2001/08/28 あの光の向こうにつきぬけたい

中華街にアジア料理を食べに行きました。夜の中華街ってネオンが豪華でアヤシゲ。観光地的な綺麗さと生活感。不思議な雰囲気だなあと改めて(もしかして初めて?)思いました。惹かれたのが裏通りにあるオリエンタル旅行社という旅館。古びた木の扉、ガムテープで補修された曇ガラスの窓、同潤会アパートを思わせる昭和風情漂う旧い建物。実は旅館、しかも開業中(!)という…。泊る勇気はないけど(笑)内装とか観てみたかったです。旧い建物って見るの大好き。あとはチャイハネ(中国雑貨店。チャイは解るけどハネは何なのか…謎)とかも色々観てきました。ネオンでガラス玉がやたらきらきらしてて綺麗でしたねえ。あれきっと昼見たらああまで不思議に可愛くアヤシク見えないんじゃないかなあ。

その後一駅歩いてもう一杯飲もうかと思ったんですが、バーの選択失敗しました。店の構えが落ち着いててちょっと高級そうと思って選んだんですが中は割と庶民派。そして常連さんでいっぱいな小さなところでした。ドア開けた瞬間ばっと集中した視線に怯んだ時点で引き下がるべきでした、何かずっと異物扱い(笑)されてていたたまれないことこの上なし。別に打ち解けてくれとは云わないから常連さんだけで楽しんでてくれるならいいのに、居心地悪そうに沈黙されたりしちゃってもう…ごめんなさい、間違って入っちゃいました、という感じ。いっそ敷居が高くて高級すぎていたたまれなくなる方がまだ後味いいよと思いました。その所為で飲み足りない気持ちになってしまい、もう一駅足を伸ばして酒のツカサ(酒のディスカウントショップ。笑)に行っちゃいましたよ。冒険心が間違った方向に出ちゃったって感じ(笑)。それはそれでいい経験(笑)。

ピアス。ファーストピアスにするといいよとアドバイスを貰ったのでそうしたら膿んでたのが治まりました。おおさすが、病院で貰ったピアス。でもまだちょっと痒いところがあって掻いちゃって皮膚傷つけちゃったりしてます。早く治れ!

2001/08/24 一吹きで消えそうな儚い願い 言いかけて飲み込んで恥ずかしくなる

今日はがんセンターで定期検査のMRIを受ける日。代休を貰って一日休もうかと思ったんですが、9月頭からまた1週間休むので、午前中だけ休んで午後は仕事に出ることにしました。結構ハード…移動する距離というより時間が。10:50から40分の検査受けて13:00までに職場に戻らなくちゃいけないという…。キワドイ…。

MRI受けるときピアスを外すのが大変でした。相変わらずホールが膿んでいて、さらに耳朶の皮膚が剥けてるんですもん。腫れてるからピアスなかなか動かないし、動いたら動いたで膿みが出るし、痛いし。ホールが目で確認出来ないくらい爛れているのでピアス戻す時はもっと大変でした。ピアスの針の先でホールをつついて痛くないところを探り、そこにそうっと針を入れていくという…。角度を誤って爛れた皮膚(というか肉)をずぶっと刺してしまった時は叫びそうに痛かったです(場所:がんセンターの洗面所…)。つけ終わった時は息がちょっと荒くなってた。そして涙目になってました…そこまでして私は何故ピアスをつけてるんだろう…。

でもまあMRIに金属類って画像が映らなくなるだけじゃなくて本当に危険だそうで、確かアメリカで事故が起きて死者が出ましたよね。MRIが画像撮影中に発する磁力(磁場)に引きずられて金属製の酸素ボンベだかが飛んでしまって患者さんを直撃したとかいう…。あまりに衝撃的な事件だったので呆然としてしまい、ちょっと自分の記憶に自信がないんですが、確かこういう事件があったはず…。でもそんなにすごい磁場が出ているのMRIって!?がんセンターのMRI室にだって金属製のものあるんじゃないの、今まで飛んできたことなんてないですよ!?…いや金属製だけどあれは全部磁力に反応しない金属なのかしら…。MRI室の外には撮影中黒字に赤のランプで「磁場発生中」と表示されるし(手術室の「手術中」よりインパクトある…ていうか怖い)ドアは金庫かシェルターかっていうくらい分厚いし、やはり恐ろしいものなのMRIって…(←4年目にして…)。

