2001/10/31  暗闇があるのじゃなくて 明りがただ足りないだけだと

イミグラン3錠目…といきたいくらい頭痛がひどいです。でも副作用が嫌なのと、連続で飲みつづけるのもちょっとどうかと思ってあえて我慢。そしたら気が滅入ってきて、逆効果でした。何だかなあ…。
常に痛みがあると、感覚が狂います。痛みに対する緊張と、痛みが在ることからくる疲れと防御で鈍くなる部分がある感じ。例えるなら傷口。無防備で鈍くて、でも過敏。言葉にすると「痛い」しかない。そういう感じ。…詩的ですねえ!感覚を正直に言葉にするとこうなっちゃうんですけど(H先生によく笑われ、恥ずかしい思いをしましたさ!こんな時でもポエになれる自分が未だにプチっとトラウマさ!笑)。それにしても具合が悪くなったからって急にネガチブになるのは相変わらず悪い癖。そしてそれを悟られてしまうのも。これは本当にいけなくて申し訳ないことだと思います。しっかり、しっかりしなくては!個人的な感覚であるなら、あくまで個人的に収めよう。病人人生短くないんだからさ(笑)。

2001/10/29  きょうが見えても自由なんだ

イミグラン2錠目。やはり鼻に違和感。でも友達の情報によると(教えてくれてありがとう!安心したよ!)イミグランには「鼻道刺激感」という副作用が実際にあるそうで。…やっぱりそうなのか。医者には怪訝な顔されて黙殺されたけど。やっぱり。私間違ってなかった!(それだけでやや満足。笑)

イミグランの副作用に思う。確かに患者の云うことってワケワカンナイし、突拍子もないし、ウザったいかもしれないけど(自覚はある。ていうか医者の表情や態度から自覚させられたんだけどさ!)人間の体と心ってなにがどう作用してなにが起こるか絶対に予測できないものなんだから、イキナリ鼻であしらったりバカにしたり、聞き流すのはやめようよ…。人の話を聞いて受け止めて、そこから質問して話を発展させていくのがソーシャルワークの基本、いや人間関係の基本でしょう(←社会福祉援助技術論のレポートやったばかりなので。笑)。
私も「俺、体温28度しかないんだよ」と強硬に主張しつづける患者さん(頑固そうなおじいさん)を見たとき、「それじゃ死んでます…」と心の中でツッコみましたが、医者が即座に同じ台詞口にするなよ…と思いましたよ。云いたくなる気持ちはわかる、でも先生!!という。自分に出来ないことを、いくら頭よくてステイタスが高いエリートとはいえ、同じ人間である医者に求めるのは(←妙に気が立ってるな、私。笑)患者のわがまま、ゴーマンさかもしれませんが、でもやっぱり先生は「医者」なんですよ。そういう仕事してるんですよ。それが嫌でウザったくて、患者がバカにしか見えないなら医者をやめたほうがいいと思う。…
 …これってやっぱり患者のゴーマンかな。要は先生に話をちゃんと聞いて欲しいってだけだし(でもそれに私らは高い診療費払ってるんですが…←自分で医療費払うようになってから特にこのことを意識する私。笑)。でもホント、話はちゃんと聞いて欲しい。気が弱くなってるし、人格持った人間だし。それだけで救われるってことがあるから。

2001/10/28   裏切りでも信じたいって嗤い種だろう それはまるで強くて危険な安定剤

ついに経口剤イミグランを服用しました。片頭痛の特効薬である、第三世代トリプタン剤イミグラン。注射では結構効いてた(短い間でしたが)ので経口剤にも期待してたんですが(手軽に使えるという意味では経口剤の方により期待してた)、うーん…。注射薬の時にも感じたんですが、何か鼻が痛くなるんですよねえ。鼻血が出てるときみたいというか、鼻が異様に通るというか…。ものすごく嫌で気になる。落ち着かない。何なんだ、こんな副作用ありなのかイミグラン!(プチパニック)

