2001/02/25 イライラするときは愛を補充

スマトリプタン=イミグランの効き目は何かもうあんまり感じられません…。ペインスケールはちょっとは低くなってるけど、やはり神経ブロックの方が効き目が長いような気がします。ってまだ1回目でそう決めるのもなんですけど。スマトリプタンが長く回数をやっていればそれだけ効き目の出方が良くなるって云うものではないなら、頓服薬として使って(皮下注射しかない今では無理ですがいずれ出る点鼻薬や飲み薬で)、根本的な治療は神経ブロックをした方がいいのかも、と思ったりしてます。今度の診察の時先生に相談してみよう。

現在の鎮痛剤は、ロキソニンの効きが悪くなったような気がするので(あーあ)ちょっと休んで、ミグリステンを飲んでます。ミグリステンは片頭痛用の鎮痛剤だそうで、主治医(脳神経外科)には「君が飲んでも仕方ないんじゃないの」と云われ、カガワ先生(前通ってたペインクリニックの先生。トフラニール様至上主義者。笑)には鼻で笑われた薬。確かにすごい効いたって感じはないですが、スマトリプタンが効いたってことは私の頭痛にも片頭痛的要因があるってことだろうから、それをミグリステンで少しでも抑えられたらいいなという気持ちで飲んでます。
飲まないよりは飲んだ方が少しにしろマシですしね(「その程度の薬なら飲むな」とカガワ先生は云いそうだ。カガワ先生、今も来る患者さんにトフラニール様を絶対の自信と信頼をもって勧めているのカシラ。笑)。

季節の変わり目で気温の差が激しい今日この頃。昨日はコートなしで済んだのに今日は寒かった。体調崩しそうで危険な気候です。気をつけないとなあ。

2001/02/21 何時の間にか僅かでいい 逞しさを持てば

フルベアン治療、昨日から始めましたが、ちょっと面倒くさい。まず瘢痕(とりあえず首にあるやつ。背中とか見えないのは今はやらない)にサランラップ被せて、ペンで瘢痕の大きさと形を正確に写し取って、それをボール紙に貼って型紙を作り、さらにそれを使ってフルベアンテープを切る、という準備が必要なんです。瘢痕が小さくて、2つあるのでこれがとても面倒。私、ぶきっちょだし余計(笑)ちまちまイライラ、何とかテープを切って瘢痕に貼ってみたところ、ペタっとくっついて違和感もなく見た目も何にも貼ってないみたい。でも今ここから副腎皮質ホルモンが…と鏡でしばらくじろじろ見ていたんですが、当然何がどうということもなくすぐに忘れました(笑)。毎日風呂上りにテープ切って貼るのは面倒くさいけど、まあとりあえず続けてみなくちゃ結果は出ないし。

2001/02/20  プラス思考が裏目に出ちゃったら歌でも唄って気晴らし

何だかもう寒さが冬のものではなくて春の寒さって感じですねえ。コートがちょっと重くなってきた感じ。早く新しい春コート買いにいかないとなあ。

今日は市大病院ペインクリニックへ。あんまりにも頭が痛かったので星状節神経ブロックではなく、片頭痛の特効薬と云われているスマトリプタン=イミグランを試してみました。右肩に皮下注射。これが!ものッすごく!痛かったです(涙)。注射の痛さにはもう慣れたと思ってましたが、やはり皮下注射は痛かった…慣れられるようなものじゃナカッタ…。血管と違ってモノが入らない構造になっているところに注射で無理矢理入れるんだから、体全体が拒絶している感じ(何だかプチ詩的表現になってしまいました。笑)。ベットに横になって注射受けてたんですが飛び起きて先生突き飛ばしたくなるほどデシタ。うう。

