2001/12/31 どきして走り出す いろんなものが走り出す 今が一番速いから 考える前に走り出そう

時間が流れていくことで動いてしまう、動かずにはいられないことがあって、時にそれはヒドくやるせないことのように感じたけど、とどまらずに動いていくことは救いにもなるのだと思いました。

今年は本当に色々あって、正直自分はもうだめだと思うようなこともありました。疑心暗鬼とか自己嫌悪とか。でも、その経験もまた私に今まで気づかなかったことを見せてくれたし、本当はそんなこと見ずに済めばよかったのかもしれないけど、見てしまった以上なかったことには出来ないし、決してすべて悪い経験ではないと思います。
まわりの人たちの支えがあったから今こうしていられるから、もうそのことにはとらわれない。今こうして生きてる場所で、まわりにいる人たちの為に今自分が出来る精一杯のことを。それだけを心において、先を、先を見つめて動き続けたい。勢いにのって速く、あがくようでも強く、悩んでも苦しんでも動くことだけは止めないで、その先を目指して。

今年の目標は「スキルアップとステップアップ」と「健康」だったわけですが、どうでしょう。念願だった車の免許も取ったし(何だかもう昔のことのように思えますが…)、社会福祉士の勉強も始めて、実習もやりましたし。再就職もしましたし!でも免許以外のものは単に「今年始めた」ってだけでまだまだなんですよね。引き続きステップアップを目指さなくては。

健康についても引き続きですねえ。今年最大の希望と期待だった(過去形)グラクソ・スミスクライン社の片頭痛特効薬イミグランは結局鼻が痛くなるだけで終ってしまった…短い蜜月だったわ…(でもそもそも片頭痛患者でもない私がイミグラン様に救ってもらおうというのが間違いだったんですけどねえ。笑)。来年は西洋医学と平行して、東洋医学とか自然療法とかにも目を向けていって、病気と病気をした自分と付き合うのにベストな方法を見つけたいと思います。

というわけで、今年はスタートというかとっかかりの年という感じですね。今までは病気だ怪我だ就職活動だと忙しいというか余裕がなかったけど、これからはもうちょっと落ち着くだろうから、足場を固めてそこから色々広げていきたい。
そういう風に思えることが何より嬉しいし、自分でも心強く思います。

医療について。私は今まで病人(患者)として関わってきましたが、今年は別の角度から関わるようになりました。それが私にとって本当にいいことなのか、悪いことなのかまだよくわかりませんが、でも関わっていきたいと思います。そして知りたいと思います。自分で答えを出すしかない(しかも心のなかではなく、病後の人生をどう生き抜くかという形でしか出せない)ことですが、「病気になったという現実と自分」にある、どうしようもない理不尽さみたいなものを、医療という国を知ることで埋めるなり解くなり出来るような気がします。「病気にならなかったら」しなかった経験をいい意味で出来たら、病気のことも悲観なんかせず、それどころか人生を無駄にせず楽しんでるって気持ちになるかもしれないですし(笑)。迷うことや悩むことはこれからも何度でもあることだろうけど、望みをかけられる現実であると信じていたい。

最後になりましたが、今年も私の拙いホームページに来てくださった方、話し掛けてくださった方、本当にどうもありがとうございました。色々なことを教えてもらったり、知らなかった角度の視界を見せてもらったり、驚いたり刺激になったり励みになったりすることが多かったです。ありがとうございました。こうして出会えたことが不思議で、とても嬉しい。また来年もよろしくお願いします。

2001/12/27   祝福が欲しいのなら 底無しのペイン迎えてあげましょ

東洋医学というか自然療法への興味が強まる今日この頃です。やはり実践してる人の話というのは説得力あるし、魅力を感じます。いい意味での好奇心というか。納得して楽しんでやって、それが健康のためになるっていうのはやっぱりいいことですよね。そうすることが手間暇かかったり、不自然になっちゃう今の世の中と私のライフスタイル、そこに問題はあるのかもしれない。