そう思ってた割にMRIの撮影が始まっちゃうと眠っちゃう私。確かに疲れてるけど、何故こんなにすぐに、しかも夢まで見ちゃうくらい眠ってしまうのか…。すんごい音するのになあ(リラックス音楽がかかってるけど音のすごさにかき消されて聞こえない)。造影剤入れるために一度中断したけど40分の検査中殆ど眠っていました。口開けて眠ってました…。

検査終了後。時間がかかりそうだったので会計は次の診察の時にしてもらったんですが、次の診察予約の憶えがない。不安になって脳神経外科の外来受付に行って聞いてみたらやはり予約が入ってなかった…!いつもMRIの一ヵ月後くらいに診察予約入れてるのに、トータルオーダリングシステム導入で混乱して忘れてたのかなあ主治医…。その場で予約入れられたからよかったですけど(がんセンターってトータルオーダリングシステムを導入してコンピューター化された割に相変わらずゆるい…患者からすれば便利なとこ多いからありがたいけど、たまにちょっとこれで大丈夫なのかと思わずにはいられないことも…)。次の診察は仕事の都合もあって10月になりました。

職場には13:05くらいに到着しました。検査してお昼御飯も済ませてこれだから首尾よく予定をクリア出来たって感じです(満足)。

先日の健康診断の結果が出てました。早っ!保健所に比べて費用はかかるけど(一万二千円…)時間はかからないんですねえ。よかったよかった。結果の方も特に問題なし。前回保健所での健康診断で「ぐちゃぐちゃになっている」と云われた肺も特に問題なし。よかった…というかもしかして保健所での健康診断が間違ってたのかも…。冷静になれば肺炎か気管支炎になってたけど治ってるっていうのがそもそもおかしいような…。ううーん…。何だったんだあの診断は…。

2001/08/22 あの光につきぬけたい

実習先に提出するための健康診断を職場の近くの内科で受けたんですが、レントゲン、細菌検査、身長体重などの計測で一万二千円也…。えええっ高っ!!動揺して保険証を提示したけれど、健康診断は関係ないそうでやはり一万二千円…。ああそう云えば病院でもレントゲンとか入ると診察料高くなりますが…。何かショック…。

この頃ペインフルライフでぐったりして体力落ちてる所為か食べる量がすんごい増えた…。やたらお腹もすく。健康チック…。

そう云えば今日は台風11号が関東直撃だったんですよね。朝出勤するときは風圧でドアが開かないくらいで、レインコート着込んで「怖いよう、行きたくないよう」と半泣きで出かけたのに、午後になったら晴れちゃって拍子抜け。職場でも午後の仕事切り上げという話が出たのに結局様子観てるうちに台風があっけなく一過してしまったので結局最後まで仕事してしまったという。いいけど。

2001/08/19 そして明日のために飛べるものがいる

有明のTFTホールに『目で見る「がん」展』を観に行きました。国立がんセンターが資料提供など協力してがん診断、治療について過去から現在、そして未来の状況について説明するというもの、ということで興味があったので。正直な感想としては、ちょっと拍子抜け、でしたが。何か科学館ががんについて紹介説明するために病理標本と説明パネルをずらーっと並べている、という印象。家族連れが多くて観にくくて大変だったってのもありましたが。写真や標本も医学的には貴重なものなのかもしれませんが、別に本で見ても同じような…。「人体のふしぎ」展の方がインパクトあったような…。脳腫瘍についての展示も特に何ということはなかったですしねえ…。これじゃ何かがんって病気が自分を含め誰もがなる病気って感じがしなかったです。説明しすぎて現実味がないような感じ。でも病気を知ってもらうって感情的にならないようにするとこうなっちゃうのかも…。うーん。