肝心の頭痛は、鼻に気を取られてますが(ホント気になるんです!痛くて変!)抑えられている感じはあります。頭痛を10コのブロックに例えると、上から4コくらいなくなった感じ。変な話ですが、感覚として、頭の中を縦横に広がっていた痛みがしっかりとした輪郭でまとめられたという感じ。落ち着くというのはあります、多少は。でもやっぱり根元の部分がすっきりしないんですよね…。要は私の頭痛が片頭痛的要因と、後遺症的要因からなる複合的な頭痛で、イミグランは片頭痛的要因だけ抑えてるってこと?ううーん。「これさえあれば何とかなる」というお守り薬にしようと思ったので、イミグランの効果に期待しすぎてるなと自分でも警戒してた部分があって、その影響があるのかもしれないけど、正直な感想としてイミグランは意外に使えない薬なのかも…とか思っちゃったり。ああ、こんなこと云ったらカガワ先生に「君の思い通りの薬なんてない」とか叱られちゃうな。確かに私が都合よく考えすぎでしょうが、でも患者心理ってそういうもの…。ていうか必死なんです、私も。

効果が持続する時間も短いですねえ、イミグラン。これも注射薬の時にも感じたことですが。でも経口剤なら痛くなったらすぐまた薬を飲み足せばいいとか楽観してたんですよ。実際のところ、効き目が切れる前に飲み足してたら経済的に破綻してしまう…それに1日4錠が限界だし。イタタ…(懐が…)。

2001/10/27   足元みつめていろというけど 俯いては生きられない

今日は実習の日。生意気だと思うけど、土曜日の利用者さんの顔と名前覚えたし、利用者さんの方でも私のことを覚えてくれているので、楽しく会話が楽しく出来るので嬉しい。最初はホントにどうコミュニケーション取っていいのかわからず困って立ち尽くすばかりで、私もいたたまれないけど相手も居心地悪いだろうなあ、やだなあ申し訳ないなあと思っていたので。技術として何か身に着いたわけではなく、単に慣れたってだけなのですがこれだけの日数通ってよかったなあと思いました。
12日間の実習も残すところあと1回。1回の実習ごとに1枚書いてた実習日誌が残り1枚になって非常に感慨深い。実習が終ったら土曜日休めるからゆとりも出来て、勉強の方に力を注げるな(やや希望的観測)とか、ゆとりが出来るから色々やろうとか考えると楽しくも嬉しいです。逆にあと1回で終ると思うと、実習で学んだことはこれでいいのかと不安になることもありますが。

勉強できているのかと思うと不安になりますが、普段接することのない人と接するというのは大変だけど刺激があって楽しいです。いい人に会うと、自分もいい人になりたいって思います、本当に。そう思える人と会えただけでも貴重な、いい体験だなあといつも思います。

2001/10/26  誰でも楽しい限りを尽くしたい だから昨日の夏を憶いだし笑う

ペインフルライフ到来。何と云うか…ホッとした部分もあります。自分でもこういう考えはどうかと思いますが、頭痛がない時がそのまま好調時とは思えなくて、いつ反動がくるかとびくびくしてしまうんです。頭痛がなくたって体の調子はどこかしらオカシイし、それは掴み所がないというか、その時によって眩暈だったり胃腸に来たり色々なので、それだったら頭痛の方がわかりやすくていいなあとか思ってしまう。別に頭痛に耐えられる精神力があるわけでもないから、これは単に「隣の芝生は青い」的な心理でしょうが(何か自分に対してシニカル。具合の悪いときは思考展開がいやらしくて自分でも嫌になります)。

頭痛の方がマシ、と思う理由には今私が片頭痛の特効薬であるイミグランを持っているから大丈夫なはず(錠剤イミグランがどれほど効くのか試したことないので言い切れないけど)と思っているということもあるのかも。でもこのペインスケールでイミグラン飲むのは勿体ないとかデプロメールと被っちゃうからもうちょっと我慢しよう(デプロメールとイミグランは飲み合わせがよくないそうなので。悪い飲み合わせの苦しさは本当に二度と経験したくないくらいヒドかったので飲み合わせには慎重になってしまう)とか思ってしまうんですよねえ。それに今はホントに忙しくて、疲れてるからその所為で頭痛なのかもとか思ってみたり。「病気」ということを必要以上に意識するくせに、変なところで逃げるというのはオカシナ話ですが。何だかね。

