2000/11/30 新感覚

教習所、昨日今日と技能講習で、生まれて初めて車を運転したんですが、いやあ車って乗るのと運転するのとじゃ大違いですねえ!(当り前)。車があんなにナイーブで感覚的な機械だとは知りませんでした。ちょっとアクセル踏む足に力を入れただけで、がーっと加速してしまうし(でもメーターみたら30キロ程度。笑)、それで慌てて足の力踏むとすぐ止まってしまうし…。もう、気難し屋さん!!(笑)

私が下手っぴだからでしょうが、感覚と意識と動力系がなかなか一致しない。まるで巨大ロボットを操縦してるみたい(って巨大ロボット操縦したことありませんが。笑)。すごい!面白い!(大興奮)。難しいけど、上手くなりたい!!

(何か免許持ってる方には「何云ってんだコイツ」的な内容ですね。初心者なので何見ても何しても驚いてしまうんです。笑って見守っててやってください)。

ただ思いっきり緊張しているのと、急発進・急停車、ふらふら走行で変な重力と揺れが加わるので(下手っぴなんですもん…。笑)、50分の教習が終わると車酔いで気持ち悪くなって、顔面蒼白になってしまいます(あと足と肩が痛くなったり←キバリすぎ。笑)。
私はもともと三半規管が弱くて車酔いしやすい体質の上に、腫瘍が出来た部位も聴覚や三半規管に影響を及ぼす部位なので、余計へろへろになってしまいます。うう…。トラベルミン(乗り物酔い止め)飲もうかな…、ってすぐドーピングに逃げる考えはやめようと決めたのに。
体が自然に馴れるのを待とう。その頃にはもっと運転技術が上がってる筈ですし!(笑)

ああもう明日はカレンダーをめくる日ですねえ。めくったそこは今年最後、そして20世紀最後の月。
心を新たに、さあ頑張ろう。

2000/11/27 考えたって仕方ないことだからって考えないわけにはいかないこともある

「脳に効く快楽のクスリ」という本を読んで、改めて神経や脳に作用する薬の恐ろしさに気づきました。ペインクリニックで出される薬は「痛みに対して心が身構えることによって痛みを感じる気持ちが強くなるのを防ぐ」とか「痛みを感じる度合いを小さくする」と云う薬なんですけど、薬理学上は精神安定剤だったり、抗不安剤だったりするわけですから、長く飲み続けて体にいい筈がない(カガワ先生も同じこと云ってたんだけど、やはりこういうのは自分で納得理解しなくてはダメなんですねえ。笑)。

それで遅ればせながら薬の服用量を減らしてみることに。今ちょうど何処の医者にもかかってないし、これを機会に病院から離れた生活してみるのもいいかもと思ったのもあって。でも現実は、頭が痛くなればほんの少しの効き目でもいい、気休めでもいいから、と薬を飲んでしまうのですね。我慢してじくじく考え続けるより、薬を飲んでそれ以降はそのことを忘れるって方が健康的(痛みを軽減するのにもいいだろうし)なので飲んでしまった薬については深く考えないようにしてるんですが(これが「喉もと過ぎれば…」というやつ?笑)なるべく飲む機会が減るといいなあと思います。ホント怖いんですよ「脳に効く快楽のクスリ」に書いてあることって!

2000/11/25 僕らの流儀で一歩ずつ

行ってきました教習所。初日の今日は説明と心理テストみたいなものを受けて(こういう質問っていちいち裏を勘繰ってしまう。「これにマルつけると『衝動性が強い』とかチェックされちゃうんだろうなあ」とか。笑)シュミレーション講習。計4時間。時間割を作ったり、私語禁止の注意があったり、何だか予備校に通ってる頃のことを思い出してしまった(思えば遠くに来たもんだ。笑)。

本格的な教習と実習は来週からバリバリとやる積もり。仕事帰りに大丈夫か、といつものように体力的な不安を感じないでもないけど、仕事だって何だかかんだ云って2ヶ月無遅刻無欠勤で通えてるし(家族の皆は絶対途中で通えなくなると思っていたらしい)何とかなるんじゃないかと思ってます。
あとは気持ちの持ちようの問題。