そしてスマトリプタンは血管を収縮させる作用があるからか、後頭部と首、鼻から喉の奥にかけてに痛いような痺れるような違和感が。うーん嫌な感じ。落ち着かない。でも、ズキズキする頭の痛さは消えていました。すっきりとはいきませんが、ペインスケールがぐんと下がった感じ。私の頭痛の片頭痛的要因が抑えられたのか、とにかくこれだけ痛みが抑えられれば、頭痛を意識しないで生活出来ます。ちょうど一番痛いときに注射したというのもあるのかもしれませんが、ホントこんなに効くとは思いませんでした。ちょっと(いやかなり)感動。

ただスマトリプタンは神経ブロックと違って効果が長く続かないこと、根本的に治療するものではないこと、そして皮下注射がものッすごく痛いこと(切実)が問題ですねえ。早く飲み薬とか点鼻薬が出ないかなあと思ってます。そしたらペインコントロールがすごい効果的に出来ますもん。ああ、何か久し振りにいい薬(効果のある薬)に会えて嬉しいです。ありがとうスマトリプタン!そしてグラクソ・ウェルカム社!
グラクソ・ウェルカム様は頭痛界のプリンスだ!(ちょっとはしゃぎすぎ)。

そして形成外科初診。今日はここでも現代医療技術の素晴らしい発展ぶりを実感しました(エラそう。笑)。だって首筋の傷痕(ケロイドではなく、肥厚性瘢痕というそうです)を綺麗に治すには絶対手術だ…そして手術になったら絶対全麻(全身麻酔)だ…と半ば覚悟を決めていたら(←骨折の手術、本当は局麻手術で済むんだけど、私は大事を取って、ということで全麻にされたりしたので)、先生はアッサリと
「薬で綺麗に治りますよ」。
意外な診断に思わずきょとんと無垢な瞳をして先生を見つめてしまいましたさ(医療不信が続いてましたからねえ。笑)。

その薬と云うのは飲み薬ではなくフルベアンテープという貼り薬。見た目は半透明の薄っぺらいシップみたい。接着面に副腎皮質ホルモンがついているそうで、それが皮膚から吸収されえ瘢痕の盛り上がりを平らにし、赤みを消してしまうという。副腎皮質ホルモン…生物の教科書でみたような気がしますが(遠い記憶。笑)こんな形でお世話になるとは…もっと真面目に勉強しとけばよかった(笑)。ホント何で副腎皮質ホルモンで治るのか分りませんよ(笑。それでいいのか)。

このフルベアン療法は、テープを瘢痕以外の健康な皮膚につけてはいけない、24時間毎日貼って2、3ヶ月後にようやく効果が出始めるという気長で面倒な治療ではありますが、痛くないのでいいです(笑)。綺麗になったらもうけもんって気分です(←医療を信じよう)。

2001/02/19 さあ一発でクリアしよう 方法ならいろいろ 目指していたもののその向こうへ行こう

免許取りました!!長い戦いだったので(本当にね…。笑)感慨ひとしお。嬉しいです。これで身分証明も楽だし(今までは家族と共有の保険証だったり、公共料金の領収書だったり面倒だった)、車に乗って(マイカーないですが。笑)何処にでも自由に行ける(←ちょっと大ボラ。笑)。嬉しいな。

しかし神奈川が難しいのか、もともとそういうものなのか、学科試験は難しかったです。だって受験者の半分は不合格でしたよ!合格発表、電光掲示板で受験番号が順にバーッと表示されていく(不合格者の番号は表示されない)んですが、これがドキドキでした。あんなに心臓バクバクして緊張したの久し振りでしたよ。もう。とにかく合格出来てよかったです。

免許を取る、というひとつの目標が達成出来たので、これからは就職活動に再び力を入れなくては!「資格欄」に書けることが出来たことですしね(笑)。

今年の私の目標は「ステップアップとスキルアップ(と健康←これは毎年)」なので、これからまた何か新しいことを始めようと思ってます。就職活動以外のことで何か。遠回りのこの道も何かの過程だったんだと振り返れることが出来るように。とか云って、ボールペン字講座、進んでない。ので当然うまくなってナイ…。まずは出来ることからコツコツと、ですね…。エヘ。

そうそう、免許申請に行って学科試験を受けた運転試験場の真向かいは我が母校がんセンターでした(←学校じゃないし←卒業出来てないし。笑)。がんセンター行くとき運転試験場に行く人たちと一緒の道を歩いていくので、試験場というものがあるのは知っていましたが、うーん、行ったことがなかった道一本向こうには別の世界が、別の展開をしているんだなあ。生きてると色んなところに色んな風に関わったり、通り過ぎたり、後で気付いておおっと思ったりする…と思いました。

2001/02/17 この長い夜はずっといつまでも続いているけど、どうしたらそこにたどりつけるか?