そんな中で興味があったのが、乳がんの乳房再建や人工関節などを担当する「再建外科」という医療分野。例えば舌がんで舌を失った人のために内臓の筋肉などをつかって舌を再建するとか。何か…人間はここまで出来るのかと怖いような感動するような、ちょっと言葉を失うものがありました。身体が損なわれると(形が変わると)生活(の仕方)が変わっちゃって、そうするとどうしても気持ちの方も変わっちゃうところがあると思います、少なくとも私はそういう風に思うことがありました。そういう実際の生活、気持ちまでまとめて全部フォロー出来る技術、それ以前にそうしようって思う人の気持ち、本当にすごいことだなあと思います。私には想像しか出来ませんが、人の身体を再建しようという、無謀と思えるようなことをしようって思って行動する時の状況、気持ちってどれだけ必死で切ないだろう。

あと、がんの発生の原因があるとされるDNAを視覚化出来るように処理したもの。試験管の底の方に白いもやったものがあって、それはぱっと見、水が腐って出てきた黴か、埃って感じでしたが(笑)、これがDNAかあ…と不思議な気持ちになりました。

ピアスもまだ膿んでて痛いし、頭も痛くなってきました…。こういう時って抗生物質飲んだほうがいいのかなあ…鎮痛剤…?(涙)

2001/08/18 走るのをやめないで、息が切れても走り続けて

今日は午前中は仕事でした。1週間ぶりなのでカンが戻らないというか、ぼやっとしたまま職場へ行き、1週間分の仕事と入れ替わりで夏休みの人の引継ぎと伝言の量にくらくらしました。でもそれはそれで自分の分の責任があるって感じがして嬉しくも誇らしかったり。これからは仕事をちゃんと頑張ろう。しかし、1週間休むとこれだけ仕事が溜まり、他の人への影響も大きくなるわけで、また自分の都合で(実習)1週間休みを貰うのが本当に申し訳ない。いたたまれない気持ちで苦しいです。

前は資格を取るまでのあいだ、悪い云いかたすると腰掛で働く積もりがあったのですが、今はこの仕事(この「場」)がすごい好きで、ここにいたい、いるために努力したいって思うから、図々しいですが迷うところがあります。仕事と資格の両立という問題。時間とか優先順位の面でも、気持ちの面でも。すぐに取らなくちゃいけないわけでもない資格のために今大事にしたいと思っている仕事に支障をきたすのはどうか、でも資格取りたいっていうのは本当に思うことだし、とか。勉強していればそれですべて免罪されてしまう学生とはもう違くて、勉強するのは個人の範囲というか責任内でやるのが社会人たる者だと思います。社会人であることの意味、大変さを考えもせず、やりたいってだけで勉強を始めた私は本当に無謀で学生気分の抜けてない甘い人だと思います。…本当に。自分の至らなさが目について情けない。でもやっぱりどちらかを捨てることも諦めることも出来ないし、したくない。だから私は本当に真剣に本気で頑張ろうと思います。走り続けて、前に。どんどん前に。

拷問か罰状態のピアス(笑)。化膿止め軟膏を買って塗ったらじくじく痛むのが治まったのでほっとしてます。傷薬じゃなくて化膿止めが効くのね。とりあえずよかったよかった。ちなみにこれはゼリア新薬のドルイマイシン軟膏(硫酸コリスチン・バシトラシン軟膏)だそう…ふーん…。外用薬となるとメーカーも何も全然分らない…。抗菌剤は第一製薬のクラビットが有名とか、藤沢薬品がセフェム系に強いとか、断片的(知ってない方がマシ的)なことしか知らないという。まあ治れば何でもいいやっていうのが本音(笑)。