2001/10/23  ただ自然に動いている 現在のままを受け流せない

残業で給料がいつもより多かった。まあ平均毎日8時過ぎまで残業してたんだから当然といえば当然だけど。嬉しいような、そうでないような。そして今も残業続きの忙しい日々。体力は落ち、色々と不具合が出てくる。頭痛の方がわかりやすいし、イミグランあるからマシとか思えるくらい色々な不具合が。一年目で全体の状況がわからないので周りの雰囲気に煽られて落ち着かなくなってるって部分もあり、精神的に休まらない感じ。特に今日は何かうつうついらいらとしていて自分でも嫌なこと考えるやつだなあ…と思いました。1日をどうにかやり過ごすような生活の仕方は嫌だけどこういう日は早く過ぎて終って欲しい。

2001/10/21  叶える為に変化るべきなら 愛が魔力に

昨日は結局午後から買い物に行ってしまいました。だって誕生日だし…(あまり関係ない)。ああそれにしてもやはり思う、買い物って楽しい。自分で稼いだお金を自分のために使ってオシャレしたり楽しくなったり出来るなんてホント楽しい。幸せ。ささやかな予算だとしても。働くことを「生活の為に自分を切り売りする」と云った人がいたけど、そうじゃない部分もあるんだなと思う。楽しい部分もあるし、楽しもうと思えば楽しめるというか。プライドの問題なのかもしれないけど。
冬物を2点ほど買って(ないんだもん、冬用の服…)メーク落しとか細々としたもの買って、誕生日祝いとして(自分で。笑)SING LIKE TARKINGのアルバムを買いました。満足…幸せ。

SING LIKE TARKINGのアルバム(METABOLISM)は9月末に出てたんですが、知ったのが10月にはいってからだったので(不覚…)いっそ誕生日に買うぞ!と思ってたもの。やはりいいなあ…好きだなあ。ヴォーカルの綺麗さ、メロディーの心地よさもそうですが、歌詞がホント綺麗で、月並な言い方ですが、心に沁みます。今一番気に入っているのは「魔力」。気負いがないというか軽やかな明るさ、前向きさがすごく好き。そしてはっとするところがある。

ゴルフ。行きました。6時集合ということで日の出前に起きて(寒かった…)アクアライン通って木更津のゴルフ場へ行ったんですが、バスの中でずっと寝ていたので起きたら着いてた。アクアライン見過ごしてしまった…。不覚…。

ゴルフ場というところに初めて行ったんですが、テレビやイメージで観た場所と同じだったので変に感心しました。高級感を漂わせつつ、自然というかリゾート風な匂いもするクラブハウス、広大な、本当に広大なコース、人工的に美しい自然の景観。いる人もいかにもなゴルフルックしたいかにもな人たちばっか!さすが!!(笑)
でもラウンドについていったら、久し振りの大自然にぱあっと楽しい気分になりました。解放感というか。広々とした芝生は人工的に手入れされているとはいえ、ふかふかでさくさくで綺麗で気持ちいいし(許されるならごろごろ転がりたかった)、紅葉し始めの木立、なだらかな丘もたくさんあって、手入れの行き届いた自然公園って感じでした。カマキリ見つけてちょっかい出してみたり、バッタを探してみたり、どんぐり拾ってみたり、思わず童心(ていうか野生。笑)に戻ってしまいました。枯葉が散ってるところにアザミが咲いてたり、ススキがあったりなんてホント久し振りに観る美しい秋の光景でした。心奪われました。