でも東洋医学っていうと、どうしても抵抗というか、警戒を抱いてしまう私(トラウマ)。やはり自分で知識を得て、納得して、考られるようにならないと受け入れられない感じがします、私の悪いこだわりなんですけど(でも自分のなかで納得できたらもう一度H先生の診察受けてみたいと思うようになってきました)。西洋系自然療法、ハーブは抵抗ないですね。世間でも癒しブームでアロマテラピーとかハーブって流行ってるし、オシャレっぽい。真剣になっても病人っぽくないところが素敵(笑)。最近コンビニで見つけた(笑)ハーブティーがお気に入り。コンビニで、いかにも癒しブームにのってお手軽にハーブを、みたいな安っぽい感じで売られてたんで(失礼な…でもホントあんまり真面目そうじゃなかったんだもん…)信じてなかったんですが、これがなかなかどうして!ハーブティーのくせのある味と匂いが「おいしい」と思えなかったんですが(ジャスミンとカモミールの匂いがあんまり好きじゃないのです)、私が好きなやつはマテとかダンディライオンとかシナモンが入ってて、独特の匂いがするけど割と普通のお茶って感じでおいしいです。そして飲むと何だか疲れが取れるような気がするのです。う〜んさすがハーブコーヒー・ダンディライオン、って感じ(単純。笑)。口に入れるものだから好きだと思えるのが一番効くのんですね。医食同源…(←ちょっと違う?)

2001/12/26   左手は右手のしていることを知らない

イブが過ぎると、街の賑やかさはもう年末の賑やかさですね。ディスプレイとか一晩で正月に切り替わっちゃうし。
今の職場では年末ならではの忙しさってあんまり感じないです。銀行とあんまり係わりがない所為かな、とか去年のことを思い出して思いますが、単に年末じゃなくてもいつも忙しいだけかも。あるいはホントに忙しいのは年度末とか…(診療報酬改訂もあるし…)。でも年末の忙しさってぱっと賑やかで何となく楽しい気持ちもあったり。ああ一年が終るなあっていう。なんて、私は「仕事納め」を経験するのは人生で2回目で、この職場では初めてなのに(去年は退職を決めて臨んだ仕事納めだったし…今思い出すとすごい年末だ…)なんだか妙にしみじみしてしまいました。これも年末ならではの感傷かしら…(笑)。

三連休にペインフルライフ到来。ずっとじわじわ頭が痛くて憂鬱だったのでイミグランを飲みましたが、あの鼻道刺激(異常なまでの鼻スースー感)はなかったですねえ。もうどうでもいいだけ?もう薬に免疫ついちゃっただけ?(笑)
あと先日階段から落ちた(←字にすると改めてどうしようもない)のが今になって痛くなってきました。ひねったとかではなく、純粋に(?)打ち身の痛さなんですが、骨までしみるように痛い。右足首と左の太腿(←一体どういう落ち方したのか…自分でも謎)。温熱シップ貼ったら、皮膚がぴりぴりしてきてかきむしりたくなるような、でも皮膚が過敏になってるから触るのも嫌(痛い)という状態に…。しかもその後割と間を置かずにお風呂に入ったらお湯がしみて飛び上がるほど痛かった…。シップってはがしてすぐにお風呂入ると皮膚が過敏になってるからかしみることありますよね(私だけ?)。

子どもの頃の年末年始ってお店がみんな閉まっちゃうから年末にいろいろ準備したり買いだめしなくちゃいけなくて、大変なんだけどそれが年末ならではの気ぜわしさというか賑やかさを醸し出してて、ちょっと緊張を覚えつつも楽しかった(巣ごもりみたいでどきどきした)という記憶があるのですが、最近はそうでもないですよね。2日からスーパーも普通に開いてるし、コンビニもあるし。まあ便利でいいですけど。
でも銀行と病院は昔と変わらず年末年始容赦なく休みなので何だかなあと思ってみたり(急患でもない患者にそこまで要求されたら医者のほうこそ何だかな!って気分でしょうけど…。笑)、ふと気づいたら年末休みが迫っていて、でも忙しくて診察の予定が立てられないのでちょっと困ってます。薬なしで具合悪くなって年越しとかなったらいやだなあ…。市大病院の方にも受診できずじまいだし…。ちょっと不安な感じです。