2001/08/17 さっきの曲がり角でスタートを切ったばかりかもしれない ゴールに近づいたのかもしれない

スクーリング最終日。6時間の授業を連続7日間…長かったような、あっという間のような。とにかくひとつ大きな山を越えた気分です。こう云っちゃなんですが、講義形式の授業は一応2年前まで学生だったので普通にこなしましたが(ちょっと懐かしさにしんみりしましたが。笑)出席してる人たちと話する方がどきどきして色々思うところがありました。これがスクーリングの醍醐味というか大事なところなんですね、きっと。

スクーリングに参加している人(というか通信学生)の殆どが今既に福祉の現場で働いている人で、仕事をレベルアップさせるために資格を目指すという人で、私みたいに福祉に関係ない仕事に就いてる人の方が珍しかったみたいです。年齢も仕事の内容も色々でそれぞれに大変ですごいんですが、何か福祉関係の人はみんな明るいって云うか人が好きなんだなあと感じました。人と接するのが好きで楽しいと自然に思える人という感じ。年に1回のスクーリングでしか会えないっていうのもあるかもしれませんが、飲み会の招集をぱっとかけたり、話を聞いてる時の雰囲気とか、明るくてひらいてるって感じがしました。私は人見知りしてしまうし、すぐに構えてしまう人なので、そういうところがすごく羨ましくて眩しかったです。もともとの性格もあると思いますが、福祉の仕事ってこういう性格(性質というか素質)がないとやっていけないんだろうなあ(こういう性格だから福祉をやりたいって思うのかも)。生意気な云いかたかもしれませんが、世の中にはこういう人たちがいるんだなあ、と感心というか驚きました。すごいなあ、いいなあ。

スクーリング終ったばかりですが、今度は現場実習に行きます。仕事の都合でまとめて休み(夏休みはスクーリングで使ったので有給)を取れるのは9月上旬だけで(それでも無理云って取らせてもらう…)何とか学校の方に調整してもらって9月1日から1週間行くことになりました。通信課程で決められている実習期間は12日なので、残りの5日分は毎週土曜日に通うことになると思います。私、病院で介護される側になったことはありますが、介護する側(ちょっと偉そうですが)になるのは初めてです。それ以前に福祉の現場に行くのも初めてですが。経験者の話によると実習生は殆どすることない(出来ることがない)そうですが…。どうなるのか予想もつかない…。実習では利用者と食事を一緒にすることもあるので、実習前には健康診断など色々検査して書類貰わないといけない(やはり結核や大腸菌の問題があるそうです)のでそれも早いとこ済ませなくちゃいけないという…。しばらく落ち着かないかも…。

体力限界…。私はピアスをしているんですが(去年もうしばらく検査とかないから開けてみようと思って開けたんですよ。そしたらファーストピアス中に骨折しちゃってねえ…検査の時もそうですが手術の時すごい嫌がられた…)ホールが急に膿んできちゃって…。傷薬塗ったんですが、全然よくならない。逆にどんどん膿み方がひどくなっているような…。ホールというより傷口ってくらいべろべろのじゅくじゅくになってるし、膿みでピアスが固まるし…。そして痛い…。じくじく痛い。何か頭の方にも響いてきそうな嫌な痛み…。耳朶が腐り落ちたらどうしよう…(結構本気で不安)。夜になったら本当に頭が痛くなってきて薬飲んだのになかなか眠れなかった…。でもまあ、1週間ちゃんと通えたからそれはよかったです。これで頑張ったなんて云ったら甘やかしすぎだと思いますが、でもちょっとそう思いたいくらいです。よかったし、嬉しい。