あとゴルフ場なんてところに来ることはそうそうないだろうと思って、カップ覗いたり、バンカーいじったりもしてきました(迷惑)。楽しかった…好奇心大満足。

クラブもちょっとだけ振らせてもらいました。見てるより難しいですねえ。バッティングと違って下半身を動かさず、右足を軸にして真っ直ぐに振りぬくというところが出来そうで出来ない。世のオヤジ様が素振りに熱心になる気持ちがわかるような気がしました。あれは簡単そうに見えるだけにコツをつかみたくて精を出してしまいそう。シュっと振れるのも気持ちいいから病み付きになりそう。うーん(何か納得)。でも見ていて思ったのは当たれば気持ちいいだろうけど、パットとかきーっとなりそうな気もする…。実際参加者の一人が「ゴルフっていうのはこうやってストレスが溜まっていくんだよ…」と呟いていた…。それでもやめられない、それがゴルフ。…わかるような気はする…。

色々と思うところ、感じるところが多くて興味深い経験でした、ゴルフ。でも自分ではやらないだろう…ていうかあんなにお金のいる遊びやれない…。

2001/10/20   生まれ変わる季節よ せつなすぎた季節よ 空のようにひとつに結ばれよう

24回目の誕生日です。今年24になるという意味で、既に年齢聞かれると「24歳です」と答えてたので、ああそっか今日が誕生日で24歳だな、と自分で思っちゃう感じです。…もういちいち誕生日に改まってる年齢じゃないってことかしら…(汗)。

私のなかで20歳はオトナになる歳で、21歳からはもうオトナで、24歳がコドモの私が想像出来る「大人になった自分」の限界だったんですが(何となく)、今までは特にオトナになったという感じがなく、コドモの頃が想像するほどオトナというのは大人じゃないんだな、とか生意気なこと思ってました。でもそれはコドモの頃の「大人幻想」がすごすぎたのと、その時私が学生だったり社会に出てない人だったからんですね。24歳になった私は自分で思うとやっぱり成長したし、変わってないとこもあるけどやっぱりいくつかは変わったし(いい方にも悪い方にも)、まあ24歳の大人はこんなもんでしょうと思ってます。
これからも少しずつ、大事なことには一所懸命頑張って生きて成長していきたい。その歳にふさわしいことを、その歳だから出来ることを。

それにしても今年の誕生日は誰も彼もが「頭髪の日」と覚えてくれて…今日も新聞に広告がでかでかと載ってるしさー…。ホント勝手だよリアップ…。恨むよ(笑)。

今日は別に誕生日だからってわけではないですが、実習は休み。パソコン教室に行こうかと思ったけど、何かもう疲れて起きたら既に午後の授業に間に合わないっぽいからやめました。今日は休養日。そしてレポート日(…)。

明日はまたスポーツ大会で日曜出勤です。今度はゴルフ大会。6時集合でアクアラインを通って千葉のゴルフ場まで行きます。ゴルフってイメージが先行しがちなスポーツだけど(ていうかイメージしかない)実際のところどうなんでしょう。それを知るチャンスなので楽しみといえば楽しみです。初ゴルフ場体験(でもゴルフをするわけじゃないです。仕事だから)。ちょっと緊張。

2001/10/19  君を自由に出来るのは宇宙でただひとりだけ

確かにお互いのことをわかっていると思う。私が相手の行動パターンとその動機がわかるように向こうも私のことをわかってるんだろうなと感じてる。だけどもうそれがお互いのすべてじゃない。それは何処までわかりあっているのだろう。

結局は誠意と信頼だな、と思う。懐かしいだけじゃだめだし、形だけ繕えはしない。

新しいのは怖いけど面倒だけど。

今日も9時近くまで残業。この頃本格的に寒いから冬支度(冬物の買い物)をしたかったのに。代休とって買い物に行きたいけど、11月上旬までは事業が続いているのでとても休めない。日程的にも、自分の気持ち的にも(気になって心が休めなそう)。でもそんなこと云ってたらますます冬になっちゃう。ピンチだ。