2001/12/23   光のほうへやみくもに歩いて あの方の手をとろうと手を延ばすんだ

昨日は中華街に行ってきました。私にとっての中華街は「食の街」なのですが、一緒に行った友達はアジア民俗というかフォークロアなものが好きな人だったので、雑貨屋とか洋服屋を見るのがメインでした。観光とはまた違った感じで面白かったです。アジアン雑貨って変なものも多いけど、可愛いものが多いし(買いたいなと思うものもあったけど、実際自分の生活に取り込める自信がなかったので買わなかった)。
東洋医学に興味のある今は中国茶とか薬酒とかも興味深く面白く見てきました。「三蛇酒」という、文字通り三匹の蛇が浸かってる酒にはちょっと泣きそうになりましたが…(でもツムラの粉末で飲んでるけど、漢方ってホントは蜥蜴も使うし、生半可な気持ちで飲めるものじゃないのかも…ほのかに畏怖…)。知識も覚悟もない今は、とりあえず中国茶にしておこう。でも中国茶も飲み方というか作法があるし、道具も色々あるんですよね。何となくむつかしそう…。
夕御飯は中華ではなく、元町でニンニク料理を食べました(笑)。

年賀状書き。親しい友達には挨拶というより近況報告みたくなってしまうけど、それが楽しい。でも仕事関係の年賀状は緊張してしまう…よく考えたら学校の先生以来じゃないだろうか、あらたまった形式の年賀状を書くのって(こども…)。せっかく習ったペン習字の成果も大してなく(近頃全然練習してないから…だめじゃん…)ますます緊張の度合いが高まります…。ああでも25日まで、せめて26日までには出さなくては…。挨拶というかお礼をきちんと云いたいって気持ちはあるんですけどねえ…本当に支えになってもらったし守ってもらったから。気持ちを形式に則りつつもきちんと伝えられる、大人の技術というかマナーを早く身につけたいです。

2001/12/19  別の強さを 夜明けの月を目指すんならきっと傷は癒る

今日は朝から恐怖体験!階段降りてたら靴のヒール(高いわけではなくごく普通のもの)がぼっきり折れて、そのまま階段を数段滑り落ちたという…。ヒールが見事に根元から折れたので変にひねったりしなかったのと、ロングコート着てたので、打ち身だけで済んだんですが、去年足折った(部屋のなかで転んで…)のを思い出して本当にぞっとしました。痛さとショックで気持ち悪くなってしまったほど。本当に怪我しなくてよかった…。

今回の件で思い出したというか改めて自覚したのは、私はやはり一般健常者ではないということ。別に卑屈になってるわけでも、逆コンプレックスというわけでもないんですが(でも自分でもそう聞こえるので何だかな…と思います)、「病気をしたあと」と「する前」では私(の身体)は違ってしまっている。別に病気する前が素晴らしく運動神経がよかったわけではないから較べるのも変な感じですが、でもいろいろ弱ってるしだめになってるところが多いと思う。自分の思っている自分の能力と今の現実の自分の能力に、ささやかだけど無視できない差が出来ている。多分これは普通の人なら歳をとっていくにつれ、次第に感じ取っていくことなんだと思います、病気とは関係なく生きていれば人間が必ず感じるある種の諦めというか失望というか。それを「病気」という割と突然の出来事で、まだ若いうちに感じるというのは結構きついことなのかも…というか若い人が病気になって可哀相という理由のひとつがこれなのかな…とか思います。別にそれだからと云って今更何がどうなるというわけでもないので、こういうことを考えているのはあまりいいことではない(ていうか意味なさげ)でしょうが。ただ、私は「若いのに病気になって大変ね」というよりは、「若いうちに病気になっておけば回復力もあるし、将来いい経験になるわ」って考えなので、前者はこういうことを云いたかったのねえと思ったわけです。何だかいつもにましてまとまりないですが。

何となく「ああそうか…」と気づく「病気をした自分という名の現実」はこれから何度も何度も出てくるのだろうなあ…。将来ものすごくやるせない気持ちになって、自分の人生を恨んだり悲しんだりすることもあるのだろうか。