2001/08/12 叶えると決めたから 行けるのさ思うがまま

昨日からスクーリングが始まりました。午前3時間、午後3時間、その後45分のテストというスケジュールで一週間。こうやって数字で考えてもハードですが、実際やってみると(2日間しかこなしてないですが)やはりハード。一日終るともうぐったり。既に食べて食べて眠ってドーピングして出かけています…。仕事は週休2日だけど、これは一週間限定とは云え、毎日ですからねえ…。先が不安。でも今までが自分に優しすぎたので、いいリハビリです。ファイト私!
しかしこんなに疲れるのは日程というかスクーリング会場が遠いのが原因って気もしますが。某私立大学のキャンパスが会場なんですが、家から電車で約1時間、そこからバスなんですが、本数がないのでやたら待つんですよ…。自分の大学もかなり交通の便の悪いところでしたが、何かスクリーング会場の方が大変なような気がします。毎日朝9時までに行かなくちゃいけないからか(朝起きるの仕事の時より早いという…)、単に歳かなあ…。
でも大学のキャンパスって何か久し振りで懐かしいです。ビラがべたべた貼ってあるのとか、階段教室とか、イスが座りにくいのとか。あと緑の中に教室やグランドがあるっていう自由で開放的な雰囲気。何か大学だなあってしみじみしてしまう。また大学の教室で勉強する日が来るとはねえ…(感傷的になるのは歳の証拠…)。

スクリーングに来ている人は約100人、見たところ私より年上の人が多いです。そして皆すごい真剣。学費かけて少ない時間削って来てる人たちだから、教えてもらうことは小さなことでも落とすまいとしてる。つい大学のノリを思い浮かべてしまう私にはちょっとびっくりしました。社会人で勉強するっていうのはここまで集中して真剣にやらなくちゃいけないんですね。やれるときに確実にやれることをしなくちゃいけない。遅ればせながらはっとしました。授業の内容も重要だけど、こういう勉強が出来るからスクーリングというのは貴重だなあと思いました。無駄にしないようにしよう。今の自分にとってもこれからの自分にとってもいい経験にしよう。

疲れてていつも以上に言葉が足らなくてすごくもどかしい。もったいない。今すごくすごいのに。あらゆることがすごい。驚いちゃう。こんなところにいるよ私!

2001/08/06 祈りの光を胸に流して生きてゆく

K整形外科受診2回目。K先生の評価は…うーん相変わらすというかますます微妙…。予想してた通り漢方薬治療を薦めてきました。出たな漢方医!と身構える私(いけないと思いつつも心身ともに深く刻まれた漢方への警戒と敵意。笑)。頭痛いと云ったらこれを出すという基本的な頭痛用漢方薬で、林先生に出してもらってない初めてのものだったので(林先生の治療方針は「虚弱体質を治そう」でしたからねえ…。笑)興味はあったんですが、何かいまいち気が向かなくて、こういう気持ちで治療しても効果はないだろうし(過去の経験上)、乗り気じゃないのにやった治療って後々厄介な問題になるし(これも過去の経験から)、それに何より今はまだ環境が安定してないというか慣れていないので薬がいいのか悪いのかよく分らないだろうから、止めました。それでもやりたそうなK先生、しつこい(笑)。これは漢方医としての治療への自信なのか、開業医として顧客獲得に必死なのか…(患者以前に社会人としてどうかこの考え)。厄介な展開にしたくなかったので水戸黄門の印籠チックに市大病院脳神経外科医長にして助教助、東洋医学の権威の林先生の名前を出す私。「林先生に色々試していただいたんですけど、漢方薬があんまり効かない体質って云われちゃって」とかなんとか(嘘はついていない。むしろ婉曲表現)。そしたらとりあえず今回は諦めてくれました。が、未練マンマンのご様子で、先行きが非常に不安…。