昨日は凍えるくらい寒かったですけど、今日は日も照って暖かかったですねえ。あと2週間ほどで3月なので春なので、これからはこういう日が増えるんだなあ。嬉しいな。寒いと色々なところが痛んだり、具合悪くなったりするので切実に(笑)。

図書館に行ってきました。この頃よく観るのは小説のコーナーよりも理系コーナーだったり。医学関係。理系の専門書なので難しくて手にとって「ほほー」と思うだけで終わるものも多いんですが(笑。それが大半)入門書とか文系でも平気そうなやつを見てます。今日借りたのは「頭痛を制圧する!―こんなに進んでいるアメリカの頭痛薬―」(ローレンス・ロビンス/スーザン・S・ラング)、「脳の痛み 心の痛み 慢性痛からの解放をめざして」(北見公一)、「実地医家が知っておきたい抗うつ剤の知識と使い方」(上島国利)。無駄な知恵をつけるか「ほほー」で終わるか、きわどい本ばかり…(笑)。でも面白そうだったんですもん。(理解できれば)役に立ちそうですしね(笑)。

今までは病気関係の本は医学書ではなくて、精神医学とか心理学の本を読んでました。自分なりに理由とか意味を見つけたいというのもあったんですが、この頃は読まないようにしてます。精神医学の考え方、云っていること、例えば転換症状や防衛機制などは、何か自分を追い詰めて責める考えに結びついてしまいそうになるので。別に精神医学が間違っているとか悪いと云ってるわけではなく(納得した部分も多かったし、そうやって意味を見つけて安心したこともあったし)追い込んでどうにもならなくなるなら、そこでぱっと方向転換するのも大事だなあ、と思ったんです。要は自分自身の考え方次第なんですが。
だからと云って素人が無駄な知恵つけるのもどうよって感じですが、それは今私が興味を持って面白がっているから(笑)良しとしましょう(笑)。

まあ、そういうモットモらしい言い訳はおいといて(笑)、私はやっぱり理系っぽい匂いのするものに非常に興味があるし、見ていると何かドキドキしちゃいますね(根っからの文系人間。笑)。専門用語とか、わからないからこそ謎めいて聞こえるという(笑)。何かもうすごい精緻で複雑でミステリアスなファンタジー見てる気分になります。ドキドキ。

そんな私の今のブームは「YASHA―夜叉―」(吉田秋生)。私の好きな伊藤英明が主演したドラマの原作コミック。遺伝子操作で生まれた双子の兄弟とウイルスと野望と愛と憎しみの物語!理系知識とアクション!(嫌なツボ。笑)。面白いです。でもドラマ観てたときにはこんな話だとは思わなかったよ、伊藤英明(笑)。

2001/02/16 あんな速さの中あせり気味な心といつも迷子になってる 何時間もかけて言葉さがしてる

確定申告が始まりましたね(別に税務署の回し者ではありません)。いつもなら全然無関係な私ですが(収入ないから関係しようがない。笑)今回は申告しに行きます。高額医療費です(笑)。毎年医療費高いんですが、去年はペインクリニック治療を始めたり、骨折したりしたもんだから、医療費が例年以上にすごいことに…ギャフン。でも確定申告ってやるの初めてだから何か楽しみ。社会勉強です(この歳で。笑)