2001/10/18  口に出しちゃいけないこと 言わなくちゃいけないこと

残業続き…9時くらいまで職場にいたりします。眠いし、眼痛いし、お腹空くし、でもそんな自分にちょっと酔ってみたり(笑)。社会の何もかもが珍しく面白く見える病(笑)。いいことですが。
頭痛も状況はキツイ割に出てこない。ピルケースにイミグラン入れて持ち歩いているんですが、ただのお守り状態。いやいいことですが。怖いのはこのある意味ハイテンションな状態が切れた時どう反動が出るか。気をつけよう。

この頃の健康への努力(笑)。紅茶飲むとき、濃縮還元100パーセントのレモンを入れてビタミンC補充。本当はミルクティーの方が好きなんですがこれからの季節やはりビタミンC!ということで。…何かみのもんた信者(おもいっきりテレビ視聴者)みたいだなあ、これ食べれば健康!みたいな。…この単純な思い込みというか信じる気持ちが医療に向けられないあたり、自分でもいけない患者だと思うんですがねえ…。

電話って生々しいツールだなあ…。当たり前だけど、今この瞬間この電話口の向こう、電話線で繋がれて現在進行かつ同時進行で時間を共有しているという…。でも共有してないものもあるなあ…。お互い何処までわかって今こうしているんだろう。

2001/10/14  一周年ありがとうございます

一年経っても技術的にも内容的にも成長がないあたりものすごくどうかという感じですが(…)、この存在は私にとってとても大切で救いでもあります。遊びにきてくださる方、見守っててくださる方、話し掛けてくださる方、本当にありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。

この時期は毎年切ないナーバスな思い出が多いので、自分でも何だかなあと思います。でも人間って誕生日とかの節目の前後に弱くなる(心とか運勢とかも)って云うからしょうがないのかも(何だかなあ…)。誕生日月だし、買い物にでも行こうかな。というか冬物買わないと…もう10月も中旬、どんどん寒くなっちゃう。

この頃パソコン使う時間が増えたので眼がすごく痛い。じんわり疲れと痛みが染み出てくる感じ。こんな時こそ今ハヤリのブルーベリー!と思ったんですが、ブルーベリーって結構値段が張る(安いのもあるにはあるけど、効果がなさそうに思っちゃう…)のでひるみ、結局目にいいブルーベリーエキスとかビタミン群が入っているという飴(100円也)を買って自分を誤魔化してみました。意味なさげ…。

2001/10/13  早すぎた そう まだ覚えている

思い出にしたい。懐かしいとだけ感じたい。ただ懐かしく、愛しく、輝かしい、遠い日々だと。卑怯でも嘘でも守りたいから。信じたいから。あのときの優しさを善意を想いを。

今日は実習。平日にいるところと週末にいるところの雰囲気や仕事が全然違うって何だか不思議な感じ。世界はたくさんの生活が常に同時進行でパラレルで存在していると思ってみたり。そして接点は多く持ったほうが楽しいなあと。一緒に実習した人が同じ学校の人(と云っても通信課程ですが)だったので、先生とかスタッフの話とか共通の話題でちょっと盛り上がり、色々なところに色々な仲間がいるなあ、と思いました。姿は見えなくても同じ方向目指して走ってる仲間。頑張ろうね!

2001/10/12  何が心の支えになるかわからない

これがあれば何とか大丈夫って思える薬イミグランを持っている所為か、疲れて体力ない割にヒドい頭痛がないこの頃。こういうのはプラシボとは云わないだろうけど、何だろう、似たようなものかもしれないなあ、とか思ってみたり。認めたくない、認めにくいだけでやっぱり心が病気に与える影響力ってあるのかも(ああっ、H先生が鬼の首取ったように笑うのが見える!←被害妄想)。イミグラン(錠剤)の効果を試してみたいなーとも思ってるんですが、やはり何ごともなく無事に生活出来るのが一番です。

仕事が忙しいのはある意味いいことですねえ。何か色々忘れて無心になるというか、余計なこと考えずに済むというか。アディクションになる人の気持ちがわかる気がする、というのは病的かしら。生意気かしら。
別にすごく辛くて苦しいわけではないけど、何となく心乱されてわずらわしくて嫌なので(そんな自分が)、心の中に置いておきたくないことって結構あるものだなあ、単に心が弱いだけかもしれないけど。