病気をしてから今までは、体のことがとても不安だったし、実際弱かったので、大事に大事にしてきたけど、これからは何でも思い切って飛び込むくらいの気持ちを持って行動しようと思っています。
今までの療養モードは当時の私には必要なことだったので今更惜しんだり悔やんだりはしませんが、でもいつまでもそうしているのは単なる怠惰になってしまうし、何より私の人生が勿体ない。生きてるんだから少しでも幸せに楽しく生きなくちゃ。

喩え途中でダメになっても、何か行動を起こしてダメになるその時点までは頑張れたと云うことはきっと私の自信になるし、次の行動の指針にもなると思います。毎日がリハビリテーションという気持ちで、少しずつでも動けるようになりたい。

今が一番速いから、考える前に動き出そう。

2000/11/23 休日

今日、目が覚めたのは午後1時…。休みだからいいんだけど、自分は早寝早起きで寝起きがいい人だと思っていた私はプチっとショックを受けました。それでもまだ眠いし…。
病気をしてから毎日時間通りに何処かに出掛けるというのは初めてのことなので(学校も1勤1休ペースだったし、一週間に出掛けるのは通院だけなんて時もあったし)相当疲れているんだろうなあ。でもここまで眠ると逆に健康に悪いような気もします。何より時間の無駄使いって感じ。反省反省(最近休みというとこればっか)。

でも久し振りにワイドショーを観れて楽しかった(笑)。花田家は相変わらず大変そうだなあとか(笑)。

2000/11/19 教習所物語

私もようやく教習所に通うことになりました!こんなことに胸いっぱいになってるのは今まで教習所に通おうと思うと入院したり、骨折してみたりと不運が続いていたカラ…。でも今回は無事に通ってみせますとも!
仕事帰りに途中駅で下車して教習を受けるので体力的に不安を感じないでもないですが、でも免許欲しい気持ちが強いので何とかなるでしょう。
あーどきどき!とは云っても講習を受け始めるのは日程の都合から土曜日からですが。

200/11/17 風の激しさもこの背中後押すように

ボルタレンがインフルエンザ脳炎などの症状を悪化させ、死亡率を高くする可能性があることから使用中止になるかもしれないというニュースに動揺中の私です…。カガワ先生、ボルタレンはポピュラーな鎮痛剤で、ロキソニンより安全で効くって云ってましたよね…。どういうことよ…。
しかもボルタレン効かなかったし(私は)。悪いことばっかりじゃないですか(どろーん)。
しかもちょこっと観た薬の本でトフラニール様が「子どもの夜尿症の治療に使われる」と書いてあったのを観てさらに動揺と不信感が募っていく…。何なの…何なのよもう…。
もう1回くらいカガワ先生のところに行くべきかもしれない…。訊きたいことがいっぱい…。

医者は万能ではない。だからこそ患者は自分の受ける治療や薬について知識を持っていなければならないと思います。あとで医者を恨んだり、自分の選択を後悔したりしないように。
またそうやって怖い事実や嫌な現実を見ることになっても前向きに積極的に病気に取り組む姿勢というのが闘病には必要だと思うし。

医者は嫌な顔するけど、嫌な顔する医者は大抵知識がないと思って患者をなめてるとしか思えない治療をしているんだよな…。同じ効果だけど、違う商品名の薬を出してみたり、精神安定剤だしてみたり。

結局私が知識を身に付けようとするのは、医療に対する不信感か…。
ちょっと自己嫌悪。

2000/11/13 君自身知らない、君という効果

最近気になっていたのが、さかんにCMしている頭痛薬「タイレノール」。
片頭痛の特効薬としてスマトリプタンとか塩酸ロメジンが認可されたから、それを商品化したものかと思ってたんですけど、HP見てみたら主成分はアセトアミノフェンだそうで、それなら今まで市販されてきた薬と較べて、すごい新しいものでもないんですねえ…(関係者の方もし万が一いたらすみません)。
あ、でも胃に優しいって云うのはいいですよね。頭痛薬の肌の荒らし方は乙女の敵です、ホントにすごいんだから。