いつもの薬。2週間にいっぺん貰いに行くの面倒くさいし(ちょこちょこ行って治療されたりしても困るし)、今回みたいに薬なくなっても貰いにいけないことがあるし、4週間分というかいつもの2倍処方してもらえないかと頼んでみたら(就寝前1回服用を朝夜1回ずつ処方に書き換えて処方)、あっさり承諾してくれたのでK先生はいい先生だと思いました。「今日の治療薬2001」でデプロメールの一日の限度処方量調べてる時はちょっとどうなの…と思いましたが。でも文句云ったり変な詮索とか説教なしに処方箋書いてくれてホントよかった。嬉しいです。カガワ先生に同じようなこと頼んだらトフラニール様をそんなお手軽な薬と思うな!というような迫力で厳かに講釈(説教)されましたってことがありましたからねー。あともうひとつ非常に不安だけど嬉しかったのでK先生の評価が上がったこと(エラソウ)。イミグランを取り寄せてくれると云ってくれたこと。私が最初に通院した時にイミグランって云ったの覚えててくれたんですね。薬の名前は覚えてなかったけど…(「片頭痛の新しい薬が…」と云うから「イミグランですか?」と私が云ったら「ああそれ」とか云ってた…不安…)。市大病院行かないとイミグランもらえないかなと思ってたので嬉しいです。注射薬ほどの効き目は期待できないでしょうが、今のところ痛い時に飲む、これって薬がない私にはすごい心強い薬になるだろうから。ありがとうK先生。
ただ気になるのはデプロメールとの飲み合わせの問題。やはりここはデプロメールを最初に処方してくれて、イミグランについてもよく知ってる市大病院の阿部先生に一度話を聞いてみようと思います。何が起こるか分らないのでさすがに怖いので(親も心配してますし)。

そして薬局。前回勝手におくすり手帳作られたことで非常に不信感というかわだかまりのあるところですが、取り寄せですぐに薬が手に入るのでとりあえず処方箋出しましたが。今回カルテ上薬の量が変わったので(実際飲むのはいつもと同じですが)薬袋の中におくすり手帳に貼る処方シールが入ってた。でもまた何にも云わないで作られたので(薬袋に入ってることも家に帰ってから知った)親切に感謝する気になれない…。

それまで特に気にとめてなかった白いタイルのビルが「豆腐会館」という名前だと知りびっくりしました。4階立ての細長いビル。屋上部分の切り込みみたいなデザインは豆腐というより南極の氷を模したみたいですが、豆腐会館…。中には一体何が入っているんでしょう。豆腐振興協会とか?そして「豆腐で健康!」というポスターや「豆腐の秘密」とかいうリーフレットが置いてあったりするのかしら…好奇心で胸がどきどきします(笑)。私の今の仕事もそういう感じなので余計思うんですが、社会には「こんな仕事してる団体があるんだ」と感心、びっくりするような面白くて不思議な団体があるんですよね。社会の仕組みの中には当然そういう仕事が必要なんだろうけど、普段は気にとめないか、あるとは思わないような不思議な団体。そういうものを知るとすごく不思議で面白いなあと思います。世の中って細かいところまで色々あるなあ。

2001/08/05 恥ずかしくてもまるでダメでもかっこつけて行く

昨日から体調最悪でした。ひどい頭痛。脳圧昂進ってこういう状態を云うんじゃないかと本気で思うほど。脳の中(特に血管)が拍動のたびにズキズキして膨張して破裂しそう。片頭痛の血管性頭痛ならば血管が収縮しているのが原因だから温めると血流が良くなって痛みが軽減するというけどこの猛暑の中これ以上体温上げたら頭だけじゃなくて体全部がおかしくなる…。それに前頭痛真っ最中の時に良くなるかと風呂に入ったら気持ち悪くなった上に余計ズキズキ感が増強したし…。このままじゃ眠れないと思って(この頃ただでさえ寝つきが悪いというのに)デスストック箱(私の薬箱。笑)探したんですが、あるのはアロフト、メリスロン、漢方薬色々(名前確認のためにとっておいたもの)、テグレトールのみ。これじゃこの頭痛を抑えて眠りに誘ってはくれない…ああ…。アモキサンとかホリゾンとか安定剤系のデスストックは全部飲んでしまったのか…ああ。でもしばらく泣きそうな想いで必死に探したらありました、バランス!ベンゾジアゼピン系の薬。これならこの頭痛でも心穏やかに眠れるはず!よかったよかった。…しかしこのバランス、何処の病院で貰ったか記憶にないなあと思ったら、これ人から貰ったんでした。具合悪いのをぼやいたら、いっぱいあるからあげるよとか云って…これは違法ドラッグというやつなのかも(入手方法が。笑)。でもお蔭で眠れずに頭痛にのたうちまわるということがなくて良かった。
今日も体調は良くなかったですが、でも眠れただけホントよかったです。薬は切らさないようにきちんと貰うか、デスストックを蓄えておくかしておかなくてはなあ…(後者は間違った考え)。今日気付いて携帯ピルケースみたらトフラニール様が2錠入ってましたけどねー(笑)。