医療事務のレポートをやっていたんですが、そう云えば社会福祉士の方は今月レポートが3つ!そのうち記述式が2つ!…愕然…(勉強は計画的に…)。

2001/10/09  立てるのか 道が途絶えないように

別にものすごく夢や希望を持っていたわけじゃないけど、何もしてないけど、これが「21世紀」かと思うと情けなくて悔しくて涙が出てきそうです。

現在の治療状況。1週間前からフルベアン治療を再開しました。貼り続けていると少しは瘢痕の赤みがくすんでいくような…。でもまた貼るの止めたら元に戻っちゃうのかな。とりあえず今度は続けられるだけ続けてみます。テープがなくなるか、瘢痕が完全に消えるまで。

デプロメールとデパス。今日K整形外科に行ってもらってきました。でも実は先週は薬が残り少なかったのと、横になるだけで眠れるくらい疲れてぐったりしてで飲まなかったり飲んだりでした。それでも眠れたし(別に眠剤として使ってるわけじゃないですが)、頭痛もヒドいのはなかったし、普通に過ごせました。こういう時がSSRIの離脱時期なのかも…と思ってみたり(←SSRIが効いて治ったと思わないあたり…)。
単に今は頭痛がないからそう思えるだけかもしれませんが(そっちの方が可能性高い気が…)。出来るならば減らしていって飲まずに済むようになればいいし、ダメなら素直に薬飲んで体調よくすればいいし。1、2回でも飲まないとストックが溜まって後で安心ですし(←ジャンキーみたいなこと云って…)。

そして今年のリカバリー10大ニュースに輝きそうな出来事(オオゲサ)、それはイミグランを処方してもらったこと。待望の(という割に発売から実に1ヶ月は経っているんですが)片頭痛用鎮痛剤。市大病院のペインクリニックで注射用イミグランを試したら、すごく効いたのですが、注射は痛いし、効果の持続期間が短い(私はそう感じました)ので経口剤が発売されるのをずっと楽しみに待っていたんです。経口の錠剤では注射の時ほどの効き方はしないかもしれないですが、これっていう鎮痛剤がない私にとっては「これを飲めば何とかなる(かも)」って薬があるだけで心強いです。病気してて一番辛くて嫌だと思うのは自分の体が自分でどうにも出来ないもどかしさ、無力感だと思うので、治らなくても自分でコントロール出来る手段があるっていうのは本当に嬉しいです。なんて、まだ効果を体験していないのに期待ばかり募らせて後でしょげなければいいけどねえ、とも思いつつ(医療不信。笑)それでも嬉しい。そして安心。

イミグランの一番のネックである高い薬価。6錠処方してもらいましたが、保険の本人2割負担のお蔭で1,200円でした。高いと云えば高いけど恐れていたほど高くないかも…そして効くなら安い(効くなら!)と思いました。新薬だから高い、という薬剤師さんの言葉に、ああイミグランの1錠1錠にはグラクソスミスクライン社の、そのMRの汗と涙と膨大な予算が、そしてお医者先生の利益が含まれているんだなあ、とさまざまなドラマに思いを馳せてみたり(悪い本読みすぎ)。ゾロ薬(ジェネリック)の存在について賛否両論色々ありますが、患者の立場からするとオリジナルでピカ新の薬価まで下がるなら賛成したいと思っちゃいますよねえ。つうか、医療業界ももうちょっと市場原理を取り入れるべき、はっきり云うと普通の感覚を持って商売するべきではないかと。利害関係マンマンの患者に云われたくはないでしょうが(笑)。

ぐるっと一周まわって自分の背中を見ただけかもしれないけど、気づくことって結構あると思う。恥ずかしく悔しく可哀相で愚かな、だけど「過去」のことたち。

2001/10/06  緩やかなクスリ、温かい毒

世の中は嫌煙ムードが勢いを増しているようで、職場でも共有スペース(エレベーターホールとかロビー)が禁煙になるみたいです。喫煙派は肩身が狭くて辛いかもしれませんが、私は煙草苦手派なので嬉しい限り。別に喫煙するな、と云いたいわけじゃないですが、喫うならひとりで楽しんで、と思います。煙も全部自分で吸って、というか(笑)。