中学時代の友達夕御飯食べてカラオケしてきました。金曜の夜だから何処のボックスも満室で、待ち時間なしで入れたところはとてもアヤシゲなところでした。リクエストした筈の曲が入ってなかったり、無駄にライトがチカチカしたり(しかもチープ)隣のボックスの歌声丸聴こえだったり(でも隣のサラリーマンズのハイテンションぶりはすごいものがあったので、部屋の防音設備云々という問題じゃなかったのかも。よっぽど会社で嫌なことがあったか、何か飲んでいるのか、とにかくすごかった…。笑)。かと思うとリモコンで飲み物頼めたり、テレビ観れたり。ハイテクなのかローテクなのか。とりあえず使いづらかった(笑)。

友達と騒ぐのはやはり楽しい!んですが、私はやはり今現在仕事をしていない身なので、何かこう…もどかしいというか、焦るというか、じくじくしてしまいます。この気持ちを原動力に、早く自分の生活しっかりしなくちゃ。そして遠慮なしに思いっきり遊ぼう(笑)。

2001/02/13 限りあるまたとない永遠へ向かって最短距離で駆け抜けるよ

もう少しで免許が取れる予定です。うまく行けば今週中!何だかもうドキドキして免許を取ることで頭がイッパイで落ち着きません。先の予定も立てられないので(笑)早く免許取らなくては…。ああドキドキ。

昨日、友達が働いている、自然食品や有機野菜や体に良さそうな食品などを扱っている酒屋さんを訪ねていって「蔵人の酵素」という健康食品(飲料)をもらいました(それだけじゃなくてお昼までご馳走になりました。ありがとう!)。過酷な仕事に従事する蔵人が飲んで健康を維持したという、野菜、果物、穀類、和漢草、山菜などを酒蔵に住み着いている酵素で醸した植物エキス発酵飲料だそうです。何だかすごい体に良さそうなものなので、嬉しいです。効果も楽しみ。早速飲んでみたら、甘くて濃くてシロップみたいな感じ。お湯で割るとちょうど良く、美味しく飲めました。これを朝と夜に飲んで健康を目指します!

やはり医学的な治療も大事ですが、コツコツ体質や環境を変えることも大事ですよね。それがなかなか出来ないんですが(ダメじゃん。笑)。

とか云いつつ、薬バナ。イミグラン。これはグラクソ・ウェルカム社(社名変わるそうですが忘れました。確か人名がついた。そして長かった。笑)から出た新しい片頭痛の薬。要はスマトリプタンなんですが、新聞紙上で治験募集したときは本気で参加しようとしてグラクソ・ウェルカム社のHPにアクセスしたくらい(笑)気になります。効果があるなら試してみたい。イミグラン、今は注射薬なんですが、年内には点鼻薬が出るそうで、そっちも気になるー。点鼻タイプの薬って初めてなので(笑。治験も確か点鼻薬だった)。でも鼻の粘膜から薬を吸収させると云うと、スナッフィング(麻薬などを煙や粉末にして鼻の粘膜から吸収する方法)を思い出しますねえ(笑)。

2001/02/08 キスをするような気持ちでいい 心の勇気殴りつけて

今日も病院に行ってきました。6日にがんセンターが入って行けなかった市大病院ペインクリニック。何となく頭がじくじく痛み始めていたのでちょうどいいタイミング。

星状節神経ブロック(SGB)。今日はいつもの先生ではなく、新しい先生が注射してくれたんですが、慣れてないのか針を刺すのにも時間がかかるし、刺した後もちゃんとした刺入点を探しているし。い、痛い…。神経に障る(←本当にフィジカルな意味で)痛みなので、皮膚に何か刺さるとか、切れるとかそういう痛みとは違って、普段意識しないところに鋭い刺激が走るので痛いし、ショック大きいし。涙が出そうでした…。結局もう一度注射し直したりして、終わった後は緊張と痛みにぐったり…。

目に見えない体の内部に、しかもちょっと注射する角度や深さが違っちゃうと大変なことになってしまう神経に注射出来るんだから先生ってすごいですよねえ。知識だけじゃなくて経験とかカンがないと出来ないじゃないですか。ある意味職人技。そう分っててもやっぱり上手な先生に注射してもらいたいなあ(笑)。