タイレノールが気になったのは効果もそうですけど、いかにも薬って感じの青白のカプセルもだったりして…(プチ薬マニアの私。笑)。でもあれは本当にカプセルではなく、カプセル状のコーティングだそうで。ああいう見た目の方が受けがよかったとか。やっぱり薬も箔というか「それらしさ」というのは重要なんですね(ビジュアル的なプラシボ効果?)。
そう云えば、入院中に飲まされたカプセルは3センチもあろうかというデカさで、半分が真っ黒、半分が透明で、漢方薬のえもいわれぬ、アヤシげな顆粒の色が透けて見えているという大層禍禍しい見た目(笑)で、飲むのにすっごいためらった覚えがあります。見かけは重要です、やっぱり(変な結論)。

薬の話で思い出しましたが、先日別れを告げた(一方的にですが)カガワ先生と合わないな、と思ったのが薬についてでした。カガワ先生は、あれこれと次から次へと出てくる症状を抑えるために薬をあれこれ飲むのはおかしい、健康的じゃないと云ってました。
でも私は症状をコントロール出来るなら薬を大量に服用するのも構わないと思っている。
結局カガワ先生はペインクリニックの先生なんだけど、プライマリーケア的な考え方、治療をする人だったんだな、と今になって気づきました。治せる、という治療方針をする先生と会ったのは久し振りだからそれは嬉しかったんですけど、やっぱり根本的に向いている方向が違かったわけです。

あら結局またカガワ先生に叱られそうなことばっかり考えていますねー(笑)。嫌な患者だよ、私(自覚はある)。

2000/11/09 月を見上げて空の本当の高さを知る

今通っているペインクリニック、1ヶ月目なんですが早くもお別れになりそうです。

今日診察を受けて、やはりカガワ先生と合わないということがよく分りました。根本的に考え方が違う。
私はこの病気はもう原因があってないようなものだから完全に治療することは無理だと思っていて、とりあえず日常生活を円満に送れるような対処療法が出来ればいいと思っているんですが、カガワ先生はトフラニールで絶対治ると思っている。そして私にはトフラニール様絶対主義が理解出来ない(笑。笑いごとじゃないんですが)。

トフラニール様でたとえ頭痛が治まったとしても、副作用の吐き気や眩暈が出ては、私は意味がないと思う。先生はそれでいいと云う。
「だって君、頭痛を治したくて相談しにきたんだろう」
ってそうですけど…。じゃあ、私の日常生活はどうすればいいんですか…。
治療がうまく行けばその他のことは黙殺する生活感覚のなさはまるで大学病院の先生。

あとペインスケールの受け止め方でも根本的かつ決定的な違いが。
私もカガワ先生もペインスケールを0にするという目標は同じなんだけど、スケールが4の時の反応が違う。私は4でも何でも痛いものは痛いし、日常生活の支障になるから困っているんだけど、カガワ先生は「それは気にしすぎ」と云う。

ペインクリニックと云うのは「今そこにある痛み」に対処する為の治療をする科であり、原因を解明するのが目的のはずなのに、「そこにある痛み」を「気のせい」と云う診察は意味がないと思うのです。(その手のことは内科やら外科やらでさんざん云われましたさ!←脳腫瘍のおかげで病院のほぼすべての科にかかった)

別にカガワ先生が最後の望みの綱でもないし、しがらみがあるわけでもないし(主治医から紹介されたとか)考えが合わない医者とはさっさと離れるのがベストだと過去の経験から思うので、カガワ先生ともこれでさようならです。

とりあえず貰ってきた2週間分のトフラニール様で凌ぎつつ、何か別の治療法を探すことにします。

心因性に原因を求める考え方はナンセンスだと思いますが、病気に対して真面目すぎるというのと、手術や病院をたらいまわしにされた経験から医療に対して警戒心を抱いている上に知識を身に付けているというのが問題だと云うカガワ先生の指摘は、確かに一理あるかも、と思いました。

次の医者と治療が見つかるまで、病気と自分と医者との距離について考えておこう(ってそれがいけないのか!笑)