悲観的になるのは傷つきたくないからなのかな。そういう知恵があるのなら、もう少し別の努力をしたほうがいいと思う。とりあえず今は今の自分の現実を素直に見つめて認める力を。

2001/12/15  いつからか苦しさ辛さをかわす知恵をつけて

今日は渋谷にある電力館(東京電力の博物館みたいなパビリオン)の科学ゼミナール「胚性幹細胞と再生医学」(京都大学再生医科学研究所教授・中辻憲夫)に行って来ました。再生医学というのに興味があったのと、今話題だけどいまいちよくわからないES細胞というものについて知識が得られたらいいなあと思って、文系だけど(笑)思い切って参加してきました。ES細胞がどういうものなのか、という医学というより生物学的な話でしたが、そもそも生物学的な話もわかってなかった私なので面白く聞いてきました。ニュースでは聞いてたけど、「万能細胞」とか「クローン胚」とかの言葉の(SFチックな、とてつもない感じの)響きに惑わされてたことが多かったなあと思いました。

再生医学としてものすごく画期的で期待されているものというのはわかるんですが、まずES細胞を取り扱う機関の樹立とかガイドラインの設定とか倫理的な面の整備に不安を感じます。原子力みたくあとから早すぎたって面が出てこないのかとか、利権にからんだごたごたとか起きるんだろうなあ…とか。最先端の技術で、人の生命に、生き方そのものにものすごく重く大きく影響を及ぼすものだろうからこそ余計そういうところが心配だなあと思います、ちょっと本筋からは離れていますが。普通の医療でも患者の存在が軽視(無視)されることが多いというのに、こういう最先端の医療技術というか科学の分野だったら余計「人間」が見えなくなるんじゃないかなとつい思ってしまうのですが、でも再生医学の基本にある気持ち、回復させたいと思ってその為に努力している人たちの気持ちというのにはやっぱり胸がうたれるものがあります。生意気かもしれないけど、これが医療が人に与えられる希望だと思うし、患者が医療に期待する一番シンプルなものだと思う。医療というものだけが持てるのは希望という名の力なのだなあ。普段忘れがちですが(笑)。

この科学ゼミナール、私は初参加なので比較できませんが、今回のは100名以上来てて盛況だったと思います。60代の人が多かったですね。質問が高度で何となく焦った…みなさん実は医療業界関係者なのかしら…。あと自分が仕事で研修会を担当することがあるので(今は1月開催の研修会の準備の仕事があります)講師依頼状、とかプログラムの作成とか、レジュメの用意とか、OHPの設定とか、自分の仕事を思い出してしまいました。アンケートの集計とか大変だろうなあとか。ぎりぎりまでかかって一所懸命つくったのに「レジュメが物足りない」とかアンケートでかかれちゃったりしてな…とか(大きなお世話チック)。そういう意味でも他の講演(研修会)見るのって面白かったです。

渋谷は何だか久し振りって感じがしました。学生の頃よく来たのと、街の雰囲気とでウィンドーショッピングしながら歩いているだけで何となく楽しかったです。人込みには参ったけど…信号機が赤のあいだに向こう岸に人がどんどんたまって人山の黒だかりって状態になっているのを見たらぞっとするほどでした。まさに群集…。さすがだ…(何が)。

家に帰ったら頭痛くなってしまった。知恵熱かもしれないけど(笑)、本格的に痛み出してぐったりしてきたので早く寝ました。でも寝る時まで頭痛かったので困ってしまう…寝付けないけど、デプロメールとデパス飲んじゃってるからイミグランは飲めないし(飲んだら鼻が痛くなるけど、ほかに鎮痛剤がないのでイミグラン)。