薬はデプロメールとデパスを貰いました。スマトリプタンは先生が違った所為か話にも出なかったです。まあSGBが効いているのでいいんですけど。次回は再来週。ペインクリニックと形成外科。形成外科は初めてかかる科なのでドキドキ。何か予習しておいたほうがいいかしら(笑)。

2001/02/07  逆風に向かい手を広げて壊れてみよう僕たちは希望のクズだから

昨日はがんセンターで造影MRI検査を受けてきました。頭部なんですが、MRIというのは磁場が発生するものなので金属類は喩え洋服のファスナーだろうとタブーなので検査着(貫頭衣みたいなやつ。可愛く云うとワンピース。笑)に着替えて、あとはもう台に横になってるだけ(笑)。頭が動かないように固定されて、機械のなかへ。狭いトンネルのなかに足までスッポリ入るので閉所恐怖症の人はすごい嫌だそうですが、私は全然平気。むしろうすぼんやりした白い壁が目の前イッパイに広がっているので何だか眠くなってくる…(笑)。
そして検査が始まると本当に眠ってしまう(笑)。MRIって撮影しているあいだ、工事現場の掘削機械みたいなものすごい音がするのでかなり煩いんですが、それでも眠ってしまう(笑)。胎内回帰願望が満たされるから?(笑)途中で造影剤注射した時に目が覚め、造影剤注射の痛みと違和感に慣れるとまた夢の国へ。まあ検査が苦痛じゃないのはいいことですが、毎回毎回すやすや寝ているのもどうよって気がしないでも(笑)。

でもやっぱり病院に行って、検査を受けるのって疲れますねえ。その後何かをする気力がなくなりますもん(別に威張ることではないですが)。造影剤を入れた影響もあるんでしょうが、やっぱり慣れた検査とは云え、心身ともに緊張するものがあるんでしょうねえ。会計待ちのあいだ、自販機のカフェオレ飲みながらまったりしてしまいました。ふう。

この検査の結果は一ヶ月後の診察で分ります。主治医は匙を投げているのか何なのか(笑)私が飲んでみたいと云った薬は何でも出してくれるし(さすがにオピオイドはダメですが)何処でも紹介状書くと云ってくれる人なので(いい人なのかそうでないのか。笑)何か新しい薬でも貰おうかしら、と思ってたり(笑)←この前書いたことと矛盾してる。

そうそう、がんセンターは医局棟が新しく出来たり、診察券が新しくなったり(磁気コードがついたやつになった)色々変わってました。割と古めの病院なので快適になるのはいいことですが、どうせなら私のいるときになって欲しかったなあ、なんて。しかし品揃えを増えた売店の文庫コーナーの4分の1が幻冬文庫、さらにその半分が団鬼六先生の本というのはどうなの…?(どうなの、と思えるほど鬼六先生について知っている自分もどうなの←ひとりボケツッコミ)術前処置(←わかるひとだけわかってください)が絶対嫌になると思うんですが。…どうなの…?
がんセンターはかわった…。

2001/020/05 さあ手をつないで 僕らの今が途切れないように

変わったこと、変わってないことがいっぱいあって、先のこととか焦るけど怖いけど、進んでいこうね。
私も頑張るから。

明日は半年に1回の定期検査。がんセンターで造影MRI検査を受けてきます。MRIというのは「ある種の原子核を定磁場に置き、一定の周波数の電磁波エネルギーを与えると共鳴現象を起こすので、このとき放出されるエネルギーを信号として取り出し、コンピューターを用いて断層像を描き出す方法」だそうで、磁気共鳴映像法とも云うそうです。が、私にとっては「CTよりすごいやつで、脳と一緒に眼球の断層像まで写ってて面白い」というようなもの(所詮文系。笑)