パソコン検定。表計算(エクセル)でグラフ作成用にソートしたデータが微妙に違ってて、このままじゃグラフも作れないし、表計算も間違ってることになる!と冷や汗どっとかいて動揺したことがありました…。単純な小さな計算式ミスでしたが、こういうミスはしてはいけないミス…。一応直せたのでよかったですが。あと学科、どうなんだろう…。考えれば考えるほど迷って不安になります…。ああ…(動揺)。結果が出るのは約一ヵ月後。しょうがない、パッと気持ちを切り替えていこう。
検定が終ったので今最優先重要事項はあと一週間と迫ったスクーリング。あと医療事務。この頃すっかりご無沙汰…(汗)。資格をとった人から医療事務は長い時間をかけてやるより、さっと集中して終らせてすぐに試験を受けた方がいい、とアドバイスされました。暗記モノではなく、いかに短い時間に効果的に計算式や点数を拾い出し計算できるかがポイントなんだそう。…なるほど。効率的、というのは大事ですね。特に今は学生の頃と違って使える時間が少ないから。勉強以外にも楽しいことしたいと思うから余計に。頑張らなくちゃ。

ドラッグストアの店頭でリポビタンDの新製品のキャンペーンしてました。試供品を頂きつつ(笑)説明を聞いたところ、牛黄とかいう、千頭の牛からひとつ(?)とれるかとれないかという貴重さで、金よりも高価に取引される成分を加えているんだとか。ふーん、別に味はいつものリポDと変わらないし、すごく効くって感じも特にないけど。でも10本入り+2本の試供品+カレールー(…何故…)で税込み約1,300円は安い。コンビニとかで買うと定価通りで税込み153円だから。あまり飲まないようにしたいけど、肉体的にも精神的にも(笑)ドリンク剤ドーピングしないとやっていけないってことありますからねえ…しかもこの頃疲れ気味。というわけで買ってしまいました。家まで持ってかえるの重かったです…。げそ。そして家に帰ってから読んでた本(「知らなかった医薬品業界」。笑)に「ドリンク剤とは「頑張るためのクスリではなく、「頑張らなきゃならない自分をなぐさめるためのクスリ」なのだ」という一節があり、言葉を失いました。その通り…(笑)。

2001/08/03 ありのままでいいよ 何も怖くないよ 僕らが作り上げたこれが夢の形

今週は途中で月が変わった所為か、何となく短かったような気がします。だけど体の方はへとへと。昼から寝るまでは蒸して暑いのでなかなか寝付けないのに朝は吹き込む風の肌寒さに目が覚めるという気候の所為で眠った気がしない、疲れが溜まっていくばかり…。それとも、嫌だけど(笑)薬飲んでないのがいけないのかなあ…(こういうこと考えた時点でもう精神的にはよくない影響がありそう…嫌だなあ)。
今週は月、木、金と仕事帰りにパソコン教室行ってるから(火・水は残業)余計疲れてるんですねえ、仕事終ってからそのまま教室行って眠い頭と疲れて痛い目で学科の過去問解いて、7時半から1時間半実技の過去問解いてます。家に帰ると9時過ぎ…。でも、前の職場だったら大して意味があるとも思えない(少なくとも私は)残業をして延々と電車に揺られて帰り着いたのが9時過ぎというのが多かったので、そう思うと自分の好きなこと出来るんだから幸せ。前と比べての話だけど、別に勝ち誇ったりとかするつもりはなくて素直によかったなあと思います。

しかし気持ちとズレるのが私のしょうがない体。疲れが大きな原因でしょうが、そろそろペインフルライフの時期みたい(←明るく振舞ってみました)。じわじわとズキズキが見事に一体化した頭痛。あと妙に手足に力が入らないことが…物を取り落としたり、角を曲がったり避けたりする時ふらっとして(微妙に重心がずれる感じ)よろめいたり物にぶつかりそうになったり。相当寝不足でお疲れ。それとも退薬症状なのか…コワイ(笑)。