2000/11/04 君と僕と夜空

今日は古くからの友達と会って晩御飯を食べることに。この人(今のアダナは「マアチャン」)と私はいわゆる腐れ縁と云うやつで、中学以来10年の付き合い。年に1回しか会わないのに(電話はするけど)何が合うのかお互い謎。
しかもこの人には前回「集中豪雨の警報が出て電車が止まるから」と云う訳のわからない理由で(でもマアチャンは本気で云ってた)ドタキャンされたので、もう二度と会わないと怒っていた筈なのに、おまけにその日も30分も遅刻されたと云うのに(私はB型の割に時間にとても厳しいタイプ)会ってしまった。恐るべし腐れ縁。

つぼ八で飲み食いして、2時間ほどカラオケ。ハーゲンダッツのアイス食べてマアのJフォン(カラー)で遊ばせてもらいました(マアはそのJフォンのことを「店員に騙されて買わされた」とかまた訳のわからないことを云っていた。本当はiモードを買いたかったらしい)。何だかよく分らないながら結構楽しかった。さすが10年の腐れ縁って云うか?

でもマアに仕事が何で何処に通勤しているか教えてない私。だってマアが興味津々で知りたがるからツイ天邪鬼を起こしましてね。悔しがって意地でも聞き出そうとするマアが面白いから、もうしばらく秘密にすることにしました。焦れろ焦れろ。イヒヒ。

それでも僕ら10年来の仲良しさ!

2000/11/03  見つからないものは私の中に 輝くものをなくさないように

かなしい出来事は新しい世界に行きなさいということなのだと思うようにしよう、でも気持ちだけ前を向いているというのは無意味だし、無理なので何かを始めよう、何か自分を変えるようなことを。
そう決意したのに今日は11時30分くらいまで泥のように眠りこけてるし、起きた後も具合が悪いのをいいことに(日本語として変だが)だらだらと過ごしてしまい、今に至る次第です。
ちょっと反省。

2000/11/01 現実という名の憂鬱

かなしい出来事は今も私のなかで続いていてかなしくて辛くてたまらないんですが、考えても私にはどうすることも出来ないので(どうにかするチャンスさえ与えられなかったことがやるせなくてこたえる)もう考えないようにします。って絶対ぐじぐじしてそうだけど(今してるし)誰かや自分を憎んだり恨んだり責めたりするのはもっとかなしくなりそうだから。

社会人になったので扶養家族から抜けることになり、年末が近い時期ということもあって国民年金とか健康保険とか面倒くさい手続きに一気に襲われる私。おおう…。今までぬくぬくとぬるま湯に浸っていたからなおさらこたえるよ(この程度でこたえているあたりがカナリ甘チャン)。

年金はともかく、健康保険に関しては最低でも月に2回は病院のお世話になる私としては絶対欠かせないものなので、さっさとしっかり手続きしなければならないのですが、面倒くさすぎる…。考えるだけでうんざり。

トコロデ、ペインクリニックの先生が絶大な自信を以って勧めるトフラニール様の威力はいかほどのものか、と云うと(いや1週間後にはペインクリニックに行かなくてはならないので自分なりに症状とトフラニール様の効果を確認しておこうと思いまして)何かものすごく気持ち悪い…。
この頃疲れが出てきて体調が悪いので、それが原因なのかもしれないんですが、毎日軽い乗り物酔い状態が続いています。唐突に「うっ」となるので(汚くてすみません…)傍から観るとつわりと云ったところでしょうか。「…三ヶ月になるの」「俺の子か…!?」、それは昼ドラですが(笑。好きねえ)。

いや実際人前でなると、周りの人が心配するのと引くのと半々で、申し訳ないやらいたたまれないやらです。恥ずかすい。それに立ちくらみで転んで骨を折った過去を持つ私としては、よろっとするのがすんごく怖いです…。一度階段の途中で「うっ」となって、そのはずみで1、2段踏み外した時は冷や汗をどっとかきました。怖かった…(でも本当に怖かったのは私の後ろを歩いていた人だっただろう。転げ落ちてきたら間違いなく凶器だからな、私…。笑)。

頭痛の方は、確かに前みたいに動けなくなるほど痛くなるってことはありませんが。ペインスケールで云うと、前が8で今は痛くても5、4くらい。おお効いているのかトフラニール様。でも全体としてあまり調子がいいとは思えないと云う。コレはどうなの、トフラニール様。そしてカガワ先生(実名報道)。

 


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