造影剤というのは病変部や臓器を映りやすくする為に血管に入れる、ガドリウムや鉄を含んでいる薬。マグネビストシリンジ。普通は特に副作用があるわけではないんですが、注射ミスをすると腕が腫れます。私は初めてやった造影MRIでミスられて、見事に右腕を肩から手首まで同じ太さにされました(ちなみにがんセンターではない。某記念病院)。どういう作用なのか知りませんが、腕が固く腫れちゃってるので肘は曲がらないし、洋服の袖とおらないし。まるで丸太(笑)しかもその腫れ、3日間は続きました。脳腫瘍宣告よりも周りの人に可哀相がられたりして(笑)。あれはホント参りました。その1回以降そういう変な事態にならないので笑ってられますけどねえ(でも本当はそこの病院名出したいくらいムッカリしてるんですけど未だに。笑)。

検査は約40分で長めなんですが、私はただ動かずに台に横になって機械のなかに入ってればいいので楽チン(笑)おまけに頭部なので食事制限もないし、痛みは造影剤の点滴の針を刺すとき、造影剤が血管に入ってくるときくらいですし。

それにまあ慣れた検査ですしねえ(笑)。でもこの日の予約を入れたときには「仕事休むの午前だけで済むように朝イチにしてもらおう」と思ってたのが余裕で通える状態になってるとはねえ、予想外って云うか私の人生計画通り事が運んだためしがないって云うか(笑)。

2001/02/04 やがてすぐ飛べるようにあがきまわろう

節分。豆まきは出来なかったんですが、豆を食べて、太巻きをまるかじりしました。ちゃんと南南東の方を向いて、がぶりと(笑)。年女なので気合満々。福が来るといいなあ。私の場合その前に厄が出て行くといいなあって云うか(笑)。

神経ブロックの効き目はなかなかです。前の吐くほどの痛さが嘘のよう。あとは何処までこの効き目が持つか、ということです。中6日で病院に通うのはやはり大変です、時間的にも体力的にも、そして何より経済的にも…(笑)。だって神経ブロックって1回1000円ちょっとかかるんですよ、それに2週間にいっぺん薬がつくと合計5000円以上…。さらに交通費も結構しますし、一ヶ月の医療費のすごさと云ったら…(涙)。効果がある治療の値段に文句云うのってどうかと思いますが、やはり金がかかるのはやだし。仕事やってるあいだ数ヶ月間、神経ブロックなくてもやってこれた時期があったのを思い出して、もうちょっと病院通いを減らしたいなあ、と考えてます。生活のなかで病院が占める割合を色々な面から減らしていきたい。

不定期ドキュメンタリー「免許取得への道」(笑)。
毎日教習所に通っているので、一段階よりは進歩が早いです(一段階が遅すぎたという説もあるけど)。でもやっぱり項目をすぐにクリア出来なかったり、いつも同じようなミスしちゃったり、しょんぼりすることも多いです。路上でのミスってそのまま他の人の危険や迷惑になるので落ち込みが大きいんですよ。あんまりミスってると運転が怖くなっちゃいそうですし。辛いです。でもこの前、教官に「ギアチェンジすごい練習したでしょ、上達したのが分る」と云われ(あ、私無謀にもMTっ子です。笑)すっごい嬉かったですねー。その一言でギアに対する苦手意識や変な意識がなくなりました。そしてMT車の醍醐味が分ってきたような気が(←図に乗るな。笑)。とにかくもう少しなので、より一層神経を使って(笑)頑張りたいと思います!

教官との心温まるエピソード(嘘)。スキンヘッドの教官が「俺、怖く見えるから教習生にビビられちゃってさ」とボヤいていたので、「全然怖く見えませんよ」とか親身にスキンヘッドを称えたら喜んでいた。私がスキンヘッドを称える言葉には説得力があったんでしょう、だって私もスキンヘッド経験者ですもの(笑)。←手術の為に剃りました。二十歳の夏のメモリーです(笑)。