2001/12/15  なだらかな坂上るように時が流れてく 鳴りやんだベル 今度はもっと長く鳴らしてよ

高校時代って屈折や鬱屈が多くて、変なことにばっかりこだわって苦しかったし、病気の方も自覚症状が出ていた割に病名がはっきりしなくて、病院と転々としてはヒドイこと云われて、自分を責めたり嫌になったりしていて、高校生だった当時から「こういう高校生時代でいいのかな…」とか思ったりしてたけど、時間が経ったのと、高校以外の場所に進んだりしたのもあって、あの時代はそれはそれでいい時代だったなあと気づきました。
時代というか、場所が不思議な感じだったな。山の上の緑に囲まれた廃屋みたいな(ていうかあれは廃屋だったねえ…)ところで、何かみんな植物みたいだったな。自由に個性伸ばして成長してて、現実に対して微妙な距離を持って眺めていたところとか。…ああいう場所でああいう人と一緒に10代を過ごせたっていうのはすごく貴重なことだったと思います。感傷もあるのかもしれないけど、人生のなかでも特別な経験です。
今でもあの頃と同じスタンスで、でも現在進行形で生活している人たちがいるっていうのが一番特別ですね。共通するのは感傷ではなく、思い出ではなく、スタンスであるということ。本当に不思議で特別。

2001/12/12  本当は不安のかけらも じっと動けはしない

自分の臆病さ加減に改めて気づいて改めて情けなくなる。どうしてこう変な嫌なところだけ疑心暗鬼が強いのだろう。成長してない。

夏にピアスが膿んでしまったのでずっとファーストピアスをつけていたんですが、もうそろそろ大丈夫だろうと思って普通のピアスに替えたら早速また膿んで痒くなってきた…。ああうう…。夏の気候と体調の所為だと思ってたのにアレルギー出てるのかなあ…。ピアスやめたほうがいいのかなあ…それは勿体ないので(穴あけるのお金かかったし!ピアスずいぶん揃えたし!)やだなあ…でも膿むのもいや…。

今日はパソコン作業が少なかったのと、ブルーベリーエキスを飲んだおかげで目の調子はよかったのでよかった。でも気持ち悪いのは相変わらず。この前ふと思ったけど、この気持ち悪さというのは私の耳の悪さから来てるのかなあ。右の耳に後遺症があることでバランスが悪くなってるとか…素人考えですけど。耳鼻科行ってみようかなあ。って、結局何かというと病院頼り。西洋、東洋問わず、この甘えた姿勢を治すべきかもしれない…自分の身体なんだからもう少し自分自身の力や心や知恵を使ってうまくコントロール出来るようにするべきかも…。難しいことだけど。

2001/12/11  呼吸が乱れてもここち良い時節を確かめよう

寒い寒い…!冷たいみたいなしみるみたいな、もう本当に冬の寒さ。身が引き締まるようで、好きですが(キレイですしね、空気も街も)、でも寒すぎる…(わがまま)。
寒くなると血行障害がひどくなるばかり。秋くらいまでビタミンEをサプリメントで摂っていたんですが(相変わらずドーピング人生)飲み合わせとか体調のこととかあってストップしてしまったので、結局今年の冬も改善してないという。

東洋医学では「身体が冷える」ということはとても悪いことだそうで。身体が冷えると循環が悪くなるからかしら。今現在受診中のK先生(整形外科医だけどペインクリニック医でもあり、漢方医)に執拗に「身体冷やさないでね」と云われました。その時はまだ東洋医学が心の仇だったので(笑)何かを勧めるだわこの先生…と警戒してしらんぷりしたんですが(←もう反射的に警戒してしまう)相談してみるのもいいかも。いちいち生活習慣とか体質のこと話して(場合によっては隠していた病歴も…。笑)診察受けるのは面倒くさいし、ちょっと不安というか憂鬱なところもありますが。

もともと血行も循環も悪くて(血管の機能が先天的に悪いそう)これ以上身体冷やすのはよくないけど、発熱ばっかして解熱を必要とする私への処方って面倒くさかったんじゃないかなあと今になって思います。複合的な処方をする漢方なら簡単なのかしら…そこらへんことはよくわかりませんが。私が一番最初に貰った漢方は主治医(がんセンター脳外科医)がくれた釣散藤(確か)で、解熱作用があったんですが、同時に血圧も下げて身体を冷やすほうに作用するそうで、某H先生は私みたいな虚弱体質が飲んだらいけない薬と云ってましたねえ(もっときっつい云い方してましたが…)。でも別にH先生の処方が効いたわけでもないんですけどネー(それで今度は特異体質と云うH先生。すさんだわ。笑)。