まあでも煙草喫えたら、手持ち無沙汰のときとか、ちょっとだけ手軽に時間潰すのとか楽に出来ていいなあと思うこともありますが。あと喫ってる姿カッコいいですしね(女の人が男の人に色気を感じる仕草ベスト3に入ってたと思います)。でも自分の体も悪くするし、関係ない人の体まで悪くしちゃうなんてよくないですよ。喫煙でなる病気は怖いですよ、本当に。親しい人ならば、喫っている姿観るだけで胸が苦しくなるほど。

そんななか、禁煙補助剤ニコレットが発売されてますね。私はどうにも使えないものなのですが(禁煙以前に喫煙してないから当たり前)気になります…効くのかしら…。あまりに気になったので職場のスモーカーにこの機にニコレッターになってみません?と勧めてみました。嫌だと云われてしまいましたが。ちぇっ、いい考えだと思ったのにな。残念。スモーカーって嫌煙ブームでも煙草やめる気ないのかも…。意固地になっているのか、煙草ってそういうものなのか。そう思うとニコレットって売れてるのかしら…(余計なお世話)。

2001/10/04  千の夜を飛び越えて走り続ける

このご時勢で甘えたことを云ってるかもしれませんが、この頃連日残業9時過ぎまで…。頭が疲れとやることの多さにオーバーヒートしそう…。
パソコン使う時間が増えたので、目が痛いし、首も凝るし(これが噂のe疲労というやつですか…)。今頭痛で病院にかかったら筋緊張性頭痛だと診断されるだろうなあ…とか思ってみたり。でも今のところ頭痛はまだひどくない(このレベルなら私にとって「頭重」)のでいいんですが。問題は気持ち悪さの方。眩暈とふらつき。吐き気がひどいので我慢してたらからえづきがクセになっちゃって(汚いなあ…)余計気持ち悪くなってしまったり。体力ないなあ…。

隠れ処みたいだけど、居心地がいいところ。自分の空気だな、と思う場所。そういうところがあるっていいなあと思います。

2001/10/02  虹のように今日は逃げないで

今日はがんセンターでの定期検診。この前とったMRIの診断。
午前中休みをもらって(1日休んでのんびりしようかと思ったけど、仕事忙しいので半休)秋ののどかな静かな晴れた日のなか、のんびりとがんセンターに行きました。こういう風にゆっくりするのが久し振りの所為か、心は穏やか(別に普段荒れているわけじゃないですが)。がんセンターという、現実が目の逸らしようもなく、誤魔化しようもなく在る場所に行くと、冷静で客観的な気持ちになるのかも。「ああそっか、そうだよねえ」と云う気持ちになります。それはものすごく平らかな感情です。悪く云えば一種の諦めなのかもしれませんが、でもものすごく平らか。

診察。主治医とはお互い治療のスタンスを掴んでいるという感じ(いや向こうはどう思ってるか、或いは何も思ってないのかも知れませんが)なので経過というか近況報告して、診察受けて、次回の診察の確認して、とスムーズでした。他の先生だったらまたごちゃごちゃ云われそうな質問、「これから先どのくらい受診続けたほうがいいんですか?」とかもさらっと交わせる主治医と私。病名としても、経済的な問題としても、あらゆる意味で重い病気なんだから現実を現実としてはっきり云ってくれる先生じゃないとついていけないです。

今回の診察で嬉しかったことは、定期検査のMRIが年に1回のペースになったこと。ようやくこのペースになりました。受診する負担とか、再発の可能性が下がったとか、いろいろと嬉しい。一生離れられないって解ってるけど、いやだからこそ、ちょっとでもいい形に付き合い方が変わると嬉しいです。1年無事に生きて、1歩は進んでいるって感じ。