2001/02/02 きっと昨日など縋りつけない速さですりぬけるよ 遠く険しい谷間を

サーバートラブルに翻弄されているうちに、気づけばもう2月です(笑)。

一昨日の話になってしまいましたが、麻酔科外来=ペインクリニックに行ってきました。どういう訳か研修医とおぼしき人がたくさんいてビックリ。そしてプチっと居心地悪い。先生と向かい合ってるところを真剣な顔で取り囲まれ、挙句教材扱いされるんですもの(笑)。自分の症状や処置あれこれを専門用語で聞くのはなかなか興味深かったですけどねえ(そうしてまた要らない知恵をつけていく私。笑)。

診察内容。星状節神経ブロック(SGB)をしました。効果も結構出てます。かなりいい感じです。注射前の痛さを10とすると、今は6、7って感じですから。いい感じ。嬉しいな。また中6日ペースでSGBを受けていくので、そうしたらペインフルライフの時期が来ても痛みの加減が良くなるかも。期待。

薬は、とりあえず今回はSGBの効果を診る為パス。でも先生としてはデプロメールはいい薬だから服用した方がいいと思ってるみたいですね。デプロメールの効果があるのかないのかいまいち分らない、と云ったら心なしか哀しそうな顔なさってた(笑)。でも確かにデプロメール(SSRI)って色んなところで画期的な効果をあげていると聞きますし、痛みがひどくなった時期とデプロメールを飲まなくなった時期って被っているので、もしかしたら私にも効いてる薬なのかも。次回は必ず貰おう(笑)。

薬と云えば、片頭痛の特効薬として最近日本でも認可されたスマトリプタン、これも今回はSGBの効果を診る為にパス。でも本当の処はこの頃頭痛で受診する患者さんがいないから、病院に在庫があるかどうか分らないかららしい(笑)。それでいいのか大学病院。でも今回SGBで効果があったからスマトリプタンはやらないかも。やってみたい気はありますけどねー(笑)。

ペインコントロールって云うんでしょうか、自分である程度症状を改善出来る、その方法を知っている、というのはすごい心強いです。このペインクリニック外来というのは医者に勧められたとかじゃなく、私が自分で本を見たり、他の患者さんの体験など聞いて知り、病院も自分で調べて探したものなので、「私はこの病気を克服する為に何か出来る」という自信にもなってます。
以前通っていたペインクリニックのカガワ先生は、「薬を飲んだからって何でも君の思うとおりにはならない」と云いましたが、私は思うとおりにしたいし、その為にならたくさんの薬を飲むことだって構わないし、どんな治療でも受けるつもり。だって私はこの体で生きていかなくちゃいけないし、生きていくなら楽しく幸せになりたいし。病気を克服する、とまではいかなくても病気を抱えて生きていくってことはそういう努力をすることだと思ってます。
それが病院や薬なしで出来れば一番いいんでしょうけども。

新展開(笑)。形成外科にかかることになりました。
何故形成外科と云うと、傷跡を診てもらう為です。私には手術やら処置やらの傷跡が色々あるんですが、その中で手術中点滴の管を入れていた傷跡が首筋にあるんですよ。別にすっごい汚いとか大きいというわけではないんですが、そのまま人目にさらすのも何なので、いつもバンソウコを貼ってるんですが、そうすると無駄に意味ありげ(笑)に目立つんですよ。それに医者はすぐ「傷跡を気に病んでる」とか云って心因性を云々し始めるし。それでもまあ私は一応気にはしてるけど(だって女のコだしっ。笑)気には病んでないんでそのままほうっておいたんですが、今時間的に余裕があるんだから形成で診てもらって、傷跡を綺麗にしてもらおう、と。
もしかしたら他の人や医者が云うように無意識で傷跡のことが精神的負荷になって良くない影響を及ぼしているかもしれないし、闘病ライフのいい区切りになるかもしれませんしねえ。よく考えたらそんなに忌避するほどの理由もないのでかかってみます(笑)。でも傷跡を消す為に全身麻酔手術をする、とか云われたら逃げます(笑)。全麻(全身麻酔のこと。慣れた云い方がいやですねえ。笑)はもう勘弁!


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