漢方的にH先生と主治医のしようとしたこと、間違っていることが今ならまあわかる気がするんですがねえ…。当時はただごちゃごちゃ云われてるように感じてとにかく嫌で嫌でしょうがなかったです。当時はホント治療に限界というか行き詰まりを感じていて、でも何か新しい治療をしようって気もなく、塞いでいました。今ならもう少し違った風にH先生の診察を受けられて、少しでも効果が出るような気がしないでも。いや、逆にもっとつけつけしあった関係になってしまうような気もするけど…(笑)。どっちにしろもう少し余裕がある感じになるだろうなあ。

H先生が云々というのも確かにあるけど(根に持つタイプ。笑)病気をした人が必ず持つ暗黒の気持ちを、私はちょうどあの頃に感じていたのかもしれないなあ…。またもう少し時間が経てばもうちょっと別の見方になるかもしれないけど。

2001/12/08   疲れた心にひそんでいた 枯れなかった種が思っているほどには弱くないって芽を伸ばしてる

この頃パソコンの使いすぎですごい疲れ目。視力にも頭痛にも悪そうでさすがに不安。そんななか新しく買った目薬「眼涼」が効く感じでいい感じ。あんまりすきーっとするやつだと刺激が強すぎて逆に目が充血して真っ赤になっちゃうし、鼻も真っ赤になっちゃう。でもそれなりにすきっと感がないとリフレッシュ効果がないように思ってしまう(笑)のでいい感じの目薬ってなかなか見つからないけど、これは当たりかも。生薬由来成分ってところも心を掴みました(ワカリヤスー。笑)。

この頃の体調。頭痛はまだ大丈夫だけど眩暈というか気持ち悪さはひどいです。パソコン画面を見続ける疲れなのかもしれないけど、終業時間の頃になると車酔いしたようにふらふらくらくらして気持ち悪い。立ったり歩いたりの動作をすると余計揺れて気持ち悪くなるけど、じっと座っていてもぐるぐるする感じがあって、本当に吐きそう。これも頭痛と入れ替わりでくる周期的な症状なのかなあ…。

肌荒れ。何だか今ものすごく刺激臭(アンモニア系)の強いローション薬使ってます。なんだろう、これ。一度市大病院の皮膚科でももらったことがあるけど、名前がわからない。もらうときに市大病院ではわざわざ薬剤部まで行ってもらったけど。

薬局と云えば、偽の処方箋を使ってハルシオンを大量に購入したという犯罪が起きたそうで(詐欺罪と麻薬及び向精神薬取締法にひっかかるそうです)。ハルシオンって副作用が強くて今ではあまり処方されない薬ですけど、睡眠薬の代名詞みたく有名だし、ヤバい薬ってイメージが強いからこういう犯罪が起きるんですねえ…。何か変に感心してしまった…。

2001/12/03   ふと気づいたときにそこにあるもの そこにありつづけたもの

わかっていたはずなのにウイルス感染してしまい、悔しく恥ずかしく、そして情けない気持ちでいっぱいです。知識が必要なのは自分の身体ひとつに関してだけじゃない。気を抜いてはいけないところというのは私が思っている以上にある(そう思うというのが甘さの証拠ですが)。しっかりしなくては。本当に。

それに自分が感染する前はコンピュータ(無機物)なのに病気関係(有機系)の言葉が使われてて何か面白いなあとかのんきに思ってましたが、今回の件でいやというほどわかりました。確かにぞっとするほど似通っているけど(だからこそ?)悪趣味です…。

うまく云えないけど、私が思うのは切り札は多く持っていたほうが生きていくのにいいということ。それはメンタル、フィジカル、観念、ありとあらゆる意味での切り札(知識だって、いい思い出だって何だっていい)。そういうものをたくさん持っていると逆にしんどくなることもあるかもしれないけど、でもやっぱりリカバリーするために使える。使える切り札はたくさん、何でも持って、どんな状況でも何回でもリカバリーして、楽しく生きたい。