トータルオーダリングシステムが導入されたというのに相変わらずルーズというかのんびりながんセンター。1年後の予約は入れられないから(ってコンピューター管理の意味は何処に…)三ヶ月前に電話予約してね、と手書きのメモをくれる主治医…それでいいんですか…。でもこういうゆるさがあった方が患者としては楽ですが。最先端化しても居心地よくも、便利にもなりきれないのが病院というものならば、こういうのんびりさ(ある意味人間っぽさ?)があった方がいいですよねえ。1年後にも変わらずにいてね、がんセンター。
暗い思い出が生まれるところではなく、リスタート地点であるように。

2001/10/01 その手でこぎ出せ 今を打ち抜く我らあり

毎度毎度月初めはそうですが、もう10月ですか!と驚いちゃいますねえ。10月。風は冷たいし、金木犀の匂いもするから確かにそうだと分るんですが10月ですか…。
9月から仕事も随分忙しくなりました。主任として関わる事業や委員会が増えたので、今まで「一日やれば終る」って感じの仕事だけだったのが、一日で済ませなくちゃいけない仕事と週単位でやる仕事、来年まで継続して準備調整などがあるもの、と様々になってきて、大変だなあと感じてます。
きちんと、効率よくこなす、ことが大切で必要なことですねえ。しっかりやろう。こういうときに体調が崩れるとホント収拾つかないことになりそう(特に精神的にがくっと落ち込みそう)なので気をつけないと。気持ちが身体についていけないというのはもう十分分っていることなんだから、身体に気持ちを合わせるくらいの余裕を持っていこうと思います。

しかし本当に忙しい。特に月末はスケジュール的にいっぱいいっぱいでした。土曜(9/29)は6時起きで一日実習に行って、夜は友達と飲みがあって(こんな時に飲んでおいて忙しいって云うなって感じですが)、翌日日曜は卓球大会の実行委員の仕事があったので朝から出勤でした。日曜出勤はあとで代休もらえるんですが、9月に1週間も休んじゃったし、そうでなくても仕事忙しいのでしばらく休めない…。自分でも今は疲れているけど休んでたくないっていうのがあるので。でも毎日眠い…。体力レベル下降中…。

卓球大会。何となく地味なイメージですが(すいません)これまた熱気溢れる大会でしてねえ…。三ツ沢グランド(マリノスのホームの近くにある市民総合スポーツ施設みたいなところ。スポーツがほぼ何でも出来るところ)の大きな体育館借りて、審判には某強豪卓球部員が来ているという。すごすぎる…。
私は久しくスポーツ(特に競技スポーツ)をしていないので、スポーツする人の熱気、集中力、そしてそういう人たちの集まる場の厳粛でありながら爽やかな空気、まさに「健やかな」という言葉で表現されるのにふさわしいすべてに気圧されるものがありましたねえ。憧れるし、すごいなあと眩しい気持ちにもなるんですが、何処かで冷静で、変なコンプレックスあったり、という複雑な気持ちになります。

向き不向きの問題、年齢と体力、そういったもので徐々に知ればいい身体の不可動領域を、若いうちに一気に、否応なく決められ、それを自分で知っていることのトラウマとコンプレックス。諦めではなく事実としての思い。そしてそれは同時に自分を守るためのプライドでもあるという。
こういう自分に気づいたときには自分が病気をしたことは可哀相なことだと思います。病気を口実に際限なく弱くなれてしまって可哀相。
それでも、この疼くようなコンプレックスがあるから生きていることを意識出来るからやっぱり複雑。不思議な感じ。
目の前に射す光。それを掴もうと動いた右手。私の動く身体。手術のあと、一番最初の記憶、イメージ。
動いている限り私は生きる方向に行くし、生きているあいだは何処までも動ける。心と身体が結局のところ連動するものならばなおのこと、そのことを信じたい。

…こういう重い暗いことをいつも考えているわけではないんですけど。何だかたまに思考が嵌まってしまうことがあります。あまりいいことではないですね。考えすぎて落ち込んだら世話ないけど、意味を見つけて納得出来るなら(それがいい方に向かうなら)まあそれもありかなあ。


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