりですよねえ。特に私の好きな二つ折りタイプはごついし大きいような気がする…。でも今度出たN211iが二つ折りで小さく可愛かったので、機種変更!ようやくのカラーだ…キレイでいいですねえ(そりゃモノクロから最新カラーじゃ眩しくてたまらんでしょうがね。笑)。説明書がいつもながらに分厚くて使いこなすのめんどくさいけど(旧時代人!笑)嬉しいんですよねえ。えへへ。

身体の具合。今は割と安定してるいい時期ですねえ。たまに頭痛あるけど、まだ我慢出来るくらいですし。やっぱりデプロメールをきちんと飲んでいるのがいいのかも。これからはなるべく切らさないようにしよう。でもデプロメールにあわせてK先生に受診すると漢方のほうが2週間ブランクあいてしまうことになるので、それでK先生に責められたら嫌だなあ…と心配してみたり。続けて飲まないと効き目が出ないっていうのはわかるんですが、漢方のためだけに2週間に1回受診するのはしんどいんですよねえ…。この程度のやる気なら漢方やめた方がいいかもとまで思ってしまう。とりあえず次回受診時のK先生の態度がどうなのかですねえ…。
今月は市大病院のほうも受診しないとなあ…。ペインクリニックにいかないと。イミグランとゾーミッグについても訊きたいですし(笑)。


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