病気に関して云うなら、心臓外科医の須磨久善さんという人が云ってた言葉。
「僕は目の前で死にかかっていて治療法がないという人をいっぱい診てきた。だけどその人にもう治療法がないとはやっぱり云えない。つらいけど、もう一日頑張って生きてごらん、もう一週間頑張ってみようよって。その間にきっとね、治す方法が見つかるよと。僕も見つけられるように僕なりに頑張ってるよ」
私は医者じゃないから、誰かを治す方法を見つけることは出来ないけど。それどころか自分のことだけで精一杯だけど、こういう前向きさというか、希望を自分で得ようとする力とそれを出せる技術(知識)は自分なりに見つけたい。(そして将来社会福祉士になってそういう仕事が出来たらというのが私の一番の夢です)。
長い前置きですが、そういう気持ちがあって、今まで嫌な思いしか味あわなかった(笑)東洋医学の世界を知ろうとしてます。薬膳料理の教室にも参加しましたし。簡単な世界ではないな!てごわい!と思うことも結構ありましたが(薬膳作る前にそもそも料理できないんだもん…。笑)

夢とか大きなこと云わなくても、本当はそうやって今までになかった世界に触れられるチャンスをくれたというだけで私は病気になったことを感謝してもいいのかもしれないけれど。
どうせならもっと「これならでは」って経験して、楽しみたい。切り札を勝ち取りたい。

2001/12/01  苦しさにも似た感情に もう名前なんてなくていいんだよ

12月です。今年ももう終わりですね(吉幾三「雪国」←子どもの頃から何故かこの歌が忘れられない)。去年の12月は切なくも切羽詰ったような気持ちで毎日退職と転職のことを考えてましたねえ…。何だかすごく遠い昔のことのような、でも今でも切ない。そのおかげで今ここにいるのだから人生何が起こるかわからない。前に進んでいくしかないけど、それにこそ起死回生のすべてがあるような気がする。

東洋医学などの自然なものに健康の道を求める、と云った舌の根も乾かぬうちに、病院に行く私。今度は皮膚科に新患。いやあ、何かもう肌荒れがひどくて、サプリメントも随分試したんですがちっともよくならないので…。
皮膚は昔から弱くて困ります。前にも薬疹じゃないかと皮膚科に回され、血を抜かれまくった後、研修医の研修用患者にされ、その挙句知らなくてもいい遺伝的欠陥を指摘されたというありがたくも嫌な思い出があります(…遺伝的欠陥を指摘されたのはこれで何度目か…先日も眼科で云われたし。病気じゃないならいいじゃんよ←開き直り。笑)。ちょっと気が滅入る…。
今回は近所の診療所の皮膚科で受診してきました。血液検査もしないで抗生物質をぽんと出すというのが、疑問のような簡単でいいような(笑)。抗生物質はセフゾンとダーゼンでした、王道!って感じ(特にセフゾン)。とりあえず一週間後にもう一度受診です。よくなるといいなあ…(切実)。

頭痛。今は頭痛のない時期みたいでいい感じ。でもこの頃眩暈とふらつきが出始めたので(眼の動きと身体の動きがついていかない感じがして、車酔いチックに気持ち悪くなる状態)そろそろ頭痛も来るのか…。頭痛に周期があるのか、或いはきっかけがあるのか、未だにいまいちよくわからないです。わかってもどうにもならないような気もしますが…(プチ投げ遣り)。しかしこの頃気になるのは頭痛よりもおなか。ストレスからくる神経性のものなのか胃の調子が悪くて何だか日々おぼつかない気分です。内臓は割と強いと思ってたのになあ…「弱っている」のが自分で分かるくらい弱るのは初めてかも…。しゅん。

今日は薬膳料理の教室に行ってきました。健康のための漢方との歩み寄り大作戦の一環(笑)。でも思った以上のことを学んだというか、目からうろこが落ちることがありました。面白かったんですが、うーん、色々思うことがありました。また後でまとめて語りたいと思います。うまく云えないけど色々考えさせられました。


HOME

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送