別に私の今の状況とは関係ないですが(そらそうでしょう)、安全性情報(厚生労働省医薬局が出している医薬品の副作用情報)にエチゾラム(デパス)とフルボキサミン(デプロメール)が載っていました。そりゃまあ副作用はあるでしょうねえ…と思いつつ真剣に読んでしまう私。でも今はそれよりフルボキサミンとスマトリプタン(商品名:イミグラン。片頭痛の特効薬)の併用による副作用がどうなのかが気になります。夏から錠剤が保険で扱われるスマトリプタン、今から飲む気マンマンなので(笑)。

2001/08/01 僕が止まらない限り世界はまわり続ける 果てしない空を仰いで何度でも走り始める

8月です。夏です。ああもうそんな季節。待ち遠しかったような焦るような、胸がどきどきする季節。

8月の一日前は4年目を迎える記念日でした。脳腫瘍で手術した日です。もう4年ですか…医者に云わせりゃ10年以上経たないと「昔の話」にならないそうですが、今は当時と生活ががらっと変わったこともあって随分前のことのように思えます。今もこだわっちゃってるところは多分にありますが、生活にまぎれていくという感じがあります。そう思える、のではなくふとした時にそう感じる、という状態になれたのは本当にいいことだなあ、と思います(それもこだわりのひとつの形ですが。苦笑)。生きていると傷跡は消えていくものですねえ、もっと時間と日々にすすがれていい意味だけが残る思い出(経験)になるといいなあ。

傷、フィジカルな意味での。いくつか残っている傷のうち、頭の傷(耳のまわりをぐるっと切り込み入れて、ぱかっと開けたんだなあ…としみじみ分る傷口。笑)はこの4年間でようやく目立たなくなりました。いや髪の毛生えてるから見えないんですが、最初の頃はケロイドっぽい色で、指一本くらいの盛り上がってて(腫れている)触るとうにうにやわらかく、自分の体ながらグロテスクな感じでしたが(見てみると冗談抜きにグロテスクだったそうです、私は自分で見れないんですが。残念)今は盛り上がりが硬くなってへこんで(縮んで)、ブラシかけてても違和感ないですねえ。あれこれ後遺症はありますが、一応見た目的には問題なし。いい感じ。

首の傷もフルベアン治療が順調に効いていて、今では殆ど盛り上がりなし。赤みも減って、ぱっと見蚊に刺された痕みたい。あんなに目立っていたのに…ちょっと感動。今ではバンソウコ貼らずにフルベアンの半透明なテープだけ貼ってますが、全然目立たないし、変な違和感なくて自分でも何かほっとしてます。そしてスッキリ。自分では気にしてないつもりでしたが、やはり人目に触れるところの傷跡だったのでストレスというかプレッシャーがあったんですねえ。思い切って形成外科に受診してよかったです。治るってことの幸福感というか、気持ちの張りが戻ってくる感じを久し振りに噛みしめてます(笑)。

そして現在進行形の8月の症状。薬が切れてしまってますが、ペインフルライフが来ていないので何とかやっていけてます。騙し騙しという感じですけど。とりあえず今週はパソコンをメインでやっていくつもりなので病院に行けないので、今週だけ何とか薬なしでやって、来週受診して来るだろうペインフルライフに備える、という感じです。4年間で少しは症状への対応が掴めた、かな?私の生活、或いは私の症状が変わったら変わったで、また試行錯誤して病気の捉え方、対処法を見つけていかなくちゃならないから、完璧にやっていけるって云うのは無理だろうけど。でも、それでも私は生きてるから。これからも生きていくから。

慣れてないという言い訳が効かなくなるのは怖いけど緊張するけど、今が一番の頑張り時だと思う。それが嬉しいから、確かなものにしたいから頑張ります。貪欲に効率よく色々なものを身にしたい。良くなりたい。


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